2007年10月から提供を開始した新しいタイプのORACLE MASTER、「ORACLE MASTER Expertプログラム」に引き続き、最新データベース対応の「ORACLE MASTER Oracle Database 11g」が2008年2月より提供開始となりました。そこで気になる新資格の誕生背景、認定内容などを徹底的にお伝えするセミナーを名古屋、福岡、大阪の3都市にて開催です。
本セミナーではORACLE MASTERにご興味のある技術者の方々を対象に、ORACLE MASTERの新資格の紹介に加え、最新製品 Oracle Database 11gの数多くの新機能中から、IT技術者として押さえておくべきポイントをご紹介しました。
中部支社長 井川 義弘よりご来場いただいた皆様へのご挨拶を皮切りに、Oracle Database 11g新機能ダイジェストセミナーがスタートです。
日本オラクル オラクルユニバーシティ システム研修部
担当シニアマネージャ 鈴木 健吾
最初のセッションでは、「データ・リカバリ・アドバイザ」、「データベース・リプレイ」、「フラッシュバック」など、Oracle Database 11gの多くの目玉機能の中から6つのトピックを厳選してご紹介しました。限られた時間の中でしたがセミナー後も質問を頂くなど、技術者の方々のOracle Database 11gに対する関心の高さが伺えました。
「他の機能についてももっと聞きたい!」「マシンを使って11gを体験したい!」という方は是非「Oracle Database 11g: 新機能」をご受講ください。
日本オラクル オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
担当シニアマネージャ 西部 正義
二つ目のセッションの最初はORACLE MASTER Oracle Database 11gのご紹介です。顧客の課題解決のために数多く追加されたOracle Database 11gの新機能。その新機能を扱える技術者の証がORACLE MASTER Oracle Database 11gです。本資格も前バージョン同様Bronze、Silver、Gold、Platinumの4つの認定レベルに分かれており、2月29日リリースしたGoldの10gからの移行試験を皮切りに、他の認定レベルについても順次提供していきます。また10gから本資格Goldへの移行パスについては、新規Gold取得時に必要である要履修コースの受講が免除になるなど、いち早く11g技術者へのアップグレードが可能となりますので、是非チャレンジください。
その次に昨年10月よりリリースを開始したORACLE MASTER Expertプログラムのご紹介です。Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)は高い可用性を備えたシステムを低コストで実現することができるため、規模を問わず様々なシステムで採用されています。そのOracle RACの高い技術力を証明する資格「Oracle Database 10g:Real Application Clusters Administrator Certified Expert(10g RAC Expert)」のニーズは今後ますます高まってくると言えるでしょう。また「Oracle Database 10g:Managing Oracle on Linux Certified Expert(Oracle 10g on Linux Expert)」では需要の高まるLinux OS上でのOracleデータベース運用に必要となるメモリチューニング障害発生時の調査方法などについてのスキルを認定する資格であり、非常に実践的な資格です。このようにORACLE MASTER Expertは従来のDBAのスキルを核に今注目の専門分野における「とんがり」を証明する専門家資格です。
本セミナーでは人材育成のご担当者を中心に、ITエンジニアに求められるスキルがどのように変わってきたのか、またその変化を受け、人材育成をどう考えていくべきかについて、新資格紹介を交えてオラクルからご提案いたしました。
九州支社長 吉田 淳よりご来場いただいた皆様へのご挨拶を皮切りに、求められるITエンジニアとは?そしてそのような人材を育成するにはどうすればよいのか?をテーマにセミナーがスタートです。
日本オラクル オラクルユニバーシティ
執行役員/本部長 保々 雅世
最初のセッションでは、めまぐるしく変化するIT業界の中で、ITエンジニアがどのようにスキルアップしていけばよいのかについて、ご提案しました。特にデータベース管理者(DBA)については、多様化するビジネス課題を解決するキーパーソンとして注目を集めています。例えば、現在企業が進めている内部統制や日本版SOX法への対応においても、情報資産管理に対するDBAの豊富な知識や洞察力で、データをどのように統制すべきかを判断し、ソリューションの構築時に考慮すべきセキュリティ要件を把握することも可能となるでしょう。このようにDBAはもはや「データベースの運用・管理」という殻を破り、直接ビジネスに貢献して新たな価値を創造することができる可能性を持っています。そのためにも、今あるスキルを活かしながら、ミドルウェア領域に知識を広げたり、下流工程から上流工程へと知識を広げ、コンサルタントとして活躍するなど、スキルを積み重ねることによるスキルアップ方法が重要となってきます。Oracle Universityではこの「スキルの積み重ね」を支援する研修コース、資格をご提供することにより、求められるITエンジニアの育成を積極的に支援していきます。

株式会社日立システムアンドサービス
第三事業グループ ネットワーク・セキュリティソリューション本部
プロフェッショナルサービス部 第1グループ(NPS1G)
竹村 浩二 氏
2つ目のセッションでは、2007年度のPlatinum of the Yearの株式会社日立システムアンドサービスの竹村浩二氏が登壇し、技術者としての経歴からオラクルと出会い、資格取得に至る経験が紹介されました。竹村氏は、ホストの運用管理からスタートしオープン系へのシフトが起こると感じ、自費でWindows NT環境を購入して勉強を始めたとのこと。さらに、運用管理よりも新規構築をやりたいという考えから転職を決意、転職時に自分のスキルをアピールするためにも、マイクロソフトやLotusの上位の資格を取得していたそうです。
そして、1999年11月に現在の会社に転職、最初の仕事はPL/SQLのデバッグ作業。この段階では竹村氏曰く「オラクルに関してはずぶの素人」だったため、ここでもまた自費でPL/SQLの研修に参加し勉強したそうです。その後半年あまりでORACLE MASTER Platinum8、8iの資格を立て続けに取得。その後も資格取得を継続し、ORACLE MASTER Platinum Oracle9i DatabaseおよびORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10gを第1号受験で合格。また現在ではOracle Database 10gのRACの構築、設計などに数多く携わっていることから10g RAC Expertも第一号受験で合格。さらにはOracle Database 11gの案件をいち早く獲得するために、先日リリースされたばかりのORACLE MASTER Gold Oracle Database 11gも一番乗りで取得されました。また資格が仕事にも活かされ、「優秀なOracle技術者を担げばひっくり返せるかもしれない」と言われて参画した案件では形勢逆転で受注したこともあったそうです。
そして会社の取り組みについてもご紹介いただきました。2004年に上場するにあたり、「会社としての強みは何か」「どこに経営資源を投入すればこれまで以上にビジネスを推進できるのか」の結論が「人」だったとのことです。そこでORACLE MASTERの取得を会社で推進した結果、Oracle AwardやORACLE MASTER Awardなどを立て続けに受賞。結果、「オラクルといえば日立システム」というブランドを市場に認識していただけるようになったとのことです。そして最後には、技術者の方々を「一緒にスキルアップしていきましょう」激励するとともに、会社としても是非サポートをしてあげてくださいと呼びかけていました。
日本オラクル オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
シニアディレクター 杉山 真理子
三つ目のセッションでは、名古屋でのセミナー同様、IT投資の8割を占めると言われる運用管理・維持コストを大幅に削減するための新機能を搭載したOracle Database 11g対応の新資格ORACLE MASTER Oracle Database 11gとDBAスキルの「とんがり」を証明するORACLE MASTER Expertプログラムをご紹介しました。ORACLE MASTERは「営業上の効果が高いベンダー資格」として高い評価を集めている資格であることもご紹介しました。
竹村氏の話にもあったように、高い技術力をもつエンジニアが案件を成功へと導きます。ORACLE MASTERは「営業上の効果が高いベンダー資格」として高い評価を集めおり、エンジニアの高い技術力を社外に証明するための有効な手段と言えるのではないでしょうか。
関西支社「なにわオラクル倶楽部」会員の方を対象に、注目のOracle VMおよびOracle Enterprise Linux、ORACLE MASTER新資格をご紹介しました。 セミナー来場者数は「熱血!なにわオラクル塾」200名を越し、過去最高を記録しました。
関西支社長 茂木 正之よりご来場いただいた皆様へのご挨拶を皮切りに、関西で活躍されるエンジニアのための技術セミナーがスタートです。
日本オラクル株式会社 製品戦略統括本部
Linux & Virtualization ビジネス推進部 北嶋 伸安
※ セミナー内容は「なにわオラクル倶楽部」のHPでご確認ください。(会員登録が必要です。)
日本オラクル オラクルユニバーシティ
執行役員/本部長 保々 雅世
※セミナー内容は「今必要とされているITエンジニアとは ~技術者育成のための新資格ご紹介~(2008/3/17 福岡)」レポートをご参照ください。

関電システムソリューションズ株式会社
技術サポート本部 技術部 プロジェクトマネジメント室
システム技術支援グループ テクニカルスペシャリスト
松添 隆康 氏
3つ目のセッションでは、オラクルの最高峰資格ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g(以下、Platinum 10g)を取得された関電システムソリューションズの松添隆康氏が登壇し、技術者としての経歴からオラクルと出会い、資格取得に至る経験が紹介されました。
松添氏は、Oracle Database 7.2の頃からOracleと出会い、その後データベース管理業務に従事することになったのがきっかけでデータベース管理のスペシャリストとなるべくORACLE MASTERへの挑戦を始めたそうです。そして研修を受講して体系的・網羅的に技術の定着を図り、2003年からORACLE MASTER Silver、ORACLE MASTER Gold 9i(制度改訂前)を立て続けに取得されました。その後、システムのバックアップ・リカバリ業務を担当されたのですが、その際、今までの業務経験はもちろん、研修や資格取得で培った知識が非常に役立ったと実感されたそうです。その後も最新のデータベース知識をキャッチアップするため、研修を受講し、ORACLE MASTER Gold Oracle9i Database、ORACLE MASTER Gold Oracle Database 10gを取得されました。
また社内の技術支援として仮想化環境を導入し、OSの種類・バージョンとOracleデータベースのバージョンを組み合わせた環境を個別に構築できるようになり、RAC環境を構築することも可能となりました。そこで培った技術をもとに、Platinum 10gにチャレンジし、社内外で認められるエンジニアになろうと思ったとのことです。研修受講のほかにも、ご自身で学習環境を構築し、シナリオに基づいて実機を使った自主トレをされたのですが、その中でもやはり業務経験がPlatinum 10g取得には大切だと感じたとのことです。そして見事Platinum 10gを取得。しかし松添氏は「Platinum取得はゴールではなくスタートである」とお話されていました。
そしてPlatinum 10g取得後まだ4ヶ月しか経過していないものの、会社の中でも上層部や担当者の方々から評価されていることが実感できる他、Platinum取得者限定のセミナー(Platinum Club主催)にも参加できるということもあり、ますますスキル研鑽のモチベーションがアップしたとのこと。今後もOracle Database 11gやOracle VMなどのスキルアップに励みコンサルティング力を強化していくとともに、後輩育成にも注力し、会社全体の技術力の底上げに貢献したいと非常に意欲的でした。
日本オラクル オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
担当シニアマネージャ 西部 正義
※ セミナー内容は「11g新機能、ORACLE MASTER 11g、Expertを徹底解剖!(2008/3/13 名古屋)」レポートをご参照ください。

セミナーの後は、ORACLE MASTERはもちろん、これからORACLE MASTERを目指される方々の皆様にお集まりいただき、懇親会を開催いたしました。ORACLE MASTER新資格をいち早く取得された方々をご紹介させていただいた他、全員参加型「○×クイズ」大会では、「11gでは、ORA-54が発生するまでの時間を制御することができる。」や「Oracle DB10gを使用した世界初の128ノードクラスタを実現したのは、インドオラクルのチームだった。」などのオラクルカルトクイズで盛り上がりました。短い時間ではありましたが、会社の枠を超えてORACLE MASTERの交流の輪を広げていただけたようです。
オラクルユニバーシティでは、今後も技術者の皆様のためのスキルアップに役立つ情報提供の機会をどんどん作っていきます。どうぞご期待ください。