Oracleデータベースを徹底的に学ぶカリキュラムを導入。
授業では最新技術に集中、資格取得はプレミアム・ライブラリを活用してORACLE MASTER取得率90%を目指す!
(上段左より)室井さん、呉石先生、芦沢先生、芦田校長
(下段左より)太田さん、藤田さん、高山さん、広瀬さん
東京工科専門学校 校長
学校法人 小山学園 理事
芦田 宏直 先生
IP科カリキュラムリーダー
インターネットプログラミング科
科長
芦澤 昌彦 先生
インターネットプログラミング科
呉石 義明 先生
芦田校長:当校は「オブジェクト指向プログラミング」に注目しています。これは、少人数でも大規模なものが扱え、修正の柔軟性も高く、昨今のシステム開発には欠かせない技術です。以前は、専門学校生は比較的小規模な企業で小さなプロジェクトにしか携われないこともありましたが、オブジェクト指向プログラミングを習得すれば、大規模なシステム開発に従事でき、結果的に大きなお金を動かせる仕事に就くことができます。
芦澤先生:オブジェクト指向という技術を活用するには、適切なオブジェクト指向設計に基づいたシステム設計のできるエンジニアが必要となってきます。しかしながら、そのオブジェクト指向設計の技術を習得するのは難しく、その技術を駆使できるエンジニアも不足しています。そこで当校はオブジェクト指向に強いエンジニアの育成に注目しました。ですからオブジェクト指向プログラミング言語の代表格Javaの習得はもちろんのこと、データベースにしてもパワーのあるOracleデータベースを学ばせる必要があったのです。
芦澤先生:オブジェクト指向はWEB系のシステムやエンタープライズ系の巨大なシステムに使われます。そのシステムに使われるのは性能面、普及度からみてOracleデータベースだと判断し、カリキュラムに導入しました。また最近ではOracle Real Application Clustersの機能も搭載され、様々なシステムでOracleデータベースが活用されています。カリキュラムにOracleデータベースを採用して間違いなかったと確信しています。
芦田校長:学生に勉強させるには、教員が勉強することが大切。専門性がない教員に「勉強しろ」といわれても学生は勉強しません。そこで取り入れたのが「シラバス」を1時間毎の授業単位で詳細化した「コマシラバス」と「授業シート」による授業体制です。授業開始前に教員は10項目の習得目標を記したコマシラバスに基づいた「授業シート」を学生に配り、あらかじめ授業の中味と進行を共有します。これにより、学生は何を学ぶかを事前に把握できるため勉強に集中できますし、全ての項目を教員が時間内に教えたのかをチェックすることができます。よって教員も授業のための勉強は欠かせません。またすべての授業で小テストを実施しており、学生の理解度をこまめに確認すると共に教員の指導評価も行っています。学生への試験は教える側の試験でもあります。学校は指導力の強化にもっと関心をもつべきなのです。
呉石先生:はい、教える立場としても非常に緊張感があります。自分達が立てた各授業の習得目標をいかに展開して達成するかをコマシラバスに設定する能力が求められます。教員達にとっては毎授業のコマシラバスの設定やテスト問題作成は大変な作業ですが、コマシラバスを確実に実行することによって、我々教員達のレベルも高く維持することができています。
芦澤先生:今年からORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10g取得のチャレンジを促しています。Oracle Silver Fellowについてはすでに96%の取得率に達しています。やはりOracleデータベースに注力したカリキュラムを実施している以上、ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10gについても90%以上の取得率でないといけないと思っています。すでに昨年度は1年生の1月でBronze SQL 基礎I試験の合格者は85%近くに達しており、 その後はBronze DBA 10g試験合格を目指して学生は勉強しています。 (※合格率はすべて在籍数比であり、2007年7月にお伺いした時点でのデータです。)
芦田校長:基本的には通常の授業で網羅できていますが、足りないところは試験対策用の授業で補完しています。ただここで忘れてはいけないのは、専門学校は資格を取るための予備校となってはいけないということです。本来専門学校の役割は、学生達が仕事に就いて実践的に仕事ができる技術を教えることにあります。ですから、当校のカリキュラムからはできるだけ資格試験対策を目的とした授業を減らし、オブジェクト指向やそれに付随する技術(特にはプログラム全体の設計能力)に注力するようにしたいと考えています。
芦澤先生:はい。やはり就職を視野に入れると、客観的な指標として資格が有効であるというのは事実ですし、自分の理解度を測るためにも良い手段です。特にORACLE MASTERは企業での認知度、信頼性も高い資格です。ですからプレミアム・ライブラリを導入することで学生が資格試験対策を好きな時に自由に学べるようにし、学校の授業ではOracle Real Application Clustersのより詳細な機能を操作してみるなど、試験勉強だけでは学ぶことができない様々な最新技術を学べるようにしていくべきだと考えています。
芦田校長:究極の目標は数多くのアーキテクトを輩出することです。オブジェクト指向は、なによりも設計能力が問われます。日本のSEは、ほとんどの場合“経験”がSEを育てていますが、本来のSE人材(=設計のできる人材)には体系的で理論的な教育が必要です。まさに学校で何を学ばせるか、何を学んだかが、オブジェクト指向時代のSEに要求されていることです。その意味でこそ、われわれのカリキュラムはアーキテクトを輩出するカリキュラムになっていると思います。現在では20代後半のプログラマーの中途採用試験を新卒受験して合格する学生が何人も出てきています。理想に一歩ずつ近づいていると確信しています。
JavaやOracleなど、ベンダー系の資格に強くなれば社会に出て即戦力になれると思い、この学校を選びました。今後はIT以外の知識も習得し、ITを活かした新しいビジネスを生み出していきたいです。場合によっては起業も考えてみたいと思っています。
授業がとても濃く、市販されている教材にない内容もあるので、日々努力が必要です。今では大学生や他校の友人に聞かれ、学んだ技術を教えることもあり、努力した分、自分に技術力がついていると実感できています。
授業以外の事でも独学をし、分からないところは先生に質問して知識を深めています。先生方のレスポンスも早いため、学習がどんどん進みます。将来はオブジェクト指向について本を書き、海外でも読んでもらいたいです。
もともとITには興味がなかったのですが、校長先生の人柄、熱意に惹かれてこの学校を選びました。授業は非常に難しいですが、技術力を確実に高めることが出来ているのはそのお陰だと思っています。
夏休みでも学校で自習することもでき、先生も一人一人に対してケアをしてくれるので、勉強をするには最適の環境です。私自身は様々な技術を習得して、大規模システムの開発に従事したいと思っています。
学生の頃にOracle Silver Fellowを取得しました。新人研修ではすでに理解していることが多く、すぐに実業務につくことができました。現在はOracle データベースを使ったシステム開発に携わっており、お客様との打合せも任されています。
学生の頃にORACLE MASTER Silver Oracle9i Databaseを取得しました。特に試験対策をしたわけではなく、学校の授業を中心に勉強していました。新人研修での課題としてシステム構築をしているのですが、データベースの知識は非常に役立っています。
今回改めて感じたのは学校教育のあり方です。学校は学生に対し実践的な技術を学ばせることに責任を持ち、そのために先生方も真剣に技術力向上に励まれているご様子に非常に感銘を受けました。
また、本年度より補完教材として導入されたプレミアム・ライブラリの効果についてお聞きすると・・・
と、かなりの効果が現れているようです。
今年度の状況を踏まえ、来年度はBronze SQL基礎IおよびBronze DBA 10gの授業時間をそれぞれ20%、50%と短縮し、余剰時間を最新技術やより実践的応用のための授業に充てる予定だそうです。学校の教育方針に沿って、プレミアム・ライブラリをうまく活用されていると思います。
