「上位資格を目指そう! go up ORACLE MASTERセミナー」が、5月19日大坂、25日東京のホテルを会場に開催されました。事前登録段階で、早々に満席となる大人気。その理由は、この夏から始まるORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g試験情報がいち早く得られ、すぐに役立つGoldとSilverのポイント解説があったからでしょうか。さらに、Platinum取得のエキスパートの方からも、貴重な経験についてお話を伺いました。

日本オラクル株式会社
オラクルユニバーシティ システム研修部
担当マネジャー インストラクター
鈴木 健吾
<ストリーミング配信中> Flash映像 (45分54秒 )
ついに登場!ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g!速報(300k)
最初のセッションは、Platinum Oracle Database 10gの最新試験情報の報告です。日本でのOracle Database 10gの出荷開始から早2年が経過し、Oracle技術者にとってORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10gが満を持しての登場といったところでしょうか。Oracle9iからの大きな変更点は、試験が日本語対応されたこと。さらに、試験環境が大幅にグレードアップ。2台のローカルサーバ、2台のリモートサーバ、そして1台の共有ディスク。そうです、ご想像のとおりORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g試験には、Grid機能であるOracle Real Application Clustersのシナリオが追加されたのです。
そのほかには、Grid環境を管理するGrid Controlのシナリオ、ここ最近注目度の高い災害対策機能でもあるDataGuardが追加されています。Oracle 10gでは、さまざまな設定を便利なGUIツールを使って実施できますが試験ではそれらを利用できないので、ツールの助けがなくともデータベース環境の構築ができるように、確実に理解しているかがポイントになります。そのためには、マニュアルをうまく活用するのが鍵。マニュアルには、各種設定サンプルが記述されているので、どこにどういう内容が載っているかを憶えそれらをうまく利用するといい、とのアドバイスがありました。Platinumの試験では、Oracle Database 10gのあらゆる機能を真に使いこなせるかが試されます。机上の勉強だけでなく、さまざまな環境に実際に触れてみる必要があるようです。
最初のORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10gの実技試験は、7月27日、28日の二日間。一番乗りを目指す大勢の方々の受験が予測されるので、申し込みはお早めに! すでにORACLE MASTER Platinum Oracle9i Databaseを取得している方のための、移行試験も秋ごろには詳細を発表する予定です。
2つ目のセッションでは、Platinumを取得しているエキスパートの方から、これまでの技術者としての経験とPlatinum取得で得られた技術、知識をどのように業務で活用しているかの講演がありました。大阪では株式会社日立システムアンドサービスの竹村浩二氏が登壇し、技術者としての経歴からオラクルと出会い、資格取得に至る経験が紹介されました。竹村氏は、ホストの運用管理からスタートしオープン系へのシフトが起こると感じ、自費でWindows NT環境を購入して勉強を始めたとのこと。さらに、運用管理よりも新規構築をやりたいという考えから転職を決意、転職時に自分のスキルをアピールするためにも、マイクロソフトやLotusの上位の資格を取得していたそうです。
そして、1999年11月に現在の会社に転職、最初の仕事はPL/SQLのでバック作業。この段階では竹村さん曰く「オラクルに関してはずぶの素人」だったため、ここでもまた自費でPL/SQLの研修に参加し勉強したそうです。その後半年あまりで旧Platinum8、8iの資格を立て続けに取得。2002年には、Oracle Parallel Serverに挑戦し、2月に早くも旧Platinum9iを取得。その後はOracle9i RACの設計、構築を経て2003年12月に新9i Platinumを第1号受験で合格。現状は、Oracle Database 10gのRACの構築、設計などに数多く携わっているとのことです。
竹村さんからのアドバイスとしては「マニュアルを読んでいるかいないかの差は大きい」「実機での確認が重要」とのこと。そこで有効なソフトウェアとして、バーチャル環境のVMwareを利用する方法が紹介されました。バーチャル環境であれば、さまざまなオラクル環境を構築したり壊したりが簡単に体験できます。最後に「技術習得に近道はない、こつこつと地道にやっていくしかないと思っている」と述べ、会場に向かって「一緒にスキルアップしていきましょう」と呼びかけていました。

株式会社日立システムアンドサービス
産業システムサービス事業部
オープンソリューション本部
プロフェッショナルサービス部 第2グループ
竹村 浩二 氏
東京会場では、日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)の八木祐美子さんからお話がありました。八木さんはSIerのSE時代にOracleに出会い、自分の強みを身につけるためにOracleに興味をもったとのことです。そもそもは『オラクルマスター オフィシャルガイド(IDGコミュニケーション刊)』という一冊の本との出会いが、Oracleエキスパートへのきっかけであると紹介され、当時すでにOracleエキスパートであった日本HPの中社氏の紹介記事をみて「日本HPでOracleで活躍している人がいる」ということで、日本HPに転職をすることになったとか。
そしてそこから「日本HPでOracleといえば八木」と言われるようになりたいという強い意志から、一生懸命技術習得に励んだそうです。日本HPでは、レスポンスセンターに所属し、「OracleサポートではOracleの機能について一通りの知識があることが当然要求される。その際にはORACLE MASTERの知識が有効」ということで、資格にも積極的に挑戦。日本オラクルとのJoint Support Centerなどでの経験を経て、Platinum 8iの資格を取得。サポート技術者として世界初のOracleバグを見つける快感を経験し、さらにトラブル対応の経験を共有することで「同じ轍を踏まないでね」ということで、社内のOracle情報共有メーリングリストの立上にも協力し、積極的に情報発信を行うなど、日本HP内のOracle関連部署の「バーチャルな輪」を作るに至ったとのことです。
それらの活動とともに若手の指導も担当。指導していた子どもたち(新人技術者)に先にPlatinum 9iを取得され、大きなプレッシャーのなかで試験に臨んだエピソードが紹介されました。現在はこれらの経験を経て、日本HPのなかでのOracleのビジネスをどのように展開していくかという業務に注力しているそうです。最後に「Oracleを愛してあげないとだめ」というアドバイスが飛び出しました。これは好きになれば相手のことをもっと知りたい、もっと触れたいという気持ちになり、それによって相手をより深く理解し、結果としてきちんと技術が身につくとのアドバイスです。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクノロジーサービス統括本部
エンタープライズソリューション本部
ソフトウェアリモートサポート二部
コンサルタント 八木 祐美子氏

日本オラクル株式会社
オラクルユニバーシティ
エデュケーションセールスコンサルタント
泉 ちか
<ストリーミング配信中> Flash映像 (54分53秒)
go up ORACLE MASTER 「Oracle Database 10g Gold & Silver ポイント解説」 (300k)
3つ目のセッションでは、試験対策や復習として模擬問題を解きながら解説するお馴染みのポイント解説です。今回初となる「ORACLE MASTER Gold Oracle Database 10g」のポイント解説は、かなり難しい内容が含まれるものの、参加者の皆さんはメモしながら熱心に聴講していました。