Oracle Applications認定コンサルタント 人材育成活用事例

Siebel CRMに続くソリューション事業の拡大を目指す

ERPビジネス倍増の原動力として
「Oracle E-Business Suite認定コンサルタント」の育成を推進

キヤノンITソリューションズ株式会社

 

「優れた技術と創造性によりお客さま満足を実現する、グローバルレベルのプロフェッショナルカンパニー」を目指すキヤノンITソリューションズは、お客様の視点に立った多様なソリューション・サービスを創出している。同社のERPビジネスを倍増する事業戦略の原動力となっているのが、60名を超える「Oracle E-Business Suite認定コンサルタント」である。

 

谷本善男 氏・斎藤智秀 氏キヤノンITソリューションズ株式会社

(写真左)
取締役 執行役員 製造事業本部長
谷本 善男

(写真右)
ソフトウェアソリューション本部長
斎藤 智秀

CRMとERPを核にソリューション事業を拡大

キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITソリューションズ)は、キヤノンマーケティングジャパングループにおいてITビジネスの中核を担っている。同社はCRMやERPによるソリューション・ビジネスを中心に事業の拡大を推進している。とくにオラクルの「Siebel Customer Relationship Management」(以下、Siebel CRM)においては、「Siebel認定コンサルタント」の数は国内トップを誇り、ORACLE CERTIFIED CONSULTANT AWARDの1部門である「Siebel Award」を2008年、2009年の2年連続で受賞するなど、Siebel CRMのプロフェッショナル集団として国内にその名を馳せる。

事業戦略にて重要な位置を占める「Oracle E-Business Suite」

そしてITソリューション分野のさらなる発展を目指し、2009年にキヤノンマーケティングジャパングループ全体の事業戦略のひとつとして、オラクルビジネスを拡大していくことに合意。こうしたなかで同社は「Oracle E-Business Suite」(以下、Oracle EBS)を柱に、ERP事業を強化、ビジネス規模の倍増を目標に掲げている。「Oracle EBS抜きで市場全体のニーズを網羅することはできないと考えました」と、同社取締役 執行役員 製造事業本部長を務める谷本善男氏は話す。「経済状況が思わしくない今、企業は付加価値に重点を置き、他社との差別化をはかろうとしています。日本企業の多くはビジネス・プロセスにおいて独自性を持っており、それが企業の付加価値と直結している場合が多いのです。Oracle EBSはカスタマイズ、アドオン開発に適したフレームワークを持っており、企業個々の付加価値を実現することができます」

さらにオラクルの持つ豊富なソリューションにおいても、同社の戦略と合致していると谷本氏は語る。「お客様にさまざまなソリューションをワンストップで提供することが、私たちの企業価値でもあり戦略です。オラクル製品を使えば、Oracle EBSを核に多彩なソリューションを実現できるという点で、大きなアドバンテージがあると考えています」

また、親会社であるキヤノンマーケティングジャパン株式会社ではOracle EBSを導入している。そこで得られた経験やノウハウも大きな武器になると考えている。

キヤノンITソリューションズとオラクルの持つソリューションとの相乗効果により、満足していただけるお客様が数多く存在する。そう確信する同社は急ピッチでOracle EBSの事業拡大に取り組んでいる。

「Oracle EBS認定コンサルタント」がお客様の安心感につながる

Oracle EBSのビジネスをいち早く立ち上げるためにはどうすればよいか。ソフトウェアソリューション本部長を務める斎藤智秀氏は、「事業拡大の鍵を握るのは社員一人ひとりの力」と人材の重要性を強調する。「お客様にバリューを提供し、Oracle EBSのトップランナーとして認めてもらうためには、上流工程のコンサルティングからシステム導入後の運用、ユーザー教育までをトータルにカバーできる人材が欠かせません。そのためにはOJTでの経験をはじめ、製品知識向上のための教育が必要です。私たちはそのような人材の育成にじっくり取り組んでいきたいと考えています」

そこで同社が活用したのがオラクルユニバーシティのトレーニングならびに「Oracle EBS認定コンサルタント」である。「Oracle EBS認定コンサルタント」はOracle EBSの導入およびカスタマイズをおこなう技術者を認定する資格制度で、おもな機能を操作・設定する技術を認定するSilverと、お客様の要求に基づいて導入するスキルを認定する上位資格Goldの2種類がある。同社ではまず、業務知識に長けたERP経験者を中心に、Oracle EBSビジネス立ち上げのメンバーを招集。1カ月間集中してトレーニングを受講させた結果、全員がGold取得に至っている。実際、プロジェクトにおいてGoldという高いスキルを有する彼らの立ち上がりは、非常に早かったという。

またオラクルの認定コンサルタントについて斎藤氏は、「お客様が、客観的なモノサシとして技術力を評価できる、ひとつの安心材料になっている」と語る。実際にお客様の方から有資格者数を聞かれることも多いという。「Oracle EBS認定コンサルタント」が、プロジェクトにおいてもたらす効果について斎藤氏はこう話す。「資格を取るプロセスにおいて、OJTでは経験できない機能まで、幅広く理解することができます。それはコスト削減、リスク軽減といった生産性の向上につながり、Oracle EBSを最大限に活用した最適なシステムをお客様に提供することができるのです」

同社ではORACLE MASTERだけでなく、オラクルの各種認定コンサルタントも人事制度に組み込まれ、資格取得を積極的に推進している。このような取り組みの結果は、60名を超える「Oracle EBS認定コンサルタント」という同社の人材層の厚さに表れている。

ビジネス拡大の鍵は最新技術「R12」に追従する「Oracle EBS認定コンサルタント」

現時点においても「有資格者はまだまだ不足している」と語る谷本氏は、最新バージョンであるOracle EBS R12 対応の「Oracle EBS認定コンサルタント」への移行も含め、今後大幅な有資格者の増強を考えている。斎藤氏は、「オラクルは切磋琢磨して製品の性能・機能を向上させています。私たちはその製品の特長をいち早く学び、提案の幅を広げる努力を惜しみません。お客様から『キヤノンITソリューションズは一歩先の提案をする』と思っていただけるような価値を打ち出していきたいと考えています」と最新技術に注目している。現在進行している同社のプロジェクトでもOracle EBS R12が採用されており、キャッチアップに余念がない。「当然いち早く取り組む」と斎藤氏が断言するように、同社はR12の認定コンサルタント資格の取得に意欲的だ。

ERP事業の倍増を目標に掲げているキヤノンITソリューションズにとって、Oracle EBS拡大の鍵は「Oracle EBS 認定コンサルタント」にあるといっても過言ではない。「今後、国際会計基準(IFRS)を中心に会計分野においてOracle EBSビジネスを積極的に展開したい」と語る谷本氏。グローバル展開も見据えている同社で「Oracle EBS 認定コンサルタント」が活躍するステージは、日々大きく広がっている。

Oracle EBSの可能性を拓くキヤノンITソリューションズと、その躍進を支える「Oracle EBS 認定コンサルタント」。「社員一人ひとりが主役」である同社のOracle EBSビジネスの拡大に、ますます期待の高まるところである。

キヤノンITソリューションズ株式会社

東京都港区に本社を置くキヤノンITソリューションズは、キヤノンMJ ITグループにおいて、コンサルティング・設計・構築や運用管理・保守まで、システムのライフサイクル全般をトータルにカバーするサービス・プロバイダである。2000年より開始したSiebel CRM事業を皮切りに、現在、Oracle E-Business Suiteを含むERP事業を積極的に推進している。

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Oracle EBSのチームリーダーとして、お客様にバリューを届ける「Oracle EBS認定コンサルタント」を育てます

福島勝 氏キヤノンITソリューションズ株式会社
製造事業本部 開発センター 
コンサルティングプロフェッショナル
福島 勝 氏
オラクル認定コンサルタントFinancial Gold 11i (Oracle E-Business Suite)

 

それぞれのお客様に合った最適なOracle EBSソリューションを提供するには、製品機能を網羅した知識が必要不可欠です。資格取得に至る過程でトレーニングを受講し、復習を繰り返すことでOracle EBS Financialを全体的につかむことができたと感じています。取得後は、社内でも「Oracle EBSならば福島」といわれるようになり、現在ではOracle EBSのチームリーダーとして、メンバーの教育にも従事しています。資格取得を推進すると同時に、プロジェクトをどんどん経験させることで、幅の広い提案とノウハウを、付加価値として提供できるメンバーを数多く育成することがミッションのひとつです。今のプロジェクトにおいても、弊社の「Oracle EBS認定コンサルタント」が参画することでお客様から信頼を得ており、資格は心強い味方です。

R12のバージョンではOracle EBSの機能は格段に進化しています。一般会計では「複数仕訳生成機能(Oracle Subledger Accounting)」などの複数会計基準への対応が強化されており、お客様への提案には欠かせません。より多くのお客様にR12のメリットを享受していただくためにも、メンバー全員がR12のOracle EBS認定コンサルタントとなれるように、いち早く取り組んでいきます。

常に最新の「Siebel CRM」の機能を熟知し、お客様に合った最適な設計、構築を実現します

橋本昌丞 氏キヤノンITソリューションズ株式会社
ソフトウェアソリューション本部 ソリューション開発センター CRM開発部第二課
主任SE(アドバイザリーアプリケーションスペシャリスト)
橋本 昌丞 
Siebel 8 認定コンサルタント(Siebel 8 Consultant Certified Expert)

 

資格を持っているか否かで、案件における理解度や生産性が全く異なります。パッケージのもつ特長や機能を最大限に活用することで、効率よく、かつ最適なCRMシステムの設計や構築が実現できていると考えています。またSiebel CRMはバージョンが変わるにつれ、機能がますます豊富になっていきます。ですから私はバージョンアップするたびに該当する資格を取得してきました。資格を取得するためにトレーニングや教育を重ねることで、製品の差異や追加機能を知り、お客様に最適な提案とインプリメントが可能となるからです。

長年にわたりSiebel CRMソリューションを提供してきた数多くの実績から、今ではお客様から「Siebel CRMを熟知している会社」として認知されつつあります。そんなお客様の評価を支えているのが、「Siebel 認定コンサルタント」であると実感しています。これからも最新バージョンをいち早く習得し、お客様のビジネスに貢献できるよう日々スキルアップに励みたいと考えています。

(本掲載記事は2010年4月のものです。)

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