Oracle Project Contracts | データシート | オラクル

ORACLE PROJECT CONTRACTS 11i

Oracle(R) Project Contractsは、民間/公共の工事請負業者、代行業者や下請業者といったプロジェクト主導型の組織における複雑な契約管理ニーズを満たすように設計されています。 Oracle Project Contractsは、ビジネスからEビジネスへの転換を効率的に達成するように設計されたエンタープライズ向け統合E-Businessソリューション・セットである、Oracle E-Business Suiteの一部です。

Oracle Project Contractsは、プロジェクト主導型の環境で活動する工事請負業者、下請業者、公共機関などのニーズに対応します。プロジェクト主導型の環境には、以下のような特徴があります。

  • 絶えず変化する契約仕様
  • 変動する需要と長いリードタイム
  • 高い割合を占める契約前調達の資材およびサービス
  • 請求に関わる契約要件
  • 複数通貨での複雑かつ段階的な資金調達
  • 法規制の遵守

エグゼクティブ層や業務の管理者は、予算上の制約、契約マージン、リスク管理、下請業者への契約情報のフローダウン、契約納品物の優先順位付けなど、さまざまな問題に絶えず直面します。 Oracle Project Contractsは、このような業務上の課題への対応を支援するために、以下のような機能を持つ包括的な契約管理ソリューションを提供します。

  • あらゆるタイプの契約文書に対応する強力なオーサリング
  • ステータス管理、保留および変更管理を含むワークフローベースの契約管理
  • 包括的な契約資金調達
  • 計画、製造、調達などのERP機能と統合された高度な納品物トラッキング
  • 契約に関わる原価計算、請求および収益認識
  • 役割に応じた包括的なアクセス・セキュリティ
  • 契約フローダウン

Oracle Project Contractsは、インターネット・ビジネス・プラクティスにも対応するように設計されています。 Oracle Project Contractsにより、最終顧客から末端の下請業者まで、一連の契約情報の流れを完全に電子化できます。 Oracle Project Contractsは、以下のような重要なメリットを提供します。

  • 包括的セキュリティを備えた、場所と時間を問わないWebブラウザ・ベースでの契約情報へのアクセス
  • 実績のあるテクノロジーとオープン標準ベースのアーキテクチャ
  • 事後的でなく先見的な管理
  • すべての契約についての優れた監査証跡

Oracle Project Contractsは、Oracle Projectsアプリケーション・ファミリーの重要な要素であり、Project Costing、Project Billingおよびその他のアプリケーションと緊密に統合されています。 また、Oracle Project Contractsは他のOracle E-Business Suiteのコンポーネントと同じContracts Coreを共有していますが、スタンドアロンのソリューションとしても使用できます。

契約ライフサイクル全体をサポートするオーサリング機能

Oracle Project Contractsでは、契約獲得段階での引合、入札、提示から、落札・履行段階での付与済契約、基本受注契約、納品受注まで、契約ライフサイクル全体を通して必要なあらゆる文書を作成、管理できます。

柔軟な契約文書タイプ

契約文書に使用される用語は、航空宇宙および防衛、土木建設、専門的サービス、通信、公共セクターなどの業種に応じて異なります。 たとえば、契約獲得プロセスにおける引合文書には、情報依頼(RFI)、提示依頼(RFP)、入札要請(IFB)、あるいは単に引合など、さまざまな用語が使用されます。 Oracle Project Contractsでは、契約文書のタイプを柔軟に定義することができます。

販売契約と調達契約

Oracle Project Contractsでは、発注側の視点からの契約(購買を目的とする発注契約)と受注側の視点からの契約(販売を目的とする受注契約)の両方を管理できます。

オーサリング・ウィザード

Oracle Project Contractsには、新規契約文書の作成プロセスをガイドするオーサリング・ウィザードが含まれています。 新規契約文書は、サポートされているタイプの既存文書(既存の提示、引合および付与済契約など)から作成するか、あるいは事前に定義されたテンプレートをベースにして作成できます。 ユーザーは契約情報のサブセットを選択して、新規契約文書にコピーできます。

条項、条件、一般注意事項および作業仕様書

Oracle Project Contractsでは、テンプレートを含む任意の契約文書に割当て可能な、標準の条項(標準の契約条項や、FARおよびDFARSなどの法令)および条件(出荷方法、支払条件、運送条件など)のレポジトリを設定できます。 あらゆる契約文書、または特定の契約明細に対して、作業仕様(作業範囲)や一般注意事項を入力することもできます。

契約ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(CWBS)

契約ワーク・ブレークダウン・ストラクチャは、契約明細(CLIN、ELIN)やサブ明細(SLIN)を使用して、制限のない階層構造で定義できます。 条項、条件、一般注意事項およびパーティは、各レベルに割り当てることができます。

契約パーティ

1つの契約文書に対して、多様な役割を担う多くのパーティを割り当てることができます。 役割は、請求、支払センター、施行場所、出荷先、出荷元などのさまざまなサービスを表します。 外部の取引先も、社内組織もパーティとして割り当てることが可能です。 また、窓口になる個人の連絡先も入力できます。

拡張可能な属性

多様な業界およびレガシー・システムがさまざまな方法で契約属性をトラッキングすることを考慮し、Oracle Project Contractsには、ユーザーが属性を定義しフローダウンできる機能が組み込まれています。 ユーザーは、業務の必要に応じて任意の数の属性を定義できます。

契約管理

Oracle Project Contractsは、契約ライフサイクル全体にわたって契約管理を容易にする多様なツールを提供します。

契約の承認およびステータス管理

Oracle Project Contractsでは、Oracle Workflowを使用して、各種のビジネス要件をベースにビジネス・プロセスをモデリングできます。 さまざまな文書タイプに対して、個々に承認階層およびサイクルを定義できます。また、適切なエスカレーション・ルーチンを定義することも、提示期限や引合への応答受領期日の到来を管理者やその他の責任者に警告する通知を設定することも可能です。

変更管理およびバージョン処理

契約変更管理は、契約管理の中で最も重要な作業であると同時に、最も時間を費やす作業の1つです。 Oracle Project Contractsは、変更管理およびバージョン処理のための強力なメカニズムを備えており、契約文書の変更や修正に対応します。また、契約要件の履歴に関する明瞭な監査証跡を提供します。 変更管理は、ワークフローベースで、契約上の変更に関する組織内での承認や検討を実施できます。 変更管理には、手順外で実行した変更や修正を処理するためのUNDO機能も含まれています。

契約保留管理

Oracle Project Contractsでは、さまざまなレベル(ヘッダー、明細、納品物)および理由で保留を定義し、保留事項とその解決の迅速さを分析し、リリースの期日および理由をトラッキングすることができます。 保留管理は、ワークフローベースで、さまざまな保留理由に対するビジネス・プロセスをモデリングできます。

包括的なセキュリティ・フレームワーク

Oracle Project Contractsは、契約、契約機能および個々の契約属性へのアクセスを制御するための強力なセキュリティ・フレームワークを提供します。 このモデルは、ユーザーのクリアランス・レベルに応じたアクセス制御が可能なため、最も機密性の高い契約(国防関連契約など)でもシステム内で管理できます。

契約履行

契約の履行は、契約ライフサイクルの中で最も重要な段階と言えます。 Oracle Project Contractsは、製品、サービスおよびその他の契約義務のタイムリーな提供および受領を保証するための複数のメカニズムを備えています。

納品物トラッキング・システム

納品物トラッキング・システム(DTS)は、契約履行の中心を担うシステムで、各契約に関係するすべての活動をトラッキングするために使用します。 納品物は、インバウンドまたはアウトバウンド、社内向けまたは社外向けを問わずトラッキングできます。 たとえば、計画された品目の受入および出荷、初期図面の送付、毎月の進行報告の提出などの納品物のトラッキングが可能です。 DTSでは、契約納品物間の依存関係も定義できます。

ERPとの統合

納品物トラッキング・システムは、Oracle Projects、Advanced Planning and Scheduling、Oracle Internet Procurement、およびOracle Shipping Executionを含む主要なOracle E-Business Suiteコンポーネントと統合されています。 この統合により、プロジェクトとタスクを通じた契約に対するコストの回収、請求イベントの生成と収益の認識、プランニング・システムへの契約需要量の提供と計画提案(スケジュール見直しなど)に対するフィードバックの取得、直接調達契約資材および計画外の購入品目を発注するための調達文書(購買依頼、購買発注など)の作成、納品物出荷要求の作成、出荷および配送状況のトラッキングが可能です。 他のE-Business Suiteコンポーネントからの契約関連情報は、高度なドリルダウン機能を持つDTSでも表示およびトラッキングできます。 統合ポイントはすべてOracle Workflowで制御可能であり、非Oracleシステムと統合するようにも設定できます。

印刷フォーム

Oracle Project Contractsは、汎用印刷書式を生成するメカニズムを提供します。 これにより、顧客やサプライヤーが要求するフォーム(米国政府書式SF1149やDD250など)を生成し、保存することができます。 この印刷書式生成機能を外部システムと統合することにより、紙出力や、希望のフォームでの(電子提出用の)電子出力を作成することもできます。

通信

契約パーティ間の通信状況を入力、分析およびトラッキングできます。 通信を分類、優先順位付け、分析することにより、通信速度を改善できます。

契約財務

契約資金調達

Oracle Project Contractsは、契約に関わる資金調達の定義とトラッキングのための包括的なモデルを提供します。Oracle Project Contractsでは、段階的(時系列)資金調達、資金プール、複数の資金調達パーティ、厳しい制限と緩い制限、資金調達の明確化、複数の通貨およびレベル、ACRNなどの資金調達参照の使用がサポートされています。 また、契約資金計画のバージョン処理により、タイムリーかつ監査が容易な資金計画修正を実行できます。

契約請求

Oracle Project Contractsは、Oracle Project Billingとの連携によって強力な請求機能を提供します。 Oracle Project Contractsでは、確定固定価格、コスト・プラス・インセンティブ/報酬/固定料金、時間と資材をはじめ、多様な請求方法(契約タイプ)を定義できます。 請求方法は、契約レベルおよび契約明細レベルで関連付けることも、契約テンプレートに割り当てることもできます。

期間請求と納品ベース請求

Oracle Project Billing(または任意の外部請求システム)を使用して、期間請求額を計算できます。 納品物トラッキング・システムで完了した納品に基づいて請求することも可能です。 一度に複数のイベントについて請求することも、単独のイベントごとに請求することもできます。 請求イベントは、Oracle Project Billingで自動的に作成され、処理されます。

請求書作成

Oracle Project Billingを使用して請求書ドラフトを作成できます。 この請求書ドラフトをOracle Receivablesに送ることにより、最終的な請求および支払回収の処理を実施できます。 独自の請求システムを使用している場合も、標準インタフェース、または独自の売掛管理システムを使用して、Oracle Receivablesに請求書を供給できます。

契約原価計算

Oracle Project Costingは、契約構造内のあらゆるレベルにおける原価を示す、強力な原価積上メカニズムを提供します。 製造原価および工事原価は、Oracle Project ManufacturingまたはOracle Internet Time/Oracle Time and Laborを経由して、Oracle Project Costingに集約できます。

契約フローダウン

Oracle Project Contractsでは、把握する必要性に応じて、属性、条項、条件、一般注意事項などのフローダウンを設定し、受領、現場、請求などのさまざまな業務領域に文書を送付できます。 また、フローダウン・メカニズムは、下請業者に適切な(主要)契約情報を提供する目的でも使用できます。

Oracle E-Business Suite - 総合的なソリューション

インターネット対応のOracle E-Business Suiteにより、ビジネス・スタイルは大きく変革します。 完全に統合されたオラクルの包括的なソリューションは、お客様のデマンド・チェーン、サプライチェーンおよび社内業務をオンラインで結びます。 世界を接続するインターネットと、完全にグローバル化されたオラクルの製品を組み合わせて活用することにより、世界中のあらゆる場所でビジネスを一貫して正確に運営することが可能になります。 企業のイントラネットやインターネットを利用することで、コストを削減し、複雑性を緩和することもできます。

オラクルは、グローバル・コンサルティング、教育、サポート・サービスのプロバイダーとして、市場で最も包括的なE-Businessソリューションを提供します。

Oracle E-Business Suiteは、企業のビジネスをE-Businessへと進化させます

 

主な機能

Contract Authoring

  • Complete Contracting Lifecycle

Solicitations

Proposals

Awarded Contracts
Subcontracts

Templates

  • Programs
  • User-definable Contract Document Types
  • User-definable contract attributes with flowdown
  • Statement Of Work
  • Articles and Terms and Conditions
  • Contract Work Breakdown Structure
  • Parties

Contract Administration

  • Approval and Status Management
  • Change Management and Versioning
  • Hold Management
  • Attribute and Role-based Access Security
  • Communications

Contract Execution

  • Deliverable Tracking with dependencies
  • Workflow-based integration with

Procurement

Shipping Execution

Advanced Planning

Billing

  • Print Form Generation (e.g. DD250)

Contract Finance

  • Multiple Funding Levels

Funding Pool
Contract / Contract Line

Project / Task

Effective Dates

  • Multiple Funding Parties, in Multiple Currencies
  • Funding Types and Statuses
  • Funding References (e.g. ACRN)
  • Funding Modifications with Change Management
  • Contract Billing with extensive Billing Methods (Contract Types)

Periodic Billing

Deliverable-based Billing

  • Contract Costing

Contract Flowdown

  • Configurable Flowdown Matrix
  • HTML-based Flowdown viewer


Top of Page

 

E-mail this page