データベースに接続するスクリプト - OpenScript


本ページは Oracle Application Testing Suite 12.4.0.1 の機能を元に記述しています

 

  1. 概要
    データベース・モジュールではデータベースに接続してSQLやストアドプロシージャなどを実行し、Webアプリケーションの機能テスト中にデータベース内の値を検証したり、データベースサーバの負荷テストに利用できます。

    データベースの接続は次のいずれかのデータベース・ドライバを指定します。
    • Oracle Thin (oracle.jdbc.driver.OracleDriver)
      Oracle Thinデータベース・ドライバを使用し、Oracle Databaseに接続します。
    • ODBC (sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver)
      ODBC-JDBCブリッジ・ドライバを使用し、様々なデータベースに接続します。
      ※ODBCドライバのインストールやデータ・ソースの設定については、それぞれのデータベースのドキュメントなどをご確認ください。

    実行するSQLやストアドプロシージャは手動で定義する他、データベース・ファイルをインポートすることもできます。
    • データベース・リプレイ取得ファイル
      Oracle Real Application Testing の Database Replay がキャプチャしたワークロード・ファイルをインポートします。
    • SQLおよびPL/SQL文スクリプト
      SQL文およびPL/SQL文を含むSQLスクリプト・ファイルをインポートします。
  2. 操作ガイド

    ここではSQLやストアドプロシージャを手動で定義する方法を解説します。
    1. データベース定義
      データベースの接続情報を定義します。SQL発行する前にデータベース接続の定義が必要となります。
      • OpenScriptの初期化ノードを右クリックし、[追加]-[その他] を選択します。
      • [データベース]-[データベース定義]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
        DBスクリプト - OpenScript
      • 接続情報を設定します。
        DBスクリプト - OpenScript
        • Oracle Database に接続する場合
          • [Oracle Thin (oracle.jdbc.driver.OracleDriver)] をチェックします。
          • [ホスト名] にデータベースのホスト名あるいはIPアドレスを入力します。
          • [ポート] にデータベースのポートを入力します。
          • [SID] を選択した場合、Oraccle Databaseを識別するためのシステムIDを入力します。
          • [サービス名] を選択した場合、データベース・インスタンスの別名として定義されたサービス名を入力します。
        • その他のデータベースに接続する場合
          • [ODBC (sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver)] をチェックします。
          • [データソース] に接続するODBCデータ・ソース名を入力します。
        • [URL] はデータベース・ドライバに入力した値が自動設定されます。
        • [ユーザー名] にデータベースにログインするユーザー名を入力します。
        • [パスワード] にデータベースにログインするパスワードを入力します。
        • [別名] にデータベース定義に使用する別名を入力します。別名はデータベース・アクションをスクリプトに追加するときに選択します。
      • [テスト] ボタンをクリックし、データベースに接続されることを確認します。
      • [OK] ボタンをクリックします。

    2. データベースに接続
      データベース定義で設定されたデータベースに接続します。
      • データベースに接続するノードを右クリックし、[追加]-[その他] を選択します。
      • [データベース]-[接続]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
        DBスクリプト - OpenScript
      • データベースを選択します。
        DBスクリプト - OpenScript
        • [データベース] に接続するデータベースの別名を選択します。
      • [OK] ボタンをクリックします。

    3. SQLの実行
      データベースに対してSELECT/INSER/UPDATE/DELETEなどのSQLやストアドプロシージャを実行します。
      • SQLやプロシージャを実行するを右クリックし、[追加]-[その他] を選択します。
      • [データベース] フォルダから任意の処理を選択します。
        DBスクリプト - OpenScript
        • SQL問合せ
          SELECT文を実行します。SQL問合せテストや行カウント・テストを追加できます。
        • SQL実行
          INSER/UPDATE/DELETE文などを実行します。行カウント・テストを追加できます。
        • ストアドプロシージャのコール
          ストアドプロシージャをコールします。
        • トランザクションの開始
          SQLトランザクションの開始を指定します。
        • トランザクションの終了
          SQLトランザクションの終了を指定します。コミットあるいはロールバックが指定できます。

    4. データベースの切断
      データベース定義で設定されたデータベースから切断します。
      • データベースを切断するノードを右クリックし、[追加]-[その他] を選択します。
      • [データベース]-[切断]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
        DBスクリプト - OpenScript
      • データベースを選択します。
        DBスクリプト - OpenScript
        • [データベース] に切断するデータベースの別名を選択します。
      • [OK] ボタンをクリックします。
  3. データベース・ファイルのインポートによる定義
    SQLやストアドプロシージャを手動で定義せず、データベース・ファイルをインポートして一括登録することもできます。
    • OpenScriptのメニューより、[ツール]-[データベース・ファイルのインポート] を選択します。
      DBスクリプト - OpenScript
    • ダイアログの指示に従い、データベース・ファイルをインポートします。
  4. その他
    1. Windowsで利用するODBCドライバ
      Oracle Load Testing および OpenScript は 64bit の Windows OSにインストールされた場合、32bit互換モードとして動作しますので、ODBCドライバも32bit版をインストールしてください。
      なお、ODBCデータ・ソースはWindows標準のODBCアドミニストレーターツールを利用して設定しますが、スタートメニューからリンクされる同ツールは64bit版となります。
      このため、32bit版のODBCアドミニストレータツールは次の実行ファイルを直接起動してください。

       %SystemDrive%\Windows\SysWoW64\Odbcad32.exe

    2. 負荷テスト・スクリプトにおけるSQLの計測単位
      Oracle Load Testing で負荷テストを実行するとSQLの処理時間をレポートすることができますが、これらの時間はステップ・グループ単位で計測されています。
      このためステップ・グループ外で定義されていてるSQLやストアドプロシージャは、実行されてはいますが処理時間はレポートされません。
      SQLやストアドプロシージャの処理時間をレポートするには、計測したい単位でステップ・グループ内に追加してください。
      次の手順により、ステップ・グループを新規に作成することができます。
      • ステップ・グループを追加するノードを右クリックし、[追加]-[その他] を選択します。
      • [一般]-[ステップ・グループ]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
        DBスクリプト - OpenScript
      • ステップ・グループの情報を入力します。
        DBスクリプト - OpenScript
        • [タイトル] にステップグループ名を入力します。なお、ステップグループ名は以下の書式で入力してください。
           [番号] ステップグループ名
          ( "[番号]" と "ステップグループ名" の間は半角スペースを空けてください)
        • [思考遅延] を設定します。
      • [OK] ボタンをクリックします。
      • 作成したステップ・グループにSQLやストアドプロシージャをドラッグ・ドロップして追加します。