Oracle WebCenter Services


Oracle WebCenter Servicesでは、この業界においてもっとも完全でオープンな一連のEnterprise 2.0機能によって既存のポータルおよびWebサイトを拡充する、包括的な標準ベースのコンポーネントが提供されます。 Social Computing Servicesには、wiki、ブログ、在席状況とコミュニケーション、コンテンツ・コラボレーション、ソーシャル・ネットワークなどのサービスが含まれます。 Oracle WebCenter Servicesは、オラクルのすべてのポータル製品と連携して動作します。これによって、企業は既存のエンタープライズ・ポータルとWebサイトを強化でき、既存の情報システムと連携して動作するEnterprise 2.0サービスでユーザーの生産性を高めることができます。

すべてのWebCenter Servicesには、すべてのサービスに対して、その導入を促進する目的ですぐに使用できるタスク・フローまたはポートレットの完全なセットが用意されいるので、開発者とエンドユーザーの生産性をすぐに向上させることができます。たとえば、Documentsサービスは、Documentsタスク・フロー、Document List Viewerタスク・フロー、およびRecent Documentタスク・フローを介して公開されます。アプリケーションまたはポータルを構築するときに、これらのタスク・フローのどれでも追加できます。また、ユーザーはOracle Composerを使用して、デプロイされたアプリケーションまたはポータルにこれらのサービス・タスク・フローを追加できます。

このグループの概念は、次のサービスでサポートされています。

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Announcementsサービス: アクティビティ、イベント、プロセス、および全体の更新に関する重要な情報に対して、効果的なグループ・コミュニケーションのメカニズムを提供します。
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Discussionsサービス: 一連のトピックについてのコミュニティ・ディスカッションを可能にして、問題の迅速な解決を促進し、検索が可能なナレッジ・ベースを提供します。さらに、最新のトピック、お気に入りや注目のトピック、または最近になって更新されたトピックに関するさまざまなタスク・フローやポートレットもあります。 Discussionsサービスは、包括的なバックエンド・ディスカッション・サーバーとともに提供されます。このサーバーは、禁止用語フィルタ、電子メール/メーリング・リスト統合、投稿と広告貼付けの禁止などの多くの高度な機能を実行します。
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Blog(Webログ)サービス: 個人のインサイトをオンライン聴衆と共有するための手段を個人またはコミュニティに提供します。このサービスがサポートしているブログには、個人ユーザーのための個人ブログとメンバーが特定のトピックに関する意見を共有できるコミュニティ・ブログの2種類があります。
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Instant Messaging and Presenceサービス: コミュニティ内のどのメンバーがオンラインになっているかをユーザーが確認できるようにし、インスタント・メッセージの送信、電子メールの書込み、メンバーのプロファイルの表示などの対話オプションに瞬時にアクセスすることを可能にします。また、ユーザーのバディ・リストを表示するタスク・フローあるいはポートレットもあります。さらに、Presenceサービスはタグとしても使用可能で、任意のページに追加してスクリーン上のユーザー名を素早く"アクティブ化"できます。このサービスは、Oracle PresenceおよびMicrosoft Office Communications ServerのようなほかのSIPベース・プラットフォームと、直接連携して動作します。
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Wikiサービス: コミュニティのコンテキスト内または個人としてのいずれかで、ドキュメントの作業を同時におこなったり、アイデアを共有したりする手段を提供します。 Wikiの構文を直接使用するか、任意のワード・プロセッサーを使用してWikiページを編集してください。すべての変更とバージョンは、追跡されます。
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Document Libraryサービス: コンテンツ・リポジトリにあるドキュメントとファイルを、ユーザーが表示および管理できるようにします。 Document Libraryタスク・フローまたはポートレットでは、基盤となっているリポジトリの多くの機能が利用可能です。これらの機能としては、コンテンツ項目のバージョニング、項目へのタグ付け、項目のチェック・インとチェック・アウト、コンテンツのほかのサービスへのリンク、ドキュメントの作成者への直接接続があります。 Document Libraryサービスでは、別のバックエンド・リポジトリへの接続にJCRおよびサード・パーティのアダプタが使用されます。 Oracle WebCenter Suite 11g Release 1には、その一部として、組み込んで使用するオラクルのContent Managementサーバーが含まれています。このサーバーは、Oracle WebCenterの統合インストールの一部として提供されます。
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Eventsサービス: 会議、面会、チーム・イベントなどのスケジュールをユーザーが設定できるようにするグループ・カレンダーを提供します。さらに、専用のEventsページがすべてのグループ・スペースで利用できます。なお、グループ・スペースでは、モデレーターがEventsサービスを有効にしておきます。
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Linksサービス: ユーザーがほかのユーザーと知識を共有できる簡単な方法を提供します。ユーザーが異なる項目間の関係を覚えていなければならないタスクが数多くあるという状況は、よくあることです。たとえば、従業員は、経費レポートをファイルに保存した場所や、経費レポートの会計基準を説明したドキュメントが保存されている場所を覚えておくことが必要になる場合があります。 Linksサービスを使用すると、項目を相互に関連づけることができます。 この方法なら、記憶に頼る必要はありません。同様に重要なことは、新しいユーザーが仕事の中でその恩恵を受けることです。つまり、大幅に時間を節約できることが重要です。開発者は、Linksサービスを任意のアプリケーションまたはポータルにバックエンド・サービスとして追加できます。
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Listsサービス: 全種類のリストを作成して管理する手段をユーザーに提供します。これは、会議のアクション項目、未解決の問題、新しい製品やプロジェクトのアイデア、プロジェクトの状態などを追跡する非常に強力な機能です。 Listsサービスは特定の種類のデータをサポートしています。データの種類としては、個人、文字列、数値、ブール値、および日時があります。
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Tagsサービス: ユーザーが必要な場合に項目を素早く見つけられるように、項目にマークを付ける手段を提供します。さらに、タグ付け機能を使用することで、ユーザーは企業が決めた分類法ではなく独自のラベルに基づいて項目を検索できます。タグは検索機能に直接統合されるので、ユーザーは、関連する検索語を直接使用して必要な項目をすぐに検索できます。 Tagsサービスには、タグを作成および維持するためのタスク・フローやポートレット、タグが共有またはプライベート、お気に入りタグ、ほかのユーザーにより使用されるタグのどれであるかの判定、およびタグ・クラウドの表示が含まれます。
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Activity Graphsサービス: ほかのサービスからの結果またはリコメンデーションに影響を与えるためにユーザーが実行する、あらゆる種類のアクティビティを追跡できるようにします。たとえば、現代のソーシャル・コンピューティング・サイトのほとんどが、ユーザーが個人のアクティビティ、業績、考え、友人に関する独自の情報を投稿するための手段を、ユーザーに提供しています。ただし、ビジネス・コンテキストで使用する場合は、ユーザーが実行する作業(ドキュメントの投稿、顧客エスカレーションの解決、販売勧誘のための接待、新しい製品またはサービスの開発など)が、ほかのユーザーから見て、ユーザーの専門知識に影響を与えていなければなりません。 Activity Graphsサービスでは、役に立ちそうなユーザーの項目またはアクションを記録、追跡、分析、および推奨するための拡張可能なエンジンが提供されます。たとえば、顧客からの特定のクレームを処理する必要がある場合、類似の問題を扱ったことのある別の従業員を企業内で見つけたいと思うことがあります。 Activity Graphsサービスを使用すると、これらの専門家を特定してユーザーのネットワークに表示できます。
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People Connectionsサービス: ユーザーがビジネス・ネットワークを素早く作成できるようにします。 People Connectionsサービスには、ユーザー・プロファイルの表示、ユーザーの関係者リストやネットワークの表示、ほかのユーザーから保留または承認されたすべての招待者の表示、ユーザーの役割や本人に関する情報を表すホワイトボード("ウォール"と呼ばれることが多い)の配信をおこなうタスク・フローまたはポートレットが含まれます。また、受け取った賛辞および提供した賛辞を確認および管理する手段も提供されます。 Activity Graphsサービスの一部として、People Connectionsサービスはこれらのアクティビティ・ストリームを表示します。この表示には、ユーザーが興味のある種類のアクティビティを見つけるためのフィルタを適用できます。
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Oracle WebCenter Analytics: ユーザーがカスタム・アプリケーションまたはポータルの使用状況レポートを作成できるようにします。 Oracle WebCenter Analyticsを使用すると、配置したアプリケーションまたはポータルのもっとも重要なページ、もっとも使用されているコンテンツ項目、もっとも活発なグループ・スペース、およびこれら各種のサイトとサービスにアクセスしているユーザーの数を確認できます。 また、Oracle WebCenter Analyticsが提供するリコメンデーションによって、Activity Graphサービスの価値がさらに高まります。 Oracle WebCenter Analyticsは、サイトのもっとも重要な領域の強化および改善のために、リソースの割当て方法を決定するのに必要な情報をビジネス・ユーザーに提供します。
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Oracle WebCenter Ensemble: Oracle Business DictionaryまたはResource Catalog.を介して使用するマッシュアップ可能なコンポーネントを作成できるようにします。 Oracle WebCenter Ensembleは、簡易プロキシとセキュリティ管理システムを提供するマッシュアップ・エンジンです。これによって、ユーザーは、ポートレットをUI ウィジェットやガジェットとして任意のページやサイト、および任意のプラットフォーム上に追加すること、外部コンテンツを任意のポータルに追加すること、また、ほぼすべてのソースからのマッシュアップを可能にすることが容易にできるようになります。

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Mailサービス: IMAP準拠のメール・サーバーから電子メール機能を公開して、ユーザーが電子メールによる基本的な対話を実行できるようにします。基本的な対話としては、メッセージの表示、読取り、作成、削除、添付ファイルの送信、既存の電子メールの返信と転送などがあります。電子メールには、未処理の問題を解決したりプロジェクトを完了したりするために協力する人のリストが含まれていることがよくあります。ユーザーは、グループ・スペースを作成して、メンバーとしてメッセージの受信者リストを利用できます。この方法では、ユーザーは、タスク管理のための領域をどのように作成するかではなく、目の前のタスクに集中することが可能です。
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Worklistサービス: 現在のビジネス・シナリオのコンテキスト内にあるビジネス・プロセスを確認し、中央からすべてのタスクと通知を表示して、それらに対処できるようにします。
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Notesサービス: "メモとして書き留めておく"方法および個人的情報を簡単に保持する方法を提供することで、ユーザーが簡単な個人的メモを追跡および管理できるようにします。 Notesサービスは、WebCenter SpaceアプリケーションのサイドバーにあるNotesパネル、およびNotesタスク・フローまたはポートレットでその機能を公開します。
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Recent Activitiesサービス: 最新のドキュメント、ディスカッション、アナウンスメント、フィード、ユーザーがメンバーになっているグループ・スペースで発生したそのほかのアクションを、ユーザーが迅速に表示できるようにします。ユーザーは、1つの場所で項目の総合的なビューを表示して、改善のための確認と見直し作業をおこなうことができます。
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RSS(Really Simple Syndication)サービス: ニュース・フィード・ビューアでさまざまな種類のWebサイトのコンテンツを公開し、さらにほかのコンテンツを利用するためにRSSフィードを提供します。このサービスは、内部情報を素早く外部に公開する方法を提供します。また、多くのソースから外部情報を迅速に収集して、追跡するタスク、プロセス、またはアクティビティに関連して何が発生しているかを確認するための総合的なビューを表示する方法も提供します。
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Searchサービス:企業内のあらゆる場所に格納されているデータ、ドキュメント、専門知識、および情報について、ユーザーを支援します。 Oracle Secure Enterprise Search(Oracle SES)は、このサービスに統合されます。