Oracle APEXリスナーとは

Oracle APEXリスナーは、Oracle HTTP Server(OHS)およびmod_plsqlの代わりに使用される、J2EEベースの新しいリスナーです。 このJ2EEバージョンのリスナーにより、Webベースの構成、セキュリティの強化、ファイル・キャッシュなど、より多くの機能が利用できるようになります。 また、Oracle APEXリスナーは、Oracle Web Logic Server(Oracle WLS)、Oracle GlassFish Server、およびOracle Application Server Containers for J2EE(OC4J)を使用したデプロイに対応しており、柔軟性に優れています。

Oracle Application Expressのアーキテクチャには、WebブラウザとOracle Application Expressエンジンとの間でリクエストをプロキシ(中継)する、何らかのWebサーバーが必要です。 Oracle APEXリスナーはこのWebサーバーのニーズに対応するために開発されましたが、現在ではApplication Express構成の範囲を超えて使用されています。 Oracle APEXリスナーを使用すると、組み込まれているJDBCドライバを介して接続できるため、Oracleホームは必要ありません。そのため、デプロイ・プロセスが簡素化されます。

標準構成

Oracle APEXリスナーの標準構成は、ファイアウォール外からのリクエストを処理する必要のないローカル・システムやマルチテナント・プライベート・クラウドの大半のインストールに適用できます。 Oracle APEXリスナーはJ2EEに準拠したWebサーバーにインストールでき、ユーザーは適切なリンクを使用して直接このサービスにアクセスできます。

高度な構成

パブリックなシステムやホストされた環境の場合は、Oracle APEXリスナーをファイアウォール内にインストールし、HTTPリスナーはファイアウォール外にインストールすることが重要です。 外部Webサーバーに送信されたリクエストは、ファイアウォールを通過し、Oracle APEXリスナーで受信されます。

管理

  • Connection
    データベース接続では、データベースの認証情報を入力し、JDBCオプションを利用できます。
  • Security
    セキュリティ機能により、プロシージャのリクエストを検証し、ユーザーにプロシージャのアクセス権限があるかを判定することで、セキュリティを保護できます。
  • Caching
    Oracle APEXリスナーでは、ファイルベースのコンテンツをキャッシュできるため、すばやいアクセスが可能になります。
  • Pre-Post Processing
    事前プロシージャおよび事後プロシージャにより、URLで特定されたプロシージャの実行前または実行後に起動するデータベース・プロシージャを指定できます。
  • Status
    ステータス情報により、統計、エラー追跡情報、およびログ情報を参照できます。
  • Miscellaneous
    その他の多様なオプションが利用できます。 デフォルトのWebページを設定し、エラーに関する多様なレポートとログ処理を有効化できます。

Oracle APEXリスナーの利点

  • Javaベースのミドルウェアとの統合の容易さ
  • Application ExpressやあらゆるWebツールキット・アプリケーションに対応
  • 構成の容易さ
  • 軽量性
  • GlassFishと組み合わせる場合、解凍するだけで準備が完了
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