Oracle JDeveloper 12cとOracle ADF 12c(12.1.2.0.0):新機能

更新:2013年7月10日

は じめに

Oracle JDeveloper 12c(12.1.2.0.0)は、新しいOracle Fusion Middleware Release 12.1.2に対応したサポートを提供する主要リリースです。

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以前のバージョン:前のリリースである11gの新機能一覧については、 リ リース・ドキュメント・ページを参照 してください。

こ のリリースの新機能

一 般

  • Oracle Fusion Middleware 12c:Oracle JDeveloperとOracle ADFのこのリリースは、Oracle Fusion Middleware 12c(12.1.2.0.0)に対応しており、Oracle WebLogic Server、Oracle TopLink、Oracle Coherenceの更新バージョンに加えて他のミドルウェア・コンポーネントも含まれています。
  • インストーラ:JDeveloperでは現在、Fusion Middlewareの一部となっているさまざまな製品をインストールする際の一貫性を確保するために、Oracle Universal Installerのフレームワークを使用しています。

IDE

  • ウィンドウ・システム:JDeveloperとNetBeansのチームが協力して改善 作業を行い、両方のIDEで単一のウィンドウ・システムを共有できるようになりました。この取組みにより、JDeveloperユーザーは、長い間待ち望 んでいた以下の新機能を利用できるようになりました。
    • エディタのタブの順番をドラッグ・アンド・ドロップで変更する機能
    • エディタ・ウィンドウをIDEの外側にフロートさせる機能
    • 完全にカスタマイズ可能なツールバー
    • ドッキング領域の形とサイズをドラッグ・アンド・ドロップで変更する機能
    • エディタを最大化した状態で使用する機能
  • 開始ページ:製品の起動時に表示されるページを、要望に応えて手直ししました。現在は、 ブロガーのコミュニティからのライブ更新や、ほかのリソースへの容易なアクセスに加えて、共通のタスク(プロジェクトの作成またはオープン)をページに組 み込んでいます。
    startpage
  • 拡張機能の開発設計時間:JDeveloper拡張機能の開発をこれまでよりもさらに簡 単にするために、新しいウィザードとダイアログが追加されました。MANIFEST.MFとextension.xmlのコンポジット・フラット・エディ タ、新しい拡張プロジェクト・ウィザード
  • Update Centerと機能:
    • 製品機能という概念についてUpdate Centerを再編
    • ユーザーがインストールした拡張機能をアンインストールすることが可能
    • 拡張機能をインストールするための新しいコマンドライン・ツール(ojwebupdate)を追加
  • バックグラウンド処理:IDE で、バックグラウンド処理に対応するためのジョブのスケジューリング機能、およびそれらのジョブを管理するためのユーザー・インタフェースがサポートされ ています。JDeveloperの長時間実行タスクの多く(たとえば索引の作成やスキャン)は、このバックグラウンド処理を利用するようになっています。
  • 状況依存のNewメニュー:ナビゲータのNewメニューから、必要となる頻度がもっとも 高い項目を簡単に選択できます。
  • リファクタリングUI:UIの合理化により、リファクタリング処理の一貫性と予測可能性 が向上しました。
  • ファイル・テンプレート:カスタム・ファイル・テンプレートを定義して、ギャラリからそ れらのテンプレートを起動できます。
  • 強化された印刷機能:印刷機能と印刷プレビュー機能が、全般的にに強化されました。
  • 空のフォルダの表示:この新しいオプションにより、アプリケーション・ナビゲータに空の フォルダを表示できます。
  • 依存性の表示:新しい依存性ビューアにより、アプリケーションを可視化し、さまざまなリ ソースがどのように相互依存しているかを表示できます。
  • 共通の問題ウィンドウ:アプリケーションで発見されたあらゆる問題が、単一の統合された 問題ウィンドウによって報告され、すべての間違いを一目で確認できます。
  • 保存時のビルド:この新しい設定により、変更したファイルの保存後にそのファイルが JDeveloperによって自動的にコンパイルされるように指定できます。

チー ム開発

  • Mavenの強化:Mavenに対するサポートを更新しました。
    • Oracle ADFライブラリ用のPOMファイルを提供
    • OracleホームからMavenリポジトリへの移入を行う同期ツールを提供
    • ojmakeおよびojdeploy用のMavenプラグインを提供
    • アーキタイプからプロジェクトを作成
    • 複数のプロジェクトにあるテスト・ソースを処理するオプションを提供
    • ゴール・マネージャの機能強化により、実行されているカスタム・ゴールへの容易なアクセスが実現
    • Maven 3.0へのアップグレード
    • POMファイル用の概要エディタを含む数多くのUI強化
    • 有効なPOMを生成および表示する機能
    • 概要エディタの中で、Mavenのプロファイル、プラグイン、依存関係などを管理
    • 新しいアプリケーションを作成する場合にMavenをビルド・ツールとして使用するオプション
  • Git:Git(GitHubを含む)を使用してソース・コードを管理するための統合 ツールを提供しています。インクルード、ブランチ、マージ、保留中の変更の表示などの機能があります。
  • Subversionの更新:Subversionクライアントを1.7に更新しまし た。

Java 開発

  • プロファイラの更新:JDeveloperとNetBeansのチームが協力して作業を 行い、それぞれのもっ ともすぐれたプロファイリング・ツールをすべてのユーザーに提供しています。新たにリビジョンされたプロファイラには新機能が追加され、パフォーマンスと ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。以下のプロファイラ・モードが使用できます。
    • CPUプロファイリング - アプリケーションのプロセッサに対する影響を分析し、コードのどの領域にもっとも時間を消費しているかを特定
    • メモリ・プロファイラ - アプリケーションがJavaヒープをどのように使用しているかを特定し、メモリ・リークも検出。クイック・モード(抽出)およびアドバンスト・モード(計 測)で利用可能
    • 監視 - JVMをオーバーヘッドなしで監視(監視対象には、テレメトリ・グラフとスレッド・アクティビティを含む)
  • Swingエディタ:JDeveloper とNetBeansのチームが協力して作業を行い、それぞれのもっともすぐれたJava UIビジュアル編集ツールをすべてのユーザーに提供しています。このリリースでは、NetBeansの"Matisse"エディタがJDeveloper に導入されました。
  • @SuppressAuditアノテーション:Javaコードで使用できる新しい @SuppressAuditアノテーションは、JDeveloper監査ツールが通常は警告またはエラーとして表示するものを、ツールに無視させること ができます。
  • コール・ウィンドウ:コール・ウィンドウは、カーソル/挿入ポイントに追従し、自動的に 更新されるようになりました。
  • Javaコード・エディタの機能強化:Javaコード・エディタでは、ブレッドクラムの 改善から、コード・インサイトおよびスマート移動行の改良に至るまで、数多くの機能が強化されました(移動行は、行だけではなく文の全体を移動)。
  • ojformat:Javaソースの書式を設定する新しいコマンドライン・ツールが追加 され、また書式設定オプションも多くの点で強化されました。
  • アプリケーション・レベルのライブラリ:Javaライブラリがアプリケーション・レベル で管理できるようになり、アプリケーション内でこれらのライブラリがすべてのプロジェクトに提供されるようになりました。

JavaEE とWeb開発

  • Java EE 6のサポート:JDeveloperのウィザードとエディタは、EJB 3.1、Servlet 3.0、CDI、JPA 2.0、EL 2.2 などを含むJava EE 6仕様で機能するように更新されました。
  • EJB 3.1のサポート:JDeveloperは、以下の機能を含むEJB 3.1の新機能をサポートしています。
    • シングルトン・セッションBean
    • 単純化されたインタフェースなしのクライアント・ビュー
    • 非同期セッションBean呼出し
  • Oracle TopLinkとJPA 2.0:TopLinkは、JPA 2.0の以下の機能をサポートしています。
    • JPA 2.0プロジェクト・タイプとJPA 2.0永続性ユニット・プロパティ
    • デリミタ付き識別子と派生した識別子
    • 混合アクセス
    • 一方向の1対多マッピング
    • 検証モード
    • 要素のコレクション
    • 組込み可能なマッピング
  • HTML5、MathML、CSS3のサポート:最新のHTML5とCSS3のコンテン ツに対応するようエディタが更新されました。
  • CSSエディタ:CSSプロパティとスキニング・キーに対してQuickdoc機能を起 動することが可能になり、また他のエディタも機能が強化されました。
  • JSPからFaceletsへの変換:必要に応じて、プロジェクトのJSP/JSPXコ ンテンツをFaceletsに変換できます。
  • Webブラウザおよびプロキシ設定の強化:Webブラウザおよびプロキシ設定に、複数の ブラウザへのショートカットを管理するためのオプションが追加されました。
  • ビジュアル・エディタの更新:JSP/JSF ビジュアル・エディタが、JavaFX WebViewコンポーネントで再実装されました。レンダリング精度の向上(JavaScript実行を含む)、新しいADF FacesコンポーネントとDVTコンポーネントのサポート、および新しいツールバーや再設計されたコンテキスト・メニューなどの数多くのUI改善を実現 しました。

Web サービスの開発

  • REST/WADLのサポート:Webサービスの設計時のRESTのサポート:HTTP アナライザで、サービス、WADLからのクライアント生成、WADL構造が表示されます。
  • OWSMポリシー:アノテーションを使用して、Webサービス・クライアントにOWSM ポリシーを添付できます。
  • SOAP over JMS:SOAP over JMSトランスポートにより、WebサービスとWebサービス・クライアントは、HTTP接続の代わりにJMS宛先を使用して通信を行うことができます。
  • JUnitテスト:Webサービス向けのJUnitテストを生成できます。
  • 構成可能なJAXBプロバイダ:EclipseLink MOXyまたはGlassfish RI JAXBのいずれかを使用できます。

ア プリケーション・サーバーの統合

  • 共有ライブラリ:共有ライブラリをパッケージ化して、WebLogic Serverにデプロイできます。
  • Oracle Public Cloud対応:アプリケーションを開発して、 Oracle Public CloudとOracle Java Cloud Serviceに直接デプロイできます(注: このドキュメントが公開された時点では、Java Cloud ServiceはADF 12.1.2に未対応)。
  • コンテキスト・スイッチのデバッグ:サーバーを再起動せずに、統合WebLogic Server上で別のアプリケーションをデバッグできます。
  • 詳細メッセージの非表示:必要に応じて、統合WebLogic Serverの起動時に表示される詳細メッセージを非表示にできます。

UML/ モデリング

  • UML 2.4:UMLモデリング・ツールがUML 2.4に更新されました。
  • パーティション/スイムレーン:アクティビティ図で、パーティションとスイムレーンがサ ポートされるようになりました。
  • ステレオタイプ:New Galleryからステレオタイプ要素を作成できます。
  • プロファイル:プロファイル・ダイアグラムおよびUMLプロファイルのダイアグラム・ ベースのユーザー定義が可能です。
  • コード・インサイト:ダイアグラム内からのコード・インサイトと完了が可能です。
  • モデル・ライブラリ:モデル・ライブラリは、Javaライブラリと同様に、プロジェクト 内で作成および管理されるようになりました。

デー タベース開発

  • Oracle Public Cloud:Oracle Public CloudにあるOracle Database Cloud Serviceへの接
    続、参照、およびデータベース・オブジェクトのアップロードができます。
  • エディタの機能強化:新しい概要エディタでは、オンライン・データベース・オブジェクト を編集できます。このエディタには、以前のバージョンで使用されていたモーダル/ダイアログ・エディタと比較して多くの利点があります。
  • 新バージョンのデータベース:Oracle Database 12.1、SQLite、MySQL 5.5を含む新バージョンのデータベースをサポートするように更新されました。
  • オフライン・データベース・オブジェクトの機能強化:エディタ、履歴ビューアのサポー ト、リファクタリング処理が強化されました。
  • テンプレート・サポートの強化:表領域テンプレートを含むテンプレートが強化されまし た。
  • Oracle以外のデータベースのビュー:新たに、Oracle以外のデータベースを使 用したビューをサポートするようになりました。
  • データベース・リンク:データベース・リンクを利用するオブジェクト(ビューなど)の操 作に関する機能が、全般的に強化されました。

Oracle ADF View (ADF Faces、DVT)

  • JSF 2.0のサポート:更新によってサポートされているJava Server Facesのバージョンが2.0仕様となり、以下の機能が追加されました。
    • Facelets
    • Ajax
    • Get
    • 複合コンポーネント
    • 注釈が付けられたマネージドBean
    • 新規スコープ
    • 条件付きナビゲーション
    • ページ・コンテンツへのELの直接追加
    • 引数を含むELメソッド
    • システム・イベント
  • 新規コンポーネント:TreeMapは新しい可 視化機能であり、情報を伝えるために長方形のノードの色とサイズによって階層を表示します。
  • 新規コンポーネント:Sunburstは、複数 の階層レベルを放射状レイアウトで表示するために使用されます。
     
  • 新規コンポーネント:Timelineはインタ ラクティブなデータ可視化機能であり、ユーザーはイベントを時系列で表示して、定義された時間範囲内を前後にナビゲートすることが簡単にできるようになり ました。
  • 階層ビューアの機能強化:
    • ドラッグ・アンド・ドロップのサポート
    • 個別のノードに対するドラッグを無効にする機能
    • ドラッグ・アンド・ドロップの際に階層ビューアを自動的にパンし、非表示のノードを再表示
    • ノード詳細ウィンドウを無効にするオプション
  • ピボット・テーブルとガント・チャートのページング・サポート: 
    • ピボット・テーブルでは、行と列の両方のページングをサポート
    • ガント・チャートは、TreeTableサポートと同様のページングをサポート
    • 両方のコンポーネントを使用することで、新しいscrollPolicy属性によってページングとスクロールの比率を構 成することが可能
  • ピボット・テーブルの機能強化:
    • 分割ビュー・モード
    • アクティブ・データのサポート
    • 添付モードのサポート
    • レイヤー・ヘッダーを常に表示する機能
    • ヘッダー・ラベルをラップする機能
    • ヘッダーのソート
    • 行ヘッダー幅と列ヘッダー高さのAPI
    • DataCellタグとHeaderCellタグに対応した、inlineStyle APIおよびstyleClass API
  • Skyrosスキン:
    最新のUIビジュアル・デザインのトレンド(立体的ではなく平坦で、グラデー ションや境界線が少なく、明色と白色の斑点模様を使用)を組み込む新しいルック・アンド・フィールを提供します。このスキン・ファミリーは、バックグラウ ンド・イメージを使用するFusionスキンとは異なり、グラデーション、ドロップ・シャドー、丸コーナーなどにCSS3を使用します。これにより、この スキンは現代的かつ軽量で、適用が容易なものとなりました。  
  • 新規コンポーネント:リスト・ビュー:データのコレクションを表示するための新しいコン ポーネントです。listViewは、パラグラフ・スタイル結果リストを宣言的に取得するために使用できます。
  • 新規コンポーネント:PanelGridLayout:予測性と効率が向上した新しいレ イアウト・コンポーネ ントであり、すべての新規レイアウトの作成に使用できます。このコンポーネントは、グリッド・レイアウト対応のCSS3仕様に適合したマークアップを生成 するので、レイアウト・パフォーマンスに関して最適化できます。現在ではこれが、ほとんどのページで推奨されるUIレイアウト・コンポーネントとなってい ます。 
  • 新規コンポーネント:コード・エディタ:この新しいコンポーネントにより、行番号とテキ スト・ハイライトを含むコード・エディタ形式で、テキストを表示および編集できるようになりました。
  • 新規コンポーネント:パネル・ドローワ:コンテナ・コンポーネントの横側に付加されるタ ブをレンダリングします。タブをクリックするとドローワが開き、コンテンツが表示されます。このタブは、コンテナの左側または右側に表示できます。  
  • 新規コンポーネント:パネル・スプリングボード:ツールバー・ナビゲーション・コンポー ネントを提供すること で、それ自体をタブ・ストリップまたはアイコンのグリッドのどちらかとして表示できるようになりました。項目をクリックすると、その項目のコンテンツがタ ブ・ストリップの下に表示されます。 
  • Android認定:Chromeブラウザを搭載したAndroid 4.0での認定を取得しています。
  • Enable Runtime Skin Updates - この機能により、アプリケーションを再起動しなくても、アプリケーションがそれ自体を新しいスキンの受け入れが可能な状態にできるようになりました。その 結果、新しいスキンの開発者が開発とテストを行う際の生産性が向上しました。これらのWebアプリケーションをデプロイできるようにするウィザードを起動 するには、スタンドアロンのスキン・エディタ(12c)が必要です。  
  • 表の機能強化:
    • 表の右端にある列の固定をサポートすることで、固定された列の左側にスクロールバーを表示できます。
    • Table/TreeTable - 両方のコンポーネントを使用することで、新しいscrollPolicy属性によってページングとスクロールの比率を構成できます。
  • 15分単位のスケジュールをサポートしたカレンダーおよびズームイン機能:
    • 時間割が構成でき、30分単位での確定は不要です。
    • カレンダーのズームイン/ズームアウト機能がサポートされます。
  • inputData、inputText、inputColor用ヒント・テキストのサポート:
    • HTML5対応ブラウザで利用可能です。
    • "プレースフォルダ"属性を使用します。
  • ファイル・アップロードの機能強化: 
    • 大規模ファイルのアップロード用のチャンク・ファイル転送がサポートされます。
    • 複数ファイルのアップロードのサポートにおいて、利用可能であればHTML5のUIを使用し、HTML5が利用できなけ ればJavaアプレットを使用します。これには、ドラッグ・アンド・ドロップのインタフェースと、プログレス・バーが含まれます。
  • スキン・エディタの機能強化
    • 新設計のタブでは、もっとも一般的なスキン項目を簡単にカスタマイズできるようになりました。これには、サンプル・ペー ジ・プレビュー機能と、ブラウザでのプレビュー機能が含まれており、開発者はブラウザの開発者ツールを使用してスキンの詳細なデバッグができます。
    • インタラクティブなセレクタ・プレビューが追加されました。疑似要素を選択すると、要素の効果を擬似的に再現したプレ ビュー内の領域がハイライトされます。プレビュー内の要素を選択すると、その領域を制御している疑似要素に関する情報が提供されます。
    • ス タンドアロンのスキン・エディタに追加された新しいデプロイ・オプションにより、実行しているWebアプリケーションに対してスキンのADFライブラリ JARを直接デプロイできます。その結果、新しいスキンの開発者が開発とテストを行う際の生産性が向上しました。Webアプリケーションは、新しいWebア プリケーション・プロパティ"Enable Runtime Skin Updates"を使用して、アプリケーション自体を新しいスキンの受け入れが可能な状態にする必要があります。

Oracle ADF Controller

  • Pretty URL:このリリースでは、可能な場合は常に、ADF Controllerの状態情報をURLに追加しないようになりました。

  • 未承認領域のタスク・フロー:開発者は、ユーザーが現在のタスク・フローへのアクセスを 許可されていない場合に表示する"代替"のバウンド・タスク・フローを指定できるようになりました。

Oracle ADF Model/Share and DataBinding

  • ADF Loggerの機能強化:新しいoracle.adfdiagnosticsロ ガーでは、単一のロガーを使用したADFロギングが有効化されます。ADFのログ・アナライザでは、いくつかの機能が強化されています。
  • Beanデータ・コントロールの機能強化:
    • Beanデータ・コントロールの作成ウィザードには、スクロールとレンジ・ページングおよびデータ・コントロールの実装 コード用にラッパー・クラスを定義する新しいオプションがあります。
    • 宣言的な値リスト(LOV)
    • mergeEntityを自動的にコール
    • CreateInsertオプションとCreateWithParametersオプションをサポート
  • Webサービス・データ・コントロールの機能強化:
    • すべてのREST操作をサポート
    • RESTfulサービスのURLからWebサービス・データ・コントロールを作成

Oracle ADF Business Components

  • オフライン・データベースのサポート:この機能により、ユーザーがオフライン・データ ベースで作業できるよう になりました。ユーザーは、データベースにある既存のオブジェクトに基づいて、新しいオフライン・データベース・オブジェクトを作成できます。また、既存 のオフライン・データベース・オブジェクトを、データベース接続またはオフライン・データベースにあるオブジェクトと比較できます。オラクルは、オフライ ン・データベースでの作業を容易にするために、新しいウィザードを追加しました。
  • 行検索機能のサポート:行 検索機能により、ビュー・オブジェクトのビュー条件を使用するための宣言的な方法がユーザーに提供されます。行検索機能の代表的なユースケースでは、行検 索オブジェクトを使用して、マスター表の行に基づいて単一の従属的なディテール表にある行(または一連の行)を検索します。ただし、この機能は一般的に、 マスター表を1つ以上のディテール表にリンクする場合、またはバインド変数で表をビュー条件にリンクする場合に使用します。
  • 複数の必須ビュー条件のサポート:単一のビュー・オブジェクトで、複数のビュー条件を作 成できます。さらに、リリース12.1.2.0.0からは、1つまたは複数のビュー条件を必須としてマークすることが可能になったため、ビュー・オブジェ クトごとに使用される複数の必須ビュー条件を保持できます。

Oracle ADF Desktop Integration

  • プログレス・インジケータ・バーのサポート:ダウンロード中またはアップロード中に、全 体の進捗状況および個別のレコード処理を示す視覚的なプログレス・バーのインジケータが表示されるようになりました。
  • 自己署名付き証明書のサポート:ユーザーは、自己署名付き証明書からの警告を無視できる ようになりました。これは、開発およびテストのデプロイで役立ちます。
  • 結合セルのサポート:フォーム・コンポーネントを、結合セル範囲に挿入できます。
  • クライアントとサーバーのバージョン不一致に関する警告:ADF Desktop Integrationでクライアントとサーバーのバージョンが一致していない場合に、警告が表示されます。
  • パフォーマンス強化:リスト・キャッシュの最適化を選択できます。状況によっては、時間 が10分の1に短縮されます。上流での圧縮によりペイロードのサイズが最大で90%縮小され、待機時間が長いシナリオ(WAN)においてはアップロード時 間が30%程度短縮されます。
  • 設計時間に関する機能強化:複数のコンポーネントを、一括で削除できます。バインディン グ・パレットからドラッグ・アンド・ドロップが可能です。リソース・プロパティの実行時の値をデフォルトに設定することができます。
  • アップロードの完全性確保:すべての行が正常にアップロードされた場合にのみ、変更がコ ミットされます。
  • ワークブック・メタデータのインポートとエクスポート:開発者は、ワークブックからのメ タデータをエクスポートまたはインポートできます。エクスポートされたXMLファイルをExcelの外部で編集し、再びExcelにインポートできます。 これは、監査と大規模な更新で役立ちます。
  • 更新のダウンロードと一括挿入:Table.Downloadアクションは、サーバーの 行状態を使用して、行を挿入保留または更新保留のどちらとして処理する必要があるかを決定できるようになりました。
  • 保護ビュー:アドインを無効にするMicrosoft Excel 2010の"保護ビュー"をサポートします。
  • pageDefinitionへのアクセス許可:ワークシートの基になっている pageDefinitionにアクセスする権限をユーザーが持っているかどうかを、検証します。
  • ワークシート設定アクション:開発者は、バインドされたコンテナ・メタデータをフェッチ する前に、カスタム・メソッドを起動できるようになりました。これは、非常に動的なユースケースで役立ちます。
  • ロケール処理のオーバーライド:ADF Desktop Integrationは、ブラウザのロケール設定を使用して、サーバー側のローカライゼーションを決定します。APIを使用すると、特定のアプリケー ションで、決定した適切なロケールに合わせて異なるメカニズムまたはアルゴリズムを提供できます。

Oracle Team Productivity Center

  • コード・レビュー:コード・レビューはTeam Productivity Centerの多くの機能に統合されているため、チームは、バージョン管理で確認待ちとなっているコード変更に対して、コード・レビュー・ワークフローを 作成できるようになりました。
    • コード・レビュー・ウィンドウ:この新しいウィンドウは、すべてのコード・レ ビュー・タスクおよびアクティビティの中心的な場所として機能します。
    • コード・レビューの作成:バージョン管理のチェンジ・セットからコード・レ ビューを作成し、コード・レビューへの参加をチームメートに要請できます。
    • コード・レビュー検索:さまざまなカテ ゴリ分類とフィルタにより、現在と過去のコード・レビューを参照および検索できます。
    • コード・レビュー・コメント:チー ムメートは、コード・レビューに対する全般的なコメント、およびソース・コード内の特定のファイルや行番号に対するコメントを入力できます。コード・レ ビュー・コメントにより、チームは、コード変更についての話し合い、チームメートからの明確な変更要請、および代替実装の提案が可能となり、最終的には コード変更を承認または拒否するかを決定できます。
    • コード・レビューの追加的なコンテンツ:コード・レビューへのコメント入力に加 えて、チームメートは、コード・レビューに対して添付ファイルの追加、外部リンクの提供、コード断片の添付を行うこともできます。
  • ニュース・リーダー:ニュー ス・パネルにより、チームは、利用可能なRSSフィードから興味のあるニュースを選択してJDeveloperに表示できるようになりました。重要な ニュース項目は、送信者によって、またはRSSフィードによって識別できます。さらに、ニュース項目を素早くソートして表示するために利用できる数多くの オプションがあります。
  • HP Quality CenterHP Quality Center用の新しいコネクタが、Team Productivity Centerで利用できるようになりました。新しいHP Quality Centerコネクタにより、HP Quality Centerの不具合、テスト、テスト・セットといった種類の作業項目に関する問合せを、JDeveloperを通して作成できます。また、新しいコネク タでは、JDeveloperを使用して、HP Quality Centerに不具合に関する新規の項目を作成できます。
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