Oracle Database Lite 10g
Oracle Database Liteは、ネットワークの帯域幅と範囲に拘束されない継続的なデータ・アクセスを、モバイル・ワーカーに提供します。 グリッド環境がモバイル機器にまで拡張されるので、モバイル・ワーカーは、ネットワークに接続できない場合でも企業のデータにアクセスできます。
Oracle Database Lite 10gは、モバイル環境に影響の大きいアプリケーションを迅速に開発して配置することを目的とした、完全な統合ソリューションです。 Oracle Database Liteは、モバイル・デバイスのアプリケーションによるエンタープライズ・データへのローカル・アクセスに対して、フットプリントの小さいSQL対応のクライアント・データベースを提供します。 また、スケーラブルなデータの同期とモバイル・リソースの一元管理をサポートするMobile Serverミドルウェア・コンポーネント機能を備えています。 Mobile Serverは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをリモートで管理するツールを管理者に提供するだけでなく、セキュアな双方向のデータ同期も提供します。 次のアーキテクチャ図は、モバイル・アプリケーション配置の典型的なシナリオを示しています。
Oracle Database Liteのクライアント・スタックの主要なコンポーネントとしては、ローカル・データにアクセスするためのOracle Database Lite Clientデータベース、およびOracle Database Lite Mobile Serverとの通信を行うデバイス管理クライアントとデータ同期クライアントがあります。 クライアント・スタックは、Windows 2003/Xp/Vista、Windows Mobile、Windows Pocket PC、Linux、Embedded Linux、Symbian OSを含む複数のプラットフォームで利用できます。
Oracle Database Lite Mobile Serverは、企業のOracleデータベースとのデータ同期が可能な中間層で動作します。 管理者は、Oracle Database Lite Mobile ServerのMobile Managerユーザー・インタフェースを使用して、デバイス管理、ユーザー・プロビジョニング、アプリケーション・ライフサイクル管理、システム管理、パフォーマンス最適化の作業も実行できます。
エンタープライズ・データベース層には、エンタープライズ・アプリケーションのデータ、およびOracle Database Liteを機能させるために必要なメタデータを含むモバイル・リポジトリが格納されます。 |