ベネトン ジャパン、顧客情報の統合で戦略的なプロモーションが可能な環境を実現。顧客リピート率の300%向上を目指す
 
 

ベネトン ジャパン、顧客情報の統合で戦略的なプロモーションが可能な環境を実現。顧客リピート率の300%向上を目指す

1965年イタリアで創業、服飾やアクセサリーなどのブランド「UNITED COLORS OF BENETTON.」を中心に展開するグローバル企業、ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン。その日本法人であるベネトン ジャパンでは2011年8月にそれまで店舗単位で実施されていた顧客情報管理を本社に集約。クイックスタートと要件への柔軟な対応、将来の拡張性を評価し、CRM基盤としてオラクルのOracle® CRM On Demandを採用。株式会社アグレックスが提供するCRMのワンストップ・ソリューションによる顧客情報の戦略的な活用と顧客満足度向上への取組みを強化した。

 
店舗ごとの顧客管理体制を見直す作業に着手

A word from BENETTON JAPAN CO., Ltd.(ベネトン ジャパン株式会社)

  • “顧客情報管理や分析など「やりたいこと」がそろっていて、迅速導入が可能なクラウド製品であるOracle® CRM On Demandは理想のCRM基盤でした。オペレーションも含めたアグレックスのワンストップ・ソリューションを採用したことで、お客様のリピート率向上の施策を戦略的に実施できる環境が整いました” - ベネトン ジャパン株式会社 コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション担当 井上宏臣氏

ベネトン ジャパンでは従来から顧客サービス向上のため、さまざまなセールの案内やキャンペーンメールを通じて顧客層に手厚い情報提供をおこなってきた。しかし顧客情報の活用では店舗ごとの連携はオンライン化されておらず、複数の店舗でショッピングをする顧客データが重複してしまうなどの課題があった。当時の顧客情報管理の仕組みについて、ベネトン ジャパン株式会社 コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション担当 井上宏臣氏は次のように話す。
「まさに発展途上でした。データベースは店舗ごとに紙ベースでの管理。そのデータは各店舗で厳重に管理されていたものの、ベネトン ジャパン全体としてはデータを生かしきれていない状態だったのです」
リピート顧客との重要な接点であるポイントカードも店舗ごとに発行されていたため、店舗に紐づく顧客情報は管理できても、ブランド全体に紐づく情報ではなかったのである。
また、ベネトン ジャパンではEC(Electronic Commerce)サイトのオープンを予定している。そのため新しい販売機会の創出とし
て期待がかけられており、CRM基盤の構築の必要性も重視されていたのである。
ベネトン ジャパンではCRM基盤構築の第一歩として、組織改編を実施した。「抜本的な改善をするために、フラットで部署横断型の組織をつくりました。そうしてルールを新たに構築することにしたのです」(井上氏)。2010年12月に発足した新しいコミュニケーション本部は宣伝・広報活動に加えて、顧客関係管理を統合し、データ活用の基盤をつくることをミッションとした。

 
Oracle CRM On Demandを基盤とするワンストップ・ソリューション

 
年2回のセール時の来店者を年6回以上のリピーターへ

 
 

 
 

Challenges

  • アナログだった顧客情報管理ルールを本社での一括管理に統合し、セキュリティ・ポリシーを強化する
  • 「Oracle CRM On Demand」を中核とするアグレックスのワンストップ・ソリューションを採用し、顧客情報の戦略的活用と顧客満足度の向上を図る

Solutions

Oracle Product and Services

  • お客様のリピート(来店)率300%向上にむけた施策を実施する環境が整った
  • 20万件のデータ蓄積目標に対し、目標の1.3倍のスピードで情報を収集できた

Why Oracle

  • Oracle CRM On Demandは、顧客情報管理からBUによる分析まで、「やりたいこと」を実現する機能を包括的に提供している。
  • カスタム開発やハードウェア選定などが不要なクラウドでの提供なので、迅速に導入でき、メンテナンスや保守運用の負荷が不要である

Implementation Process

2011年2月のミーティングを経てキックオフ。フィット&ギャップによるプロトタイピング方式で要件定義をおこなう。3〜5月にOracle CRM On Demandの画面設計や実装テスト。データ移行と受入れテストを経て2011年8月に稼動。


Advice from ベネトン ジャパン株式会社

  • システム構築だけでなくオペレーションや目標達成までのプロセスを一緒に考えられるパートナー選定がプロジェクトの成功要因です。
  • CRMは分析によって「次なる課題を見つけ出すツール」として活用することが必要です。
  • 運用開始の日付を設定し、目的意識をもって運用に落とし込んでいくことが重要です。そうでなければ議論しているうちに失速し、立ち消えになってしまう可能性があります。

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