朋和産業、低コストにデータベース基盤を再構築。大幅なパフォーマンス改善と災害・障害対策を実現
 
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朋和産業、低コストにデータベース基盤を再構築。大幅なパフォーマンス改善と災害・障害対策を実現

  • Oracle Customer:  朋和産業株式会社
    Location:  Chiba, Japan
    Industry:  製造業
    Employees:  1320名(正社員・パート/2011年1月現在)
    Annual Revenue:  $1 to $5 Billion

 2012年に創業50周年を迎えた朋和産業株式会社。軟包装業界のパイオニア的存在として、「パッケージを通じて、社会の発展に貢献することを使命とし、無限の可能性を拓くことを理想とし、豊かな未来の創造に挑戦する」という企業理念に基づき事業を展開。パッケージ製品の製造・販売をおこなうレンゴーグループにおける軟包装事業の中核企業として、あらゆる産業向けの包装ニーズに対応できる「パッケージング・ソリューション・カンパニー」を目指している。

 現在、国内9カ所の支店・営業所と5カ所の生産拠点、海外3カ所の営業拠点により、食品パッケージなどの包装資材の企画からデザイン、製造、販売までの一貫した生産体制を推進。顧客のニーズにあったパッケージデザインの表現や鮮度保持などの機能に関する提案から、フィルム素材の選択、印刷、加工、柔軟なデリバリー対応まで、より効果的、機能的に「包む」ための商品提供に取り組んでいる。

 常に新しい独自の技術により、顧客のよきパートナーとして、環境に優しい、コミュニケーション・ツールとしての包装材を追求し、 若い力と新しい発想で、未来につながるパッケージを創造する朋和産業では、ITシステムにも積極的に投資。処理性能が劣化した大量データを扱う基幹システムのデータベース基盤再構築に「Oracle Database Appliance(以下、ODA)」を採用し、パフォーマンスの改善とデータ保護環境の強化を実現した。

 
●基幹システム用データベース基盤の性能劣化

A word from 朋和産業株式会社

  • –“アプリケーションをほとんど変えることなく、短期間で性能を上げることが急務でした。Oracle Database Applianceはメモリもディスクも十分に搭載されており、必要なCPU分だけのライセンス費用を支払えばよい、極めてコストパフォーマンスが高い製品であると判断しました。Oracle Database Applianceは最大の目的である性能改善を短期間、かつ必要最小限の投資で実現するための最善の方法でした”—朋和産業株式会社 管理本部 情報システム部 課長 野上 博司氏

朋和産業では2008年ごろに、2台のWindowsサーバーをクラスタリング・ソフトウェアで冗長化し、データベースに「Oracle Database 10g Standard Edition」を採用したデータベース基盤を構築。そのうえで基幹システムを運用していた。しかしシステムの構築から約4年を経て、基幹システムの処理性能が劣化し、業務への影響も大きくなってきたことから、日々の業務を遂行するために、さまざまな対応をすることが必要だった。管理本部 情報システム部 課長の野上博司氏は、次のように語る。

 「データ件数も、処理件数も、利用頻度も増えてきたことからシステムのパフォーマンスに課題を抱えていました。特に、月末・月初や締め日等の処理が集中する時期には、リクエストが受けつけられない状況でした。たとえば処理が途中で止まってしまい、最初からやり直すということもたびたびありました。そのため、システムを利用する社員は早朝出勤をしたり、残業をしたりしなければなりませんでした。また、システムの運用担当者の負荷がきわめて大きくなっていました」

 基幹システムは、財務会計や人事給与などを除く、受注から製造、出荷のシステムまで、オールインワンで構築されている。この基幹システムの処理が遅延してしまうと業務に大きな影響を与えるため、情報システム部門では、常に対応に追われていた。野上氏は、「基幹システムが遅延すると業務が滞るため、経営層からはもちろん、現場の担当者からも改善してほしいという要望が多くありました」と話す。

 過去には、負荷分散のために、基幹システムで使用しているデータの一部を別のWindowsサーバーに構築したデータベースに移し、基幹システム側とデータベースリンクで連携させるなどの性能改善のための工夫をおこなったこともあった。これにより若干の性能改善を実現したが、依然として月末・月初の処理が遅延したり、データ連携に時間がかかったりするなどの問題もあった。また、別立てしたWindowsサーバーが冗長構成になっていないために、システム全体の信頼性が低下するという新たな課題も発生していた。

 
●朋和産業のデータベース再構築プロジェクト

 
●パフォーマンス改善とデータ保護強化を実現

 
 

 
 

Challenges

  • 基幹システムの処理パフォーマンスの劣化を改善したい
  • システムの信頼性を向上させたい
  • 災害時、障害時に基幹システムが停止する危険性を回避したい

Solutions

Oracle Product and Services

  • Oracle Database Applianceの導入、Oracle EMを利用して性能が悪い処理の迅速に把握し、適切に対処することによる処理パフォーマンスの改善
  • システムのパフォーマンスがアップしたと同時に、現場担当者の業務効率が向上、システム運用管理の負荷軽減が実現したことでプロアクティブな危険回避策が実施される
  • Oracle Database 11g Enterprise Editionのオプション機能であるOracle RAC One Nodeで冗長化し、さらにOracle Database Appliance2台をOracle Data Guardでつなぐことにより、高いレベルでのデータ保護を実現

Why Oracle

  • 開発ツールが豊富で、業界標準であること、技術者の数や情報が多い:Oracle Database
  • 最大の目的である性能改善を短期間かつ必要最低現の投資で実現できる:Oracle Database Appliance
  • 定常的な性能監視、チューニングが自社内で簡単にできる:Oracle Enterprise Manager

Implementation Process

2012年2月   データベース基盤の再構築に関する検討を開始
2012年5月末  ODAを導入したデータベース基盤の再構築プロジェクトを本格的にスタート
2012年6月   ODAの環境設定
2012年7月   各種稼動テストを実施。
2012年8月15日 東京に設置されたODAを稼動(本番稼働開始)
2012年9月   DRサイトである北海道のODAを稼動(本番稼働開始)

Advice from  朋和産業
Oracle Database Applianceには、とても満足しています。データベースの性能に不満があるなら導入の検討をされることを推奨します。ただし、データベースのバージョンアップによる影響範囲を把握しておくなど、注意すべき点もいくつかあります。オラクルのサポートも利用して、間違った方向に行かないようにすれば、それほど難しい作業ではなく、コストパフォーマンスも高く、効果は絶大です。