-
-
Oracle Customer: 株式会社NTTデータ イントラマート
Location: Tokyo, Japan
Industry: Professional Services
Employees: 71
Annual Revenue: Under $100 Million
Oracle Customers
Customer and Partner Search
Oracle Customer: 株式会社NTTデータ イントラマート
Location: Tokyo, Japan
Industry: Professional Services
Employees: 71
Annual Revenue: Under $100 Million
株式会社NTTデータ イントラマートは、1998年にNTTデータの社内ベンチャーとしてスタートし、2000年に独立。順調に成長を続けるなかで、主力製品のWebシステム共通基盤「intra-mart WebPlatform」は、ワークフロー製品市場で4年連続国内シェア第1位を獲得している。
intra-mart WebPlatformの高い品質を支えているのが、Webアプリケーションの包括的なテストツールであるOracle Application Testing Suiteだ。intra-mart WebPlatformは、企業の勤怠管理や経費申請など基幹システムのフロント画面に幅広く活用されており、アクセス負荷が集中することが多い。アクセス集中時のレスポンス性能が製品の信頼性に直結するため、性能検証に用いられる負荷テストはきわめて重要な役割を担う。従来は負荷テストの結果集計やレポートの作成に2週間程度かかっていたが、Oracle Application Testing SuiteのOracle Load Testingによりほぼリアルタイムでレポート作成が完了するようになった。リソースや時間が限られた開発期間中でも、負荷テストをシンプルかつ手軽に実施できるため、アクセス集中時の性能を担保することができ、製品に対する評価が高まったという。
“これまで負荷テストにはかなりの手間と時間が必要でしたが、Oracle Application Testing Suiteを利用することで精度の高い負荷テストを簡単に実施できるようになりました。しかも、テスト結果はその場ですぐわかりやすいグラフで見ることができ、製品の品質や信頼性の向上に大きく貢献しています”― 株式会社NTTデータ イントラマート 開発本部 本部長 大西 直樹氏
今や2,300社以上が導入しているintra-mart WebPlatformは、大企業で全社員が日常的に使いこなすERP(基幹業務統合パッケージ)のWebフロントとして活用されるケースも多い。そのため、「社員のアクセスが集中するピーク時にも、高いレスポンス性能や安定性を保つ」ことが求められる。
株式会社NTTデータ イントラマート 開発本部 本部長の大西 直樹氏は、「当社の製品において、負荷集中時のレスポンスや安定性に対するお客様のニーズは高く、製品の品質維持のために負荷テストはきわめて重要です」と語る。
とはいえ、負荷テストを丁寧におこなおうとすれば時間も手間もかかるし、リソースの制約もある。しかも、一般に負荷テストは開発工程の後半に実施されるため、前半で遅れが生じると、そのしわ寄せでタイトなスケジュールになることが多い。
同社が以前使っていたオープンソースの負荷テストツールは、いくつかの課題を抱えていたという。まず挙げられるのが、テスト結果を集計してレポートにまとめるのに時間がかかっていたことだ。「負荷テスト自体は1~2日で終わりますが、そこから得られた膨大なデータを、表計算ソフトを使って整理、分析し、グラフ化するのに2週間ほど必要でした」と、開発本部 パッケージ企画グループ グループリーダーの小泉 忠嗣氏は振り返る。また、10ユーザーや20ユーザー程度の負荷テストであれば問題なく実施できるが、50もしくは100ユーザーの同時アクセスともなると、スケールアウトに手間がかかるうえ、特別なノウハウも必要になる。加えて、「ツールそのもののパフォーマンスが下がったり、テストの信憑性に疑問が生じたりすることもあった」(小泉氏)という。
オープンソースの負荷テストツールを導入する前の、「社員総出で一斉にアクセスするという人海戦術でしのいでいた頃に比べると、かなり楽になっていた」(小泉氏)ものの、製品に対する顧客の要求が高まるなか、負荷テストの信頼性と効率の向上は避けて通れない課題となっていた。そこで同社が2007年に導入したのが、Oracle Application Testing SuiteのOracle Load Testingだ。複数のツールを比較検討したうえでOracle Load Testingを選んだ最大の決め手は「使いやすさ」である。大西氏は、「負荷テストは『1度やれば終わり』ではなく、実施して改修し、またテストするという繰り返しが必要なので、気軽に何度でも使えることが重要です。Oracle Load Testingは直感的なユーザー・インタフェースを備え、特別なスキルがなくても誰でも使える点を評価しました」と語る。
Oracle Load Testingの導入によって劇的に変わったのが、レポート作成に要する期間である。「Oracle Load Testingの豊富なグラフ生成機能を使って、グラフ化されたテスト結果をリアルタイムで見ることができるようになりました」と小泉氏は笑顔を見せる。また、負荷テストのシナリオ作成時にプログラムを書く必要がなくなり、手軽にテストを実施できるようになったうえ、「あらかじめ特別な設定をしなくても、CPUやディスクI/Oなどさまざまな情報を取得してくれるので、多面的な分析がおこなえる」(大西氏)点も高く評価されている。負荷テストの効率が大幅に上がり、「開発スケジュールが短くなっても、Oracle Load Testingがあれば負荷テストはこれまで以上にしっかりおこなえます」と満足そうな表情を見せる。
高負荷のテストも容易に実施できるようになった。「『intra-mart WebPlatformのサイジングを行う際のテストでもOracle Load Testingはたいへん重宝しています」と小泉氏は話す。さらに、Oracle Load Testingが世界中の企業で使われているテストツールである点も重要だと指摘する。「お客様にレポートを見せる際も、Oracle Load Testingのレポート画面であれば信頼していただけます。オープンソースのツールによるテスト結果を表計算ソフトでグラフ化した画面を見せていた頃に比べ、お客様からの信頼度も確実に上がっているのがわかります」と小泉氏。
同社がOracle Load Testingを利用し始めてから5年になるが、「年々機能や使い勝手が向上しており、現在は不満に思うところはまったくありません」と大西氏は言う。オープンソースのツールを使っていた頃は、わからないことは自分で調べるしかなく、手間がかかるうえにノウハウの蓄積が属人的になっていたという。これに対し、Oracle Load Testingは使いやすいだけでなく、「オラクルのサポートがしっかりしているので、わからないことがあればすぐ問い合わせられます。その安心感は大きいですね」と大西氏は話す。
製品の開発では、負荷テストを実施して初めて不具合が見つかるケースも多い。大西氏は、「精度の高い負荷テストを効率よくおこなえるようになったことで問題を事前に発見、対処でき、製品リリース後にパフォーマンスの問題でお客様から指摘を受けることがほとんどなくなりました。パッチで機能を追加する際も、かなり短いスケジュールにもかかわらず、負荷テストをおこなって性能の品質を担保してからリリースできるので、たいへん助かっています」と語る。
今後、数多くの新製品や既存製品のバージョンアップを計画している同社では、「引き続きOracle Load Testingによる負荷テストを最大限活かし、質の高い製品を提供していきたい」(大西氏)とのことだ。
負荷テストツールの選定にあたって、NTTデータ イントラマートがもっとも重視したのは「使いやすさ」である。負荷テストは1度実施したら終わりではなく、限られた時間とリソースのなかで何度も繰り返して製品の改修をおこなえなくてはならないからだ。「直感的なユーザー・インタフェースで、特別なスキルがなくても誰でも手軽に使えることを評価しました」と大西氏。小泉氏は、テスト結果をリアルタイムでわかりやすくグラフ化して見られる点を強調する。「オープンソースのツールを使っていたときに、レポートの作成に2週間かけていた手間を考えると大きな改善です」