ベリトランス、決済プラットフォームのデータベース基盤をエンジニアド・システムズ製品で刷新。短期間での稼動を実現し、6時間を要していた夜間バッチが15分で完了
 
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ベリトランス、決済プラットフォームのデータベース基盤をエンジニアド・システムズ製品で刷新。短期間での稼動を実現し、6時間を要していた夜間バッチが15分で完了

日本におけるオンライン決済代行ビジネスのパイオニアであるベリトランス株式会社(以下、ベリトランス)は、データセンター移転を機に決済プラットフォームのデータベース基盤をOracle Exadata Database Machine(以下、Oracle Exadata)へと刷新。データ移行のソリューションとしてOracle GoldenGateを採用することで、システム停止時間を極小化しながら大規模データベース基盤の移行を完了。Oracle Exadataの超高速データ処理基盤を導入したことで、データベース運用業務の効率化、ユーザーに提供するサービス品質の大幅な向上も実現した。

 
決済ビジネスの中核を担うデータベース基盤

A word from ベリトランス株式会社 (VeriTrans Inc.)

  • “当社のサービスの約9 割はインターネット経由で提供していますから、まさに『システムありき』のビジネスモデルです。いかに優れたシステムをつくり上げて、付加価値の高いサービスを提供するか。このことが、常にビジネスの中心にあります。今回のオラクル製品を活用したデータベース基盤の刷新による処理性能やデータ容量の増強は、お客様に提供するサービスの品質を向上させるチャンスだととらえました” - ベリトランス株式会社 上級執行役員 CTO COO 技術部長 赤尾 浩平氏

ベリトランスは、オンライン決済サービスやECインフラ支援サービスなど、EC業界を牽引するリーディング・カンパニーだ。とくに、同社が提供する次世代型決済システム「VeriTrans3G」は、その高度な機能もさることながら、豊富な決済メニューを低価格で一括導入できるコストパフォーマンスのよさが評価され、現在日本国内での実績をもとに、アジア各国への展開に着手し始めている。また同社は、2005年に国内初のPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard:クレジットカード情報、および取引情報を保護するための、クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準)準拠を果すなど、サービスのセキュリティ対策の面でも業界をリードしている。
 
同社がこのように先進的なサービスを常に他社に先駆けて展開してきた背景には、ITへの積極的な投資があったと、ベリトランス 上級執行役員 CTO COO 技術部長 赤尾 浩平氏は語る。「当社のサービスの約9 割はインターネット経由で提供していますから、まさに『システムありき』のビジネスモデルです。いかに優れたシステムをつくり上げて、付加価値の高いサービスを提供するか。このことが、常にビジネスの中心にあります」。

 なかでも、VeriTrans3Gのサービス基盤を担う決済プラットフォームは、同社のビジネスの根幹を支える重要なシステムだ。そのためパフォーマンスや可用性には常に万全を期してきたが、それでも数年前までいくつかの課題を抱えていたという。同社 技術部 マネージャー 綿貫 恵介氏によれば、「とくにデータベースのパフォーマンスに関しては、CPUやメモリ・リソースにあまり余裕がなく、一部の複雑な検索処理やバッチ処理に時間がかかるなど、改善の余地がありました」という。

 
迅速・確実なシステム移行と、性能向上を前提とした選択

 
わずか10分間のダウンタイムでの移行を実現

 
サービス品質のさらなる向上を目指して

 
 

 
 

Challenges

  • これまで使用してきたデータセンターが閉鎖することになり、新たなデータセンターへシステムを移行する必要があった
  • データセンターの閉鎖までの時間が限られていたため、短期間で新システムの稼働を完了させる必要があった
  • サービスのダウンタイムを極小化するために、旧システムから新システムへの切り替えを短時間で完了する必要があった
  • PCI DSS対応のセキュリティ対策も継続して使用可能とする必要があった
  • バッチ処理の処理時間を短縮する必要があった
  • 今後のビジネスの成長に対応できるだけの拡張性を併せ持つ必要があった

Solutions

  • 従来のシステムを新データセンターにそのまま移行するのではなく、Oracle Exadataを活用して、競争力の源泉となるシステムへと進化させた・ベリトランスとTISの連携作業により、実質的な移行期間は3カ月ほどで完了した。
  • 移行によるダウンタイムは10分間の停止を2回挟むだけで完了した
  • 6時間を要していた夜間バッチが15分で完了した
  • 新システムはPCI DSS対応のセキュリティ対策も継続して使用できることとなった
  • Oracle Enterprise Managerの活用により、データベース以外の要素に調査対象を絞り込めるので、トラブル対応作業が大幅に軽減した
  • Oracle Exadataで稼動する新システムは、現状余力のある状況であり、将来の機能拡張にも十分に対応できる環境となっている

Why Oracle

  • 将来の事業拡大も踏まえたハイレベルなシステムソリューションを提供できる企業だと期待できた
  • 短期間での新システムの構築と新データセンターの移行を同時に実現可能とするパフォーマンスが期待できた
  • 短期間での移行と移行時のダウンタイム極小化をパートナーとして担うTISがOracle Exadata特有の運用モデルを確立していた
  • 稼動後の運用管理負担軽減に貢献する製品をもち、ソリューション提供できる企業だと期待できた

Implementation Process

1999年以来利用していたデータセンター施設が老朽化のために閉鎖することとなり、急遽、2012年1月、設備をすべて新設してシステム基盤を構築する方針が決定し、要件定義のとりまとめに着手する。2012年6月からシステムの設計作業が開始され、同年8月、Oracle Exadataの活用を決定。9月にOracle Exadataが納品され、ネットワークサーバー、データベース、サービスなどの構築が進行するなか、TISが本プロジェクトに参画し、ベリトランスのスタッフとオラクルのコンサルティング・サービスチームと協同でOracle Exadata導入におけるさまざまな問題を解決していった。TISは自社所有の検証施設を活用しながら、テストを繰り返し、ベリトランス側が設定するシステム要件のクリアを目指す。2013年1月ころにはテスト作業が終了し、データ移行も含めたシステム導入が開始され、2013年4月に完了。

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