詳細表示
次に、このJavaクラスをマネージドBeanとしてfaces-config.xmlに登録します。 その後、2つの入力テキスト・フィールドと1つのボタンを使用して簡単なUIを設計し、これらの入力フィールドとボタンをJSF EL式を使用してマネージドBeanにバインドします。 最後に、マネージドBeanに含まれるメソッドとボタンを結びつけ、ボタンがクリックされたらビジネス・メソッドが起動されるようにします。 ページをテスト実行すると、ブラウザ内に次のようなページが表示されます。
| 目的 | 所要時間 | アプリケーション |
|---|---|---|
このチュートリアルでは、簡単なBeanオブジェクトを作成し、このBeanをJSFアプリケーションで使用する方法を説明します。 これから作成するアプリケーションの完成版を確認するには、「Download」ボタンをクリックして最終的なアプリケーションのzipファイルをダウンロードし、JDeveloperのmyworkフォルダに解凍してください。 |
20分 | ![]() |
メイン・メニューから「File」→「New」を選択します。 New Galleryで、「General」カテゴリを開き、「Applications」を選択します。Itemsリストで「Custom Application」を選択し、「OK」をクリックします。
-
例に合わせ、アプリケーション名として
JSFBeanAppと入力します。
デフォルト値のままにして、「Finish」をクリックします。
アプリケーション・ナビゲータのProjectsパネルは、次のように表示されます。
詳細表示 同時に、プロジェクトとすべての環境設定が追跡記録されます。Oracle JDeveloperアプリケーションでは、作成するアプリケーションのタイプ(WebアプリケーションやJavaアプリケーションなど)に応じて、あらかじめ構築されたテンプレートに基づいて、事前定義された環境のタイプを指定できます。 アプリケーション・テンプレートには適切な機能の組合せが事前に指定されているため、標準アプリケーションのプロジェクト構造を素早く作成できます。 また、使用している機能に合った選択肢のみが使用できるように、Oracle JDeveloperで実行する処理がアプリケーション・テンプレートによりフィルタリングされます。
このチュートリアルでは、Custom Applicationテンプレートを使用します。このテンプレートでは、JDeveloperがサポートするすべての機能の関連オブジェクトを1つのプロジェクトから使用できます。
適切なテンプレートを使用してアプリケーションを作成した後も、新しいプロジェクトをアプリケーションに追加し、使用できるようにする機能を指定することができます。 これを実行するには、アプリケーション・ナビゲータでアプリケーション名を右クリックして、「New Project」を選択します。 New Galleryでは、Itemsリストから任意のタイプのプロジェクトを選択できます。
詳細表示 機能の関連付けは、アプリケーション内のプロジェクトで定義します。 JDeveloperプロジェクトは、関連するファイルを論理的にグループ化するときに使用します。ここでは、ソース・ファイル、パッケージ、クラス、イメージ、およびプログラムで必要になるその他の要素が管理されます。プロジェクトでは、プログラムのコンパイル時や実行時に使用するソース・パスや出力パスなどの環境変数を管理します。また、プロジェクトには、コンパイラ、ランタイム、デバッグに関するオプションが用意されており、プロジェクトごとにこれらのツールの動作をカスタマイズできます。
ソース・コードのアクセス、変更、再利用を簡単にするために、複数のプロジェクトをアプリケーションに追加できます。それぞれのプロジェクトに含まれるファイルは、たとえば多層アプリケーションにおける各層に相当する場合もあれば、複雑なアプリケーションにおける各サブシステムに相当する場合もあります。 これらのファイルはどのディレクトリに配置されていても、1つのプロジェクトに含めることができます。
詳細表示 アプリケーション・ナビゲータでは、プロジェクトは階層内の最上位レベルとして表示されます。アプリケーションで使用したCustom Applicationテンプレートによって、1つのプロジェクトが作成されています。このプロジェクトには、デフォルトのプロジェクト名または事前に入力されたプロジェクト名が指定されています。 アプリケーション・ナビゲータのパネルはいずれも開閉できます。 2つのパネルの間のスプリッタをドラッグすれば、パネルのサイズを調整できます。 Projectsパネルで項目のグループ化やソートを行う場合は、「
Oracle JDeveloperには多種多様なファイル・タイプを識別する機能が備わっており、アプリケーション・ナビゲータでファイルをダブルクリックすると、適切なビューアまたはエディタでファイルが表示されます。アプリケーションまたはプロジェクトを終了すると、そのアプリケーションまたはプロジェクトのファイルを表示していたすべてのエディタまたはビューアが閉じられ、メモリからファイルがアンロードされます。
注:アプリケーション・ナビゲータのイタリック体のノードは、これらの要素が保存されていないことを示しています。 プロジェクトに含まれるファイルが選択されている場合、プロジェクト・ノードは太字で表示されます。
メイン・メニューから「Application」→「Show Overview」を選択します。 エディタ・ウィンドウ領域にApplication Overviewウィンドウが開きます。
Application Overviewのファイル概要ページには、JDeveloper内で作成されるすべてのオブジェクトがオブジェクト・タイプごとに分類されて表示されます。新規作成したファイルとアーチファクトは、ステータスやプロジェクトでフィルタして表示できます。
このアプリケーションのオブジェクトを作成する際には使用しないので、任意でApplication Overviewウィンドウを閉じることができます。
-
アプリケーション・ナビゲータでプロジェクトを右クリックし、「New」→「Web Tier」→「JSF/Facelets」→「Page」の順に選択して「OK」をクリックします。

-
Create JSF Pageダイアログで、ファイル名として
Register.jsfを入力します。 ドキュメント・タイプとしてFaceletsが選択されていることを確認します。
New Gallery
JSFナビゲーション・ダイアグラマ
Oracle ADFタスク・フロー・ダイアグラマ(JDeveloperのStudio Editionでのみ使用可能)
-
Page Layoutページで「Blank Page」を選択します。Managed Beanページで、「Do Not Automatically Expose UI Components in a Managed Bean」を選択します。
-
「OK」をクリックします。
デフォルトでは、ビジュアル・エディタに新しいJSF Faceletsページが表示されます。
Web Contentフォルダ: 作成したページ、およびアプリケーションのクライアント・ブラウザに表示される必要があるその他のファイル(スタイルシート・ファイルや画像など)が格納されます。
/WEB-INF/フォルダ:必要なWebアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ(
web.xml)とJSF構成ファイル(faces-config.xml)が格納されます。web.xmlファイル:アプリケーションのWebアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタです。これは、アプリケーションの構成コンポーネントを記述したXMLファイルです。初期化パラメータと、サーバーによって実施されるコンテナ管理のセキュリティ制約も、このファイルに記述されています。
faces-config.xmlファイル:バリデータ、コンバータ、マネージドBean、ナビゲーション・ルールといった、JSFアプリケーションの構成リソースが登録されます。
jsf)、またはXML構文で記述されたJSPドキュメント(ファイル拡張子は.jspx)を使用できます。
詳細表示どちらのJSFページもCreate JSF Pageダイアログを使用して作成できます。次のいずれかの方法でJSFページを開きます。
詳細表示 デフォルトでは、コンポーネントはマネージドBeanに対して公開されません。 コンポーネントをマネージドBeanにバインドする場合は、このダイアログのManaged Beanページでいずれかの自動バインディング・オプションを選択します。
注: 既存のマネージドBeanに対するバインド方法のオプションを選択できるのは、アプリケーションにマネージドBeanが構成されている場合のみです。
UIコンポーネントをマネージドBean内で自動的に公開するように指定すると、新規のJSFページを作成するたびに自動的にバッキングBeanが作成されます。ページ上にコンポーネントをドロップすると、Oracle JDeveloperは、各コンポーネントのBeanプロパティを挿入し、
binding属性を使用して、それらのプロパティにコンポーネント・インスタンスをバインドします。これにより、そのBeanは、コンポーネント・インスタンスを受け取ったり返したりできるようになります。 ページ作成時に自動コンポーネント・バインディングを使用しないように指定した場合は、プロパティ・インスペクタを使用して手動でページ上のコンポーネントをバインドできます。 たとえば、入力テキスト・コンポーネントを挿入したら、プロパティ・インスペクタで、そのコンポーネントのBindingフィールドの末尾にある「
詳細表示 特定のファイルをエディタ・ウィンドウで開いたときに表示されるウィンドウ下部の各タブは、Editorタブです。エディタ・タブを選択すると、そのエディタまたはビューア内でファイルが開きます。 たとえば、ビジュアル・エディタからXMLエディタに切り替えるには、「Source」タブをクリックします。 新規のJSFページをFaceletsドキュメント・タイプ(ファイル拡張子は
.jsf)として作成すると、JSF CoreおよびHTMLの各タグ・ライブラリ用の2つのxmlns属性を持つ初期ページ構造が自動的に作成されます。初期ファイルに含まれるその他の要素には、ページのレイアウト用要素、特に<f:view>と</f:view>で囲まれた他のすべての要素が挙げられます。 たとえば、新規ページには次のコードが生成されます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<f:view xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core"
xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<h:head>
<title>Register</title>
</h:head>
<h:body>
<h:form></h:form>
</h:body>
</html>
</f:view>
JSFページの作成ステップが完了すると、アプリケーション・ナビゲータは次のように表示されます。 
プロジェクト内で、Java EE Webモジュール・ディレクトリ構造に準拠するフォルダとファイルは次のとおりです。
-
先ほど作成したプロジェクトをアプリケーション・ナビゲータで右クリックし、「New」→「General」→「Java Class」の順に選択して「OK」をクリックします。

-
Create Java Classダイアログで、クラス名に
PersonInfoと入力します。 デフォルト値はそのままにして、「OK」をクリックします。
-
ソース・エディタで、コードを追加して簡単なJavaBeansオブジェクトを作成します。
たとえば、生成された次のコードの後に、
public PersonInfo() {
super();
}
次のコードを使用して2つのプロパティを追加します。 エディタでファイルを右クリックし、「Generate Accessors」を選択します。

Javaコード・インサイト、Java固有のコンプリーション・インサイトの実装
一般的な問題を修正するコード・アシストインポート文の支援およびソート
自動ドキュメント・コメント・テンプレート
Structureウィンドウのカスタマイズ可能なソートおよび展開
構文エラーおよびセマンティック・エラーの明確なハイライト
カスタマイズ可能なコード・セパレータ
-
Generate Accessorsダイアログで「PersonInfo」を選択します。 Scopeドロップダウン・リストでpublicが選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。

-
入力されたデータを取得し、そのデータを使用してメッセージを表示するコードをソース・エディタで追加します。
たとえば、生成された次のメソッドの後に、
public String getEmail() {
return email;
}
次のメソッドを追加します。 「
」Save Allをクリックして作業内容を保存します。
アプリケーション・ナビゲータでは、Application Sourcesフォルダの下のproject1パッケージにPersonInfo.javaが表示されます。
Oracle ADF Business Components(Oracle JDeveloperのStudio Editionでのみ使用可能)
Enterprise JavaBeans(EJB)
Oracle TopLink - これによりJavaクラスおよびEJBをデータベース表にマップできます。
private String email;
詳細表示 作成しようとしているこの例では、2つのフィールドにデータを入力してボタンをクリックし、メッセージを表示するようユーザーに求めます。 データを取得するには、2つのプロパティを追加し、getterメソッドとsetterメソッドをプロパティに作成する必要があります。 入力データを保存し、そのデータを使用してコンソール・メッセージを表示するメソッドは、後で追加します。
詳細表示
System.out.println("saving..." + name + " " + mail);
}
詳細表示 データ・モデルに対して単純なJavaBeansを使用するのでは不十分な場合や、さまざまなソースからデータを集計する必要が発生する場合があります。このような場合、たとえば次に示すようにまったく異なったビジネス・サービス・テクノロジーに基づくデータソースを扱うことができます。
Oracle JDeveloperの生産的なコーディングとデータ・バインディング・ツールを使用すれば、JSFとJavaBeans、Enterprise JavaBeans(EJB)、Oracle TopLink、またはWebサービスをモデル・レイヤーで使用するかどうかにかかわらず、アプリケーション・バックエンドおよび統合コードを安全かつ容易に実装できます。 特定のビジネス・サービスを使用する場合は、New Galleryを開き、用意されているウィザードとダイアログを使用して、モデル・プロジェクト内にエンティティを作成(Webサービスの場合は公開)できます。
アプリケーション・ナビゲータで「faces-config.xml」をダブルクリックし、エディタ・ウィンドウで構成ファイルを開きます。
マネージドBean
カスタム・メッセージ・バンドル
カスタム・バリデータとコンバータ
-
エディタ・ウィンドウの下部にある「Overview」タブをクリックして、概要エディタを使用します。
概要エディタにはデフォルトでManaged Beansページが表示されます。
-
「
」をクリックしてCreate Managed Beanダイアログを開きます。Bean名としてpersonDataを入力します。 Class Nameフィールドの横の「
」をクリックし、クラス・ブラウザを開きます。
-
フィールドに
PersonInfoと入力し、「PersonInfo (project1)」を選択します。 「OK」をクリックしてクラス・ブラウザを閉じます。
-
Create Managed Beanダイアログで「Configuration File」を選択します。 次の値が入力または選択されていることを確認します。
フィールドまたはオプション 値 Bean Name PersonDataClass Name PersonInfoPackage project1Extends java.lang.Objectスコープ リクエスト 登録 Configuration File Generate Class If It Does Not Exist 選択する application:Webアプリケーションが実行されている間、Beanが使用可能です。このスコープは、LDAPディレクトリなどのグローバルなBeanに有用です。session:クライアント・セッションの間、クライアントがBeanを使用できます。request:インスタンス化されてからクライアントに応答が返されるまで、Beanが使用可能です。これは通常、現在のページの存続期間です。none:Beanは参照されるたびにインスタンス化されます。これは、Beanが別のBean内で参照されている場合に有用です。-
「OK」をクリックします。
概要エディタに新規のマネージドBean定義が表示されます。
詳細表示 アプリケーションに必要なリソースは、JSF構成ファイル
faces-config.xmlに指定されます。アプリケーションが必要とするリソースは以下のとおりです。
faces-config.xmlに登録されたアプリケーションによって使用される任意のJavaBeansのことです。
詳細表示 faces-config.xmlファイルにはいつでもマネージドBeanを追加できます。それには、同ファイル内のXMLを手動で編集する方法と、構成ファイルの概要エディタを使用する方法があります。概要エディタには、各種作成ダイアログと、Beanのクラス・ファイル参照を検索するための参照機能が用意されています。 faces-config.xmlにマネージドBeanを定義するには、JSF構成ファイルにエントリを追加します。具体的には、Beanを参照する際に使用するシンボリック名と、Beanをインスタンス化するときに使用するクラスを指定します。このシンボリック名は、Beanのプロパティとメソッドを参照する必要がある際、Beanを識別するために使用します。 Beanを直接参照する代わりにシンボリック名を使用しているため、プレゼンテーションがアプリケーション・ロジックと分離され、ビューに影響を及ぼすことなくモデルを変更できます。
詳細表示
faces-config.xmlでマネージドBeanを登録するのではなく、BeanクラスでマネージドBeanアノテーションを使用する選択ができるようになりました。 faces-config.xmlファイルはかなりの大きさになることがありますが、マネージドBeanアノテーションを使用するとファイルのサイズと複雑さが減少します。 faces-config.xmlに<managed-bean>要素を追加する代わりにアノテーションを使用すると、アノテーションである@ManagedBeanと@RequestScopeがJavaBeansクラス・ファイルに追加されます。次に例を挙げます。 @ManagedBean(name="backing_mypage")
@RequestScoped
public class MypageInfo {
...
}
faces-config.xmlの概要エディタを使用してマネージドBeanを構成すると、faces-config.xmlファイルが自動的に更新され、必要な構成要素が追加されます。
詳細表示次に例を挙げます。
<managed-bean>
<managed-bean-name>personData</managed-bean-name>
<managed-bean-class>project1.PersonInfo</managed-bean-class>
<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>
</managed-bean> JSFアプリケーションを起動すると、
faces-config.xmlが解析されてマネージドBeanが使用可能になります。マネージドBeanが(たとえば、EL式内で値式と呼ばれるコンポーネントのタグ属性の値として)参照されると、マネージドBean作成機能が、そのBeanのデフォルトのコンストラクタ・メソッドを呼び出してBeansをインスタンス化します。 プロパティが宣言されている場合は、それらに宣言済みのデフォルト値が設定されます。
エディタ・ウィンドウの上部にある「Register.jsf」タブを選択し、ページを前面に表示します。
ビジュアル・エディタで、ページ上部にテキスト
Registration Formを入力します。
コンポーネント・パレットで、ドロップダウン・リストから「HTML」ページを選択し、「Common」パネルを展開します。

「
」Tableをクリックしてビジュアル・エディタへドラッグし、ページ上にドロップして表を追加します。Insert Tableダイアログで、行数を
3に、列数を2に設定します。 その他はデフォルト値のままにして、「OK」をクリックします。
コンポーネント・パレットで、ドロップダウン・リストから「JSF」ページを選択し、「HTML」パネルを展開します。
JavaServer Faces HTMLタグ・ライブラリ。一般的なHTMLユーザー・インタフェース・コンポーネントを表すタグが含まれます。
JavaServer Faces Coreタグ・ライブラリ。イベント処理やデータ変換といったコア・アクションを実行するタグが含まれます。
「
」Input Textアイコンをドラッグし、表の最初の行の2番目の列にドロップします。
-
表全体では、表の境界線の右下隅にカーソルを置き、「
」Table Selectorアイコンが表示されたらクリックします。 -
行では、表の左の境界線にカーソルを置き、「
」Row Selectorアイコンが表示されたらクリックします。 -
列では、表の上の境界線にカーソルを置き、「
」Column Selectorアイコンが表示されたらクリックします。 セルでは、1つのセルをクリックするか、複数のセルであれば[Ctrl]を押しながらクリックします。
-
「
」Resize Handlesアイコンをドラッグして表のサイズを調整します。 -
サイズを変更したい行または列の境界線にカーソルを置き、「
」Horizontal Border Handleアイコンまたは「
」Vertical Border Handleアイコンが表示されたらクリックします。 -
「
」Background Colorアイコンをクリックし、表、行、またはセルに選択した色を適用します。 「
」Leftアイコン、「
」Centerアイコン、「
」Rightアイコンをクリックし、選択した表にそれぞれ左揃え、中央揃え、右揃えを適用します。
-
「
」IndentアイコンまたはOutdentアイコンをクリックして、<blockquote>タグを適用または削除することにより、選択した表にインデントを適用するか、インデントを削除します。 -
もう一度「
」Input Textアイコンをドラッグし、2番目の行の2番目の列にドロップします。 「
」Command Buttonアイコンをドラッグし、3番目の行の2番目の列にドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、「Value」フィールドをクリックし、デフォルトのテキストをSign Me Upに変更します。Common: 一般に使用される属性。コンポーネントによって異なります。このカテゴリには
idおよびbinding属性も含まれます。idはコンポーネントの一意な識別子で、有効なXML名でなければなりません。id名の先頭文字に、数字やスペースを使用することはできません。bindingは、コンポーネント・インスタンスをBeanのプロパティにバインドするEL式です。Appearance: 可視パーツを制御する基本属性。
titleやaccessKeyなどがあります。Style: HTMLのスタイルおよびプレゼンテーションに関する属性。
background、border、cellpadding、cellspacing、font、margin、style、outlineなどがあります。対応したHTML要素に宣言するHTML 4.01仕様の属性のほとんどがサポートされています。Behavior: コンポーネントの動作を制御する基本属性。
disabledやreadOnlyなどのHTMLパススルー属性が含まれます。HTML言語の国際化セクションに指定されるlangやdirといった言語変換属性も含まれます。JavaScript: HTMLイベント属性(クライアント側のスクリプトをイベントと関連づける属性)。
onclick、onkeypress、onmouseoverなどがあります。-
ビジュアル・エディタで、表の最初の行と最初の列が交わるセルをクリックして
Username:と入力します。 続いて、最初の行と2番目の列が交わるセルにEmail:と入力します。
ビジュアル・エディタは次のように表示されます。
詳細表示
エディタのブレッドクラム・リンクは、現在選択されているコンポーネントまたはタブからそのルートの親コンポーネントまたは親タグへさかのぼるリンク・パスを表します。
エディタのブレッドクラム・リンクに表示されているコンポーネントまたはタグをクリックすると、選択したコンポーネントまたはタグがページ上に表示され、選択したアイテムの右上隅にドロップダウン・メニュー・アイコンが表示されます。このドロップダウン・メニューをクリックすると、Oracle JDeveloperは、選択したコンポーネントまたはタグ上で実行可能な操作をコンテキスト・メニューとして表示します。次に例を挙げます。
ビジュアル・エディタはStructureウィンドウとも完全に統合されています。JSFコンポーネントを挿入、コピー、移動する際は、ビジュアル・エディタ内、ターゲット・ページ要素に対するStructureウィンドウ内で、ページ上の挿入ポイントを選択します。Oracle JDeveloperは、ターゲット・コンポーネントの前、後、または内部に、挿入ポイントの場所を示すビジュアル・キューを提供します。
コンポーネントを挿入したら、コンポーネントをドロップする際に表示されるダイアログを使用し、必要に応じてコンポーネントのプロパティを設定できます。プロパティの設定は、プロパティ・インスペクタを使用して後で行うこともできます。
アプリケーション・ページでは、Oracle JDeveloperに用意されているスタイルシートまたはユーザー固有のスタイルシートを使用することもできます。スタイルシートは、ページの作成時または作成後に、ページを編集することで追加できます。ページにスタイルシートを追加すると、ページ上のテキスト(見出しテキストなど)に、ドロップダウン・リストから選択したスタイルを設定できます。
詳細表示 リソース・バンドルを使用する必要がある場合は、Project PropertiesダイアログのResource Bundleページで、「Automatically Synchronize Bundle」オプションを選択します。デフォルトのバンドル・タイプはProperties Bundleで、これはPropertyResourceBundleプロパティ・ファイルまたは変換可能テキストを含むプレーン・テキスト・ファイルです。 プロパティ・ファイルにはStringオブジェクトに対する値のみを含めることができます。他の種類のオブジェクトを保存する必要がある場合は、代わりにListResourceBundleを使用します。
Automatically Synchronize Bundleを選択すると、ビジュアル・エディタでテキストを入力して[Enter]を押した後に、テキストがEL式として表示されます。
プロパティ・ファイルも作成されます。次に例を挙げます。
#
SOME_TEXT=Some Text
詳細表示 各コンポーネントにはヘルプ情報が備わっており、コンポーネントの目的と属性が説明されています。 ヘルプ情報を検索するには、コンポーネント・パレットのパネル内でアイテムを右クリックし、「Help」を選択します。
詳細表示
詳細表示 Insert Tableダイアログを使用して、HTML
<table>要素を追加し、スケルトン表に初期プロパティを設定できます。スケルトン表を挿入した後、コンポーネント・パレットとビジュアル・エディタを使用し、入力フィールドおよびラベルを追加することで登録フォームを設計します。 ビジュアル・エディタを使用して、表の外観と構造の両方を容易に変更できます。表を編集してテキストおよび画像を追加できます。行および列を追加、削除、サイズ変更、順番の変更、分割、マージすることが可能です。また、表、行、セルの色、位置合わせのプロパティを変更でき、セルをコピーして貼り付けることができます。さらに、表のセル内に表をネストできます。
ビジュアル・エディタで表の全体または一部を変更するには、最初に表、行、列、あるいはセルを選択します。選択する方法は次のとおりです。
表のサイズを変更する方法は次のとおりです。
#{expression})を指定できます。たとえば、#{personData.username}となります。
詳細表示 JSFページにコンポーネントを追加すると、コンポーネント・タグでサポートされている属性が以下のカテゴリに分類されてプロパティ・インスペクタに表示されます。
-
ビジュアル・エディタで、最初の入力テキスト・フィールドを選択します。 次に、プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Valueフィールドの横に表示されている
ドロップダウン・メニューから「Expression Builder」を選択します。 
Expression Builderで、「JSF Managed Beans」→「personData」の順で展開します。「username」を選択し、
username変数を使用して式を作成します。 「OK」をクリックします。
#{foo}#{foo.bar}#{foo.bar.baz}#{foo[bar]}#{foo["bar"]}#{foo[3]}#{foo[3].bar}#{foo.bar[3]}#{foo.bar == "Hello World"}#{(foo.bar) / 5 * 3}Offer Valid from #{offer.validFromDate} to {offer.validToDate}#{expression.value}#{expression[value]}算術:
+、-(バイナリ)、*、/およびdiv、%およびmod、-(単項)論理:
and、&&、or、||、not、!関係:
==、eq、!=、ne、<、lt、>、gt、<=、ge、>=、le。比較は別の値か、またはブール、文字列、整数、および浮動小数点リテラルに対して行うことができます。Empty:
empty演算子は値がnullまたは空白であるかどうかを判断するのに使用できる前置演算子です。条件:
A ?B :C。Aの評価結果に基づいて、BまたはCを評価します。2番目の入力テキスト・フィールドでこの手順を繰り返しますが、今回はExpression Builderで「email」変数を選択します。
ビジュアル・エディタで「Command」ボタンをダブルクリックし、Bind Action Propertyダイアログを開きます。 Managed Beanドロップダウン・リストから「personData」を選択します。
ダイアログの値はデフォルトのままにして、「OK」をクリックします。
エディタ・ウィンドウにJavaクラス・ファイルが表示され、コマンド・ボタン・コンポーネントをバインドしたときに追加されたコードが表示されます。
usernameとemail)を持つJavaBeansを作成し、マネージドBeanとして登録しました。
詳細表示 BeanをマネージドBeanとして登録しておくと、BeanはJSFアプリケーションの実行時にオンデマンド(Beanがページから式言語(EL)式を通じて初めてアクセスされたとき)で自動的にインスタンス化されます。したがって、Beanのプロパティ値を表示でき、ページからデータが送信される際に更新することもできます。 Beanのプロパティはコンポーネント値またはコンポーネント・インスタンスにバインドできます。 この例では、Expression Builderを使用してBeanのプロパティをコンポーネント値にバインドします。
詳細表示 この統合ELにより、ページの作成者は引き続きEL式を使用して、UIコンポーネント値とオブジェクトをバッキングBeanプロパティにバインドするか、バッキングBeanメソッドをUIコンポーネント・タグから参照できます。 統合ELには、値式とメソッド式の2種類の式が定義されています。値式により、Beanのプロパティから外部オブジェクト上のデータの取得および設定の両方が可能になり、リスト、マップ、配列、暗黙的オブジェクト、リソース・バンドルを参照できます。メソッド式はコンポーネント・イベントを処理するメソッドか、またはコンポーネント・データを検証あるいは変換するメソッドを参照します。
値式
値式の構文は、JSP 2.0式言語で使用される構文に準拠しています。値式の例は、以下のとおりです。
メソッド式では以下のパターンのいずれかを使用する必要があります。
expressionは値式に対して説明済みのEL式のいずれかである可能性があり、valueは式におけるオブジェクトのメソッド名に一致する識別子でなければなりません。 演算子
式言語は
.および[]演算子に加え、次の演算子を提供します。
value属性をBeanのプロパティにバインドするためのEL式を作成しました。 コマンド・ボタン・コンポーネントはJavaBeansのメソッドにバインドできます。
詳細表示 Bind Action Propertyダイアログを使用すると、次にJavaBeansに作成する新しいメソッドにボタンの
action属性をバインドできます。
Register.jsfページのビジュアル・エディタで、「Source」をクリックしてXMLエディタに切り替えると、
詳細表示 入力テキストとコマンド・ボタン・コンポーネントのコードに値とメソッドのEL式が表示されます。次に例を挙げます。
<h:inputText value="#{personData.username}"/>
<h:inputText value="#{personData.email}"/>
<h:commandButton action="#{personData.commandButton_action}".../>
必要に応じて、エディタ・ウィンドウで「PersonInfo.java」タブを選択し、ソース・エディタを前面に表示します。
先ほどBeanに追加したビジネス・メソッド
saveInfoを呼び出すコードを、生成されたアクション・メソッドに追加します。
saveInfoメソッドは2つのパラメータをとり、データをコンソールに書き込みます。 たとえば、生成されたコードに含まれる次のコメント行の後に、
// Add event code here...
太字で示した次のコードを挿入します。アプリケーション・ナビゲータで「Register.jsf」を右クリックし、「Run」を選択します。
Create Default Domainダイアログが表示されたら、PasswordフィールドとConfirm Passwordフィールドにデフォルト・パスワード(例:weblogic1)を入力し、「OK」をクリックします。
次のようなページがブラウザに表示されます。

まだ実行中でない場合は、Integrated WebLogic Serverを起動します。
アプリケーションをコンパイルしてIntegrated WebLogic Serverにデプロイします。
-
次のデフォルトのアドレスを使用して、デフォルトのブラウザ内でアプリケーションを起動します。
http://<your_machine_IP_address>:<http_port>/<your_application_name>-<your_project_name>-context-root>/faces/<path_to_the_page>
以下に例を示します。http://127.0.0.1:7101/JSFBeanApp-Project1-context-root/faces/Register.jsf
// Add event code here...
saveInfo (this.username, this.email);
return null;
}
詳細表示 Integrated WebLogic Serverは、パッケージ化されたアーカイブ・デプロイメント用のJava EEランタイム・サービスです。ゼロコピー・デプロイメントに基づき、Integrated WebLogic Serverでは、アプリケーションとそのプロジェクトのJava EEアプリケーションとしての実行とテストをJava EEコンテナ内で行えます。Integrated WebLogic Serverの使用に際し、特別な接続設定は必要ありません。アプリケーション全体、プロジェクト、または個別のJSFページを実行できます。 IDEでJSFアプリケーションを実行すると、次の処理が自動的に実行されます。
すると、入力したデータがOracle JDeveloperのLogウィンドウに書き込まれます。 たとえば、
guestとguest@oracle.comを入力すると、Logウィンドウの下部に次のメッセージが表示されます。 saving...guest guest@oracle.com アプリケーションを終了する場合は、Oracle JDeveloperで「
注: アプリケーションを終了すると、アプリケーションは停止し、Integrated WebLogic Serverからアンデプロイされますが、Integrated WebLogic Serverは終了されません。
- JDeveloperのウィザードおよびダイアログを使用して、アプリケーション、初期ページ、および初期Javaクラスを作成する
- JSF構成エディタを使用して、JavaクラスをマネージドBeanとして登録する
- ビジュアル・エディタ、コンポーネント・パレット、プロパティ・インスペクタを使用して、UIページを作成する
- Integrated WebLogic Serverを使用してJSFアプリケーションを実行する
- JSFページ・ナビゲーションの作成
- 簡単なJSFアプリケーションの作成
- Oracle® Fusion Middleware Web User Interface Developer's Guide for Oracle Application Development Framework 11g Release 2 (11.1.2.0.0)
