ウィザードを使用して、アプリケーションとプロジェクト、空白のJSFページを素早く作成します。 ページの設計を開始するには、Panel Stretch LayoutコンポーネントとDecorative Boxコンポーネントを追加します。
詳細を表示/非表示詳細表示
目的 所要時間 アプリケーション
このチュートリアルでは、各種Oracle ADF Facesレイアウト・コンポーネントを使用して、希望するページ・レイアウトを完成する方法を示します。 これから作成するアプリケーションの完成版を確認するには、「Download」ボタンをクリックして最終的なアプリケーションのzipファイルをダウンロードし、JDeveloperのmyworkフォルダに解凍してください。 50分 Download layoutapp.zip
ステップ1: 新規アプリケーションとプロジェクトの作成
  1. メイン・メニューから「File」→「New」を選択します。 New Galleryで、「General」カテゴリを開き、「Applications」を選択します。 Itemsリストで「Custom Application」を選択し、「OK」をクリックします。

    New Gallery、Applications
  2. JDeveloperアプリケーションは、組織構造の最上位レベルです。 アプリケーションの開発中に、操作しているオブジェクトの情報がここに格納されます。 詳細を表示/非表示詳細表示
  3. この例に合わせるため、アプリケーション名としてLayoutAppと入力し、「Finish」をクリックします。

    汎用アプリケーションの作成
  4. 初期プロジェクト構造(アプリケーションの作業領域内の名前付きプロジェクト・フォルダ)および追加されるアプリケーション・ライブラリは、選択したアプリケーション・テンプレートによって決まります。 詳細を表示/非表示詳細表示
  5. 今作成したプロジェクトをアプリケーション・ナビゲータでダブルクリックして、Project Propertiesダイアログを開きます。「JSP Tag Libraries」と「Distributed libraries」を選択して、「Add」をクリックします。

    Project Propertiesダイアログ、JSP Tag Libraries

  6. Choose Tag Librariesダイアログで「ADF Faces Components 11」を選択し、「OK」を2回クリックしてダイアログを両方とも閉じます。

    Choose Tag Librariesダイアログ
  7. ライブラリは、JDeveloperとともにインストールされるさまざまなAPIやテクノロジーのために提供されます。詳細を表示/非表示詳細表示
  8. Save AllアイコンSave Allをクリックして作業内容を保存します。

    アプリケーション・ナビゲータのProjectsパネルは、次のようになります。

    アプリケーション・ナビゲータ、Project1フォルダ

  9. テンプレートから作成された新規アプリケーションは、プロジェクト階層に分割されてアプリケーション・ナビゲータに表示されます。各プロジェクトには関連する機能が設定されています。詳細を表示/非表示詳細表示
ステップ2:JSFページの作成とPanel Stretch Layoutの追加
  1. アプリケーション・ナビゲータでプロジェクトを右クリックし、「New」→「Web Tier」→「JSF/Facelets」→「Page」の順に選択して、「OK」をクリックします。

    New Gallery、JSF/Faceletsページ

  2. ファイル名としてLayoutPage.jsfを入力します。ドキュメント・タイプとしてFaceletsが選択されていることを確認します。

    Create JSF Pageダイアログ
  3. JavaServer Facesを使用するアプリケーション向けに作成するJSFページには、Faceletsドキュメント(ファイル拡張子は.jsf)、またはXML構文で記述されたJSPドキュメント(ファイル拡張子は.jspx)を使用できます。詳細を表示/非表示詳細表示
  4. Page Layoutページで「Blank Page」を選択します。Managed Beanページで、「Do Not Automatically Expose UI Components in a Managed Bean」を選択します。

  5. Create JSF Pageダイアログでは、新しいページのルック・アンド・フィールの一部を任意で定義でき、また、ページ上のコンポーネントをマネージドBeanで公開するかどうかを指定できます。公開するように指定すると、UIコンポーネントをプログラムで操作できるようになります。詳細を表示/非表示詳細表示
  6. OK」をクリックします。

    デフォルトでは、ビジュアル・エディタに新しいJSF Faceletsページが表示されます。

    ビジュアル・エディタとコンポーネント・パレット

  7. 新しいJSFページをFaceletsドキュメント・タイプ(ファイル拡張子は.jsf)にすると、初期ページ構造が自動的に作成されます。詳細を表示/非表示詳細表示
  8. コンポーネント・パレットのADF FacesページのLayoutパネルで、「borderlayoutアイコンPanel Stretch Layoutをドラッグして、ビジュアル・エディタの空白ページにドロップします。

    ビジュアル・エディタにコンポーネントをドラッグすると、Formという名前の長方形の領域が表示されます。これは、今ドラッグしているコンポーネントがそのターゲット内に挿入されることを意味しています。

    ビジュアル・エディタ、ターゲットに挿入
  9. Oracle ADF Facesを使用するプロジェクト内のJSFページには、af:documentタグとaf:formタグがデフォルトですでに含まれています。詳細を表示/非表示詳細表示
  10. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「decorativeboxアイコンDecorative Boxを、Panel Stretch Layoutルートのcenterファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、centerファセットへの挿入

  11. Structureウィンドウで、「af:panelStretchLayout」(af:formの真下)を選択します。

    Structureウィンドウ

  12. パネル拡張レイアウトのプロパティ・インスペクタにあるCommonセクションで、次の属性を指定の値に変更します。

    属性
    StartWidth 5px
    EndWidth 5px
    BottomHeight 25px
  13. Panel Stretch Layoutは、直下の子を受け入れません。子コンテンツはファセット内にのみ配置できます。詳細を表示/非表示詳細表示
  14. Save AllアイコンSave Allをクリックして作業内容を保存します。

    ビジュアル・エディタは、次のように表示されます。

    ビジュアル・エディタ、LayoutPage

    ビジュアル・エディタを最大化するには、エディタ・ウィンドウ上部の「LayoutPage.jsf」ドキュメント・タブをダブルクリックします。 再度同じタブをダブルクリックすると、元のサイズに戻ります。

  15. JSFページの作成ステップが完了すると、アプリケーション・ナビゲータにはプロジェクトが次のように表示されます。詳細を表示/非表示詳細表示
ステップ3: ページの上部領域の作成

Panel Stretch Layoutルートのtopファセット内で手順を実行して、ページ・ヘッダー・コンテンツを作成します。 最初にPanel Stretch Layoutをもう1つ挿入してから、ネストしたPanel Stretch Layoutのstartファセットとendファセットを操作します。

  1. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「borderlayoutアイコンPanel Stretch Layoutを、Panel Stretch Layoutルート(psl1)のtopファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、topファセットへの挿入

  2. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、先ほど追加したPanel Stretch Layoutのファセットの幅と高さを次の値に変更します。

    属性
    StartWidth 200px
    EndWidth 200px
    TopHeight 5px
    BottomHeight 5px
  3. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、先ほど変更したPanel Stretch Layoutのstartファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Layoutの値をscrollに変更します。

  4. Panel Stretch Layoutのような拡張コンポーネント内でイメージなどのコンポーネントを拡張したくない場合は、詳細を表示/非表示詳細表示
  5. コンポーネント・パレットで、別の「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、先ほど追加したPanel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタで、Layoutの値をhorizontalに変更します。

    2つ目のPanel Group Layoutによって、子コンポーネントが水平方向に配列されます。

    ビジュアル・エディタ、2つのパネル・グループ・レイアウト

  6. コンポーネント・パレットのGeneral Controlsパネルで、先ほど追加したパネル・グループ・レイアウトに「ImageアイコンImageをドラッグ・アンド・ドロップします。

  7. Insert Imageダイアログで、Sourceフィールドの横にある「Property Menuアイコン」ドロップダウン・メニューから「Edit」を選択します。続いて、ダイアログを使用してイメージ・ファイルを検索し、選択します。

    Insert Imageダイアログ、ドロップダウン・メニュー
  8. JDeveloperのイメージ・ライブラリからイメージを選択するには、Edit Propertyダイアログで<jdev_home>/jdeveloper/ide/lib/フォルダを検索し、「oicons.jar」をダブルクリックして開きます。詳細を表示/非表示詳細表示
  9. OK」をクリックします。プロンプトが表示されたら、「Yes」をクリックしてイメージをリソース・ディレクトリの下に追加し、「Save」をクリックします。

    Sourceフィールドに#{resource['images:jdeveloper.png']}と表示されます。

    Insert Imageダイアログ

  10. OK」をクリックして、Insert Imageダイアログを閉じます。

  11. ビジュアル・エディタ下部にあるブレッドクラム・リンクで、af:imageのすぐ前にあるaf:panelgrouplayoutという名前のコンポーネントをクリックします。

    ビジュアル・エディタの下部、エディタのブレッドクラム・リンク
  12. エディタのブレッドクラム・リンクをクリックすると、現在選択されているコンポーネントからそのルートの親コンポーネントへの名前のパスが表示されます。詳細を表示/非表示詳細表示
  13. ビジュアル・エディタで、選択したパネル・グループ・レイアウトの右上隅にある「the Actions context menuアイコン」にカーソルを重ねます。

    ページにツールチップ・テキストPanel Group Layout Actionsが表示されます。

    選択したPanel Group Layoutコンポーネント

  14. actions dropdownアイコン」をクリックして、ドロップダウン・メニューから「Insert Inside」→「Spacer」を選択します。

    Panel Group Layout Actionsドロップダウン・メニューの選択

  15. ビジュアル・エディタのブレッドクラム・リンクで、af:spacerの前にある「af:panelgrouplayout」をクリックします。 ページで「actions dropdownアイコン」をクリックして、「Insert Inside」→「Output Text (Formatted)」を選択します。

  16. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Value属性の値をLayout Exampleに変更します。 次に、「Style」セクションを展開し、InlineStyleフィールドにfont-size:small; color:Red; font-weight:bold;と入力して、[Enter]を押します。

    プロパティ・インスペクタ、書式設定された出力テキスト

    startファセットにコンテンツが追加されました。

  17. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、ネストされたPanel Stretch Layout(psl2)のendファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Halignの値をendに、Layoutの値をscrollに変更します。

  18. コンポーネント・パレットのLayoutパネルにあるInteractive Containers and Headersセクションで、「navigationbarアイコンNavigation Paneを、先ほど変更したPanel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Hintの値をbuttonsに変更します。 StyleセクションのInlineStyleフィールドにpadding-top:5pxと入力し、[Enter]を押します。

  19. Navigation Paneコンポーネントは、ページ階層内の1つのレベルのナビゲーション項目を作成する場合に使用します。詳細を表示/非表示詳細表示
  20. Structureウィンドウで、「af:navigationPane」を右クリックし、コンテキスト・メニューから「Insert Inside af:navigationPane」→「Navigation Item」を選択します。

    Structureウィンドウ、Insert insideコンテキスト・メニュー

  21. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をHomeに変更し、[Enter]を押します。

  22. 手順(ステップ16と17)を繰り返し、Textの値Helpを使用して、もう1つのナビゲーション項目コンポーネントを追加します。

  23. Save AllアイコンSave Allをクリックして作業内容を保存します。

    ビジュアル・エディタのページ上部には次のようなページが表示されます。

    ビジュアル・エディタ、ページの上部領域のコンテンツ
ステップ4: ページの下部領域の作成
Panel Stretch Layoutルートのbottomファセット内で手順を実行して、ページ・フッター・コンテンツを追加します。
  1. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、Panel Stretch Layoutルート・コンポーネント(psl1)のbottomファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、bottomファセットへの挿入

  2. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Halignの値をendに、Layoutの値をscrollに変更します。

  3. コンポーネント・パレットで、別の「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、先ほど追加したPanel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタで、Layoutの値をhorizontalに変更します。 次に、「Style」セクションを展開して、InlineStyleフィールドにpadding-top:5pxと入力し、[Enter]を押します。

    プロパティ・インスペクタ、パネル・グループ・レイアウト

  4. ビジュアル・エディタで選択したパネル・グループ・レイアウト・コンポーネントで、「actions context menuアイコン」をクリックして、ドロップダウン・メニューから「Design This Container」を選択します。

    ビジュアル・エディタ、Design This Containerの選択肢
  5. Actionsメニュー・オプションのDesign This Containerにより、選択したコンポーネントとそのコンテンツを特殊コンテナで編集できます。詳細を表示/非表示詳細表示
  6. コンポーネント・パレットのText and Selectionパネルで、設計コンテナのパネル・グループ・レイアウト・コンポーネント(水平方向)に「outputformattedアイコンOutput Text (Formatted)をドラッグ・アンド・ドロップします。

    コンテナ・ビジュアル・エディタへの挿入

  7. プロパティ・インスペクタのCommonセクションにあるValueフィールドのデフォルト値をCopyright © 2011に置き換えます。 次に、StyleセクションのInlineStyleフィールドに、margin:0 6px 0 6px; display:blockと入力し、[Enter]を押します。

  8. marginプロパティには、5px 5px 2px 1pxなどの4つの値が設定され、それぞれ上部、右側、下部、左側のマージンを指定します。詳細を表示/非表示詳細表示
  9. コンポーネント・パレットのGeneral Controlsパネルで、「linkアイコンLink (Go)をStructureウィンドウ内のaf:panelGroupLayout - horizontalにドラッグ・アンド・ドロップします。

  10. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をAbout XYZに変更し、[Enter]を押します。

    コンテナ・ビジュアル・エディタは、次のように表示されます。

    コンテナ・ビジュアル・エディタ、Go Linkコンポーネントの追加

  11. コンテナの外側の灰色の領域をクリックして、ビジュアル・エディタのページ全体に戻ります。

  12. アプリケーション・ナビゲータで「LayoutPage.jsf」を右クリックし、「Run」を選択します。

    Create Default Domainダイアログが表示されたら、PasswordフィールドとConfirm Passwordフィールドにデフォルト・パスワード(例:weblogic1)を入力し、「OK」をクリックします。

    次のようなページがブラウザに表示されます。

    上部/下部コンテンツのあるブラウザ・ページ
  13. デフォルトでJDeveloperは、IDEにバンドルされたOracle WebLogic Serverのユーザー固有のインスタンスを参照する、Integrated WebLogic Serverという名前の統合サーバーを自動的に構成します。詳細を表示/非表示詳細表示
ステップ5:ページの中間領域を3つのペインに分割

Decorative Box(db1)のcenterファセット内で操作を行って3つのペインを作成し、次に、コンテンツを左ペインと右ペインに追加します。

  1. コンポーネント・パレットのLayoutパネルにあるInteractive Containers and Headersセクションで、「splitpaneアイコンPanel Splitterをページ中央のDecorative Boxのcenterファセットにドラッグ・アンド・ドロップし、2つのペインを作成します。

    ビジュアル・エディタ、centerファセットへの挿入
  2. Panel Splitterコンポーネントは、調整スプリッタで分割されたサイズ変更可能な2つのペインを作成します。詳細を表示/非表示詳細表示
  3. 別の「splitpaneアイコンPanel Splitterを、先ほど追加したPanel Splitterのsecondファセットにドラッグ・アンド・ドロップして、ペインを2つに分割します。

    ビジュアル・エディタ、secondファセットへの挿入

  4. 先ほど追加した2番目のパネル・スプリッタのプロパティ・インスペクタにあるCommonセクションで、PositionedFromEndの値をtrueに変更します。

    これで、左、中央、右の3つのスプリット・ペインがビジュアル・エディタに作成されます。これらはそれぞれ、パネル・スプリッタps1firstファセット、パネル・スプリッタps2firstファセット、およびパネル・スプリッタps2secondファセットに相当します。

    ビジュアル・エディタ、3つのスプリット・ペイン
  5. Panel Splitterを追加すると、JDeveloperで次の属性とデフォルト値が使用されます。詳細を表示/非表示詳細表示
  6. コンテンツを左ペインに追加するには、コンポーネント・パレットのLayoutパネルにあるInteractive Containers and Headersセクションで、「panelアイコンPanel Accordionを第1パネル・スプリッタ(ps1)のfirstファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、DiscloseManytrueに変更します。

  7. Show Detail Itemコンポーネントに属するコンテンツのグループを表示するには、Panel AccordionとPanel Tabbedを使用します。詳細を表示/非表示詳細表示
  8. Structureウィンドウで、「af:panelAccordion」を展開します。 子「af:showDetailItem」をクリックします。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をPane 1に変更します。

    Structureウィンドウ、af:showDetailItem

  9. Appearance」セクションを展開します。 Flexの値を1に変更してから、StretchChildrenの値をfirstに変更します。

  10. Panel TabbedとPanel Accordionは、親の拡張レイアウト・コンポーネントによって拡張できますが、子コンテンツは自動的に拡張されません。詳細を表示/非表示詳細表示
  11. Structureウィンドウで「af:panelAccordion」を右クリックし、「Insert Inside af:panelAccordion」→「Show Detail Item」を選択して、2つ目のペインを追加します。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をPane 2に変更します。 Appearanceセクションで、Flex2に変更します。次に、StretchChildrenの値をfirstに変更します。

  12. Save AllアイコンSave Allをクリックして作業内容を保存します。

    ビジュアル・エディタの左ペインには次のようなページが表示されます。

    ビジュアル・エディタ、左ペインのコンテンツ

  13. コンテンツを右ペインに追加するには、コンポーネント・パレットのLayoutパネルから「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutをビジュアル・エディタのsecondファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Layoutscrollに変更します。

  14. コンポーネント・パレットで先ほど追加したPanel Group Layoutに、「bullistアイコンPanel Listをドラッグ・アンド・ドロップします。 Structureウィンドウで「af:panelList」を右クリックし、「Insert Inside af:panelList」→「Link (Go)」を選択して、goLinkコンポーネントを追加します。 手順を繰り返して、goLinkコンポーネントをさらに2つ追加します。

    Structureウィンドウ、af:panelList

  15. Save AllアイコンSave Allをクリックして作業内容を保存します。

    ビジュアル・エディタの右ペインには次のようなページが表示されます。

    ビジュアル・エディタ、右ペインのコンテンツ

  16. 中央ペインを設定するには、コンポーネント・パレットのLayoutパネルから「decorativeboxアイコンDecorative Boxをビジュアル・エディタのfirstファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、ファセットに挿入

  17. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、TopHeightの値を30pxに変更し、[Enter]を押します。

  18. Panel Stretch LayoutやPanel Splitterと同様に、Decorative Boxは、直下の子を受け入れない拡張レイアウト・コンポーネントです。詳細を表示/非表示詳細表示
  19. コンポーネント・パレットで「flowlayoutアイコンPanel Group Layoutを、先ほど追加したDecorative Box(db2)のtopファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Layoutscrollに変更します。

  20. コンポーネント・パレットのGeneral ControlsパネルにあるLocationセクションで、「menupathアイコンBread Crumbsを、先ほど追加したPanel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。 Structureウィンドウで、「af:breadCrumbs」を右クリックし、「Insert Inside af:breadCrumbs」→「Navigation Item」を選択して、リンクを追加します。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をCrumb 1に変更し、[Enter]を押します。

  21. Bread Crumbsコンポーネントは、現在のページからルート・ページに戻るリンクのパスを作成する場合に使用します。詳細を表示/非表示詳細表示
  22. Structureウィンドウで、「af:breadCrumbs」を右クリックし、「Insert Inside af:breadCrumbs」→「Navigation Item」を選択して、2番目の項目を追加します。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をCrumb 2に変更し、[Enter]を押します。 次に、Text値のCrumb 3を使って手順を繰り返して、3番目の項目を挿入します。

    ビジュアル・エディタのページには次のような中央ペインが表示されます。

    ビジュアル・エディタ、ブレッドクラムの追加

  23. アプリケーション・ナビゲータで「LayoutPage.jsf」を右クリックし、「Run」を選択します。

    次のようなページがブラウザに表示されます。

    ブラウザのページ、3つのスプリッタ・ペイン
ステップ6:Panel Tabbed、Panel Collection、および表の追加

Decorative Box(db2)のcenterファセット内で操作を行うことで、中央ペインのコンテンツを作成して、ページを完成します。

  1. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「borderlayoutアイコンPanel Stretch Layoutを、ブレッドクラム・リンクの下のcenterファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、centerファセットへの挿入

  2. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、パネル拡張レイアウトの次の属性を指定の値に変更します。

    属性
    StartWidth 5px
    EndWidth 5px
    TopHeight 5px
    BottomHeight 25px
  3. コンポーネント・パレットのLayoutパネルにあるInteractive Containers and Headersセクションで、「tabbedpaneアイコンPanel Tabbedを、先ほど変更したパネル拡張レイアウトのcenterファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、ファセットに挿入
  4. Panel Tabbedコンポーネントは、コンテンツの含まれる一連のタブ・ペインを作成する場合に使用します。詳細を表示/非表示詳細表示
  5. Structureウィンドウで、「af:panelTabbed」を展開します。 子「af:showDetailItem」をクリックします。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をTab 1に変更します。 Appearanceセクションで、StretchChildrenfirstに変更します。

  6. Structureウィンドウで「af:panelTabbed」を右クリックし、「Insert Inside af:panelTabbed」→「Show Detail Item」を選択して、2つ目のタブを追加します。 プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Textの値をTab 2に変更します。 Appearanceセクションで、StretchChildrenfirstに変更します。

    ビジュアル・エディタ、2つのタブ・ペイン

  7. ビジュアル・エディタで、最初のタブの「Tab 1」を選択します。

    ビジュアル・エディタ、Tab 1の選択

  8. コンポーネント・パレットのData Viewsパネルで、「tableアイコンTableを最初のタブにドラッグ・アンド・ドロップします。 Create ADF Faces Tableダイアログで、Bind Data Nowが選択されていないことを確認して、「OK」をクリックします。

    Create ADF Faces Tableダイアログ

  9. 表コンポーネントのプロパティ・インスペクタにあるAppearanceセクションで、ColumnStretchingドロップダウン・リストから「blank」を選択します。

    ビジュアル・エディタには次のような表が表示されます。

    ビジュアル・エディタ、最初のタブ・コンポーネントへの表の追加
  10. ビジュアル・エディタでは、表の列拡張は表示されません。詳細を表示/非表示詳細表示
  11. ビジュアル・エディタで、2番目のタブの「Tab 2」を選択します。 コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「layoutアイコンPanel Collectionを、2番目のタブにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、Panel Collectionコンポーネント
  12. Panel Collectionコンポーネントは、表、ツリー、ツリー表などの直下の子コンポーネントをラップして、メニュー、ツールバー、およびステータス・バー項目を作成する場合に使用します。詳細を表示/非表示詳細表示
  13. コンポーネント・パレットのData Viewsパネルで、「tableアイコンTableを、先ほど追加したPanel Collectionにドラッグ・アンド・ドロップします。 Create ADF Faces Tableダイアログで、Bind Data Nowが選択されていないことを確認して、「OK」をクリックします。 表コンポーネントのプロパティ・インスペクタにあるAppearanceセクションで、ColumnStretchingドロップダウン・リストから「last」を選択します。

    ビジュアル・エディタ、Panel Collection内の表

  14. コンポーネント・パレットのLayoutパネルで、「flowlayoutアイコンPanel Group LayoutをPanel Tabbbedの表の下にあるbottomファセットにドラッグ・アンド・ドロップします。

    ビジュアル・エディタ、bottomファセットへの挿入

  15. プロパティ・インスペクタのCommonセクションで、Halignの値をcenterに、Layoutの値をscrollに変更します。

  16. コンポーネント・パレットのGeneral Controlsパネルで、「buttonアイコンButtonを、先ほど追加して変更したPanel Group Layoutにドラッグ・アンド・ドロップします。 プロパティ・インスペクタで、Textの値をShow Printable Pageに変更し、[Enter]を押します。

    ビジュアル・エディタ、ボタン・コンポーネント

  17. コンポーネント・パレットで、「Operations」パネルを開きます。 Behaviorセクションで、「printアイコンShow Printable Page Behaviorを、先ほど追加したコマンド・ボタンにドラッグ・アンド・ドロップします。

    Structureウィンドウのbottomファセット内のコンポーネントの階層は、次のように表示されます。

    Structureウィンドウ、af:showPrintablePageBehavior
  18. Show Printable Page Behaviorは、共通のクライアント操作に宣言的なソリューションを提供するクライアント動作タグです。このタグを使用すれば、JavaScriptを使用してコードを記述する必要がなくなります。詳細を表示/非表示詳細表示
  19. アプリケーション・ナビゲータで「LayoutPage.jsf」を右クリックし、「Run」を選択します。

    次のようなページがブラウザに表示されます。

    ブラウザのページ

    表をデータソースにバインドしていないため、表には列ヘッダーのみが表示されます。

  20. スプリッタ・バーの右向き矢印をクリックして、右ペインを折りたたみます。

    Tab 1の表には6つの列があり、最後の列ヘッダーは空で拡張されています。

    Runページ、拡張された空の列

  21. Tab 2」をクリックします。

    表には5つの列があります。 最後の列col5は拡張されています。

    Runページ、拡張された最後の列

  22. Show Printable Page」ボタンをクリックします。

    選択したタブのコンテンツのみを含む新規ブラウザ・ウィンドウまたはブラウザ・ウィンドウの新規タブが表示されます。

    ブラウザの印刷可能ページ
まとめ
このチュートリアルでは、ヘッダー・コンテンツとフッター・コンテンツ、および3つのスプリット・ペインの本文コンテンツを作成しました。このチュートリアルで学習した内容は、以下のとおりです。 Oracle ADF Facesの使用について、詳しくは以下を参照してください。

ブックマーク 印刷 すべて表示 | すべて非表示
トップへ戻る

このページはお役に立ちましたか。



Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.