Oracle Data Integratorのマスター・リポジトリと作業リポジトリの作成および接続

このチュートリアルでは、Oracle Data Integratorのマスター・リポジトリと作業リポジトリの作成およびそれらに接続する手順について説明します。

約20分

トピック

このOBEチュートリアルでは、次の各トピックについて説明します。

このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告: すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によっては応答時間が遅くなる場合があります。)

注: 各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にある各アイ コンの上にカーソルを置いてください。

スクリーンショットは、ご使用の環境を反映したものではありません。 Oracle Data Integratorの特定の機能がどこにあるのかを分かりやすくするために提供されています。

概要

Oracle Data Integratorを設定するための最初の 手順は、マスター・リポジトリの作成、マスター・リポジトリへの接続、作 業リポジトリの作成、および作業リポジトリへの接続です。 このOBEでは、Oracle Data Integratorのマスター・リポジトリと作業リポジトリの作成およびそれらに接続するプロセスを段階的に説明します。

注: マスター・リポジトリと作業リポジトリの作成およびそれらに接続する手順の概要は、『Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』においても説明されています。

 

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シナリオ

Lindaは、Global Enterpriseのデータベース管理者です。 社内のデータベース管理やさまざまなリソースに関連する統合タスクを担当しています。 具体的には、データのロード、変換、および検証を行っています。 まず、プロジェクト(リレーショナル表のフラット・ファイルへのエクスポートなど)の最初の作業として、新しいマスター・リポジトリと作業リポジトリを作 成する必要があります。

このOBEでは、2つの例を通じてこのシナリオを学習します。

例1: マスター・リポジトリの作成と接続
この例では、Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成および接続に必要な手順を説明します。

例2: 作業リポジトリの作成と接続
この例では、Oracle Data Integrator作業リポジトリの作成および接続に必要な手順を説明します。

 

前提 条件の確認

タスクを開始する前に、システム環境が以下の前提条件を満たしていることを確認してください。

ソフトウェア要件

次の製品が、システムにインストールされている必要があります。

Oracle Database 10g XEとOracle Data Integrator 10g(10.1.3.4)のサービスおよびコンポーネントが起動していない場合は、それらを起動します。

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例1: Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成と接続

この例では、Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成および接続に必要な手順を説明します。

各リポジトリに、リレーショナル・スキーマを作成する必要があります。 次の各手順では、Oracle Data Integratorマスター・リポジトリのリレーショナル・スキーマを作成する方法について説明します。

 

RDBMS への接続(Oracle Database 10g XE)

このチュートリアルでは、リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)としてOracle Database 10g XEを使用します。 RDBMSに接続するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Database 10g Express Edition」→「Go To Database Home Page」を選択して、Oracle Database 10g XEのホームページを開きます。

 

2.

ログイン画面が表示されます。 systemとして、Oracle Database XEにログインします。 デフォルトのパスワードはoracle1です。 「Login」 をクリックします。

 

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マ スター・リポジトリ用のRDBMS(Oracle Database 10g XE)スキーマとユーザーの作成

RDBMS(Oracle Database 10g XE)内でスキーマとユーザーを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

Oracle Database Express EditionのHome画面で、SQLドロップダウン・リストから「SQL Commands」→「Enter Command」を選択します。

 

2.

スキーマを作成するには、次のSQLコマンドを実行します。


create user <MY_SCHEMA> identified by <MY_PASS>
default tablespace <MY_TBS> temporary tablespace <MY_TEMP>;
grant connect, resource to <MY_SCHEMA>;


各変数の意味は、次のようになっています。
<MY_SCHEMA>: 作成するスキーマの名前
<MY_PASS>: 指定するパスワード
<MY_TBS>: データの格納先となるOracle表領域
<MY_TEMP>: デフォルトの一時表領域

ユーザーを作成するために、次のコマンドを入力します。 「Run」をクリックします。

create user snpm1 identified by password 
default tablespace users temporary tablespace temp;

 

 

3.

ユーザーsnpm1が正しく作成されたことを確認します。

4.

次のSQLコマンドを実行して、新しく作成したユーザーに接続権限を付与します。

grant connect, resource to snpm1;

SQL文が正しく処理されたことを確認します。

 

 

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Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成

Oracle Data Integratorマスター・リポジトリを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「Repository Management」→「Master Repository Creation」を選択して、 Oracle Data Integratorのマスター・リポジトリ作成プログラムを起動します。 Master Repository Creation Wizardで、Driverフィールドの右側にあるボ タンをクリックします。 「Oracle JDBC Driver」を選択して、「OK」 をクリックします。

 

 

2.

URLフィールドにjdbc:oracle:thin@localhost:1521:XEと 入力し、ユーザー名としてsnpm1、パスワードとしてpasswordを入力し ます。 Technologyフィールドで、「Oracle」を選択します。 「Test Connection」ボタンをクリックして、接続が成功することを確認します。 「OK」をク リックします。 Master Repository Creation Wizardの画面上で、「OK」をクリッ クします。

 

3.

コマンド・ウィンドウでSQLコマンドが実行されます。 マスター・リポジトリの作成が成功した場合は、以下のメッセージが表示されます。 「OK」をクリックします。 これで、Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成は完了です。

 

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Oracle Data Integratorマスター・リポジトリへの接続

Oracle Data Integratorのマスター・リポジトリに接続するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「Topology Manager」を選択して、Oracle Data Integrator Topology Managerを起動します。 「New」 アイコンをクリックして、マスター・リポジトリへの新しい接続を作成します。

 

 

 

2.

以下の表に示されているパラメータを使用して、リポジトリ接続の設定を行います。 「Test」 ボタンをクリックします。 接続が成功したことを確認したら、「OK」をクリックします。 「OK」 をクリックして、接続を保存します。

注:

  • コピーした値をJDBC Urlフィールドに貼り付けないでください。 URL文字列が正しく入力されない場合があります。
  • 使用しているRDBMSに合わせて、正しいドライバとURLを入力してください。
Oracle Data Integrator接続
パラメータ
Login Name Master Repository
User SUPERVISOR
Password SUNOPSIS
データベース接続(マスター・リポジトリ)
パラメータ
User snpm1
Password password
Driver List Oracle JDBC Driver
Driver Name oracle.jdbc.driver.OracleDriver
Url jdbc:oracle:thin@localhost:1521:XE

 

 

3.

ドロップダウン・リストから、新しく作成したリポジトリ接続(「Master Repository」) を選択します。 「OK」をクリックします。 Oracle Data Integrator Topology Managerが起動します。 これで、Oracle Data Integrator Topology Managerへのログインは成功しました。 Topology Managerの左側のパネルで、Repositoriesア イコン「」をク リックします。 新しく作成したマスター・リポジトリがRepositoriesウィンドウに表示されていることを確認します。

 

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例2: Oracle Data Integrator作業リポジトリの作成と接続

この例では、Oracle Data Integratorの作業リポジトリの作成および接続に必要な手順を説明します。

各リポジトリに、リレーショナル・スキーマを作成する必要があります。 次の各手順では、Oracle Data Integrator作業リポジトリのリレーショナル・スキーマを作成する方法について説明します。

 

RDBMS への接続(Oracle Database 10g XE)


RDBMSに接続するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Database 10g Express Edition」→「Go to Database Home Page」を選択して、Oracle Database XEのホームページを開きます。

 

2.

ログイン画面が表示されます。 systemとして、Oracle Database XEにログインします。 デフォルトのパスワードはoracle1です。 「Login」 をクリックします。

 

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作 業リポジトリ用のRDBMS(Oracle Database 10g XE)スキーマとユーザーの作成


作業リポジトリ用のRDBMSスキーマを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

Oracle Database Express EditionのHome画面で、SQLド ロップダウン・リストから「SQL Commands」→「Enter Command」 を選択します。

 

2.

スキーマを作成するには、次のSQLコマンドを実行します。


create user <MY_SCHEMA> identified by <MY_PASS>
default tablespace <MY_TBS> temporary tablespace <MY_TEMP>;
grant connect, resource to <MY_SCHEMA>;


各変数の意味は、次のようになっています。
<MY_SCHEMA>: 作成するスキーマの名前
<MY_PASS>: 指定するパスワード
<MY_TBS>: データの格納先となるOracle表領域
<MY_TEMP>: デフォルトの一時表領域

ユーザーを作成するために、次のコマンドを入力します。 「Run」をクリックします。

create user snpw1 identified by password 
default tablespace users temporary tablespace temp;

 

 

3.

ユーザーsnpw1が正しく作成されたことを確認します。

 

4.

次のSQLコマンドを実行して、新しく作成したユーザーに接続権限を付与します。

grant connect, resource to snpw1;

SQL文が正しく処理されたことを確認します。

 

 

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Oracle Data Integrator作業リポジトリの作成


Oracle Data Integratorの作業リポジトリを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「Topology Manager」を選択して、Oracle Data Integrator Topology Managerを起動します。 例1で新しく作成したマスター・リポジトリ(「Master Repository」)を選択します。 「OK」 をクリックします。

 

2.

Topology Managerの左側のパネルで、Repositoriesアイコン「」をク リックします。 「Work Repositories」を右クリックし、「Insert Work Repository」を選択します。

 

3.

Data Server: Newウィンドウで、次の表に示されているパラメータを入力します。 「JDBC」タブをクリックします。

パラメータ
Name WORKREP
Technology Oracle
User snpw1
Password password

 

4.

JDBCウィンドウで、「Oracle JDBC Driver」 を選択し、以下の表に示されているURLを入力します。 「Test」ボタンをク リックします。 Test Connection for: Work Repositoryダイアログ・ボックス で、「Test」をクリックします。 接続が成功することを確認したら、「OK」 をクリックします。 もう一度「OK」をクリックします。

注:

  • コピーした値をJDBC Urlフィールドに貼り付けないでください。 URL文字列が正しく入力されない場合があります。
  • 使用しているRDBMSに合わせて、正しいドライバとURLを入力してください。
パラメータ
Driver Name oracle.jdbc.driver.OracleDriver
Url jdbc:oracle:thin@localhost:1521:XE

 

 

Work Repository: Newダイアログ・ボックスで、 IDを 1に設定します。 NameをWORKREPに設定します。 「OK」をクリック します。 新しく作成した作業リポジトリが、作業リポジトリのツリー・ビューに表示されていることを確認します。

 

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Oracle Data Integrator作業リポジトリへの接続

BPELプロセスのための新しいプロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「Designer」 を選択して、Oracle Data Integrator Designerを開きます。 「New」アイコンをク リックして、作業リポジトリへの新しい接続を作成します。

 

2.

以下の表に示されているパラメータを使用して、リポジトリ接続の設定を行います。 Work Repositoryセクションで、Repository Nameフィールドの右側にあるアイコ ンをクリックします。 これによって、マスター・リポジトリに対して定義されている作業リポジトリのリストが表示されます。 「WORKREP」 を選択して、「OK」をクリックします。 もう一度「OK」をクリックして、接続 を保存します。

Oracle Data Integrator接続
パラメータ
Login Name WORKREP
User SUPERVISOR
Password SUNOPSIS

 

データベース接続(マスター・リポジトリ)
パラメータ
User snpm1
Password password
Driver List Oracle JDBC Driver
Driver Name oracle.jdbc.driver.OracleDriver
Url jdbc:oracle:thin@localhost:1521:XE

 

 

3.

Login Nameドロップダウン・リストから「WORKREP」 を選択します。 「OK」をクリックします。 次の画面が表示されます。

これで、Oracle Data Integratorの作業ディレクトリが正しく作成および接続されました。

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このチュートリアルで学習した内容は次のとおりです。

Oracle Data Integratorマスター・リポジトリの作成

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