Oracle Technology Network

WebCenter Social ServicesとOracle WebCenter Interactionとの統合

<このテキストを削除しないでください。これは、ブラウザ実行時に生成される"主要"なトピック一覧のプレースホルダです。>

目的

このチュートリアルでは、Oracle JSF Portlet Bridgeを使用して、Windows環境用のOracle WebCenter Interactionのポートレットとして作成されるWebCenterタスク・フローを表示するために必要な手順について説明します。

所要時間

約1時間

概要

Oracle Application Development Framework(Oracle ADF)は、Oracle Applicationsまたはデータと相互作用するWebアプリケーションを構築するためのもっとも生産的なプラットフォームです。 Oracle WebCenterは、開発者がOracle ADFタスク・フローとして使用できるSocial Servicesの多様な価値を提供します。 これらのタスク・フローは、他のタイプのアプリケーション・フレームワークではポートレットとして使用できます。 Oracle WebCenter Interaction(Oracle WCI)は、これらのタスク・フローをOracle WebCenter Ensemble経由で使用できます。 このチュートリアルでは、WebCenter Social ServicesをOracle WebCenter Interactionにポートレットとして表示する方法について詳しく説明します。

シナリオ

企業の開発者がJSF Portlet BridgeおよびWebCenter Social Servicesを使用してアプリケーションを作成し、2つのタスク・フローをポートレットとして表示させました。一方はファイル・システム上でドキュメントを表示するポートレット、他方は単純なメール・インタフェースです。 どちらの場合も、コンテンツはすべてのユーザーに対して同一です。 あなたは管理者で、あなたの任務はこれらのタスク・フローをOracle WebCenter Interactionに表示し、ユーザーがタスク・フローを自分のMy PageやCommunityページにポートレットとして追加できるようにすることです。 WebCenterタスク・フローは、Oracle WebCenter Interactionからは直接使用できません。 そのため、タスク・フローを表示するページレットをOracle WebCenter Ensembleに構成し、それらのページレットをOracle WebCenter Interactionにポートレットとして表示します。

ソフトウェアおよびハードウェア要件

ソフトウェア要件は、以下のとおりです。

前提条件

このチュートリアルを始める前に以下のことを確認してください。

. メール・タスク・フローおよびドキュメント・タスク・フローを含むOracle WebCenterアプリケーションを作成済みであること。 ホワイト・ペーパーExposing WebCenter Services Task Flows as WSRP Portlets and Ensemble Pageletsを参照してください。 また、このチュートリアルの最後の追加の考慮事項を参照してください。
. タスク・フローのそれぞれに対し、ページレット・プロデューサのエンドポイントURLがあること
. Oracle WebCenter EnsembleサービスおよびOracle WebCenter Interactionサービスをすべて起動すること

シングル・サインオン(SSO)の構成


Oracle WebCenter Ensembleを構成して、ユーザーを自動的にOracle WebCenter Interactionにログインさせるようにするには、以下の手順を実行します。

ポータルSSO統合アプリケーションの配置


.

portal.warファイルをCATALINA_HOME\webapps\ディレクトリへコピーすることにより、portal.warファイルをApacheサーバー上に配置します。 portal.warファイルは、<Ensembleのインストール・ディレクトリ>\ensembleproxy\<バージョン>\integration\alisso\にあります。

たとえば、

C:\bea\alui\ensembleproxy\10.3.0\integration\alisso\portal.warから

C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat5.5\webapps\へコピーします。

:Oracle WebCenter InteractionポータルのホストにはさまざまなブランドのWebサーバーを使用できますが、portal.warファイルのホストにはApache Tomcatを使用する必要があります。

 

.

Servicesを開き、Apache Tomcatサービスがすでに稼働している場合は再起動します。 Apache Tomcatサービスが稼働していない場合はサービスを起動します。

:portal.warの配置にTomcat Managerを使用することもできます。


Oracle WebCenter InteractionのRemember Meクッキーの有効化


.

Oracle WebCenter Interactionがインストールされているマシンで、<Oracle WCIのインストール・ディレクトリ>\settings\portal\に進みます。 以下に例を示します。

C:\bea\alui\settings\portal

 

.

portalconfig.xmlを編集し、AllowAutoConnectノードを1に設定します。


.

Oracle WebCenter Interactionサービスを再起動します (すべてを再起動するために、BEA AL Notification Service、BEA ALI API Service、BEA ALI Automation Service、BEA ALI Content Upload Service、BEA ALI Document Repository Service、BEA ALI LDAP Directory、BEA ALI Logger、BEA ALI Remote Portlet Service、BEA ALI Search Cluster Manager、BEA ALI Searchを再起動します)。

:これらの手順を実行する前に、Remember Meクッキーを有効化することによるポータル環境へのセキュリティ上の影響を判断してください。


Configuration ManagerでのEnsemble設定の構成


.

スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle」→「Configuration ManagerをクリックしてConfiguration Managerを開き、管理者ユーザー名およびパスワードを使用してログインします。 たとえば、administrator/adminを使用します。 左側のナビゲーション・ペインで、「Ensemble」を展開します。 Ensemble設定を変更するためのリンク一覧が表示されます。

 

.

ALUI Directory」をクリックし、認証プロバイダがALIに設定され、すべての接続情報設定が正しいことを確認します。 変更を行った場合は「Save」をクリックし、行わなかった場合は次の手順に進みます。


.

次の手順を実行する前に、データベース表から値を見つける必要があります。 Oracle WebCenter Interactionデータベースに接続します。 たとえば、「スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle Database 10g Express Edition」→「Go to Database Home Pageに進みます。 owidbuser/adminなどで、WebCenter Interactionユーザーとしてログインします。

表示されるptserverconfig表で、login token root keyという名前の行を見つけます。 Value列の数字に注目してください。 負数になることがありますが、その場合は、次の手順でConfiguration Managerにこの数を入力する必要があるため、マイナス記号に注意してください。

:使用する表の数字は、上記のスクリーンショットに表示されている数字と異なる場合があります。


.

WebCenter Configuration Managerに戻り、「ALUI Security Login Tokens」をクリックして、Default token typeがALUIに設定されていることを確認します。

Change value」をクリックして、Message authentication code seed valueを入力します。 前の手順のptserverconfig表の値を2度入力し、「Ok」をクリックします。 ALUI Security Login Tokensページに戻り、「Save」をクリックします。


.

SSO Login」をクリックし、「Enabled」を選択してポータル・クッキー・レプリケーションを有効化します。

Portal Cookie Replication URLには、前の手順でApache Tomcatにportal.warファイルを配置した場所を入力します。たとえば、http://win2k3ent.us.oracle.com:8088/portal/PortalIntegrationServletなどです。

必要な場合は、Oracle WebCenter Ensembleがポータル・クッキーをチェックする頻度(ミリ秒単位)であるTimeoutを変更できます。 また、Oracle WebCenter Ensembleが有効なポータル・セッション・クッキーを検出した際に割り当てられるアクセス・レベルであるAccess Levelも変更できます。 有効値は1と10の間です。デフォルトはスクリーンショットに表示されています。

Save」をクリックし、Configuration Managerからログアウトします。


Oracle WebCenter Ensembleリソースおよびページレットの構成


Service Producerをリソースとして登録し、タスク・フローをページレットとして登録して、Oracle WebCenter Ensembleでaluiinjectorresourceを編集するには、以下の手順を実行します。

Ensembleリソースの登録


.

http://win2k3ent:20070/ensembleadminuiなどのEnsemble Administration Console URLに進み、administrator/adminなどの管理者ユーザー名およびパスワードを使用してログインします。

APPLICATIONS」タブをクリックします。 デフォルトでResourcesページに進みます。

 

.

Resourcesページで、「Create new」をクリックします。 表示されるGeneralページで、WC Servicesなどの名前を入力します。


.

Connections」タブをクリックします。 Internal URL prefixには、ホスト名およびサービス・プロデューサのベースURLのポートを入力します。 たとえば、http://producer_svr:8891/を入力します。

External URL prefixesには、Ensemble内で一意の/webcenter/などの名前を入力します。 これは、Ensembleプロキシに関連し、アプリケーションが稼働するURLです。

Save」をクリックします。

 

.

POLICIESに進んで新規リソースにセキュリティを設定し、WC Servicesなどのリソースを選択し、「Policies」をクリックします。 たとえば、匿名のアクセスを許可するには、Administratorユーザーを選択して削除します。 「Save」をクリックします。

 

Ensembleページレットの登録


.

APPLICATIONSに戻り、「Pagelets」タブをクリックし、「Create new」をクリックします。

 

.

Generalタブで、wc_mail_portletなどの名前をページレットに付けます。

Parent resourceで、前の手順で作成したWC Servicesなどのリソースを選択します。

ServicesなどをLibrary nameに入力します。 Library nameは、ページレットに必須のグループ名です。


.

Location」タブをクリックすると、Internal URL prefixがすでに親リソースから移入されていることがわかります。

URL suffixには、メール・タスク・フローのページレット・プロデューサ・エンド・ポイントURLを完結させる接尾辞を入力します。 たとえば、servicesproducer/services?id=Mail&width=500px&height=300pxと入力します。 「Save」をクリックします。


.

これらの手順を繰り返してDocumentsタスク・フローの別のページレットを作成し、wc_docs_portletなどの名前を付けます。 前に使用したものと同じParent Resource(WC Services)および同じLibrary name(Services)を使用します。 Locationタブで、ドキュメント・タスク・フローのページレット・プロデューサ・エンド・ポイントURLを完結させる接尾辞を入力します。 たとえば、servicesproducer/services?id=DocManager&width=500px&height=300pxと入力します。


aluiinjectorresourceの構成


.

WebCenter Interactionでは、Ensemble REST APIを使用してポートレット・コンテンツを取得します。 REST APIはEnsembleに固有のリソースとして稼働し、aluiinjectorresourceと名付けられます。 このリソースは、WebCenter Interactionポータル・ログイン・トークンを認証の有効なフォームとして受け入れる必要があります。

POLICIESへ進み、「aluiinjectorresource」をクリックします。

 

.

Authentication Level」タブをクリックし、「Allow Portal Login Token」を選択します。 「Save」をクリックします。

:これらの設定は、ページレット・コンテンツへのアクセスではなく、REST API自体へのアクセスを制御します。 REST APIが公開されてアクセス可能であっても、ページレットの認証を要求できます。


Oracle WebCenter Interactionポートレットの作成


Ensembleページレット経由でWebCenterポートレットを表示する2つのOracle WebCenter Interactionポートレットを作成するには、以下の手順を実行します。

リモート・サーバーの作成


.

http://win2k3ent:7001/portal/server.ptなどのOracle WebCenter Interaction URLに進みます。 administrator/adminなどの管理者のユーザー名およびパスワードを用いてログインします(またはこれらのオブジェクトを作成するための適切な権限を持つユーザー)。

Administration」をクリックし、Portal Resourcesなどの、オブジェクトを保存したい管理フォルダへ進みます。

 

.

Create Objectドロップダウンから、「Remote Server」を選択します。


.

Create Remote Server Main Settingsページで、Base URLにhttp://win2k3ent:20050/など、EnsembleプロキシのURLを入力します。 「Finish」をクリックします。

 

.

Save Inページで、WebCenter Remote Serverなど、リモート・サーバーの名前を入力し「Save」をクリックします。

 

.

Object Savedページで、「Create new Portlet Web Service」をクリックします。

 

ポートレットWebサービスの作成


.

Create Web Service - Remote Portlet Main Settingsページでは、Portlet URLはページレットのREST APIを指します。 これは、以下のフォームになります。

inject/v2/portlet/<ページレット・ライブラリ>/<ページレット名>?csapi=true&content-type=iframe

たとえば、メール・ポートレットの場合は以下のようになります。

inject/v2/portlet/Services/wc_mail_portlet?csapi=true&content-type=iframe

作成したWebCenter Remote Serverはすでに選択されています。 前の手順でSaveダイアログを閉じた場合、このページに進むには、Create Objectドロップダウンから「Web Service - Remote Portlet」→「Browse」を選択し、リモート・サーバーを選択します。

:Oracle ADFベースのページは、iFramesを使用してWebCenter Interactionに注入する必要があります。 WebCenter Interactionの場合のみ、APIはPortlet URLでページレットではなくポートレットを使用することに注意してください。 ページレットは、他のすべての場合に使用されます。

ポートレットを表示する際のパフォーマンスが低い場合は、Portlet Timeoutの増加が必要になる場合があります。

 

.

ページの左側の「HTTP Configuration 」リンクをクリックします。 HTTP Configurationページで、「Add Gateway Prefix」をクリックします。


.

ページの左側の「Advanced Settings」リンクをクリックします。 Advanced Settingsページで、「Send Login token to Portlets」にチェックを付けます。 aluiinjectorresourceはポータル・ログイン・トークンを求めており、これにより送信が確認されます。 「Finish」をクリックします。


.

Save Inページで、WebCenter Mail Webサービスなど、Webサービスの名前を入力し、「Save」をクリックします。

 

.

Object Savedページで、「Create new Portlet」をクリックします。

 

ポートレットの作成


.

Create Portlet Main Settingsページで、Portlet Type/Sizeに、Wideなどを選択します。 「Finish」をクリックします。

作成したWebCenter Web Serviceはすでに選択されています。 前の手順でSaveダイアログを閉じた場合、このページに進むには、Create ObjectドロップダウンからPortletを選択します。

 

.

Save Inページで、WebCenter Mailなど、ポートレットの名前を入力し、「Save」をクリックします。


.

Object Savedページで、「Close」をクリックします。

:このシナリオでは、すべてを管理者として行うため、セキュリティを編集する必要はありません。 実際の状況では、ポートレットでセキュリティを編集し、ユーザーが自身のMy PageやCommunityページのために選択できるようにする必要があります。


.

上記の手順を繰り返して、適切なPortlet URLを使用してDocument LibraryポートレットにPortlet Web Serviceを作成します。たとえば、inject/v2/portlet/Services/wc_docs_portlet?csapi=true&content-type=iframeを使用します。 WebCenter Docs Web Serviceと名前を付けて保存します。

上記の手順に従ってこのWebサービスに基づくポートレットを作成し、WebCenter Docsと名付けます。


ポータル・ページへのポートレットの配置

.

Sales CommunityServicesページなど、ポートレットを配置したいページに進み、そのページを編集してWebCenter ServicesポートレットのWebCenter DocsおよびWebCenter Mailを追加します。

:ポートレットを正しく表示させるには、このページを、ページレットを作成したEnsembleユーザーとして、またはEnsemble Access Policyに従ってページレットを参照できるユーザーとして、参照する必要があります。 このシナリオではすべてを管理者として実行し、EnsembleおよびWebCenter Interactionのユーザー名およびパスワードは同一であるため、問題にはなりません。

 

追加の考慮事項


このチュートリアルで説明したシナリオは、コンテンツが公開されている、またはすべてのユーザーに対し、同一である場合に有効です。 SAMLトークンの構成に必要な正確なエンド・ツー・エンドのID伝播については、ホワイト・ペーパーExposing WebCenter Services Task Flows as WSRP Portlets and Ensemble Pageletsで説明しています。 'Configure CSP Identity Asserter'セクションを参照してください。 そこでの記述に加え、以下の手順によってCSP Identity Asserterを取得し、Oracle WebLogic Serverに配置する必要があります。
  1. 以下のOracle Web TierからCSP Identity Asserterを取得します。 %ORACLE_INSTANCE%\jdeveloper\webcenter\modules\oracle.webcenter.framework_11.1.1\csp-id-asserter.jar
  2. csp-id-asserter.jarを%WLS_HOME%\wlserver_10.x\server\lib\mbeantypeにコピーして、Oracle WebLogic Serverを再起動します。

 

まとめ

このチュートリアルで学習した内容は、以下のとおりです。

参考資料

著者

Oracle Is The Information Company 会社情報 | Oracle RSS Feeds | 採用情報 | お問い合わせ | サイトマップ | 情報保護基本方針 | ウェブサイトのご使用条件 | 個人情報保護基本方針