データレイク・サービス

OCIデータレイクは、統合されたきめ細やかなアクセス制御による、一元化された構造化データおよび非構造化データのストレージとメタデータ、およびオープン・ソース・ツールやOracle Autonomous Data Warehouseとのシームレスな統合を実現します。

セキュアで管理された1つのデータレイク

データ・サイロを回避し、すべてのデータをOCI上のセキュアでフルマネージドのデータレイクで一元管理します。

データ・スタック全体にわたるガバナンスの統一

チームは、統一されたエクスペリエンスにより、データへのアクセス、処理、分析、共有が可能になります。

完全にオープン

OCIデータレイクではACIDトランザクションがサポートされています。OCIデータレイクでは、Delta Lake、Iceberg、Hudi などのオープン・ソースの表形式がサポートされており、オープン・アーキテクチャによる分析が容易になります。

OCIデータレイクへの早期アクセスを取得

Oracle Cloud Infrastructureは今年、OCIデータレイクと呼ばれるフルマネージドのデータレイク・サービスを開始します。早期アクセスにサインアップしていただくと、一般にリリースされる前に機能や特徴をご確認いただけます。

OCIデータ・レイクの仕組み

OCIデータ統合またはOCIデータ・フロー・ジョブを使用して、さまざまなクラウド・プロバイダーやオンプレミスのデータ・ソースから、OCIでホストされているデータレイクにデータを取り込みます。このアーキテクチャは、バッチ、データ、リアルタイム、イベントベースの統合シナリオに対応しています。データがOCI Data Lakeに格納されると、OCIが管理するHadoopやSparkで処理および分析することができます。

OCIデータ・レイクの仕組み
画像は以下のブロックを含むOCIリージョンを示しています。
  • Oracle Integration CloudおよびAPI Gatewayは、Oracle Fusion Application、モノのインターネット(IoT)、ソーシャルメディア、サードパーティ・アプリケーション、オンプレミス・システム(接続エージェントを介したプライベート接続)、およびその他のクラウドに接続します。
  • データの保存が可能な中間部分にOCIデータレイクを配置し、きめ細やかなアクセス制御を実行します。これは他のリージョンでも再現可能です。
  • そして、様々なデータ・サービスがデータレイク内のデータを利用することができるプロセスと分析があります。
2022年9月1日

オラクル、OCIデータレイクへの早期アクセス顧客を迎え入れ

Oracle、シニア・プロダクト・マネージャ、Rohit Saha

データ・レイクのオブジェクト・ストレージ内のすべてのリソースにきめ細やかなアクセス制御を提供するOCIデータレイク・サービスをご紹介させていただきます。Oracle Identity and Access Management の管理者は、たとえば、データ・サイエンティストのグループに従業員を追加または削除すると、その従業員は自動的にグループの他のメンバーと同じアクセス権限を持つようになります。

記事全体を読む
Oracle Playbookシリーズ

人材、プロセス、システム戦略の秘訣をまとめました。そして、それを皆さんにお伝えできればと考えています。

OCI上のデータレイクを使い始める

Always Free Cloud Servicesを試し、30日間の試用版を入手

オラクルは、Autonomous Data Warehouse、OCI Compute、Oracle Storageを含む一部のサービスについて時間制限のない無料枠を設けています。また、その他のクラウド・サービスをお試しいただくために300米ドル分の無料クレジットもご用意しています。詳細をご確認のうえ、今すぐ無料アカウントにご登録ください。

  • Oracle Cloud Free Tierに含まれている内容を教えてください。

    • Always Free
    • 2つのAutonomous Database、それぞれ20GB
    • コンピューティングVM
    • 100GBのブロック・ボリューム
    • 10GBのオブジェクト・ストレージ

ハンズオン・ラボで学ぶ

学ぶための最適な方法は自分で試すことです。この無料のデータレイク・ワークショップをお試しください。このワークショップでは、一般的な使用シナリオを示し、データレイクの構築に使用できるいくつかのツールについて説明します。

  • Autonomous DatabaseおよびData Catalogを使用したデータレイクへのアクセス

    このワークショップのラボでは、Oracle Autonomous DatabaseとOCI Data Catalogを使用して、Oracle Object Storageバケットで作成されたデータレイクにアクセスするために必要な手順を順を追って説明します。

    データレイク・アクセス・ラボを始める
  • Oracle Big Data Serviceを使い始める

    Big Data ServiceとOCIを使用して可用性の高いHadoopクラスタを作成および監視する方法をご紹介します。また、Oracle Cloud SQLをクラスタに追加して、ユーティリティおよびマスター・ノードにアクセスするほか、Cloudera ManagerおよびHueを使用してWebブラウザでクラスタに直接アクセスする方法についても学習します。

    データレイク・ラボを始める
  • Red Bull Racingを用いて分析と機械学習を学ぶ

    分析と機械学習機能を使用して、70年分のレース・データを解析します。何が決め手となり、予測しやすいレースがある一方で、一部のレースは目が離せないほどエキサイティングなのかを紹介します。

    データ分析ラボを始める
  • Oracle Cloud Infrastructure Anomaly Detectionを使い始める

    OCI Anomaly Detectionを使用して、カスタマイズされた機械学習モデルを作成する方法を説明します。ユーザーがアップロードしたデータを取得し、専用のアルゴリズムを使用してモデルをトレーニングし、モデルをクラウド環境にデプロイして異常を検出します。

    異常検出ラボを今すぐ始める

営業へのお問い合わせ

データレイクの詳細にご関心をお持ちの場合は、当社のエキスパートにお問い合わせください。

  • 次のような質問に回答します。

    • オラクルでデータレイクの使用を開始する方法を教えてください。
    • データウェアハウスでは不可能で、データレイクでは可能なことは何ですか。
    • データレイクはビジネスにどのような利点がありますか。