Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、お客様の組織のニーズに合わせて、特化したデプロイメント、データベース・サービス、広範なモニタリング機能、戦略的パートナーシップなど、包括的にマルチクラウドソリューションを提供します。OralceCloud@Customerにより、クラウドサービスの完全なポートフォリオをお客様のデータセンターに導入し、ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャを実現します。
451 Research社がOCIのマルチクラウド・ソリューションについて、「多様な環境下で運用する際の摩擦やコストを削減できる」と述べている理由をご覧ください。
IDC のリード・データベース・アナリストであるCarl Olofson氏は、オラクルのマルチクラウド戦略を分析し、「オラクルとMicrosoftは、企業がマルチクラウドの自由を実現するためのソリューションを提供しています」と述べています。
「オラクルはすでに他のクラウド・プラットフォームにも進出していますし、Microsoft Azureとの戦略的関係により、OCIで稼働するOracle Databaseインスタンスを用いたAzureでのアプリケーションの実行をサポートしているので、顧客がマルチクラウド戦略を実現するための最適な方法を提案できるでしょう。」 —IDCリサーチ・バイス・プレジデント、Carl Olofson
マルチクラウド環境を効率的に接続するためのOCI提供サービスについてご紹介します。
マルチクラウド戦略は、さまざまなコンピューティング・インフラストラクチャにワークロードを分散させることができます。このアプローチにより、コスト削減、技術革新の障壁の軽減、災害対策の強化、事業継続計画などにおいて、業界内で起業の競争力を高めます。
Gartner 社の調査によると、回答者の約81%が、クラウドで高度な機能を活用するためにマルチクラウド戦略を採用しているとのことです。Oracle Cloudは、お客様の組織のニーズに合わせて、特化したデプロイメント、データベース・サービス、広範なモニタリング機能、戦略的パートナーシップなど、包括的なマルチクラウドソリューションを提供します。
Gartner®の分析を利用して、OCIによるマルチクラウドのデータ管理を最適化します。
インターコネクトは、オラクルやMicrosoftのテクノロジーを利用するお客様に、革新的な価値を提供します。このソリューションにより、お客様はOracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azureの両方でワークロードを実行し、両者の長所を生かすことができます。
Roy Illsley
Omdiaチーフ・アナリスト
Oracle CloudとMicrosoft Azureの相互接続を利用することで、お客様はクラウドへの移行や、OCIとAzureを最大限活かした形で、新しいアプリケーションを構築することができます。お客様はオンプレミスのアプリケーションを迅速に移行し、幅広いツールを活用して、単一のエンタープライズ・クラウド・ソリューションとして統合できます。
また、相互に依存するエンタープライズ・アプリケーションをクラウドに移行し、OCIとAzureを横断した形でカスタム・アプリケーションやパッケージ・アプリケーションをデプロイし、双方のクラウド環境でクラウド・ネイティブ・アプリケーションを開発できます。そして最も重要なのは、アプリケーションのアーキテクチャ、最適化、相互運用性を維持した状態で、オンプレミスのアプリケーションをクラウドに移行できる点です。
Oracle FastConnectは、専用のプライベートな高帯域幅の接続を介して、OCIの仮想クラウド・ネットワークに直接接続します。お客様は、データ量に応じて適切なポート速度を選択するだけで、毎月一貫して低価格でサービスをご利用いただけます。一方他のプロバイダでは、データの移動量に応じて課金されます。この場合、課金が高額であったり、課金額が予測できないといったケースが生じてしまいます。
またFastConnect は、お客様のオンプレミス環境を、オラクルのパートナー、コロケーション・スペース、またはサードパーティーのプロバイダを使ってOCIに拡張することができます。AT&T Business、BT、Verizon-customersなど、50社以上のFastConnectのパートナーが、クラウドベースのワークロードに対する応答性に優れたグローバル・アクセスを保証しています。
Oracle SD-WANは、低コストのコモディティ・ネットワーク接続で、最適な帯域幅によるOCIへのセキュアで信頼性の高い接続を提供します。Oracle Cloud上で実行されるアプリケーションへのアクセスは、マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)やFastConnectなど、あらゆるインターネットを介している可能性があります。Oracle SD-WANは、単一障害点を排除し、複数のリンクを集約してOracle Cloudに最適なキャパシティを提供します。Oracle SD-WANを使用することで、企業はアプリケーションをセキュアかつ自社のペースでOracle Cloudに移行することができます。これは、インターネットの経済性によるメリットを享受でき、高帯域幅で安価なインターネット接続を活用するためです。
Oracle SD-WAN Orchestration Cloud Serviceにより、お客様はOCI、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azureなど、あらゆるパブリック・クラウドに不可欠なエッジ・デバイスを管理することができます。OCI上でSD-WANを運用することで、お客様はどこからでもセキュアにサービスにアクセスすることができ、所要時間やオンサイトで求められる技術スキルを低減することができます。
企業が拡張機能を活用するためにマルチクラウドを採用している理由をご覧ください。
リファレンス・アーキテクチャやユースケースを見て、技術的要件を検証し、マルチクラウド・アーキテクチャのベスト・プラクティスを学びましょう。
「オラクルは、当社の戦略にフィットし、既存の取り組みを補完してくれます。オンプレミスの環境に留まるアプリケーションもあるので、それらを簡素化するための投資も必要です。オラクルは当社のクラウド戦略を完全にサポートしてくれるほか、テクノロジーのサービス利用をサポートしてくれることで、大きな経済的利益をもたらしてくれてます。」
Bernd Leukert
ドイツ銀行テクノロジー・データ・イノベーション部門長
「当社は、製造、金融サービス、建設・エンジニアリング、公共・民間サービスなどのお客様に300ほどのExadataシステムを導入しました。当社のデジタル・イノベーション戦略とエンタープライズ・クラウドへの取り組みに沿って、今回、当社のデータセンターの1つに最初のExadata Cloud@Customerを導入しました。Oracle Autonomous Databaseの導入も楽しみにしています。」
Dr. WP Hong
Samsung SDSのCEO
「『Oracle Exadata』がクラウド・サービスとして提供されることでオンプレミスとしての高可用性を維持しつつシームレスな拡張等のアジリティが実現できます。また、自社データセンター内に構築することで、当社がこれまでSOC2やFISC等を基準に整備してきた高度な金融統制を維持しつつ、オラクルが提供する多くのクラウド・サービスやツールも活用することができ、顧客へのビジネス価値向上に寄与します。さらに、オラクルのDedicated Regionを活用することで、様々なリソースをデジタル・トランスフォーメーションなどの戦略領域に投入することができます。」
竹本具城
NRIシニア・コーポレート・マネージング・ディレクター
「Oracle Dedicated Region Cloud@Customerは、Oracle ERPやCRMアプリケーションの移行から、Oracle Databaseを使ったカスタム開発アプリケーションの導入、さらにはデジタル・イノベーション・サービス(ブロックチェーン、AI、ビッグ・データ)やハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)の導入などのさまざまなユースケースを、データ主権に関する国の規制に従いながら実現します。」
Said Al-Mandhari
Oman ICT GroupのCEO
「30以上のデータベースをOracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerに移行し、自己保護機能でセキュリティを向上させることで、デジタル・トランスフォーメーションをレベルアップさせました」
Helder Branco
Entel、ITオペレーション責任者
「1990年代初頭、データベースやその他のプラットフォームがたくさんありました。その中で、Oracle Databaseは市場で最も優れたデータベースを提供していました。私たちはオラクルを選択しましたが、その選択は間違っていませんでした。私は質の高いツールで仕事をしたいと思っているので、オラクルはまさにぴったりです。」
Leonarda Horvat
Texas A&M University、 研究情報システム部門長