Data Transferは、オフライン・データ移行サービスで、ペタバイト規模のデータセットをデータセンターからOracle Cloud InfrastructureのObject StorageまたはArchive Storageに安全に移動できます。パブリック・インターネットを使用してデータをクラウドに移動することは、高いネットワーク・コスト、信頼性の低いネットワーク接続、長い転送時間、およびセキュリティ上の懸念のため、必ずしも最適な方法ではありません。Data Transferサービスでは、これらの課題を克服し、データをクラウドに移行するのにかかる時間を大幅に削減できます。
パブリック・インターネット接続を使用してデータをアップロードできない場合は、Data Transferを使用することをお勧めします。このような場合、アップロードできない原因として、アップロードするデータセットが大きすぎる、インターネット接続が遅すぎる、またはデータのアップロードのために長時間にわたって必要なインターネット帯域幅を確保できないことが考えられます。また、ネットワーク・インフラストラクチャでOracle FastConnectがサポートされていないため、Oracle FastConnectを使用できない場合や、頻繁にデータを転送する予定がないため、FastConnectに投資する価値がない場合にも、Data Transferは優れた代替手段になります。
Data Transferを使用すると、数百TBのデータをクラウドに簡単にアップロードできます。パブリック・インターネット経由でのデータのアップロードに1〜2週間以上かかる場合は、Data Transferの使用を検討することをお勧めします。
Oracle FastConnectは、オンプレミスのデータセンターまたはネットワークをOracle Cloud Infrastructureに接続するために、パブリック・インターネットの代わりに使用するネットワーク接続です。通常、パブリック・インターネットベースの接続と比較して、信頼でき安定した専用のネットワーク・エクスペリエンスが必要な場合は、Oracle FastConnectを使用します。
FastConnectは、Data Transferの優れた代替手段になります。可能であれば常にFastConnectを使用してデータを転送することをお勧めします。これは、大量のデータをオラクルの環境に継続的に転送する必要がある場合に特に当てはまります。ただし、FastConnectへの投資が適切できない場合や、データセンターからデータを頻繁にアップロードする予定がない場合は、Data Transferがクラウドにデータを移行するための優れた代替手段となります。
2つのソリューション:Data Transfer ApplianceとData Transfer Disk
Data Transfer Applianceサービスは、オラクルから短期間(30日間)貸与される大容量ストレージ・アプライアンスを使用して、クラウドへのデータ移行を促進します。転送アプライアンスは、アプライアンスごとに最大150 TBの大量のデータを移行する必要がある場合に特に役立ちます。現在、Data Transfer Applianceサービスは、米国および欧州連合(EU)のお客様にご利用いただけます。
Data Transfer Diskサービスでは、データをクラウドに移行するために独自のハード・ドライブを購入する必要があります。これらのハード・ドライブは、データがObject StorageまたはArchive Storageテナンシに正常に転送された後にお客様に返送されます。ディスク・オプションは、比較的小容量のデータセットのみを転送する場合、転送のためにデータをコピーするのに30日以上の時間が必要な場合、またはData Transfer Applianceを利用できない場合に実用的です。
このよくある質問のページでは、Data Transfer Applianceについて説明しています。Data Transfer Diskの詳細については、Data Transfer Diskに関するよくある質問のWebページを参照してください。
Data Transfer Applianceには、Oracle Linux、CentOSまたはUbuntuのホスト、Oracle Command Line Interfaceのインストール、OCI Object StorageおよびData Transfer Servicesに対して開かれたファイアウォールポート、およびNFSのサポート環境が必要です。Linuxやネットワーク、NFS、NFSマウントへのデータ移行方法などの管理的な知識も必要です。詳細は、https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/API/Concepts/cliconcepts.htmおよびhttps://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/DataTransfer/Reference/appliance_prep_checklist_helpsheet.htm#ApplianceImportChecklistHelpsheetをご覧ください
Data Transfer Applianceの提供は、リージョンごとの在庫状況に基づいて行われます。オラクルは、お客様のご要望を受け次第順次、アプライアンスを提供しています。アプライアンスは常にすぐに利用できるわけではなく、発送までに数週間かかる場合もあります。
コンソールを使用してアプライアンス・タイプの転送ジョブを作成してから、「転送アプライアンスのリクエスト」をクリックします。転送するデータの量によっては、複数の転送アプライアンスを注文する必要があります。オラクルがリクエストを受信して承認すると、リクエストの作成時に指定された住所に転送アプライアンスが発送されます。アプライアンスのシリアル・コンソールにアクセスできるターミナル・エミュレータが動作する、お客様のLinuxホスト・コンピューターに、Oracle Cloud Infrastructureコマンド・ライン・インターフェイス(CLI)ツールセットをダウンロードします。転送アプライアンスを受け取ったら、付属のUSB-DB9シリアル・ケーブルを使用して、アプライアンスをホスト・コンピューターに物理的に接続します。アプライアンスの電源を入れ、転送アプライアンスのネットワークを構成してから、アプライアンスをネットワークに物理的に接続します。Oracle Cloud Infrastructure CLIを使用して転送アプライアンスを初期化します。アプライアンスを初期化すると、(CLIがインストールされている)ホスト・コンピューターと転送アプライアンスの間の通信がセットアップされます。さらに、認証を初期化し、データ暗号化を構成します。その次に、データを転送アプライアンスに書き込むために必要なデータセットとNFSマウント・ポイントを作成します。
転送アプライアンスの構成が完了したら、通常のファイル・システム・ツールを使用してデータをアプライアンスにコピーします。次に、転送アプライアンスをロックして、アプライアンスをオラクルの転送サイトに返送します。コンソールまたはCLIを使用して転送アプライアンスのステータスを監視することにより、データに関する一連の管理記録を追跡できます。オラクルは、転送ジョブと転送アプライアンスの両方のステータスを定期的に更新します。オラクルが転送アプライアンスを受け取り、データをアップロードすると、詳細なアップロード・サマリーが生成され、データがアップロードされたものと同じObject StorageまたはArchive Storageバケットにアップロード・サマリーが保存されます。このレポートは、Oracle Cloud Infrastructureに転送されたすべてのオブジェクトの詳細なステータスを提供します。
Universal Credits Monthly Flexを使用してOracle Cloud Infrastructureサービスを購入すると、データ転送アプライアンスを使用してデータを移行できます。データ転送プロセスを開始するには、まず、テナンシのOracle Cloud InfrastructureコンソールからData Transfer Applianceの資格をリクエストします。VPレベル以上の主な購入者または管理者は、利用規約文書に電子署名する必要があります。オラクルが文書の署名を確認したら、使いやすいブラウザベースのインターフェイスであるOracle Cloud Consoleを使用して、アプライアンス・タイプの転送ジョブを作成できます。次に、1つ以上の転送アプライアンスをリクエストします。オラクルがリクエストを受信して承認すると、リクエストの作成時に指定された住所に転送アプライアンスが発送されます。お客様は、コンソールまたはCLIを使用して、アプライアンス・リクエストのステータスを追跡できます。
単一の転送アプライアンスを使用して、最大150 TBのデータを転送できます。150 TBを超えるデータを転送する必要がある場合は、複数の転送アプライアンスをリクエストしてください。複数の転送アプライアンスをリクエストする前に、テナンシ・サービスの制限が適切に設定されていることを確認してください。日本のリージョンでは、アプライアンスの使用可能な容量は95 TBです。詳細については、サービス制限のドキュメントを確認してください。
転送アプライアンスは、NFSマウント・ポイントを公開します。NFSバージョン3、4、または4.1を使用し、NFSターゲットにデータをコピーする通常のファイル・システム・コマンドで、転送アプライアンスにデータをコピーできます。
単一の転送アプライアンスに収容できるサイズよりも大きいデータセットを転送するには、データを複数の論理データセットに慎重にセグメント化し、複数のデータ転送アプライアンスを使用して、これらのデータセットを転送する必要があります。
Data Exportサービスは、us-phoenix-1、us-ashburn-1、eu-frankfurt-1、uk-london-1、ap-tokyo-1、ap-osaka-1、sa-saopaulo-1、us-luke-1、およびus- gov- ashburn-1のOracle Cloud Infrastructureリージョンでサポートされています。EU内のデータは、フランクフルトにのみ送信できます。
いいえ。残念ながら、さまざまなセキュリティおよびコンプライアンスに関する規定により、オラクルのいずれかの米国リージョンにデータをアップロードすることを目的としている場合を含め、オラクルは米国外への転送アプライアンスの送付をサポートしていません。このような転送には、Data Transfer Diskのご利用をお勧めします。
はい。この資料のData Exportのセクションを参照してください。
Oracle Cloud Infrastructure CLIを使用して転送アプライアンスの構成を検証してから、オラクルに送付できます。これにより、よくある間違いを発見し、時間を節約できます。
その答えは「はい」です。データが、テナンシ内のターゲット・バケットに正常にアップロードされたことを確認するまで、データのバックアップを保持する必要があります。
ファイルはオブジェクトとしてターゲット・バケットにアップロードされます。オブジェクトの名前は、ファイルのフラット化されたパスです。
ファイルがバケットにインポートされるとき、バケットに同じ名前のオブジェクトがすでにある場合、ファイルはアップロードに失敗し、既存のオブジェクトはそのまま残ります。ファイルのアップロード失敗に関するステータスは、アップロード・サマリー・レポートに記録されます。
いいえ。ファイル・システムのメタデータは、ターゲット・バケットにインポートされるときに保持されません。オブジェクト名は、ファイルのフラット化されたパスになります。タイムスタンプは、オブジェクトが作成された時刻です。
その答えは「はい」です。オラクルは、転送ジョブおよび転送アプライアンスの状態の変化を厳格に管理しています。お客様は、コンソールまたはOracle Cloud Infrastructure CLIを使用して、ジョブとアプライアンスのステータスを確認できます。
転送元のシンボリック・リンクを維持する必要がある場合は、転送元ディレクトリをtarし、データをモノリシック・オブジェクトとしてコピーしてください。
Oracle Cloud Infrastructureへのデータのアップロードを変更する必要がある場合、以下のことを行うことができます。
Data Transfer Applianceサービスを使用すると、任意のOracle Cloud Storage Infrastructureサービスにデータを転送できます。アップロード・プロセスが終了すると、転送されたデータは、Object StorageまたはArchive Storageで利用できる状態になります。そこから、お客様は、Oracle Cloud Storage Infrastructureツールを使用して、必要に応じてデータを他のサービスにコピーできます。データを他のサービスにコピーする際に最高のパフォーマンスを得るには、ターゲット・サービスと同じリージョンにデータをアップロードしてください。
Oracleデータベースを移行するには、RMANバックアップを作成し、バックアップ・ターゲットとして転送アプライアンスを選択します。アプライアンスが送付され、データがObject Storageにアップロードされると、Oracle Cloud Infrastructureコンピュート・インスタンス上で新しいデータベース・インスタンスをインスタンス化してから、Object Storageからデータを復元できます。
お客様は、納品された転送アプライアンスを30日間保持できます。通常の30日間を超えてアプライアンスを保持する必要がある場合は、最大60日間の延長をリクエストする必要があります。お客様が転送アプライアンスを納品後90日以内に返却しない場合、オラクルは、アプライアンスが紛失したとみなし、転送アプライアンスの回復プロセスを開始する可能性があります。お客様は、アプライアンスの全費用を請求される場合があります。
データをObject Storageに転送するのにかかる時間は、データの量と転送されるオブジェクトの数によって異なります。処理待ちのデータ転送アプライアンスの数も、データのアップロード時間に影響を与える可能性があります。
Oracle Cloud InfrastructureコンソールまたはOracle Cloud Infrastructure CLIから転送アプライアンスのステータスを監視することにより、データの一連の管理記録を追跡できます。詳細については、Data Transferサービスの製品資料を確認してください。
データ転送アプライアンスは、専用のストレージ・アプライアンスです。アプライアンスは、耐久性のある輸送ケースに入れられ、従来の輸送の要求に対して十分な保護を実現できる特別な梱包方法で発送されます。アプライアンスを受け取ったら、元の輸送資材と輸送ケースをすべて保管しておく必要があります。同じ輸送資材を使用して、転送アプライアンスをオラクルに返送してください。
オラクルがアプライアンスが発送するときに提供した追跡IDを使用して、転送アプライアンスの配送を追跡できます。コンソールまたはOracle Cloud Infrastructure CLIを使用して、追跡IDを検索できます。
万一、転送アプライアンスが輸送中に紛失しても、データが危険にさらされるリスクはほとんどありません。転送アプライアンスに保存されるすべてのデータは、デフォルトでAES 256ビット暗号化を使用して完全に暗号化されます。暗号化パスワードは、転送アプライアンスとは別にOracle Cloud Infrastructureに安全に保存されます。転送アプライアンスは、セキュリティを最重要視して設計されており、お客様のデータは安全に管理されます。
コピーされたデータを含むインポート・アプライアンスがオラクルに接続され、データ転送が開始されると、転送アプライアンスの詳細ページで転送ジョブのメトリックをグラフまたは表形式で表示できます。オラクルでは、アップロードされたアプライアンスごとにアップロード・サマリー・ログ・ファイルを作成します。これらのログファイルは、データがOracle Cloud Infrastructure(OCI)にアップロードされたバケットに送信されます。
万一、輸送中に転送アプライアンスが破損した場合、オラクルから新しい転送アプライアンスが無償で送付されます。注意事項:データがOracle Cloud Infrastructureに完全にアップロードされたことを確認するまで、データのプライマリ・コピーを削除しないでください。
データがOracle Cloud Infrastructureテナンシにアップロードされたら、一時的なデータ転送アップロード・ユーザーを削除してください。データ転送アップロード・ユーザーを削除すると、オラクルによるデータへのアクセスが無効になります。
データを転送アプライアンスにコピーすると、マニフェスト・ファイルに、すべてのファイルのMD5チェックサムが反映されます。データがバケットにアップロードされると、マニフェストのMD5チェックサムとアップロードされたデータのMD5チェックサムが照合され、アップロード・プロセス中にデータの整合性が損なわれていないか確認されます。
はい。転送ジョブごとに複数の転送アプライアンスをリクエストできます。データ転送アプライアンスをリクエストする前に、Data Transfer Applianceサービスの制限が適切に設定されていることを確認してください。詳細については、サービス制限の資料を確認してください。
はい。無制限の数のData Transferサービス・リソースを作成することができます。Data Transferに関するデフォルトのサービス制限を確認してください。
テナンシのデフォルトの制限を引き上げたい場合は、Oracle Supportにお問い合わせください。
最大10 TiBのファイルをアップロードできます。インポート・プロセスでは、10 TiBを超えるファイルはスキップされます。
Object Storageバケットへのアップロードでは、1024文字までのファイル名がサポートされています。
特定の転送ジョブに関連付けられたデータセットは、指定された1つのバケットにのみ移動できます。データを複数のObject Storageバケットにアップロードする必要がある場合は、複数の転送ジョブを作成する必要があります。
Data Exportは、Data Transfer Applianceを使用してOracle Cloud Infrastructure Object StorageまたはArchive Storageからデータを安全に移動できるオフラインデータ移行サービスです。
Data Exportでは、Archive Storageバケットからファイルを直接エクスポートすることはできません。データをArchive StorageバケットからObject Storageバケットに移動させてから、Object Storageバケットを指定するエクスポートジョブを作成してください。
テラバイトまたはペタバイトのデータをOracle Cloud Infrastructureに保存していて、パブリック・インターネットを使用するよりも速くObject StorageまたはArchive Storageからデータを取得する必要がある場合は、Data Exportを使用することをお勧めします。たとえば、メディアコンテンツや処理済みのデータセットを顧客やビジネスパートナーと共有する必要がある場合に役に立ちます。
Data Exportでは、Archive Storageバケットからファイルを直接エクスポートすることはできません。データをArchive StorageバケットからObject Storageバケットに移動させてから、Object Storageバケットを指定するエクスポートジョブを作成してください。
Data Exportのプロセスを開始するには、まず、テナンシのOracle Cloud InfrastructureコンソールからData Transfer Applianceの資格をリクエストします。テナンシの購入者は、利用規約文書に電子署名する必要があります。オラクルが文書の署名を確認したら、Oracle Cloud InfrastructureコンソールまたはCLIを使用してデータ・エクスポート・ジョブを作成できます。データ・エクスポート・ジョブの一部として、エクスポートに含めるバケット内のオブジェクトを示す境界を定義し、CLIを使用してマニフェスト(バケットからダウンロードされるすべてのオブジェクトのリスト)を作成します。また、ポリシー言語を追加して、データが存在するバケットに対する読み取りアクセス権を一時的にオラクルに付与します。
次に、データをエクスポートする転送アプライアンスをリクエストします。各エクスポート・ジョブで最大150 TBのデータをエクスポートできます。エクスポートするすべてのデータは、同じバケットに存在する必要があります。150 TBを超えるデータをエクスポートする必要がある場合、または複数のバケットからエクスポートする必要がある場合は、追加のエクスポート・ジョブを作成し、追加の転送アプライアンスをリクエストする必要があります。複数の転送アプライアンスをリクエストする前に、テナンシ・サービスの制限が適切に設定されていることを確認してください。オラクルがリクエストを受信して承認すると、オラクルがデータのエクスポート・プロセスを開始する準備が整います。
いいえ。これらの複数のバケットからデータをエクスポートするには、データをエクスポートするバケットごとにデータ・エクスポート・ジョブを作成する必要があり、また、追加の転送アプライアンスをリクエストする必要があります。複数の転送アプライアンスをリクエストする前に、テナンシサービスの制限が適切に設定されていることを確認してください。Data Exportでは、Archive Storageバケットからファイルを直接エクスポートすることはできません。データをArchive StorageバケットからObject Storageバケットに移動してから、Object Storageバケットを指定するエクスポートジョブを作成してください。
単一の転送アプライアンスの容量(150 TB)よりも大きいエクスポート・ジョブを作成することはできません。CLIを使用して作成するマニフェスト・ファイルには、バケットからエクスポートするオブジェクトが示されます。CLIがマニフェストを生成する際、容量が累積され、上限に達するとマニフェストの生成が打ち切られ、アプライアンスに収容可能な容量の制限に達したことが通知されます。お客様は、追加のデータ転送アプライアンスをリクエストし、追加のデータ・エクスポート・ジョブを作成して、残りのデータをエクスポートできます。
境界を使用すると、バケットからエクスポートするオブジェクトのセットを制限できます。以下のパラメータを使用して、データ・エクスポート・ジョブに含まれるデータを制限できます。
prefix - リスト・クエリでオブジェクト名の先頭との照合に使用する文字列
start - リスト・クエリによって返されるオブジェクト名は、このパラメータ以上である必要があります
end - リスト・クエリによって返されるオブジェクト名は、必ずこのパラメータよりも小さい必要があります
これらのパラメータは、オブジェクトのAPIであるListObjectsのパラメータと同じものです。
その答えは「はい」です。CLIからデータ・エクスポート・ジョブのステータスを追跡できます。詳細については、オンライン資料を参照してください。
データのエクスポートに使用する場合、Data Transfer Applianceに関連するレンタル料金は発生しませんが、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageからのデータのダウンロードに関連する料金が発生します。詳細については、価格に関するページを参照してください。
Data Exportサービスは、us-phoenix-1、us-ashburn-1、eu-frankfurt-1、uk-london-1、およびap-osaka-1のOracle Cloud Infrastructureリージョンでサポートされています。
いいえ。残念ながら、さまざまなセキュリティおよびコンプライアンスに関する規定により、オラクルは米国外、欧州連合外、または日本国外への転送アプライアンスの送付をサポートしていません。
NFSエクスポートをセットアップした後、標準のLinuxコマンドを使用して、データをお客様のシステムにコピーできます。すべてのデータがコピーされていることを確認してから、アプライアンスからデータを削除して、アプライアンスをオラクルに返送してください。
アプライアンスには、タンパー・エビデント性と耐タンパー性があります。転送アプライアンスに保存されるすべてのデータは、デフォルトでAES 256ビット暗号化を使用して完全に暗号化されます。暗号化パスワードは、転送アプライアンスとは別にOracle Cloud Infrastructureに安全に保存されます。データを目的の場所にコピーする準備ができたら、クラウドから復号化キーを取得します。詳細については、この資料の「セキュリティ」のセクションを参照してください。
使用後の転送アプライアンスは、業界標準のプロセスを使用して安全にデータを消去した後、使用可能在庫に戻されます。同じテナントが複数の転送サイクルでアプライアンスを再利用する場合でも、転送アプライアンスの内容は安全に消去されます。この安全な消去プロセスは、NIST 800-88標準に準拠しています。
アプライアンスは、次のように耐タンパー性が確保されています。
アプライアンスは、次のようにタンパー・エビデント性が確保されています。
アプライアンスに保存されたお客様のデータは、AES-256暗号を使用して暗号化されています。暗号化キーをアプライアンスに保存することはありません。暗号化キーは、Data Transferサービスを使用して、お客様とオラクルの間で個別に共有されます。
データ転送アプライアンスの配送は無償で行います。お客様への転送アプライアンスの配送と、米国またはEUのオラクルのデータ転送サイトへの返送にかかる費用は、オラクルが負担します。
お客様の計画が変更になり、転送アプライアンスの使用を開始する準備ができていない場合は、無償の返却プロセスを使用してアプライアンスをオラクルに返却する必要があります。準備が整ってから、別の転送アプライアンスをリクエストできます。これにより、オラクルは、紛失したと推定される未処理のアプライアンスに対して実行する転送アプライアンスの回復プロセスの開始を回避できます。この回復プロセスを実施した場合、アプライアンスの全費用をお客様に請求する場合があります。
はい。各転送アプライアンスを異なる住所に配送するようにリクエストできます。転送アプライアンスをリクエストするとき、それぞれの転送アプライアンスの配送先住所を入力します。リクエストした転送アプライアンスごとに、一意の配送先住所を指定できます。
転送アプライアンスをオラクルに返送する準備ができたら、転送アプライアンスに付属の資材を使用して転送アプライアンスを丁寧に梱包します。次に、転送アプライアンスのケースに含まれている配送ラベルを使用して、オラクルに返送します。
データ転送アプライアンスが輸送中に紛失したと思われる場合は、すぐにオラクル・サービス・リクエストを申請してください。
Oracle Cloud Infrastructureのお客様は、Data Transfer Applianceサービスを無償で使用できます。指定したObject Storageバケットにデータが正常に転送されると、Object Storageの使用に対してのみ課金されます。データのエクスポートに使用する場合、Data Transfer Applianceに関連するレンタル料金は発生しませんが、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageからのデータのダウンロードに関連する料金が発生します。詳細については、価格に関するページを参照してください。