プロダクト・マーケティング担当ディレクター、Gordon Marx | 2022年8月4日
相互に連携しないアプリケーションを使用し、サイロ化されたデータを収集することは、これまでプロジェクト・オーナーにとって変わらない現状の一部となってきました。ほとんどのシステムが相互運用できなかったり、デリバリー・チームが寄せ集めのソリューションを使用していたりしましたが、シームレスな運用や効率的な運用が実現することはありませんでした。
プロジェクト遂行に関して改善の余地がある分野のひとつは、プロジェクトのスケジューリング、ドキュメント管理、プロセス管理の間にこれまでズレがあった点です。
連携が強化されたアプローチにより重要なデータが自動的にやり取りされることで、強く求められている効率性を実現できるため、チームは効果的にコラボレーションし、変更によるコストやスケジュールへの影響を最小限に抑えることができます。
たとえば、「作業パッケージ」(グループ化された関連するエンジニアリング・建設文書)の管理とプロジェクト・スケジューリングとの連携を強化することで、プロジェクトの成果を改善できます。
したがって、デリバリー・チームが重要なドキュメントの関連パッケージ(提出物、図面、仕様書、保証書、指示書など)を使用して特定の作業を行う場合、関連するプロジェクトのスケジュール・アクティビティに変更を加えると、これらの作業パッケージに関する期日やその他の情報が自動的に更新されます。
混乱でデータが失われることはなく、ドキュメントが適切にグループ化され、プロジェクトのスケジュールが順調に進むため、チームはプロジェクトのマイルストンを達成したり、新しい要因が発生した場合にスケジュールを変更したりすることができます。
これらの機能は、高度に構成可能なプロセス管理エンジンによってサポートされ、プロジェクトのライフサイクル全体にわたるエンドツーエンドのプロセスやワークストリームの簡素化につながります。
Oracle Construction and Engineeringは、インテリジェント・プラットフォームにより、この難題の解決をサポートしています。
オラクルのインテリジェント・プラットフォームを介して、チームは相互運用可能な単一のシステムを利用し、スケジューリングおよび作業パッケージ管理の機能をシームレスに活用できます。
Oracle Primavera CloudおよびOracle Aconexの機能を活用して、スケジューリングを統括するチームと、現場活動を統括するチームとの連携を強化することで、全員がより効率的にコラボレーションできるようになります。
これらの機能の統合は、インテリジェント・プラットフォームがオーナーとデリバリー・チームの連携をサポートし、継続的な改善を推進する方法のごく一部にすぎません。
さらに詳細をご紹介します。
インテリジェント・プラットフォームにおけるオラクルの新しいアプリケーションの統合によって、予測、予算編成、キャッシュフロー管理がどのように改善されるかをご覧ください。今後も引き続き画期的なアップデートをお知らせしますので、ご期待ください。
建設管理ソフトウェアおよびプロジェクト・ポートフォリオ管理ソリューションのグローバル・リーダーであるOracle Construction and Engineeringは、プロジェクトと資産のライフサイクル全体でチーム、プロセス、データを結び付けるのに役立ちます。プロジェクト管理、建設スケジューリング、BIM/CDEなどに対応する実績あるソリューションにより、プロジェクト遂行の効率性と制御を推進します。