Oracle OpenWorldキーノート—クラウドの発展

トーマス・クリアン、クラウドの発展におけるオラクルの多忙な1年を語る

John Soat著


オンラインサービスとして提供される新しいアプリケーション、プラットフォーム、ツールにより、オラクルの完全なエンタープライズ・クラウドが完成



オラクルのクラウドサービスが「ビジネス上の現実の問題解決」にいかに効果的かを解説するオラクルのバイスプレジデント、トーマス・クリアン

オラクルはこの1年間で、主要な3つのクラウドカテゴリ、すなわちInfrastructure as a Service(IaaS)、Platform as a Service(PaaS)、Software as a Service(SaaS)のすべてにおいて、次々とクラウドサービスを投入してきました。「実に忙しい1年でした」、オラクルの製品開発担当バイスプレジデント、トーマス・クリアンは、10月27日火曜日、Oracle OpenWorld 2015のキーノートでこう語りました。クリアンによると、オラクルのクラウドサービスは「ビジネス上の現実の問題解決に威力を発揮し」ており、パフォーマンスとユビキタス性、シンプルさの魅力的な組み合わせだと言います。「世界中の誰もがどこからでも、ブラウザさえあれば弊社のクラウドにアクセスでき、画期的な新製品をすべてご利用いただけるのです」

Infrastructure as a Service

オラクルは、IaaS製品のあらゆる部分、すなわちストレージ、CPU、ネットワークを見直しました。たとえば、新しいアーカイブ・ストレージ・サービスでは、完全ミラーリングされたデータを長期的に保存でき、費用はたったの「1か月当たり1 TB当たり1ドル」だとクリアンは言います。また、エラスティック・コンピューティングも導入されました。これは「いわば、特定の数のコアが必要な場合、その分だけ時間単位で払えばいい」システムです。しかも、「世界最高のパフォーマンスでOracleを実行したければ」、オラクルのフラグシップ・エンジニアド・システムであるOracle Exadata Database Machineもクラウドサービスとして利用できます。

Oracle President Thomas Kurian

「世界中の誰もがどこからでも、ブラウザさえあれば弊社のクラウドにアクセスでき、画期的な新製品をすべてご利用いただけるのです」

―オラクル バイスプレジデント トーマス・クリアン

Platform as a Service

オラクルは、新しいPaaS機能も多数導入し、エンタープライズ・アプリケーション開発、データ管理、モバイル・アプリケーション開発の各領域でオンライン・ツールセットを拡張しました。また、Oracle Big Data Cloud Serviceをはじめとして新しいデータ分析サービスも導入され、アナリストはOracle SQL(Structured Query Language)やOracle Data Visualization Cloud Serviceを使用して非構造化Hadoopデータを問い合わせることができます。Oracle Data Visualization Cloud Serviceは、経験の浅いデータアナリストでも使用できるツールです。スプレッドシートとブラウザしか必要とせず、「そのくらい簡単です」とクリアン。

また、エンタープライズ・セキュリティとアプリケーション統合のためのサービスや、3つのオンライン・システム管理ツール(Oracle Application Performance Monitoring Cloud Service、Oracle IT Analytics Cloud Service、Oracle Log Analytics Cloud Service)も追加されました。そのベースになるのは、共通の管理プラットフォームであるOracle Enterprise Manager for Oracle Cloud Platformです。

クリアンは、調達からロジスティクスまでのエンドツーエンドが統合されたサプライチェーン対応の製造業向けSaaSサービスについてもアピール。エンタープライズ環境のもう一方では、Oracle Documents Cloud Serviceがドキュメント共有を容易かつ効果的にします。また、Oracle Social Network Cloud Serviceでは、エンタープライズ・ユーザーが「Facebookに似たインタフェースを使った全社的なコラボレーション」を行うことができ、Oracle Internet of Things Cloud Serviceは、無数のセンサーとデバイスからデータを収集してフィルタリングします。

Software as a Service

オラクルがエンタープライズSaaSアプリケーションの総合的な環境に、ERP、EPM、HCM、CXなど183もの新しいモジュールを追加したことは特筆に値します。「業界唯一の、完全なサービススイートです」とクリアンは語りました。

クリアンの登壇に先立って、NBAの勝者ゴールデンステート・ウォリアーズのプレジデント兼COO、リック・ウェルツとの対談もありました。クリアンとウェルツは、勝利の文化についてこう語りました。「提供するものをお客様に気に入ってもらって初めて、勝利があります」とクリアン。多忙な1年が過ぎ、オラクルの製品は包括的なエンタープライズ・クラウド体験となりました。 


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