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オラクル エマージングテクノロジー担当シニアディレクター
エマ・ヒッツキー(Emma Hitzke)
どうすれば最新のテクノロジーを導入できるのか・・・ 最近、人工知能(AI)/機械学習(ML)という単語を聞かないことはなく、従来からのビジネスや製品の優位性が、次々に現れる新興企業によって根本から脅かされ、今のままでは将来に希望が持てなくなってきています。どうすれば先進技術を迅速かつ効率的に導入できるのでしょうか—悩まれているのはあなただけではありません。
AIもMLも他のテクノロジーと同様に本来はビジネスの課題を解決するツールです。テクノロジー自体に焦点をあてるのではなく、自社のビジネスにおける“イノベーション”へのニーズからスタートすることで、テクノロジーにビジネス価値を与えることができます。例えば、現金の支払いや収益管理といった繰り返し行われる定型業務を自動化する方法や、決算に係る作業をもっと早く効率的で正確に行う方法を探しているとすれば、MLを搭載したERPソリューションがそうした目的を果たしてくれる可能性があります。事実、マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)は調査の結果、「財務活動の40%は完全に自動化可能であり、さらに17%もほとんどが自動化できる」と結論付けています。
つまり、AIは業務効率を高めつつ運用コストは削減し、さらにはプロセスの自動化や予測、意思決定を改善できるとても有用なビジネスツールになりえるということです。
財務部門におけるAIの活用機会
アナリティクスと組み合わせることによって、AIは企業経営や意思決定、パターンの発見に必要な、これまでになかった可能性を与えてくれます。財務部門においても3つの方法で業務を改善することができます。
財務部門のAI導入における課題
先端のテクノロジー自体が変革をもたらすわけではありません。変革のためにはそうしたテクノロジーを受け入れる意識と、分析に必要な関連性の高いデータを提供できる環境が求められます。AIの導入を成功させるためには、次のような課題が挙げられます。
ソリューション:すぐに使えるAI
すでにAIが搭載されているソリューションなら、あなたの会社はすぐに最新のイノベーションを導入してユーザーエンゲージメントやコラボレーション、パフォーマンスを改善できます。オラクルのCEOであるマーク・ハードは「Blockland 2018」において、聴衆に次のように述べています。「AIそのものが“単独のアプリケーション”として成り立つとは思えません。AIはひとつの機能として様々なアプリケーションに組みこまれた形で統合されるべきだと確信します。例えば、チャットボットも、チャットアプリケーションとして作られるのではなく、アプリケーションに統合されたデジタルアシスタント機能としてチャットボットが統合されるのです。」
Oracle Cloudのアプリケーション(Oracle ERP Cloud)には、使い慣れたユーザーインターフェースやビジネスワークフローの中にML機能が組み込まれています。企業はAIや対話型インターフェース、自然言語処理、ブロックチェーン、Internet of Things(IoT)などの最新のイノベーションによりすぐにビジネス価値を享受することができます。AIによって効率化できる3つの財務プロセスを考えてみましょう。
AIは大きなチャンスを企業に与えてくれます。Oracle ERP CloudではSaaSに搭載された最新のテクノロジーがもたらす、継続的なイノベーションを導入することができます。詳細についてはOracle ERPをご覧ください。