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Jeff Erickson著
今日のエンタープライズ・アプリケーションは1日24時間休むことなく稼動していますが、アプリケーションに保持される重要なレコードは通常、1日1回しかバックアップされません。これは停電その他の障害が発生した場合にデータ損失を引き起こしかねない危険な状態であり、もはや現代のエンタープライズでは通用しないアプローチです。たとえごく一部のデータであれ、顧客や財務責任者にデータを失ってしまったと説明することを誰が望むでしょうか。
新しいエンジニアド・システムであるオラクルのZero Data Loss Recovery Applianceは、クラウド対応のスケーラビリティを発揮しながら、データ損失とバックアップのオーバーヘッドを事実上解消する、比類のないデータベース保護方法を提供します。
Recovery Applianceは、何千ものデータベースの保護とシステム・メモリからの継続的リアルタイム・バックアップが可能な画期的システムで、データをコンマ数秒前の状態にリカバリすることができます。
「私たちの新しいデータ保護戦略は、エンタープライズのニーズに合わなくなった何十年も前の考え方を捨て去るものです」オラクル・データベース高可用性製品の製品管理担当バイス・プレジデントであるAshish Rayはこう語ります。「今日もなお、企業がバックアップの狭間に大量の重大なデータを失っているというのは考えられないことです。Recovery Applianceがあれば、データベースのすべての変更がリアルタイムに取得されるので、データ損失のリスクは事実上ゼロになります」
ITチームにとっては、フルバックアップから継続的データ保護へのこうした移行により、1週間の、あるいは週末ごとの何時間にもおよぶ退屈な作業が解消されます。さらに、大半のデータ保護タスクは完全に自動化できるため、会社のイノベーションやコスト削減に役立つような、その他の重要な職務に専念することが可能になります。
オラクルのRecovery Applianceは、あらゆるビジネスで切望されている確実なデータ保護を実現します。特に、企業買収を最近おこなったばかりの企業やIT環境がバラバラに分断されている企業に有効です。
「Zero Data Loss Recovery Applianceは、あらゆる環境でオラクル・データベースの保護を最大化することを目的にゼロから設計されました」とRayは述べています。「大規模な組織がデータベース保護を1つの論理システムに一元化できる、きわめてスケーラブルなソリューションです」企業は、分断されていたバックアップを統合し、格段に効率的な共有サービス・モデルへと移行できるようになりました。
これはデータベース保護クラウドのように聞こえるでしょうか。実はそのとおりです。オラクルの画期的な新システムにより、ITチームは一元化されたデータベース保護をサービスとして提供できます。必要に応じてスケールアップまたはスケールアウトするRecovery Applianceリソースに、各業務部門が柔軟にアクセスできるようになったのです。
「従来の大規模バッチによるデータベース・バックアップにはもう1つデメリットがあります。それは、顧客や従業員が本当に使う必要があるときにWebサイトやビジネス・アプリケーションの処理が遅くなることです」とRayは言います。Recovery Applianceなら、メモリからの軽量のバックアップを継続的におこなうため、アプリケーションのパフォーマンスが低下することはありません。
さらに、圧縮やデータ検証などの複合バックアップ処理が本番マシンからオフロードされ、アプライアンス上で効率的に実行されます。「今や、月例のレポートやデータ分析をバックアップ期間の前後にスケジュールする必要はありません」Rayはこう語っています。
IT管理者やCIOにとっては、オラクルのZero Data Loss Recovery Applianceにより、データ保護の可視性が大幅に向上します。1つのコンソール上のダッシュボードに、企業全体のすべてのデータベースについて、エンド・ツー・エンドのデータ保護プロセスがリアルタイムに表示されます。「すべてのシステムですべてのデータベースがバックアップされているのかと尋ねられたら、CIOは100%の自信をもって『はい』と答えることができます」とRayは言います。
これこそがオラクルのZero Data Loss Recovery Applianceの実現する、従来は不可能だったレベルでのデータ保護の可視性、コントロール、保証です。ITチームは、失われたデータのリカバリではなく価値やイノベーションの向上にリソースを集中させることで、要求の厳しい顧客や社内ユーザーからの期待に応えられるようになりました。