株式会社5、Oracle Contextual Intelligenceを活用してDSP広告を強化

同マーケティング代理店は、より良いキャンペーンの成果に向けて、Oracle Contextual Intelligenceを活用して、潜在顧客にとって重要性の高いコンテンツのみを提供しています。

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Oracle Contextual Intelligenceの活用により、Cookieの活用が難しくなる中で、当社のクライアントのマーケティング・メッセージの発信力を高める取り組みを強化することができました。Oracle AdvertisingのContextual Intelligenceを用いた広告のアプローチによって、お客様に大きなメリットをもたらされていると実感しています。

木佐木 隆一様株式会社5 シニア・トレーディング・スペシャリスト

ビジネス課題

株式会社5は2007年に東京で設立されたマーケティング企業であり、プロモーションとeコマースサービスのツールセットにより、アジアやヨーロッパ、北米のマーケティング担当者のブランド・パフォーマンスの向上とオンライン・プレゼンスの拡大を支援しています。

株式会社5における主要な課題として、主要なDSPを使用してメディアの広告枠を購入する際に、クライアントのキャンペーンの成果を、効果の観点で正確に評価することでした。広告キャンペーン後に顧客に提供されるコンテンツは、ブランドのミッションやテーマ、季節性、消費者行動と強く結びついている必要があります。

また、よりセンシティブな商品カテゴリーにおける個人ベースのオーディエンス・ターゲティングの使用も、多くのアドテク・プロバイダーや広告主が禁止していることもあり、避けたいと考えていました。人をベースにターゲティングするのではなく、関連するコンテンツによるコンテクスト・ターゲティングを使用して、顧客や見込み客にリーチできるようにしたいと考えていました。

Cookieを使わない広告ソリューションを先んじてお客様に訴求することで、これまでオーディエンス・データに依存していたお客様ともより良い関係を築くことができました。Oracle Contextual Intelligenceでは、オーディエンス・ターゲティングでのカバーが非常に難しい、特定のコンテンツ・カテゴリにも投資できるため、さまざまな業界の新規のお客様との機会も増えています。

木佐木 隆一様株式会社5 シニア・トレーディング・スペシャリスト

株式会社5がオラクルを選んだ理由

Oracle Contextual Intelligenceは、初期段階から主なDSPと連携しており、同社のニーズに最適なソリューションとして提供されています。広告領域におけるオラクルの幅広い知識と、特定の製品カテゴリーのキャンペーンで本プラットフォームをさらに活用できる展望も重なり、株式会社5のさらなる成長に向けて、Oracle Advertisingが鍵となることは明らかでした。

結果

Oracle Contextual Intelligenceは、広告予算を増やすことなく、オンライン・コンテンツを分析・分類して真のコンテキストを特定することで、株式会社5の売上を約2倍に伸ばしました。また、競合他社との差別化や、ポートフォリオ内のブランドに対する明確かつ効果的な広告施策の提供も実現しました。株式会社5の顧客は現在、エンドユーザーに合わせた、重要度の高いコンテキスト・セグメントを通じてより多くのオンラインの潜在顧客にリーチし、Webサイトの訪問者に対してポジティブなエクスペリエンスを提供できるようになっています。また、クリック単価 (CPC)の削減やコンバージョン・レートの向上など、クライアントのキャンペーンに対する要望にも、さらに応えることができるようになりました。

Oracle Contextual Intelligenceが提供する分析を通じて、株式会社5は単語やフレーズのグループと主要なDSPの広告在庫データを統合することで、消費者が購入する際のタッチポイントを評価することができるようになりました。これにより、同社の広告担当者は、キャンペーンの文脈に沿った、適切かつタイムリーな広告コンテンツを見込み客に提供することができるようになりました。

Oracle Contextual Intelligenceの一部であるOracle Predicts prebid contextual advertisingでは、人工知能を活用した日次ベースの自動アップデートにより、トレンドのコンテンツや関連するストーリー、トピックを活用して、顧客がオーディエンスとのエンゲージメントを高めることも可能にしています。

また、Oracle Contextual Intelligenceを使用することで、さまざまなオーディエンスに表示されるコンテキスト・セグメントごとに、コンテンツを事前にフィルタリングすることもできます。より良いキャンペーンの成果に向けて、コンテンツ戦略を調整するだけでなく、クライアントにとって不要な広告費を削減することもできます。

現在同社では、健康食品や化粧品など、よりパーソナルな商品のキャンペーンへのアプローチを検討しています。その中で、Contextual Intelligenceを活用することにより、こうした商品の広告クライアント様にとって、より大きなメリットが得られるだろうと考えています。また、個人情報からではなく、ウェブページの内容をもとにターゲティングを行うシステムのため、同社はブランドセーフな環境下で、こうしたユニークな商品の広告展開を行うことができます。

従来のオーディエンス・ターゲティングとは異なり、Oracle Contextual Intelligenceはユーザーの興味・関心の変化に合わせた、重要度の高い広告のリアルタイム配信を実現しています。このシステムにより、株式会社5は各広告配信と配信先をより正確に管理できるようになり、イノベーションとさらなる顧客満足度の向上を実現します。

公開日:2022年6月22日

お客様について

株式会社5は、ターゲティング広告の精度向上により、潜在顧客のオンラインの購買体験を成功に導く、オンライン・メディアへの広告出稿の総合的なサポート・サービスを提供しています。同社は、Webメディアやトラフィック広告、キャンペーン管理など、デジタル広告の領域における高い専門的な知見を有しており、顧客のマーケティングや広告のゴール達成に向けて要なサービスを組み合わせて提供しています。