ビジネス課題
韓国のCJ Logisticsは、1兆ドル以上のグローバル・ロジスティクス業界で急成長しており、小包、輸送、転送、プロジェクト・マネジメントなどのロジスティクス・サービスをワンストップで提供しています。
89年の歴史を持つ同社は過去10年間に約10社を買収しているため、2,000人の営業担当者が、無数のスプレッドシートでアカウント・レコードを検索し、同社が継承した連携されていないERPシステムで顧客請求書を選別するだけでなく、外部機関の信用格付けを取り込むことも困難になっています。
担当者が、営業報告書を作成し、どの顧客契約が更新時期を迎えているかを確認し、新しいサービスをいつどこでアップセルするかを知るには、数日かかる可能性があります。
CJ Logisticsは、世界中の営業担当者が、どこからでも、どのようなデバイスからでもアクセスできる営業支援ツールだけでなく、複数のオンプレミスERPシステムに接続するアプリケーションも必要としていました。
CJ Logisticsがオラクルを採用した理由
成果
2018年2月に開始した試験導入プロジェクトでは、同社のソウルを拠点とする営業担当者が、営業データを統合し、アカウントを管理できるように、Oracle CX Salesの使用を開始しました。現在、担当者は、顧客、リード、および取引に関するデータのすべてにリアルタイムにアクセスできるため、セールス・レポートとパイプライン・レポートを1日以内で作成できます。
CJ Logisticsのマネージャーは、クラウド・ソフトウェアを使用して、担当者の取引状況、成約率、および勝敗率を追跡し、コンバージョンの改善方法について担当者を指導しています。
同社は、新しい海外市場に参入しようとしているため、東南アジア、ラテンアメリカ、ヨーロッパなど、37か国、266支店の数千人の営業担当者にOracle CX Salesを拡大する予定です。