GrupoPiñero社、Oracle Cloudを使用してリゾート全体でイノベーションを推進

Oracle Cloud ERPとSCMは、ホスピタリティ企業が運営コストを増やすことなく、より良い商品とエクスペリエンスを顧客に提供できるよう支援しています。

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部屋を売るのではなく、カスタマー・エクスペリエンスを提供する時代となった今、イノベーションを製品に反映させる必要があります。

Mateo Ramón Sastre氏Grupo Piñero社、CIO

ビジネス課題

家族経営のホスピタリティ企業であるGrupo Piñero社の社員は、「人々を幸せにする」という共通の目標を持っています。1976年に設立された同社は、予約から出発まで、そして旅行中に行われるあらゆるアクティビティまで、ゲストの休暇をトータルにマネジメントしています。しかし、5カ国にリゾートを持ち、15,000人の従業員が年間900万人の宿泊を管理するGrupo Piñero社は、オペレーションを連携させ、テクノロジーを駆使したイノベーションを推進するためのより良い方法を必要としていました。

Grupo Piñero社がオラクルを選んだ理由

Grupo Piñero社はイノベーションを求めていましたが、競争の激しいラグジュアリー旅行業界では価格を上げるわけにはいかないと考えていました。同社はオラクルと協力し、Oracle Autonomous DatabaseOracle Digital Assistant などの複数のソリューションを組み合わせることで、運営コストを増やすことなく、より優れたエクスペリエンスを顧客に提供できるようになりました。

結果

Grupo Piñeroは、自社のデータベースをOracle Autonomous Data Warehouse に移行し、27の施設にあるデータにリアルタイムでアクセスできるようにした結果、データの照会時間を50%短縮することができました。

CIOのRamón Sastre氏は、これは典型的な例であり、人々が旅行を探し始めた瞬間から滞在の最終日まで、すべてOracle Cloud Infrastructure上のOracle Autonomous Databaseによってサポートされている、統合型のカスタマージャーニーがもたらす多くの利点の一つであると述べています。また、かつては紙や電話で行っていた多くの業務がデジタル化されています。ホテルのWebサイトやモバイルアプリと連携したチャットボット「Oracle Digital Assistant」を使って、レストランなどの予約やリゾート施設までの道案内、口座残高の確認ができるようになりました。

Grupo Piñero社の従業員も、時間短縮のためにOracle Cloudアプリケーションを幅広く活用しています。例えば、Oracle Supply Chain Managementアプリケーションを利用して、毎日1万人の顧客と4千人の従業員の食品購入を自動化し、導入後1カ月で4万5千枚の注文伝票の印刷を不要にしました。

公開日:2020年8月7日