Juniper社、Oracle Cloud Supply Chain Planningで成功を収める

Oracle Cloud Supply Chain Planningの導入により、Juniper社はSAP ERPのバックエンドで在庫管理とカスタマー・サービスを大幅に向上させることができました。

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在庫原価は15%改善し、同時にカスタマー・サービスの主要指標である「顧客との約束を果たすまでのリードタイム」は20%改善することができました。

Mitch Haynes氏Juniper Networks社、グローバル・サプライチェーン計画担当バイスプレジデント

製品一覧

Business challenges

Juniper社は、大規模な企業、サービスプロバイダー、クラウドプロバイダー、州・地方自治体向けに高性能なネットワーク製品・サービスを提供しています。顧客がJuniper社に求めるのは、最適な速度、規模、効率、コストでネットワークを運用するために必要な接続性を確保することです。

Juniper社のサプライチェーン・プランニング・チームは、カスタマー・サービスとコストの観点からパフォーマンスが不十分であり、改善の余地があると感じていました。そして、経営者達は、もっと優れた成果を出せるはずだと考えていました。そのための第一歩は、統合されたビジネス、需要、供給計画を改善することでした。

SaaSを利用する主なメリットは、総所有コストの削減だけでなく、システムの99%の可用性、四半期ごとに提供される新機能、AIや ブロックチェーン、IoTなどのIndustry 4.0 テクノロジーへの対応、当社の社員全員が簡単にアクセスできることなどが挙げられます。

Kiran Garlapati氏Jupiter Networks社、ITソリューション担当シニアディレクター

Juniper Networks社がOracleを選んだ理由

Juniper社は、SAPだけでなく、E2openのソリューションも考慮して選定しました。クラウドで提供されるサービスが、ビジネス部門とIT部門の両方の目指すところにフィットするかどうかなど、ソリューションのアーキテクチャは重要な検討事項でした。

「需要から供給へ簡単に移行でき、S&OPサイクルの中でその輪が完結するように、ツールが構築され統合されていることに、非常に安心感を覚えました。」と、Juniper社のグローバル・サプライチェーン・プランニング担当バイスプレジデントであるMitch Haynes氏は述べています。

Results

Juniper社の主要な目標の1つは、Oracle Supply Chain Planningと同社のSAP ERPシステムとの統合によって良い結果を得ることでした。豊富なAPI群とRestサービスが成功へのカギとなり、統合作業をタイムリーに完了させることができました。Juniper社は、導入パートナーであるTrinamix社と協力し、同社の運営委員会にオラクルのサポート担当者を加えました。プロジェクトの成功には、この協力関係が非常に重要でした。

Juniper社とオラクルは、オラクルの主要機能であるバックログ販売管理の改善を共同で実施し、相互に有益な結果を得ることができました。ビジネスチームは、在庫の節約(15%)とカスタマーサービスの主要指標の改善(30%)を達成することができました。Oracle Cloud Platformム上で重要なサプライヤーデータをビジネスプランニングに取り込むことで、統合的なビジネスプランニングが改善されました。需要管理と供給計画の機能により、在庫を可視化し、組み立てとテスト業務の計画を改善することで、受注管理と納期をバランスよく管理できるようになりました。

Partners

「数年にわたるIBPの取り組みの中で、Trinamix社と素晴らしいパートナーシップを築くことができました。Trinamix社は、元オラクル開発チームのメンバーによって運営されています。そのため彼らのオラクルアプリケーションに関する知識、プロセス・スキル、クラウド導入歴、デリバリー、業界経験は非常に優れており、我々の変革プロジェクトを成功に導く重要な差別化要因となっています。
—Juniper Networks社、ITソリューション担当シニアディレクター、Kiran Garlapati氏

公開日:2020年12月14日