Mazda Motor Europe、オラクルにより、キャンペーン機能を強化

マツダ株式会社は、1920年に広島で創業した大手多国籍自動車メーカーで、世界130カ国で年間約150万台の自動車を販売しています。1989年に設立されたMazda Motor Europe社は、200人以上の従業員からなる国際的なチームとともに、ヨーロッパにおけるMazdaブランドの成功のための戦略、コンセプト、プロセスを開発しています。

Mazda Motor Europe社は、マツダ株式会社および欧州30カ国以上のMazda支社と密接に連携し、すべてのオペレーションにおいてキャンペーンと戦略の均質性、およびブランドメッセージの一貫性を確保するよう努めています。

新しい技術トレンドや、広告が飽和状態にあるメディア環境に直面するなか、Mazda Motor Europe社が顧客に直接リーチしたりエンゲージメントしたりすることは、ますます難しくなっています。Mazda Motor Europe社は、ユニークでパーソナライズされたデジタル購買体験を実現するためのマーケティング・オートメーション・ソリューションを探していました。

Mazda Motor Europe社は、顧客に愛される独自の商品、技術、エクスペリエンスを創造するというミッションの一環として、B2BおよびB2Cのすべてのマーケティング・キャンペーンをサポートし、より質の高いリードを生成し、顧客により良いエクスペリエンスを提供することができる、一元的でスケーラブル、そして統合されたマーケティング・オートメーション・ツールを必要としていました。

この目標を達成するためには、リアルタイムのデータアクセス、最適なマーケティング・キャンペーン、そして地域との連携が必要でした。また、Mazda Motor Europe社の主要な目標やグローバルな成長戦略に照らして、説明責任を果たし、複数の市場間で円滑に連携できるようにしたいと考えていました。

Mazda Motor Europe社は、Oracle Eloqua Marketing Automation の使いやすさ、効率性、直感的なキャンペーン計画、およびその他のOracle Marketing アプリケーションとの統合性を考慮し、他のソリューションではなくオラクルを選択しました。

「Eloqua をヨーロッパ全域に導入した後、Eloqua を Oracle Maxymiser、Oracle Unity Customer Data Platform、Oracle Infinity Behavioral Intelligence および Oracle Data Management Platform と組み合わせれば、さらなるカスタマー・エクスペリエンスの向上を実現できることに気づきました」と、Sandy Klama氏は語ります。

複雑かつエンタープライズ・レベルの構造をもつOracle Eloqua Marketing Automationは、同社に最も適していました。Mazda Motor Europe社の動的なマーケティング・キャンペーンの企画・作成をサポートする、プログラム・キャンバスやキャンペーン・オーケストレーションなどの独自の機能も備えています。

Oracle Eloqua Marketing Automation を導入して以来、Mazda Motor Europe社では、車の所有者を対象としたメールキャンペーンの開封率が約50％に、また、新車発売のお知らせキャンペーンでは約90％に達しました。

また、複数のチャネルから統一されたデータを取得し、リアルタイムのレポートを使用して意思決定を改善しながら、さまざまな国で行われているマーケティング・キャンペーンの全体像をより正確に把握できるようになりました。Oracle Eloquaは、120の自動化された常時稼働キャンペーンをヨーロッパ全市場で実施することで、Mazda Motor Europe社がWebサイトのコンバージョンを迅速に売上につなげられるよう支援しています。

Mazda Motor Europe社は、迅速かつ正確なデータ同期により、市場間のスムーズなコラボレーションと、カスタマー・ジャーニーの継続性というメリットを得ています。

戦略的デジタル・マーケティングおよびマーケティング・オートメーションの専門企業であるBe Boldは、Mazda Motor Europe社による導入と22市場への展開を支援しました。