Solistica社、Oracle Cloudで定時配送率を20%向上

物流会社では、Oracle Transportation ManagementとOracle Cloud ERPを統合して配送スケジュールを一致させ、定時出荷を実現しました。

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今後、IoTや機械学習などの最先端技術によって、顧客のためにさらなる改善を進めることができる、非常に大きな可能性を感じています。まだ旅の始まりに過ぎませんが、オラクルと一緒なら、より良い未来への道を歩んでいけそうな気がします。

David Orellana氏Solistica社、グローバルCIO

ビジネス課題

ラテンアメリカでトップクラスのサードパーティ・ロジスティクス企業であるSolistica社は、毎週6,000台のトラックで7カ国4,000件の顧客に190万件の配送を行っています。

会社の規模が大きくなるにつれ、注文と輸送手段を結びつけたり、トラックに何パレット積めるか計算したりといった基本的な業務が必要になってきます。配送を計画通りに進めるために、物流管理者はしばしば複数のシステムを切り替えながら、電話やメールを使って時間的制約のある意思決定をしなければなりませんでした。

経営陣は、従業員が価値の低い作業に費やす時間を減らし、配送のパフォーマンスと顧客サービスの向上に専念できるように、自動化を進めたいと考えました。そして、運用データを収集・分析し、それを意思決定に反映させ、ビジネスの改善に役立てるためのより良い方法を求めていました。

Solistica社では、物流事業を改善するためにイノベーションが必要です。そのイノベーションの一環として、適切なパートナーを見つけ、ラテンアメリカで最初にOTMクラウドを採用した3PLとなったことは、素晴らしいことでした。

David Orellana氏Solistica社、グローバルCIO

Solistica社がオラクルを選んだ理由

Solistica社がクラウドベースのOracle Transportation Managementを選んだのは、同社のOracle Cloud Enterprise Resource Planningとの統合が容易であったことも理由の一つでした。この接続により、Solistica社はルートスケジュールと保守サービスを同期させ、より多くの出荷を行いながら、コストをコントロールし、納期を守ることが非常に容易になりました。

結果

Solistica社は、ロジスティクス・プラットフォームをOracle Cloudに移行することで、定時配送率を20%向上させ、トラックの積載能力を改善した結果、全体のキャパシティが3~5%増加し、より多くの貨物を受けられるようになりました。

Oracle Transportation ManagementOracle Cloud ERP、そして燃料の節約と資産の有効活用の組み合わせにより、Solistica社は輸送コストを20%から30%削減することに成功しました。

公開日:2020年10月1日