Bronze DBA Oracle Database Fundamentals: (1Z0-085) サンプル問題

 

【第1問】

Oracle DatabaseにおけるSQL文の使用について正しい説明はどれですか。

 

選択肢

 

1.       繰返しや条件分岐、例外処理などを記述できる

2.       データにアクセスするためにSQLの中でデータの物理的な位置情報を記述する必要がある。

3.       一つの表に対して複数のユーザーから同時にアクセスすることはできない。

4.       複数のSQL文からなる一連の業務処理の単位で、確定もしくは取り消しができる。

 

解答

複数のSQL文で構成される一連の業務処理の単位で、確定もしくは取り消しができる。

 

解説

「複数のSQL文で構成される一連の業務処理」とは「トランザクション」のことです。トランザクションの単位で確定(COMMIT)もしくは取り消し(ROLLBACK)を行えます。

繰返しや条件分岐、例外処理などを記述するときに使うのは、PL/SQLという手続き型の処理を記述できるように拡張された言語です。

データにアクセスするためにSQLの中でデータの物理的な位置情報を記述する必要はありません。

一つの表やデータに対して複数のユーザーから同時にアクセスすることは可能です。同時に更新を掛けた時に矛盾が起きないように自動的にロックが掛かります。

 

【第2問】

SQLコマンドとその分類について、正しい記述はどれですか(2つ選択してください)。

 

選択肢

1.       TRUNCATE - データ定義言語

2.       DELETE - データ定義言語

3.       MERGE - データ操作言語

4.       COMMIT - データ制御言語

5.       GRANT - データ定義言語

 

解答

TRUNCATE - データ定義言語

MERGE - データ操作言語

 

 

解説

TRUNCATEは表の全行を切り捨てるデータ定義言語です。MERGEはデータ操作言語です。

DELETEは行を削除するデータ操作言語です。COMMITはトランザクション制御言語です。GRANTはデータ制御言語です。

 

【第3問】

SELECT文を実行した時に、データ・ファイルからデータベース・バッファ・キャッシュにデータを読み込むプロセスは何ですか。

 

選択肢

1.       データベース・ライター

2.       ログ・ライター

3.       サーバー・プロセス

4.       ユーザー・プロセス

 

解答

サーバー・プロセス

 

解説

解析、実行、フェッチなど、SQL文を処理するのはサーバー・プロセスです。

データベース・ライターは、データベース・バッファ・キャッシュ上で行われた変更をデータ・ファイルに書き出すバックグラウンド・プロセスです。

ログ・ライターは、REDOログ・バッファの内容をREDOログ・ファイルに書き出すバックグラウンド・プロセスです。

ユーザー・プロセスは、SQL*Plusなどのクライアントのプロセスのことです。

 

【第4問】

データベース・ファイルに分類されるものはどれですか(2つ選択してください)。

 

選択肢

1.       サーバー・パラメータ・ファイル

2.       制御ファイル

3.       データ・ファイル

4.       パスワード・ファイル

5.       アラート・ファイル

 

解答

制御ファイル

データ・ファイル

 

解説

データベース・ファイルに該当するものは、次の3つです。

・制御ファイル

REDOログ・ファイル

・データ・ファイル

 

【第5問】

REDOログ・ファイルを3グループ、各グループは2メンバーで構成しています。この状況について正しい記述はどれですか。

 

選択肢

1.       あるグループの2メンバーのうち、1メンバーでも破損するとインスタンスは停止する。

2.       グループ数を追加することはできない。

3.       各グループのメンバー数を追加することはできない。

4.       あるグループの2メンバーのうち、1メンバーが破損してもインスタンスは停止しない。

 

解答

あるグループの2メンバーのうち、1メンバーが破損してもインスタンスは停止しない。

 

解説

あるグループの2メンバーのうち、1メンバーが破損してもインスタンスは停止しません。グループ数やメンバー数を追加することは可能です。

 

【第6問】

REDOログ・ファイルのデータは何に使用されますか。

 

選択肢

1.       トランザクションのロールバック

2.       インスタンス・リカバリ

3.       フラッシュバック問合せ

4.       読み取り一貫性

 

解答

インスタンス・リカバリ

 

解説

REDOログ・ファイルのデータは、インスタンス・リカバリのロールフォワードのフェーズで使用されます。

トランザクションのロールバックや、フラッシュバック問合せ、読み取り一貫性はUNDOデータを使用しています。

 

【第7問】

Data Pumpを使用すると何ができますか。

 

選択肢

1.       既存のデータベースを元にテンプレートを作成できる。

2.       テキスト・ファイルからデータをロードできる。

3.       スキーマ単位で論理バックアップできる。

4.       データベースを作成できる。

 

解答

スキーマ単位で論理バックアップできる。

 

解説

Data Pumpを使用すると、表単位、スキーマ単位、表領域単位、データベース全体といった単位でデータをダンプできます。そのダンプを論理バックアップとして使用することもできます。

既存のデータベースを元にテンプレートを作成できる、および、データベースを作成できるのは、Database Configuration Assistantです。

テキスト・ファイルからデータをロードできるのはSQL*Loaderです。

 

【第8問】

データベースのバックアップ・リカバリを行うための機能はどれですか。

 

選択肢

1.       Recovery Manager

2.       Database Upgrade Assistant

3.       Oracle Secure Backup

4.       Net Manager

 

解答

Recovery Manager

 

解説

データベースのバックアップ・リカバリを行うための機能はRecovery Managerです。

Database Upgrade Assistantはデータベースをアップグレードするときに使用します。

Oracle Secure Backupはテープにバックアップを取るときに使用します。

Net ManagerOracle Netの設定を行うときに使用します。

 

【第9問】

ノーアーカイブ・ログ・モードの説明として正しいものはどれですか。

 

選択肢

1.       REDOログ・ファイルが存在しない。

2.       インスタンス稼働中にバックアップを取得することができない。

3.       インスタンス障害後、インスタンス・リカバリは行われない。

4.       RMANを使用することができない。

 

解答

インスタンス稼働中にバックアップを取得することができない。

 

解説

ノーアーカイブ・ログ・モードでバックアップを取得する場合、一旦インスタンスを正常終了して、データベース・ファイルの一貫性が取れている状態でバックアップを取得する必要があります。

ノーアーカイブ・ログ・モードで存在しないのはアーカイブREDOログ・ファイルです。

ノーアーカイブ・ログ・モードであっても、インスタンス・リカバリは自動的に行われます。

ノーアーカイブ・ログ・モードでもRMANを使用することは可能です。

 

【第10問】

Enterprise Manager Database Expressを使用すると実行できるタスクはどれですか。

 

選択肢

1.       データベースのバックアップ

2.       アーカイブ・ログ・モードの変更

3.       リスナーの起動

4.       メモリーの使用状況の確認

 

解答

メモリーの使用状況の確認

 

解説

Enterprise Manager Database Expressを使用すると、メモリーの使用状況などを確認できます。

アーカイブ・ログ・モードの変更は、インスタンスの再起動を伴う操作ですので、Enterprise Manager Database Expressから行うことはできません。

リスナーの起動はリスナー制御ユーティリティ(LSNRCTL)から行います。

データベースのバックアップは、Recovery ManagerEnterprise Manager Cloud Controlから行います。

 

【第11問】

ネーミング・メソッドとしてローカル・ネーミングを使用します。クライアント側で必要なファイルはどれですか。

 

選択肢

1.       listener.ora

2.       tnsnames.ora

3.       sqlnet.ora

4.       tnsadmin.ora

 

解答

tnsnames.ora

 

解説

ローカル・ネーミングでは、クライアント側で名前解決のためのファイルが必要になります。そのファイル名が、tnsnames.oraです。

 

【第12問】

稼働中のデータベースでリスナーをRELOADしました。このデータベースに接続していたセッションはどうなりますか。

 

選択肢

1.       すべてのセッションが切断される

2.       セッションは切断されないが、RELOADのタイミングで実行中だったトランザクションはロールバックされる

3.       セッションは切断されないが、一時的に処理が止まる

4.       接続中のセッションおよびそのトランザクションには全く影響ない

 

解答

接続中のセッションおよびそのトランザクションには全く影響ない

 

解説

稼働中のデータベースでリスナーをRELOADしても、接続中のセッションおよびそのトランザクションには全く影響ありません。何故なら、セッションはユーザー・プロセスとサーバー・プロセスの間で張られており、一旦セッションを確立した後は、リスナーは関係ないからです。

 

【第13問】

データベース・インスタンスを起動します。どのコマンドで接続しますか。

 

選択肢

1.       CONNECT SYSTEM/password

2.       CONNECT SYS/password  AS  SYSDBA

3.       CONNECT  SYSMAN/password

4.       CONNECT  SCOTT/password

 

解答

CONNECT  SYS/password  AS SYSDBA

 

解説

インスタンスの起動/停止はSYSDBA権限もしくはSYSOPER権限が必要です。SYSTEMユーザーではできません。

 

【第14問】

SPFILEを使用してインスタンスを起動しました。自動メモリー管理や自動共有メモリー管理は無効にしています。元々、SHARED_POOL_SIZE800Mに設定していましたが、次のコマンドを実行しました。

 

SQL> ALTER  SYSTEM  SET  shared_pool_size=1000M  SCOPE=MEMORY;

 

この状況について正しい説明はどれですか(2つ選択してください)。

 

選択肢

1.       インスタンス再起動、SHEARE_POOL_SIZEの設定は800Mに戻っている。

2.       インスタンス再起動、SHEARE_POOL_SIZEの設定は1000Mになっている。

3.       コマンド発行後、インスタンスを再起動するまでの間はSHARED_POOL_SIZE800Mのままである。

4.       コマンド発行後、インスタンスを再起動するまでの間はSHARED_POOL_SIZE1000Mになっている。

 

解答

インスタンス再起動、SHEARE_POOL_SIZEの設定は800Mに戻っている。

コマンド発行後、インスタンスを再起動するまでの間はSHARED_POOL_SIZE1000Mになっている。

 

解説

SCOPE=MEMORYと指定して動的な初期化パラメータを変更していますので、コマンド発行後、変更後のパラメータ値が適用され、インスタンス再起動後は元の値に戻ります。

 

【第15問】

記憶域について正しい説明はどれですか。

 

選択肢

1.       一つのセグメントは複数のエクステントから構成できる。

2.       一つのエクステントは複数の表領域にまたがって格納できる。

3.       一つのデータファイルは複数の表領域に属することができる。

4.       一つのセグメントは複数の表領域にまたがって格納できる。

 

解答

一つのセグメントは複数のエクステントから構成される。

 

解説

一つのセグメントは複数のエクステントから構成できます。

一つのセグメントはエクステント単位で同一の表領域に属する複数のデータファイルにまたがることができます。

 

【第16問】

制御ファイルに格納されている情報は何ですか(2つ選択してください)。

 

選択肢

1.       初期化パラメータファイルの名前と位置

2.       データファイルの名前と位置

3.       パスワードファイルの名前と位置

4.       REDOログファイルの名前と位置

 

解答

データファイルの名前と位置

REDOログファイルの名前と位置

 

解説

制御ファイルにはデータファイルの名前と位置、REDOログファイルの名前と位置、データベース名、SCNが入っています。

 

【第17問】

ユーザーのパスワードを失効させるコマンドはどれですか。

 

選択肢

1. ALTER  USER  user  PASSWORD  EXPIRE;

2. ALTER  USER  user  LOCK;

3. ALTER  USER  user  UNLOCK;

4. ALTER  USER  user  PASSWORD  LOCK;

 

解答

ALTER  USER  user  PASSWORD  EXPIRE;

 

解説

ユーザーのパスワードを失効させるコマンドは、ALTER  USER  user  PASSWORD  EXPIRE です。ALTER  USER  user  LOCK はアカウントをロックするコマンド、UNLOCK はロック解除するコマンドです。

 

【第18問】

表を削除したときに、自動的に一緒に削除されるオブジェクトはどれですか。

 

選択肢

その表にアクセスするビュー

その表の主キーを生成するための順序

その表のデータを更新するプロシージャ

その表の列に張られた索引

 

解答

その表の列に張られた索引

 

解説

表を削除したときに、自動的に一緒に削除されるのは索引と制約です。

その表を参照するビューは削除されず、アクセスしたときにエラーになります。

その表の主キーを生成するための順序は削除されません。順序と表の間に定義上の依存関係はないからです。

その表にデータを挿入するプロシージャも削除されず、プロシージャをコールした時にエラーになります。

 

【第19問】

ADDMについて正しい説明はどれですか。

 

選択肢

1.      ボトムアップの分析である。

2.      トップダウンの分析である。

3.      ADDMの中から必要に応じて自動的にSQLチューニング・アドバイザが実行される。

4.      STATSPACKスナップショットを用いて分析が行われる。

 

解答

トップダウンの分析である。

 

解説

ADDMはトップダウンの分析を行います。

ADDMの中から自動的にSQLチューニング・アドバイザが実行されることはありません。

AWRスナップショットを用いて分析が行われます。

 

【第20問】

SQL*Loaderについて、正しいものを選択してください。

 

選択肢

1.       データをダンプすることができる。

2.       データの論理バックアップを取得できる。

3.       テキストファイルからデータをロードできる。

4.       並列で処理することはできない。

 

解答

テキストファイルからデータをロードできる。

 

解説

SQL*Loaderを使用すると、csvなどのテキストファイルからデータを表にロードすることができます。また、並列で処理することができます。

データをダンプしたり、論理バックアップを取得できるのはData Pumpです。