1Z0-133_サンプル問題

Oracle WebLogic Server 12c: Administration I (1Z0-133) サンプル問題

問題1:

あなたはテスト環境用と本番環境用にWebLogic Serverのインストールと構成を実施しようとしている。 テスト環境と本番環境では、アプリケーションのライフサイクルや求められるパフォーマンスやセキュリティの要件は異なる。

下記のうち、どのようにインストールと構成を行うのが適切か。

1.      WebLogic Serverをインストールし、1つのドメイン内で本番用のサーバーとテスト用のサーバーを構成する

2.      本番用はZIPインストーラを使用する。

3.      本番用、テスト用で別々のドメインを構成する。

4.      本番用、テスト用で別々のドメインを構成する。本番用はZIPインストーラを使用する。

 

解答: 3

解説:
WebLogic
のインストールにおいては、ZIPインストーラは本番環境での使用はサポートされていません。よって、選択肢24は誤りになります。WebLogicのドメインの構成においては、アプリケーションのライフサイクルや求められるパフォーマンスやセキュリティの要件などを考慮しそれらが異なる場合は、ドメインも分けて構成するのが適切です。よって選択肢1は誤りで選択肢3が正しい記述になります。

問題2:

WebLogic Serverを汎用JARインストーラを使用し、サイレント・モードでインストールする場合に正しい記述はどれか。

1.      サイレント・モードのオプションを指定してインストーラを実行し、その後レスポンス・ファイルを構成していく

2.      Linuxの場合、rootユーザでサイレント・モードのオプションを指定してインストーラを実行する

3.      まずレスポンス・ファイルを用意し、サイレントモードのオプションとレスポンス・ファイルを指定してインストーラを実行する

4.      WebLogic Server 12cは、GUIモードまたはコンソール・モードでのインストールは可能だがサイレント・モードでのインストールはできない

 

解答: 3

解説:
12c(12.1.1)
のインストールでは、GUIモードもコンソール・モードもサイレント・モードも可能です。12c(12.1.2)以降のインストールでは、GUIモードとサイレント・モードが可能です。よってWebLogic Server 12cは、サイレント・モードでのインストールは可能ですので選択肢4は誤りです。また、LinuxWebLogic Serverをインストールする場合はrootユーザでは行わないため、選択肢2も誤りです。サイレント・モード実行時はあらかじめレスポンス・ファイルを用意する必要があるので選択肢1は誤りで選択肢3が正しい記述になります。

問題3:

WebLogic Serverのドメインを作成する構成ウィザードについて正しい記述はどれか。

1.      .構成ウィザードでは動的クラスタは設定できない

2.      構成ウィザードでは、管理対象サーバーのリスニング・アドレスは設定できない

3.      構成ウィザードでは、管理サーバーのリスニング・ポートは設定できない

4.      構成ウィザードでは、ドメインで使用するJDKを設定できない

 

解答: 1

解説:
構成ウィザードでは、クラスタ(構成済クラスタ)を設定できますが、動的クラスタは設定できません。したがって、選択肢1が正しい記述になります。他の選択肢の内容は、全て構成ウィザードで設定することが可能です。

問題4:

WebLogic Serverのドメインで管理サーバーと管理対象サーバーについて正しい記述はどれか。

1.      ドメインにおいて管理サーバーと管理対象サーバーは最低1つづつ用意する必要がある。

2.      管理サーバにエンドユーザが使用するJava EE アプリケーションはデプロイできない

3.      管理対象サーバーがドメインの構成情報を一元管理し、管理サーバがそれを監視している

4.      管理対象サーバーはサーバー・ログを出力する。管理サーバーはドメイン・ログとサーバー・ログを出力する

 

解答: 4

解説:
WebLogic
のドメインでは管理サーバーは必ず1つだけ存在しますが管理対象サーバーは必須ではありません。よって選択肢1は誤りです。管理サーバーもJava EE コンテナの機能をもったサーバー・インスタンスなのでエンドユーザが使用する。Java EE アプリケーションは技術的にはデプロイ可能です。よって選択肢2は誤りです。WebLogicのドメインでは管理サーバーがドメインの構成情報を一元管理しています。よって選択肢3は誤りです。また、管理サーバーも管理対象サーバーもサーバー・ログを出力しますが、ドメイン・ログを出力するのは管理サーバーのみです。よって選択肢4は正しい記述です。

問題5:

WebLogicのデータソースについて正しい記述はどれか。

1.      ターゲットにドメインを指定する

2.      データソース名がJNDI名としてサーバーのJNDIツリーにバインドされる

3.      デフォルトで接続プールが使用される

4.      JMS仕様に基づいたコネクション・ファクトリを構成できる

 

解答: 3

解説:
WebLogic
のデータソースは、ターゲットにドメイン内のサーバーやクラスタを指定しますが ドメインをターゲットにするわけではありません。よって選択肢1は誤りです。 データソースは、その名前とは別にJNDI名を指定します。よって選択肢2は誤りです。 選択肢4は、WebLogicJMSリソースに関する記述で、データソースには関連しない内容で誤りです。選択肢3は正しい記述です。

 

問題6:

WebLogicGridLinkデータソースでOracle RACに接続する場合にシームレスな接続に役立つ機能はどれか。

1.      Simple Connection Access Node

2.      Single Correlated Anonymous Network

3.      Simple Connection Adderss Network

4.      Single Client Access Name

 

解答: 4

解説:
WebLogic
GridLinkデータソースでOracle RACに接続する場合に、Oracle RAC側でSCAN(Single Client Access Name)が構成されているとGridLinkデータソースとシームレスな接続が可能になります。GridLinkデータソースは、SCANを指定して構成することも可能ですが個々のノードのリスナーを指定して構成することも可能です。

 

問題7:

稼働中のJDBCデータソースをコンソールで監視して次の値を確認しました。

  最大待機時間 = 10

     接続待機の最大数 = 10

     予約に失敗したリクエストの数 = 2

 このメトリックからどのような状況になっていると判断できますか。

1.      接続プールのコネクションが取得できなかったリクエスト数は10

2.      接続プールのコネクション取得時に待機が発生しなかったリクエスト数は8

3.      接続プールのコネクション取得時に待機が発生したリクエスト数は10

4.      接続プールのコネクション取得時に最大10分待たされるリクエストが存在した

 

解答: 3

解説:
最大待機時間は、リクエストが接続プールのコネクション取得時に待機した秒数の最大値を示します。よって選択肢4は誤りです。接続待機の最大数は、接続プールのコネクション取得時に待機が発生したリクエスト数を示します。よって選択肢3は正しい記述になります。接続プールのコネクション取得時に待機が発生しなかったリクエスト数は、これらのメトリックからは判断できません。よって選択肢3は誤りです。予約に失敗したリクエストの数は、待機しても接続プールのコネクションが取得できなかったリクエスト数を示します。よって選択肢1は誤りです。

 

問題8:

管理コンソールを使用し、デプロイされているアプリケーションの状態を確認したところあるアプリケーションの状態が、「準備完了」だった。この状態について正しい記述はどれか。

1.      アプリケーションはインストールされているが起動していない状態

2.      アプリケーションは起動しておりユーザからアクセス可能な状態

3.      アプリケーションはインストールされているが管理者だけが管理ポートでアクセスできる状態

4.      アプリケーションはインストールされているがサーバーが起動していない状態

 

解答: 1

解説:
管理コンソールでアプリケーションの状態が「準備完了」の場合、アプリケーションはインストールされているが起動していない状態を示します。よって選択肢1が正しい記述です。選択肢2は、「アクティブ」状態、選択肢3は「管理」状態、選択肢4は「新規」状態を示します。

 

問題9:

あなたは、管理コンソールを使用してWebLogic ServerにデプロイされたアプリケーションAを削除、アプリケーションBは新しいものに再デプロイしようとしている。この操作を行う上で正しい記述はどれか。

1.      アプリケーションAは停止してから削除する必要がある。

2.      アプリケーションBの再デプロイ時にはデプロイ・プランが必要である。

3.      アプリケーションAは管理モードにしてから削除する必要がある。

4.      アプリケーションBは削除してから新規デプロイを行う必要がある

 

解答: 1

解説:
管理コンソールを使用して WebLogic Serverにデプロイされたアプリケーションの削除を行う場合、いったん停止してから削除する必要があります。よって選択肢1は正しく選択肢3は誤りです。またアプリケーションの再デプロイ時は、既存のアプリケーションの削除は不要でデプロイ・プランも必須ではありません。よって選択肢34は誤りになります。

 

問題10:

あなたはドメイン内の管理対象サーバーにデプロイされている全てのアプリケーションにJavaクラスのライブラリであるJARファイルにアクセスできるようにしようとしている。何を行うべきか。

1.      JARファイルをEJBとして自動デプロイする

2.      JARファイルをドメイン・ディレクトリのlibディレクトリに配置する

3.      JARファイルを管理サーバーにExternalステージング・モードでデプロイする

4.      JARファイルをEJBとして手動デプロイする

 

解答: 2

解説:
複数のアプリケーションから共通的に使用するJARファイルをWebLogic Serverにデプロイする方法には下記のようなものがあります。

   -JARファイルをドメイン・ディレクトリ内のlibディレクトリに配置する

  -起動スクリプトやsetDomainEnvスクリプトで環境変数を設定しCLASSPATHJARファイルを追加する

  -JARファイルを共有ライブラリとしてデプロイする

 問題の選択肢の中では、選択肢2が正しい記述になります。

 

問題11:

WebLogic Serverの管理コンソールを使用して管理対象サーバーが使用しているJVMヒープ容量を確認したい場合には何を行うべきか。

1.      管理コンソールでは管理対象サーバーが使用しているJVMヒープ容量を確認することはできない

2.      サーバーの「デバッグ」- 「ヒープ」タブをクリックする

3.      サーバーの「モニタリング」- 「ヒープ」タブをクリックする

4.      サーバーの「モニタリング」- 「パフォーマンス」タブをクリックする

 

解答: 4

解説:
WebLogic Server
の管理コンソールを使用して管理対象サーバーが使用しているJVMヒープ容量を確認したい場合はあくまでスナップショットの値にはなりますが、そのサーバーのページで「モニタリング」- 「パフォーマンス」タブを選択することで参照することが可能です。よって、選択肢4が正しい記述になります。

 

問題12:

Javaベースのノードマネージャーでプレーン通信を行う場合のパラメータ設定で正しいものはどれか。

1.      PlanListener=true

2.      SSLListener=false

3.      ListenerMode=Plain

4.      JavaListener=Plain

5.      SecureListener=false

 

解答: 5

解説:
Java
ベースのノードマネージャーでプレーン通信を行う場合のパラメータ設定は、SecureListener=falseです。よって選択肢5が正しい記述です。SecureListener=trueにすると、SSL通信になります。他の選択肢のパラメータは実在しません。

 

問題13:

次のパラメータを指定して動的クラスタを作成した場合、作成される2つの動的サーバーはどのポート番号にバインドされるか?(2)

   ・サーバー数:2

   ・リスニング・ポート: 8301

   ・計算済リスニング・ポートの有効化:true

1.      8301

2.      8302

3.      8303

4.      8311

5.      8401

 

解答: 23

解説:
動的クラスタを作成する場合、計算済リスニング・ポートの有効化をtrueにしてリスニング・ポートを8301に設定すると、使用されるポート番号は、8301から1づつインクリメントしたものになります。そのため、サーバー数が2の場合、83028303が使用されます。よって、選択肢2,3が正しい記述になります。

 

問題14:

WebLogicクラスタにServer1,Server2,Server3,Server4という4つのサーバーが含まれている。このクラスタへのアクセスは、プロキシ・プラグインを使用している。 また、クラスタにデプロイされているWebアプリケーションはインメモリー・セッション・レプリケーションを使用するよう設定されている。あるユーザの、このアプリケーションに対するリクエストがServer1で処理され、Server3にセッションがレプリケートされた。その直後にServer1が障害でダウンした。同じユーザが再びこのアプリケーションへアクセスした場合、どのように処理されるか。

1.      Server1にルーティングされエラーになる

2.      必ずServer3にルーティングされ正しく処理される

3.      使用可能なサーバーのいずれかにルーティングされ、レプリケートされたセッションが無い場合はエラーになる

4.      使用可能なサーバーのいずれかにルーティングされ、レプリケートされたセッションを取得し正しく処理される

 

解答: 4

解説:
プロキシ・プラグインを使用している場合で、プライマリのセッションを持つサーバーが障害で使用不能の場合プラグインは、使用可能なサーバーのいずれかにリクエストをルーティングし、レプリケートされたセッションを取得し、正常に処理します。プロキシ・プラグインがレプリケート先のサーバーを識別してルーティングするわけではありません。よって、選択肢4が正しい記述となります。

 

問題15:

WebLogicのクラスタに設定するマルチキャスト通信について正しい記述はどれか。

1.      クラスタのメンバー間でセッション状態をレプリケートするために使用される

2.      複数のクラスタで間でWAN/MANレプリケーションを行うために使用される

3.      クラスタメンバー間のハートビート・メッセージの通信で使用される。

4.      クラスタメンバー間のハートビート通信とセッション状態のレプリケート通信で併用される

 

解答: 3

解説:
WebLogic
クラスタでは、クラスタメンバー間でハートビート・メッセージの通信を行うためにマルチキャストまたはユニキャスト通信を設定します。セッション・レプリケーションやWAN/MANレプリケーションで使用されるわけではないため選択肢3が正しい記述になります。

 

問題16:

あなたはWebLogic Serverが動作するハードウェアに障害が発生した場合でも復旧時にJTAトランザクション・ログを使用してリカバリできるようにしたいと考えている。次のうち正しい記述はどれか。

1.      JTAトランザクション・ログはファイルにしか保存できないので共有ストレージを使用するよう構成する

2.      JTAトランザクション・ログはデータベースにしか保存できないのでXAデータソースを使用して構成する

3.      JTAトランザクション・ログはデータベースにしか保存できないので非XAデータソースを使用して構成する

4.      JTAトランザクション・ログはファイルまたはデータベースに保存されるが、データベースに保存する場合XAデータソースを使用して構成する

5.      JTAトランザクション・ログはファイルまたはデータベースに保存されるが、データベースに保存する場合非XAデータソースを使用して構成する

 

解答: 5

解説:
WebLogic Server
が管理するJTAトランザクションログはファイルまたはデータベースに保存できます。データベースに保存する場合は、非XAデータソースを使用して構成する必要があります。ファイルに保存する場合、設問の条件を満たすには共有ストレージを使用するよう構成する必要があります。選択肢の中では5が正しい記述になります。

 

問題17:

WebLogic Serverのセキュリティ・レルムについて正しい記述はどれか。

1.      ドメインに適用できるセキュリティ・レルムは1つだけである

2.      ドメイン作成直後はセキュリティ・レルムは構成されていないので、管理コンソールを使用して作成する

3.      ドメインに対して複数のセキュリティ・レルムを適用した場合、優先度を設定できる

4.      複数のアプリケーションで認証方法が異なる場合、複数のセキュリティ・レルムを作成する

 

解答: 1

解説:
セキュリティ・レルムは認証などの様々なセキュリティ機能やそのリソースを含んだ定義体で、複数のレルムを作成できますがドメインに適用できるのは1つだけです。よって選択肢34は誤りです。またWebLogicドメインを構成時にデフォルトでmyrealmというセキュリティ・レルムが適用されます。よって、選択肢2も誤りです。

 

問題18:

WebLogicドメインのセキュリティ・レルムにLDAP-ALDAP-Bを使用する2つの認証プロバイダがある。LDAP-Aで認証に成功した場合、LDAP-Bでの認証はスキップしLDAP-Aの認証で失敗した場合、LDAP-Bでの認証を成功させる必要がある場合、LDAP-Aに対してどの制御フラグを使用すべきか。

1.      OPTIONAL

2.      SUFFICIENT

3.      REQUIRED

4.      REQUISITE

 

解答: 2

解説:
OPTIONAL
は、成功、失敗にかかわらず次の認証プロバイダの認証を試行します。REQUIREDREQUISITEは、認証に失敗した場合は他の認証プロバイダの認証結果にかかわらず認証失敗と判定します。SUFFICIENTは、認証が成功すれば、その時点で認証が成功と判定され、認証に失敗した場合に次の認証プロバイダの認証を試行するオプションです。よって選択肢2が正しい記述になります。

 

問題19:

管理対象サーバーのデフォルト起動・停止スクリプトについて正しい記述はどれか。

1.      管理対象サーバーを起動する場合、startWebLogicスクリプトにサーバー名を引数に指定して実行する

2.      管理対象サーバーを起動するスクリプトでは、内部的にWLSTスクリプトを生成している

3.      管理対象サーバーを停止する場合は、サーバー名を省略できる

4.      管理対象サーバーの起動スクリプトの中では、最終的にjavaコマンドでweblogic.Serverクラスを起動している

 

解答: 4

解説:
管理対象サーバーを起動する場合に使用するスクリプトはstartManagedWebLogicです。よって選択肢1は誤りです。管理対象サーバを停止するスクリプトでは内部的にWLSTスクリプトを生成していますが起動スクリプトでは生成していません。よって選択肢2は誤りです。管理対象サーバーを停止するスクリプトではサーバー名は省略できません。よって選択肢3は誤りです。選択肢4は正しい記述です。

 

問題20:

管理サーバと管理対象サーバの可用性について正しい記述はどれか。

1.      稼働中のドメインで、管理サーバーが障害で使用不能になった場合、管理対象サーバのアプリケーションは使用不能になる

2.      管理対象サーバは起動する前には、必ず管理サーバーが起動していなくてはならない

3.      一度稼働した実績のあるドメインであれば、管理サーバーが起動できない場合でも、管理対象サーバーの起動は可能である

4.      ドメイン作成直後に管理サーバーが起動できない場合でも、独立モードを指定することで管理対象サーバーの起動は可能である

 

解答: 3

解説:
稼働中のドメインで、管理サーバーが障害で使用不能になった場合、管理操作は使用不能になりますが、管理対象サーバのアプリケーションは使用不能になりません。よって選択肢1は誤りです。管理サーバーが起動できない場合でも、一度稼働した実績のあるドメインであれば、管理対象サーバーは前回起動した時の構成のキャッシュを使用して起動可能です。これは管理対象サーバーの独立モードでの起動で、デフォルトで有効化されています。ただし、ドメイン作成直後のような場合は稼働実績がなく構成のキャッシュもないため、管理サーバーが起動できない場合は管理対象サーバーも起動できません。よって、選択肢3は正しく、選択肢24は誤りになります。。