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Oracle Cloud Infrastructureが2021 Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS + PaaSで78%と評価、推進力を維持

オラクル・コーポレーション Oracle Cloud Infrastructure Engineering エグゼクティブ・バイス・プレジデントクレイ・マグワイク(Clay Magouyrk)—2021年12月1日

本ブログは、米国時間11月18日に公開された「Oracle Cloud Infrastructure scores 78 percent in 2021 Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS+PaaS, showing continued momentum」の抄訳です。

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、過去1年間で何百ものサービスと機能を導入し、再び力強い成長を遂げました。世界的パンデミックという課題を抱えながらも当社のチームが製品ビジョンを実現し続けたことに、私は驚きとともに心から感謝しています。

Gartner®は、統合型インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)およびプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)の2021年ガートナー・ソリューション・スコアカード(2021 Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS+PaaS）、クラウド・インフラストラクチャおよびプラットフォーム・サービス(CIPS)の2021年クリティカル・ケイパビリティ(2021 Critical Capabilities for Cloud Infrastructure and Platform Services (CIPS))、2021年CIPSのガートナー・マジック・クアドラント(2021 Gartner Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services(CIPS))の3つのレポートで、主要なクラウド・インフラストラクチャ・プロバイダーを分析しています。以下の結果をご報告させていただきます。

OCIは、2021 Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS+PaaSで、総合で78%と評価されました。2020年の62%より高いスコアとなっています。
オラクルは、同Scorecard レポートで、コンピュート、ストレージ、ネットワーキング、ソフトウエア・インフラストラクチャサービスで100%のスコアと評価され、必須項目のスコアが74%から90%に上昇しました。
OCIは、2021年CIPSのクリティカル・ケイパビリティにおいて、すべての基準とユースケースで評価されました。
最後に、2021年CIPSのガートナー・マジック・クアドラントにおいて「実行能力」と「ビジョンの完全性」の両方のスコアが上位のポジションの位置づけとなりました。

この1年間のOracle Cloudの注力点

OCIでは、下記のコンセプトに重点を置き、成功を収めました。

重要なエンタープライズ・ワークロードの移行をさらに容易に: OCIは、ノンブロッキング・ネットワークおよびオフボックス仮想化を使用したオンプレミスのI/Oパフォーマンスと同等またはそれ以上、および低レイテンシに設計されており、データベース・クラスタリング(Oracle RACおよびExadataを含む)、VMware、コンピュート・クラスタリング(RDMA)およびテナント分離などのエンタープライズ要件に対応する優れたサポートを提供します。過去12か月間には、「Oracle Cloud Lift Services」を発表しました。これは、お客様のクラウド移行を支援するための技術的専門知識とホワイト・グローブ・サービスを追加費用なしで提供するものです。続いて「Oracle Support Rewards」を発表し、「OCI」の新規顧客のソフトウェア・ライセンス・コスト低減を支援し、場合によってはコストをゼロまで削減することができます。
広範なリソースを拡大: オラクルはすべてのコンピュート・シェイプを柔軟にしました。これにより、お客様は何千ものインスタンス・タイプや価格を検討することなく、ニーズに応じて処理能力やメモリのサイズを調整することができます。また、Armベースの、バースト可能なプリエンプティブル・インスタンスを導入し、広範なワークロードとユース・ケースでお客様のコストをさらに削減しました。ストレージにおいては、ブロック・ボリューム・サービスで12段階のパフォーマンス・レベルを実現し、オブジェクト・ストレージ・サービスでは新たに頻度の低いアクセスと不変性を追加するなど、ストレージの幅を広げました。オラクルのネットワーキング・サービスでは、ロード・バランシングとL4およびL7ネットワーク・ロード・バランシングで自動スケーリングを実現したほか、転送ルーティング機能の追加によって、ネットワーク・トポロジも大幅に簡素化しました。
ハイブリッド・クラウド戦略に対する強力なサポートを強化:「OCI」は、前回のガートナーの評価以降、さらに8つのクラウド・リージョンを追加しました。オラクルは現在、5大陸14か国の30の商用および政府機関向けクラウド・リージョンで、広範かつ一貫したクラウド・サービスを提供しており、グローバルな顧客基盤に対応しています。また、「Oracle Cloud Dedicated Region Cloud@Customer」および「Oracle Exadata Cloud@Customer」による自社データセンターや「Roving Edge Infrastructure」による遠隔地でのクラウド・サービスの利用、「OCI」とMicrosoft Azureとの相互接続によるクラウド・サービス利用など、独自の提供形態を展開しています。
データ・プラットフォームの構築: 「OCI」は2020年4月に新しいMySQL Database Serviceを発表し、数か月後にHeatwaveと呼ばれる統合インメモリー・クエリー・アクセラレーション・エンジンを追加しました。MySQLのお客様は、オンライン・トランザクション処理(OLTP)とオンライン分析処理(OLAP)の単一のプラットフォームを初めて手に入れ、代替となるサービスの半分以下のコストかつ10～1000倍のパフォーマンスで、混合ワークロードまたはリアルタイム分析を実行できます。
新しい自律型サービスの導入: データベースのプロビジョニング、保護、スケーリングおよびチューニングを自動化することで、オラクルのサービス・ポートフォリオに、ヒューマンエラーのリスクとコストを削減する「Oracle Autonomous JSON Database」を導入しました。「Oracle Autonomous Database」は、2020年ガートナーの運用ユース・ケースにおけるクラウド・データベース管理システムのクリティカル・ケイパビリティ(2020 Gartner Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases)において、4つのユース・ケースすべてにおいて最高評価を得ました。
セキュリティの強化: 当社は、暗号化などの機能をデフォルトでオンにし、OCIサービスを利用するお客様には、ほぼすべてのセキュリティ機能を無料で含めるなど、ビルトインのセキュリティ提供の方針を掲げています。Darling Ingredientsのような企業は、必要なツールをすべてのITプロフェッショナルに提供でき、コストのためにセキュリティを犠牲にする必要はありません。

詳細

Oracle Cloud Infrastructureのガートナー・ソリューション・スコアカード(Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS + PaaS)全文(英語)をお読みください。エンタープライズおよびクラウド・アーキテクトは、160を超えるリファレンス・アーキテクチャのカタログを参照してデプロイすることにより、「OCI」を利用開始できます。エンジニアと開発者は、「Oracle Cloud」を今すぐ無料でお試しいただけます。

Gartner Solution Scorecard for Oracle Cloud Infrastructure IaaS+PaaS、Lydia Leong、Adrian Wong、2021年11月12日

Gartner Critical Capabilities for Cloud Infrastructure and Platform Services、Dennis Smith、Bob Gill、Raj Bala、2021年8月2日

Gartner Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services、 Raj Bala、Bob Gill、Dennis Smith、Kevin Ji、David Wright、 2021年7月27日

Gartner、 Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases、 Merv Adrian et al.、 2020年11月24日

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