Press Release

小池酸素工業、グローバル・サプライチェーンの刷新にオラクルのクラウドERPを選択

「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」を採用し、迅速な受注管理による顧客満足度向上や業務標準化による生産性の向上を実現

東京—2022年1月13日
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日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、ガス・プラズマ・レーザーで金属を切る切断機を製造する小池酸素工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:小池 英夫、以下:小池酸素工業)が、グローバル・サプライチェーンの最適化を目的に、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」と「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)」製品群の調達、受注、サプライチェーン・プランニングを採用したことを発表します。

1918年創業の小池酸素工業は、切断機の開発や溶接・切断をトータルで提供するサプライヤーとして事業を展開しています。持続的な成長を目指す中、顧客、従業員、経営の3つの視点でそれぞれ課題を抱えていました。顧客視点では、紙ベースの受注簿管理により処理に工数がかかり、顧客のニーズをリアルタイムに把握できず迅速な受注管理が困難でした。従業員視点では、複数のシステムを介した煩雑な業務が増大していることに加え、シニア人材の退職に伴う業務の継承に対する懸念もありました。経営視点では、分散されたデータとその収集のために、正確な損益把握に時間がかかり、迅速な意思決定に課題がありました。これらの課題を解決し、グローバル・サプライチェーンの最適化を図るソリューションとして「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」を選択しました。

今回、「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」を採用することで、部門間にまたがるプロセスを標準化し、フロントとバックオフィスのデータの一貫性が保持され、最適な需給計画を立案できます。受注生産・出荷先データが可視化されることで、受注から出荷のリードタイムが短縮され、顧客への迅速かつ的確な対応につながります。従業員視点では、手作業でやり取りしていた部門間情報を一元化し、処理が自動化されることで業務効率を促進します。経営においては、サプライチェーンから会計までのオペレーションが可視化され、集中購買でコストを抑制しながら過剰在庫の解消や多様な分析による迅速な意思決定を促し、収益率の向上を支援します。

小池酸素工業は今回、「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」製品群の調達管理システム「Oracle Fusion Cloud Procurement」、サプライチェーン・プランニングを支援する「Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planning」、受注管理クラウド「Oracle Fusion Cloud Order Management」を採用しました。

製造業における経営課題や業務を理解し、「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」の導入実績を有するイー・ビー・ソリューションズ株式会社がプロジェクトを推進していきます。

本発表に向けたお客様からのコメント:

「創業100年を迎えた小池酸素工業は、さらなる成長に向けて、顧客・従業員・経営の3つの視点で取り組みを強化しています。個別に最適化されたシステムをオラクルのSaaSで刷新し、経営データの統合により顧客ニーズをリアルタイムに把握し、マニュアル作業や属人的な業務をなくし、顧客満足度と従業員の生産性向上を同時に実現していきます。また、コンプライアンスやセキュリティを強化できる点も評価しています。今後も事業環境が変化していくことが予想される中で、持続的な成長に向けオラクルのSaaSを最大限活用していきます。」

小池酸素工業株式会社 管理部 情報システムグループ 部長 長島 和義 氏

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