Press Release

オラクル、第4世代AMD EPYC プロセッサーを搭載したOracle Cloud Infrastructure Computeインスタンスを発表

AMD プロセッサーを搭載したフレキシブル・コンピューティング・インスタンスを使用している OCI のお客様全体で年間 4,000 万ドルを削減

テキサス州オースティン 2023年6月16日
Oracle and AMD

(本資料は2023年6月13日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクルは本日、組織がクラウド環境での価格と性能のバランスをとり、コスト削減をより容易にするため、第4世代AMD EPYC™ プロセッサーを搭載した新しい「Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Compute E5」 インスタンスを発表しました。未使用のコンピューティング・リソースに対しても課金が発生する他のクラウド・プロバイダーの固定したインスタンス・オプションとは異なり、OCI のフレキシブル・インスタンスでは、お客様は必要に応じてコアとメモリーを割り当てることが可能です。

オラクルは、幅広いワークロードを高速かつより効率的に実行するために、コア数、メモリー数、ローカルおよびリモート・ストレージ、ネットワーキング、その他のリソースが選択可能な、スタンダードおよび高性能コンピューティング(HPC)、Dense-IOのインスタンスを提供しています。これらのインスタンスでは、オラクル、Microsoft、SAP、その他のISVやVMware やKubernetes環境のアプリケーションを含む、幅広いワークロードをクラウド上で実行するための柔軟かつシンプルなオプションを提供しています。

「OCI Compute E5」 インスタンスは、カスタム可能なオプションにより、従来バージョンよりも多くのCPUコア、優れたコアあたりの性能とメモリ帯域幅、高いストレージ容量を提供します。

  • OCI Compute E5 Standard インスタンス: Webやアプリケーション・サーバー、エンタープライズ・アプリケーション用バックエンド・サーバー、アプリケーション開発環境、その他の多くのユースケースでの利用が推奨されます。社内テストによると、前世代のE4 インスタンスとの比較で、コアあたり33%高い性能、50%高いメモリ帯域幅、50%多くのコアをベアメタル・インスタンスで提供可能で、高い効率を実現しています。
  • OCI Compute E5 HPC インスタンス: 業種全体にわたる複雑な数学的および科学的問題に対し、強力でコスト効率の高いコンピューティングを提供します。クラスター・ネットワーキングを複数のHPC インスタンスと組み合わせて利用することで、AIモデル、気候予測、遺伝子配列の分析など、スーパーコンピューターを必要とするような複雑なタスクをクラウド上で実行することができます。新しいインスタンスは、社内テストによると、従来のHPC インスタンスに比べ、40%価格性能に優れています。
  • OCI Compute E5 Dense-IO インスタンス: 大規模データベース、ビッグデータ・ワークロード、高性能ローカル・ストレージを要件とするアプリケーション用に設計されています。このインスタンスは、社内テストにおいて、E4 Dense-IO インスタンスと比較して、50%高いストレージ容量と60%高いストレージ性能を実現しており、データベースやファイル・システムなどのワークロードに対応しています。

OCI を利用することで、お客様はバースト可能なインスタンスやプリエンプティブル・インスタンスなどの特定の機能を使用して、ニーズに合わせてデプロイメントをカスタマイズすることができます。これにより、お客様は迅速にスケールアップしたり、需要が変動したときにリソースを減らして別の場所で使用することが可能になり、コンピューティング・リソースとコストをコントロールするのに役立ちます。非常に機密性の高いワークロードを実行している組織には、シールドされたインスタンスが、ベアメタルと VM 上で強化されたファームウェア・セキュリティを提供し、悪意のあるブートレベル ・ソフトウェアから防御します。最後に、コンフィデンシャル・コンピューティング・インスタンスは、使用中のデータを暗号化して分離することで、高いパフォーマンスを実現しながら、不正アクセスの防止にも役立ちます。

クラウドベースのコンピュート・サービスの一般的な用途に加えて、「OCI Compute E5」 インスタンスをクラスタ化されたファイル・システムで構成することで、複雑なケースに対処することができます。これには、AI モデルのトレーニング、財務分析の実施、ビデオのレンダリング、自動車事故のシミュレーションなど、大規模なデータベースやデータへのアクセスと迅速な変更が必要なケースが含まれます。

Oracle Cloud Infrastructureのソフトウェア開発担当シニア・バイスプレジデントであるドナルド・ルー(Donald Lu)は次のように述べています。 「コンピュート・リソースの利用は組織によって異なります。エンドユーザーが良好なパフォーマンスを確実に得るために、高速で信頼性の高いベアメタル・インスタンスのみを必要とする企業もあれば、大量のコンピュート・リソースを必要とする複雑なシミュレーションで限界を押し広げようとする企業もいます。 AMD プロセッサーを搭載した柔軟でスケーラブルな OCI のコンピュート・インスタンスは、事前に設定された固定のオプションに依存することなく、ワークロードの要求に合わせてインスタンスをきめ細かく構成できます。そのため、利用しているお客様全体で、年間 4,000 万ドルの削減を実現しています。次世代の AMD プロセッサーを搭載した『OCI Compute E5』 インスタンスにより、お客様がオラクル に期待する優れた価格性能を維持しながら、あらゆるワークロードをより高速かつ効率的に実行できる機能を提供します。」

AMDのCloud Businessコーポレート・バイスプレジデントであるRam Peddibhotla氏は次のように述べています。「AMD EPYC プロセッサーは、お客様が依存する最も要求の厳しいビジネスクリティカルなクラウド・ワークロードを実行するために必要なパフォーマンス、スケーラビリティ、エネルギー効率においてさらなる飛躍を遂げました。当社は、第4世代AMD EPYC プロセッサーにより、お客様がEPYCプロセッサーに期待するセキュリティと柔軟性とともに、より迅速なビジネス成果を達成できるよう、Oracle Cloud Infrastructureなどのクラウド・プロバイダが高性能コンピューティング・リソースを提供できるよう支援します。」

Uberのテクノロジー戦略・実行担当シニア・ディレクターであるKamran Zargahi氏は次のように述べています。「AMDプロセッサーを搭載した『OCI Compute』は、ワークロードの柔軟性とクラス最高レベルの価格性能の双方を実現します。Dense-IOとフレキシブル・インスタンスは、モビリティとデリバリーを重視するUberアプリケーションに最適で、マイクロサービス、データベース、ストリーミング分析などステートフルおよびステートレスが混在するワークロードをサポートします。今後提供開始となる第4世代AMD EPYCプロセッサー搭載の『OCI Compute E5』 インスタンスも使用する予定です。」

Phenix Real Time Solutionsの共同設立者でありチーフ・ソフトウェア・アーキテクトであるStefan Birrer博士は次のように述べています。「Phenixは、数百万人の視聴者に0.5秒以下のレイテンシで同期したビデオ・ストリーミング配信を提供し、オンラインでのエンターテインメントとスポーツのエクスペリエンスを向上させています。現在、第3世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した『OCI Compute』のフレキシブル・インスタンスを使用しており、OCIで次世代を使用する予定です。『OCI Compute』を利用することで、ビデオストリーミングの効率的なエンコードと処理コストの40%削減を実現しました。」

SoundHoundの共同創業者兼最高製品責任者であるJames Hom氏は次のように述べています。「SoundHoundの音声プラットフォームにより、自動車メーカー、レストラン、スマート・デバイス・メーカーには、クラス最高の会話型AIエクスペリエンスを顧客に提供できるようになります。『OCI Compute』、『Oracle Container Engine for Kubernetes』などのサービスを利用して、毎月さまざまな製品やサービスからの2億以上のクエリを処理しています。世界トップクラスのブランドにAIソリューションを提供してきた長年の経験を持つ実績あるイノベーターとして、会話型AIの需要が驚くほど急増する中、私たちは今大きな優位性を持っており、AMD EPYCプロセッサーを搭載した次世代『OCI Compute』インスタンスによるサポートを大変嬉しく思っています。」

Xactlyの最高執行責任者であるArnab Mishra氏は次のように述べています。「Xactlyは、売上予想とインセンティブ報酬管理のために、業界を牽引するツールを提供しています。私たちは毎日、お客様ごとに数百万件の取引を処理しています。第3世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した『OCI Compute』は、当社の主力製品およびその基盤となる『Oracle Database』に柔軟性と弾力性をもたらします。第4世代のAMDプロセッサーを搭載した次世代『OCI Compute』インスタンスに期待しています。」

「OCI Compute E5」 インスタンスは、「Oracle Linux」、Windows、Red Hat などの複数のオペレーティング・システムと、Oracle Marketplace からインストール可能な数百のイメージをサポートします。オラクルは、2023 年後半に 「OCI Compute E5」 インスタンスを一般提供開始する予定です。

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