Press Release

オラクル、従業員エンゲージメントと定着率の向上をサポート

強力な企業文化の育成と従業員エンゲージメントの向上に取り組む人事部を、Oracle Cloud HCMの従業員賞賛機能がサポート

Oracle CloudWorld, ラスベガス —2023年9月21日
Oracle Celebrate

(本資料は米国2023年9月20日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクルは、「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM) 」内の従業員エクスペリエンス・プラットフォームであるOracle MEに新しい従業員レコグニションおよびリワード(賞賛)機能を追加しました。この最新のアップデートは、Oracle Celebrateが含まれます。労働力に関する洞察と機能を提供するOracle Celebrateは、従業員がよりパーソナライズされた有意義な帰属意識を得られるようにすることで、企業が業績、従業員のエンゲージメントおよび定着率を向上できるように支援する業界初のレコグニションおよびリワード機能です。

Oracle Cloud HCM製品戦略担当シニア・バイスプレジデントであるイベット・キャメロン(Yvette Cameron)は次のように述べています。「組織の成功は従業員なくしてありえません。リーダーは、従業員が称賛され、評価されていると感じられるようにする必要があります。そうでなければ、人材の損失や生産性の低下といったリスクを負うことになります。Oracle Celebrateにより、企業は企業理念に基づいた従業員のレコグニションを可能にする完全で統合された従業員エクスペリエンス・プラットフォームを活用できるようになり、より影響力のある同僚同士お互いの交流を促進しながら、感謝とレコグニションの文化を育成できます。これらの新機能は、人事やビジネス・リーダーが従業員への感謝を重視し、エンゲージメントを高め、従業員のモチベーションを向上させる一方で、従業員へのレコグニションを簡単で有意義、かつインクルーシブなものにします。」

Oracle Celebrateは、「Oracle Cloud HCM」の一部であるOracle MEにネイティブに構築されています。これにより、人事やビジネス・リーダーは、企業理念に合わせてレコグニション・プログラムを調整し、日々の業務に同僚同士のレコグニションを自然に組み込み、従業員エクスペリエンス・プラットフォーム全体のデータを把握できるため、従業員に何が有効で何が有効でないかを真に理解できるようになります。Oracle Celebrateには次の機能が含まれています。

  • Peer-to-peer recognition(同僚同士のレコグニション): 従業員やリーダーは、企業理念に基づいたリアルタイムかつ状況を考慮した個人的なレコグニションによって、最も重要なタイミングかつ最も重要な場所で、企業全体の同僚を称えることができます。この機能は、毎週のパルス調査、メール、インスタント・メッセンジャーなど、従業員の日常業務や仕事の流れに同僚同士のレコグニションを組み込むことを可能にします。
  • Generative AI assistant(生成AIアシスタント): 従業員が提案した内容に対しての改善案を生成することで、同僚同士のレコグニションを強化することができます。これにより、従業員は組織全体の同僚に対して、よりインパクトのあるレコグニション・コメントを迅速に作成することができます。
  • Nomination and event-based awards(ノミネーションとイベントに基づくアワード): 従業員は同僚について、勤続記念日や昇進などの節目のイベントや、月間最優秀従業員などで、同僚やマネージャーによる推薦を認識して称賛できます。これらの機能は、「Oracle Cloud HCM」の従業員プロファイルの更新により起動され、従業員が同僚の功績や大切な瞬間を祝福することを促します。
  • Redeemable points(交換可能なポイント): 従業員は、チーム・メンバーから努力が認められるとポイントを獲得できます。従業員は獲得したポイントを組織の制度に予め組み込まれたリワードと交換することができます。
  • Recognition insights dashboard(レコグニション・インサイト・ダッシュボード): マネージャーは、自分のチームが最も評価されている点を詳細に把握し、それに基づいて行動し、トップクラスの貢献者を特定し、さらなる配慮とサポートが必要と思われる個人を割出すことができます。これにより、組織はすべての従業員がその貢献に対して称賛されるような仕組みを構築することができます。
  • Real-time recognition and engagement data(リアルタイムのレコグニションとエンゲージメント・データ): 企業は、タイムリーで正確なデータを用いてレコグニション・プログラムを継続的にモニタリングし、更新することができます。管理者は、組織全体、ビジネス・グループ、チーム全体のエンゲージメントを追跡することで、レコグニションおよびリワード・プログラムの効果を測定したり、レコグニションの取り組みを離職率やエンゲージメント、および生産性などのビジネス・インパクトと関連付けることができます。
  • Recognition-based social feed(ソーシャル・レコグニション): 雇用主は、組織やチーム全体の賞賛・表彰に関するリアルタイム・ストリームを作成できます。これにより、仲間意識が高まり、日々の努力、賛辞、賞賛を可視化することができます。

IDCの従業員エクスペリエンス担当リサーチ・マネージャーであるZachary Chertok氏は、次のように述べています。「組織が従業員を成功に導き、レベルアップさせる方法を再考する機会が増えるにつれ、レコグニションの用途や価値は増大し、進化しています。レコグニションのエコシステムを構築することは、成果達成の根源となるものです。レコグニションにより、成功に基づくベストプラクティスが促進され、プロセスのイノベーションに対して文化的理解が促され、コミュニティによる承認と評価を通じて帰属意識が高まります。」

MAS Capitalの人事担当ディレクター、Ushaan Abeywickrema氏は次のように述べています。「多くの組織を代表して申し上げますが、従業員が彼らの努力に値する賞賛やレコグニションを確実に受けられるシンプルなシステムを構築するのは非常に難しいことです。これは人事ソフトウェア市場における大きなギャップとなっていました。特に、従業員エンゲージメントと労働効率を高めるには、自分の価値と達成感を強く感じることが重要であることは周知の事実です。当社は、Oracle Celebrateの可能性と、従業員ジャーニーをパーソナライズする方法を一新する革新的な機能について期待しています。Oracle Celebrateは、組織文化と生産性へのコミットメントを強化すると同時に、チーム・メンバーの献身と努力を従来より簡単に称賛するのに役立つと確信しています。貢献が認められることで、従業員はより多くの人から必要とされ、サポートされていると感じ、自分史上最高の仕事を、自分らしく行うことができるようになるでしょう。」

クラウド導入に特化して設計された「Oracle Cloud HCM」は、ネイティブな従業員エクスペリエンス・プラットフォームを活用し、採用から退職までのすべての人事プロセスを組織全体でシームレスに連携させる包括的なソリューションです。 すべての従業員データを単一のプラットフォームに関連付けることで、人事部門は、信頼できるデータに一元的にアクセスし、人事戦略に役立てることができます。組み込みAIがアドバイザーとして従業員データの分析を支援し、人事チームの業務改善に役立つレコメンデーションを提供します。

Oracle Cloud HCMの詳細については、 oracle.com/human-capital-management を参照してください。

【本件に関するお問い合わせ先】

日本オラクル株式会社

広報室 斉藤
03-6834-3020

オラクルについて

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オラクルの将来の計画、見通し、信念、意図に関する本記事内の記述は「将来に関する記述」であり、重大なリスクや不確実性が生じる可能性があります。こうした記述はオラクルの現在の見通しと実際の結果に影響を及ぼす可能性があり、実際の結果が大きく異なる可能性があります。これらの記述およびオラクルのビジネスに影響を及ぼすその他のリスクに関しては、Form 10-K での オラクルの最新のレポートならびに Form 10-Q の「Risk Factors」など、米証券取引委員会 (SEC) に提出されているオラクルの報告書に記載されます。これらの報告書は、SECのウェブサイトまたはオラクルのウェブサイトwww.oracle.com/investorからご覧いただくことができます。本記事内の情報はすべて、2023年9月20日時点で最新であり、オラクルは新しい情報や将来の出来事を踏まえて記述を更新する義務を負いません。

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