オラクルのSAP向けITインフラ

オラクルはSAPと協力して、その仮想化テクノロジーとSAPビジネス・アプリケーションおよびSAP NetWeaverとの統合および検証を続けており、両社どちらの顧客にとっても、仮想化と統合を通じて生産性とシステム利用率の向上に貢献しています。

OracleのテクノロジーでSAPをアップグレードすれば、ユーザーの生産性が向上し、ワークロードが統合されてリソース利用率も高くなるため、大幅なデータセンター・コストの削減につながります。SAPに対応したオラクルのITインフラを利用し、業界をリードする仮想化テクノロジーと、環境効率の高いオラクルのサーバーおよびストレージ、Oracle Solaris、Oracle Linuxによって、既存のSAP Business Suiteアプリケーションをアップグレードまたは移行できます。


完全な仮想化ポートフォリオ


オラクルのクロス・プラットフォーム仮想化管理テクノロジーが、柔軟なリソースプールのプロビジョニングと管理を実行し、ユーザーは多くのSAPインスタンスを共有して割り当てることができます。組み込みのリソース管理機能によって、演算能力、メモリ容量、I/Oリソースの共有が可能になるため、サーバー利用率は最大で85%も向上します。

Oracle Solaris ZonesとOracle VM Server for SPARCによって、Oracle Solaris 8~11で動作保証されたアプリケーションは、何も変更せずにシステムで同時実行できます。こうした仮想化テクノロジーはOracle Solarisに組み込まれているため、SAPのワークロードを割り当ててI/O負荷またはCPU負荷が高いアプリケーションを独自の仮想マシンに分離し、必要に応じて専用のリソースを簡単に割り当て、管理することができます。仮想クラスタリングを利用すると、事前設定されたクラスタ管理ポリシーに従って専用のゾーンクラスタを構成し、特定のSAPアプリケーションを実行することができます。

  • Oracle Solaris Zones
    SAPアプリケーションに完全対応するSolaris 10および11用のOracle Solaris Zonesは、実装が簡単でパフォーマンスに対する影響も最小限であることから、SAP顧客のなかでも利用者の多い選択肢です。Oracle Solaris Zonesを利用すれば、Solaris 11上のSolaris 10ゾーンのように、1つのサーバーで新旧のプロジェクトを統合できます。Oracle Solaris Containers、Oracle VM Server、Oracle Solaris 8および9用のOracle Solaris Legacy ContainersによるSolaris 10上での仮想化も、可用性は制限されますが、利用できます。
  • Oracle VM Server for SPARC
    Oracle VM Server for SPARCは、サポート対象のOracle SPARCサーバー向けに効率性の高いエンタープライズ・クラスの仮想化機能を提供します。Oracle VM Serverは、組み込みのSPARCハイパーバイザを使用して、論理(または仮想)ドメインと呼ばれるパーティションによってサポート対象プラットフォームのリソースを再分割します。論理ドメインごとに独立したオペレーティング・システムを実行できます。Oracle VM Server for SPARCは、複数のOracle Solarisオペレーティング・システムを1つのプラットフォーム上で同時に柔軟に配布できます。また、OVM Serverでは1システムあたり最大128の仮想サーバーを作成できるため、Oracle SPARCによって大規模なスレッドスケールを利用できます。
  • Oracle VM Server for x86
    OVM Server for x86は、無料のサーバー仮想化および管理ソリューションであり、エンタープライズ・アプリケーションの導入、管理、サポートが容易になります。世界中どこでも、オラクル環境か非オラクル環境かを問わず、手頃な価格でエンタープライズ品質のサポートを受けることができ、Oracle VMによって完全認定プラットフォームでアプリケーションの導入と管理が促され、ITの効率と俊敏性を強化しながら、運用コストとサポートコストが削減されます。
  • SAP NetWeaverのLandscape Virtualization Management(LVM)とOracleインフラとの統合 SAP NetWeaver LVMは、SAPシステムの管理と運用を自動化して単純化し、物理インフラと仮想インフラで稼動する環境に対応します。

    • SAP LVMでは、仮想されたSAPシステムを顧客がプライベート・クラウドで管理でき、大量運用やシステムコピー、クローニング、リフレッシュなどのタスクに適しています。
    • オラクルの仮想化とSAP LVMが統合されれば、Oracleインフラで稼動しているSAPプロセスを自動化できます。
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