Oracle Database for SAP

概要

Oracle Database In-Memoryは、データウェアハウスおよび複合ワークロードOLTPデータベースを高速化し、Oracle Database 12cと互換性のある任意の既存のアプリケーションで簡単にデプロイできます。アプリケーションの変更は必要ありません。Oracle Database In-Memoryでは、成熟したスケールアップ、スケールアウトおよびストレージの階層化が使用され、あらゆるサイズのワークロードがコスト効率よく実行されます。業界をリードするオラクルの可用性およびセキュリティ機能はすべてOracle Database In-Memoryと透過的に連携し、市場においてもっとも堅牢な製品となっています。

Oracle Database In-Memoryが、SAPユーザー向けに認証


2015年6月30日現在、 Oracle Database In-MemoryはOracle Database 12c(シングルインスタンス)とOracle Real Application Clusters 12cで稼動しているUnix/Linux、WindowsおよびOracle Engineered Systemsプラットフォーム上のSAP NetWeaver 7.x.に基づくSAP製品のSAP環境でサポートされ、認証されています。

SAPをご利用の場合、Oracle Database 12cは、SAP BWおよびSAP OLTPアプリケーションを完全にサポートするインメモリー技術に基づいて選択できるデータベースです。

詳細情報:


Oracle Database In-Memoryを使用したSAP BWフラット・キューブ


2016年6月29日、SAPが元々HANA最適化インフォキューブと呼んでいたデータ・モデリング手法を、SAP BWをOracle Database上でフラット・インフォキューブまたは単にフラット・キューブとして実行しているお客様にご利用いただけるようになりました。このテクノロジーは現在、次に示す技術要件を満たすシステムを実行しているすべてのお客様によるテストおよび実装が可能です。

お客様にとっての利点:

  • SAP BWおよびOracle Database 12cテクノロジーのパフォーマンスの向上と統合の最適化によるコスト削減
  • データのモデリングと再モデリングの簡素化
  • データ・ロードの高速化
  • 大量のデータにアクセスする問合せのパフォーマンス向上

システム要件:

  • SAP BW 7.40 - SP15を適用済またはSAP BW 7.50 - SP04を適用済
  • Oracle Database 12.1.0.2 - SAP Database Bundle Patch(2016年5月)を適用済
  • Oracle Database In-Memory
  • Oracle Partitioning(Oracle Database上でSAP BWを実行するための一般要件)

技術詳細は、SAP Note 2335159を参照してください。


Oracle Database In-Memory Toolkit for SAP BW


Oracle Database 12cでは、Oracle Database In-Memoryを個別のSAP BWオブジェクトに選択的に適用できます。ただし、パフォーマンスを最大限に改善するオブジェクト(表)を識別しロードすることは、必ずしも簡単ではなく、体系的な手法が必要な場合があります。

1つの手法として、まず、もっとも頻繁に使用され、パフォーマンスの改善をもっとも必要とするビジネス問合せを識別し、次に、これらの問合せを、MultiProviders、InfoCubes、オペレーション・データ・ストアなどの特定のビジネス・オブジェクトにマップします。次のステップは、これらの各オブジェクトのOracle表の名前を識別することです。次に候補の表を優先順位付けし、これらをメモリーにロードするためのスクリプトを記述します。

Oracle Database In-Memory Toolkit for SAP BWは、Oracle Database In-Memory列ストア用のSAP NetWeaver BWオブジェクトを識別するための体系的な方法を提供します。さらに、これらのオブジェクトのIn-Memory機能を有効化/無効化し、これらをメモリーにロードするSQLスクリプトを生成します。

詳細は、Oracle OpenWorld 2016のプレゼンテーションReal-World Performance: Oracle Database In-Memory for SAPおよびSAP Note 2351252を参照してください。


Oracle Database In-MemoryがSAPアプリケーションにもたらすメリットをベンチマーク結果が実証


オラクルは、SAP BW-EMLベンチマークにより、同じIntelプロセッサでSAPワークロードを処理した場合にOracle Database In-Memoryオプションを搭載したOracle Database 12cがSAP HANAの2倍の性能を発揮することを実証しました。

しいホワイトペーパーに、ベンチマークの概要、達成したベンチマーク結果、使用した独自のデータベース・テクノロジーがまとめられています。ドキュメント『ON STATEMENT REFRESH for Materialized Views』(PDF)には、Oracle Database 12cのリフレッシュ・テクノロジーについて記載されています。

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