Oracle
Multitenant

Oracle Multitenantは次世代データベース・クラウドのアーキテクチャです。分離、敏捷性、規模の経済性を実現します。

アーキテクチャ概要

このアーキテクチャは、マルチテナント・コンテナ・データベースによる多数のプラガブル・データベースの保持を可能にします。既存のデータベースも、アプリケーションを変更することなく簡単に使用できます。また、Oracle Multitenantでは、Oracle Real Application ClustersやOracle Active Data Guardなど、他のオプションも完全に補完されています。

高密度の統合

多数のプラガブル・データベースが、1つのマルチテナント・コンテナ・データベース内でメモリやバックグラウンド・プロセスを共有します。これにより、古いアーキテクチャよりもはるかに多くのプラガブル・データベースの統合が可能になり、スキーマベースの統合と同様のメリットを提供します。この方法では、アプリケーションを大きく変更する必要はありません。

SQLによる迅速なプロビジョニングとクローニング

プラガブル・データベースの作成、プラガブル・データベースのコンテナ間の移動、およびプラガブル・データベースのクローニングは、新しいSQLコマンドによって実行され、わずか数秒で完了します。基盤となるファイル・システムがシン・プロビジョニングに対応している場合は、SQLコマンドのキーワード “snapshot copy”を使用するだけで、数テラバイトものデータをほぼ一瞬でクローニングすることができます。

高速のパッチ適用とアップグレードの
新たなパラダイム

1つのマルチテナント・コンテナ・データベースのパッチ適用にかける時間と労力で、その中の多数のプラガブル・データベースすべてにパッチを適用することができます。1つのプラガブル・データベースにパッチを適用するには、さまざまなOracle Databaseソフトウェア・バージョンで、マルチテナント・コンテナ・データベースから切断/接続だけです。

コンテナ・データベースにホストされたプラガブル・データベースをすべてアップグレードするには、コンテナ・データベースをアップグレードするだけで、ホストされたプラガブル・データベースはすべて"インプレース"でアップグレードされます。1つのPDBをアップグレードするには、プラガブル・データベースを上位バージョンのコンテナ・データベースに切断/接続し、Database Upgrade Guideに記述されているようにプラガブル・データベースをアップグレードするだけです。

多数のデータベースを一元管理

既存のデータベースをプラガブル・データベースに統合することで、管理者は多くのデータベースを一元管理することができます。たとえば、バックアップやディザスタ・リカバリといったタスクは、マルチテナント・コンテナ・データベース・レベルで実行されます。

プラガブル・データベースのリソース管理

Oracle Database では、Resource Managerが専用の機能で拡張され、マルチテナント・コンテナ・データベース内のプラガブル・データベース間のリソース競合を制御できるようになりました。

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