ローリング・アップグレード

ビジネス・アプリケーションを24時間365日稼働させ続けることが昨今の最優先事項となっており、計画的または計画外のソフトウェア・アップグレード中にアプリケーションがオフラインになることは、数時間はもちろん数分でさえ、もはや容認されません。

Oracle NoSQL Databaseの最新リリースなら、NoSQLクラスタをローリング方式でアップグレードできます。同時に停止できるストレージ・ノードのもっとも安全な組み合わせを算出する洗練された管理ユーティリティにより、データベース内のすべてのシャードに対して常に読取り/書込み操作ができる状態を維持しながらアップグレードできます。

たとえば、3つの物理ストレージ・ノードに1x3のデータベース・クラスタ(シャードごとに3つのレプリカを持つ1つのシャード)がデプロイされており、もっとも安全にクラスタをアップグレードできる順序を見つけ出す必要があるとします。管理コンソールにログオンし、プロンプトから「show upgrade」コマンドを実行すると、次のようにストレージ・ノードIDが複数行に分かれて表示されます。

kv-> show upgrade
Calculating upgrade order, target version:12.1.2.1.8, prerequisite:11.2.2.0.23
sn1
sn2
sn3

同時にアップグレードできるストレージ・ノード(SN)がすべて同じ行に表示され、アップグレードを実行すべき順序が複数の行で表現されています。また、アップグレード・プロセス全体を自動化する場合に使用できるサンプル・シェル・スクリプトもあります。<KVROOT>/examples/upgrade/onlineUpgrade

アップグレード
図1:ストレージ・ノード1のアップグレードが進行している間も、クラスタに含まれるすべてのシャードでは引き続きいつでも読取り/書込みができる様子を示しています。