概要

Oracle Advanced Compressionは総合的な圧縮機能を提供し、パフォーマンスの向上とストレージ・コストの削減を支援します。リレーショナル(表)、非構造化(ファイル)、ネットワーク、Data Guard REDO、バックアップ・データなど、あらゆるタイプのデータを圧縮できるため、全体的なデータベース・ストレージ・フットプリントの削減が可能です。

最も明確なメリットは、サーバー全体(本番、開発、QA、テスト、バックアップなど)にわたるストレージ・コス トの節約と最適化だと見なされることが多いものの、Oracle Advanced Compressionには他にも革新的なテクノロジーが搭載されており、パフォーマンスの向上に加えて、メモリとネットワークの帯域幅、冷暖房費やフロア・コストなど、ITインフラストラクチャのあらゆるコンポーネントの資本支出と運用コストの削減が見込めます。

Databaseストレージの削減

特定の環境のデータの圧縮率は、データがどれくらい圧縮されるか特にデータの濃度に依存します。高度な行圧縮により、一般的に記憶領域の消費を1/2~1/4 に削減することができます。つまり、非圧縮データで消費されるスペースは、圧縮されたデータよりも2~4倍大きくなるでしょう。

問合せパフォーマンス向上

高度な行圧縮は読み取り操作には何ら悪影響を与えません。これはデータの書き込み時に追加作業が実施さるため、書き込み操作のパフォーマン ス・オーバーヘッドを排除することはできません。しかし、Oracleは高度な行圧縮のオーバーヘッドを最小限に抑えるためのさまざまな方法 を提供します。

メモリ内データ圧縮

高度な行圧縮機能の利点は、単にディスクストレージの節約だけにはとどまりません。1つの重要な利点は、直接ブロックを解凍せずに圧縮されたブロックを読み込む機能です。これはI/Oの削減およびI/O操作に関連するシステム・コールの削減によりパフォーマンスを向上させることができます。また、メモリの追加をせずにより多くのデータを保存することにより、バッファ・キャッシュ・メモリをより効率的に利用できます。

RMANによる高速バックアップ&リカバリ

Oracle RMANがOracle Databaseと密接に統合されていることにより、バックアップ・データはディスクまたはテープに書き込まれる前に圧縮され、リカバリ前に解凍する必要はありません。そのため、ストレージ・コストの大幅に削減され、バックアップとリストアにかかる時間も大幅に短縮される可能性があります。

100%のアプリケーション透過性

Advanced Compressionのデータ圧縮の利用にアプリケーションの変更は一切必要ありません。