Oracle Partitioning
パーティション化

Oracle PartitioningはOracle Database 18c Enterprise Editionのオプションであり、大規模データベースの管理性、パフォーマンス、可用性を強化します。 

パーティション化の概要

パーティション化は、表、索引、および索引構成表をより細かい単位に分割できる強力な機能です。パーティション化を使用することで、これらのデータベース・オブジェクトのより細かいレベルの粒度での管理とアクセスが可能になります。

オラクルでは、あらゆるビジネス要件に対応する幅広いパーティション化スキームを提供します。さらに、パーティション化はSQL文において完全に透過的であるため、パッケージ化されたOLTPアプリケーションからデータ・ウェアハウスまで、どのようなアプリケーションでも使用することができます。

おもな利点

パーティション化のおもな利点は以下のとおりです。

  • 関連するデータ上で実行するだけでパフォーマンスが向上
  • 個々のパーティション管理性を通じて可用性が向上
  • 最適な方法でデータを保存することによるコストの削減
  • アプリケーションおよび問合せに変更が不要なため実装が簡単
  • 何千ものオラクルの顧客に使用されている完成度が高い実証済みの機能

パーティション化の方法

オラクルでは、さまざまなパーティション化の方法をサポートしています。

  • レンジ・パーティション化は、値の範囲に基づいてデータを分散します。
  • リスト・パーティション化は、個別の値のリスト(LOV)によってデータ分散を定義します。
  • ハッシュ・パーティション化では、パーティションを決定するために、内部のハッシュ・アルゴリズムがパーティション・キーに適用されます。
  • コンポジット・パーティション化は、2つのデータ分散方法を組み合わせて使用します。最初に、データ分散方法1を使用して、表をパーティション化します。次に、2番目のデータ分散方法を使用して、各パーティションをサブパーティションに分割します。
  • 複数列のレンジ・パーティション化は、パーティション・キーがいくつかの列で構成され、前の列よりも後続の列によってより高いレベルの粒度が定義される場合のオプションです。
  • インターバル・パーティション化は、表のメタデータの一部としてインターバル定義を使用することで、将来のパーティションに対応できるように等価パーティション化レンジを自動的に定義して、レンジ・パーティション化機能を拡張します。
  • 参照パーティション化では、既存の親子関係を利用して表をパーティション化します。主キーのリレーションシップを使用して、親表のパーティション化戦略を子表に継承します。
  • 仮想列に基づくパーティション化では、表の1つ以上の既存の列を使用し、メタデータの式だけを保存して、式をパーティション・キーにすることができます。
  • 時間隔参照パーティション化は、時間隔でパーティション化された表を参照パーティション化の親表として使用可能にする、参照パーティション化の拡張機能です。
  • レンジ・パーティション化されたハッシュ・クラスタでは、範囲によってハッシュ・クラスタをパーティション化できます。