Oracle Enterprise Manager Database Controlを開いて、systemユーザーとしてログインします。

「Server」タブを選択します。

Query Optimizerの下の「SQL Plan Control」を選択します。

「SQL Plan Baseline」タブを選択します。

Settingsの下のCapture SQL Plan Baselinesの「FALSE」リンクを選択します。

optimizer_capture_sql_plan_baselineパラメータの値にTRUEを選択し、「OK」をクリックします。

パラメータがTRUEに設定されました。

SQL*Plusセッションを開いて、SYSTEMとしてログインします。 最初のSQL文の実行なので繰り返し可能な文ではありません。また、計画ベースラインもまだありません。このため、次の問合せを2回実行する必要があります。

@load_auto_select.sql

Oracle Enterprise Managerに切り替え、SQL Textフィールドに%LOAD_AUTO%と入力して、「Go」をクリックします。

計画がリストに表示されます。 SQL Textのリンクを選択して、詳細を参照します。

SQL計画ベースラインの詳細が表示されます。 ベースラインが自動的にロードされたため、OriginにAUTO_CAPTUREが設定されます。 「Return」をクリックします。

オプティマイザ・モードを変更して、SQL文を異なる計画で実行します。 SQL*Plusに切り替えて、オプティマイザ・モードを変更します。 次のコマンドを実行します。

alter session set optimizer_mode = first_rows;

次の問合せを再実行します。

@load_auto_select.sql

SQL文に新しい計画が使用されるので、別の計画ベースラインが自動的に取得されます。 SQL Plan Baselineで、このことを確認できます。 Oracle Enterprise Manager Database Controlに戻って、「Go」をクリックします。

SQL問合せの2つの計画ベースラインが表示されますが、2つ目の計画がまだ承認されていません。 適切な計画として承認する前に、この新しい計画を検証する必要があります。 承認されていない計画のチェック・ボックスを選択し、「Evolve」をクリックします。

この場合、この新しい計画が現在のSQL計画ベースラインと同等またはそれ以上のパフォーマンスかどうかは関係ありません。このため、Verify PerformanceのNoを選択します。 つまり、パフォーマンスに関係なく、承認されたSQL計画ベースラインになります。 「OK」をクリックします。

ジョブが送信されました。 「Go」を再度クリックして、リストをリフレッシュします。

計画が承認されました。 EXPLAIN PLANを確認するには、SQL Textのリンクを選択します。

この計画は、ビットマップ索引の全体スキャンを実行します。 「Return」をクリックします。

オプティマイザ・モードをデフォルト値に再設定して、計画ベースラインの自動取得を無効にできます。 SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のコマンドを実行します。

alter session set optimizer_mode = all_rows;

Oracle Enterprise Manager Database Controlに戻ります。 Capture SQL PLAN Baselinesの「TRUE」リンクを選択します。

optimizer_capture_sql_plan_baselineパラメータの値にFALSEを選択し、「OK」をクリックします。

パラメータが変更されました。

SQLベースラインを削除できます。 各ベースラインのチェック・ボックスを選択し、「Drop」をクリックします。

「Yes」をクリックして、削除を確定します。

ベースラインが削除されました。

SQL Tuning Set（STS）の使用

実行する必要がある最初のタスクは、EXPLAIN PLANの確認です。 SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを実行します。

@load_sts_explain_plan

次に、以下のスクリプトを使用して、SQL文を実行します。

@load_sts_select

以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを変更できます。

alter session set optimizer_mode = first_rows;

以下のスクリプトを再実行して、異なる計画を取得します。

@load_sts_explain_plan
@load_sts_select

次に、以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを再設定します。

alter session set optimizer_mode = all_rows;

この時点で、SQL Tuning Setを作成し、計画をロードできます。 SQL*Plusセッションで以下のスクリプトを実行して、SQL Tuning Setを作成します。

@cr_sts

実行したSQLをSQL Tuning Setに移入できます。 以下のスクリプトを実行して、SQL Tuning Setを移入します。

@populate_sts

Oracle Enterprise Managerに切り替えます。 作成したSQL Tuning Setに基づいて、計画をロードできます。 「SQL Plan Control」→「SQL Plan Baseline」タブを選択し、「Load」をクリックします。

SQL Tuning Setの懐中電灯を選択します。

SQL Tuning SetのSPM_STSを選択し、「Select」をクリックします。

「OK」をクリックして、ベースライン・ジョブを作成します。

ベースラインが作成されます。 「Refresh」をクリックします。

SQL Textフィールドに%LOAD_STS%と入力し、「Go」をクリックします。

SQL Textのリンクを選択します。

EXPLAIN PLANが表示されます。 計画の作成方法に従って、今回はOriginにMANUAL-LOADが設定されます。 「Return」をクリックします。

SQLベースラインを削除できます。 各ベースラインのチェック・ボックスを選択し、「Drop」をクリックします。

「Yes」をクリックして、削除を確定します。

ベースラインが削除されました。

実行する必要がある最初のタスクは、EXPLAIN PLANの確認です。 SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを実行します。

@load_cc_explain_plan

次に、以下のスクリプトを使用して、SQL文を実行します。

@load_cc_select

以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを変更できます。

alter session set optimizer_mode = first_rows;

以下のスクリプトを再実行して、異なる計画を取得します。

@load_cc_explain_plan
@load_cc_select

次に、以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを再設定します。

alter session set optimizer_mode = all_rows;

カーソル・キャッシュに移入された後、SQL文のSQL IDを取得する必要があります。これは、ベースラインをロードする場合にカーソル・キャッシュの内容をフィルタリングするために使用されます。 以下のスクリプトを実行します。

@load_cc_get_sql_id

計画をロードし、ベースラインを作成できます。 Oracle Enterprise Manager Database Controlに切り替えます。 「Server」→「SQL Plan Control」→「SQL Plan Baseline」ページを選択し、「Load」をクリックします。

「Load plans from cursor cache」ラジオ・ボタンを選択し、SQL IDの懐中電灯を選択します。

SQL Textに%LOAD_CC%と入力し、「Go」をクリックします。

SQL*Plusでカーソル・キャッシュに問合せた際に以前の手順で確認したSQL IDのチェック・ボックスを選択し、「Select」をクリックします。

「OK」をクリックします。

ジョブが送信されました。 SQL Textに%LOAD_CC%と入力し、「Go」をクリックします。

SQL文のリンクを選択します。

EXPLAIN PLANが表示されます。 「Return」をクリックします。

SQLベースラインを削除できます。 各ベースラインのチェック・ボックスを選択し、「Drop」をクリックします。

「Yes」をクリックして、削除を確定します。

ベースラインが削除されました。

実行する必要がある最初のタスクは、EXPLAIN PLANの確認です。 SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを実行します。

@use_opm_explain_plan

次に、以下のスクリプトを使用して、SQL文を実行します。

@use_opm_select

以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを変更できます。

alter session set optimizer_mode = first_rows;

以下のスクリプトを再実行して、異なる計画を取得します。

@use_opm_explain_plan
@use_opm_select

次に、以下のコマンドを実行して、オプティマイザ・モードを再設定します。

alter session set optimizer_mode = all_rows;

カーソル・キャッシュに移入された後、SQL文のSQL IDを取得する必要があります。これは、ベースラインをロードする場合にカーソル・キャッシュの内容をフィルタリングするために使用されます。 以下のスクリプトを実行します。

@use_opm_get_sql_id

計画をロードし、ベースラインを作成できます。 Oracle Enterprise Manager Database Controlに切り替えます。 「Server」→「SQL Plan Control」→「SQL Plan Baseline」ページを選択し、「Load」をクリックします。

「Load plans from cursor cache」ラジオ・ボタンを選択し、SQL IDの懐中電灯を選択します。

SQL Textに%USE_OPM%と入力し、「Go」をクリックします。

SQL*Plusでカーソル・キャッシュに問合せた際に以前の手順で確認したSQL IDのチェック・ボックスを選択し、「Select」をクリックします。

「OK」をクリックします。

ジョブが送信されました。 SQL Textに%USE_OPM%と入力し、「Go」をクリックします。 SQL計画ベースラインが表示されます。

計画がロードされるので、計画が使用されていることを確認します。 SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを実行します。

@use_opm_explain_plan2

出力の最後のNoteは、ベースラインが使用されていることを示しています。 実行計画から、最初のベースライン（全表スキャン）が使用されていることがわかります。

オプティマイザ・モードをfirst_rowsに戻すと、他のベースラインに変更できます。 次のコマンドを実行します。

alter session set optimizer_mode = first_rows;

EXPLAIN PLANを再実行して、他のベースラインを確認します。 以下のスクリプトを実行します。

@use_opm_explain_plan2

実行計画から、2つ目のベースライン（ビットマップ索引の全体スキャン）が使用されていることがわかります。

この時点で、計画ベースラインを無効にします。また、他の計画ベースラインの使用を確認します。 Oracle Enterprise Managerに切り替えて、以前の手順でEXPLAIN PLANに表示された計画のチェック・ボックスを選択します。 「Disable」をクリックします。

計画が無効になりました。

SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを再実行します。

@use_opm_explain_plan2

実行計画から、使用されている計画が全表スキャンではなく索引スキャンであることを確認できます。これは、2つ目のベースラインです。

実行する最後のタスクは、他の計画ベースラインの無効化です。 オプティマイザは、コスト・ベースの方法を使用します。 Oracle Enterprise Managerに切り替えて、以前の手順でEXPLAIN PLANに表示された計画のチェック・ボックスを選択します。 「Disable」をクリックします。

両方の計画が無効になりました。

SQL*Plusセッションに切り替えて、以下のスクリプトを最後にもう一度実行します。

@use_opm_explain_plan2

ベースラインの使用を示すNoteが最後に表示されていないので、オプティマイザは、デフォルトのコスト・ベースの方法を使用しています。

SQLベースラインを削除できます。 各ベースラインのチェック・ボックスを選択し、「Drop」をクリックします。

「Yes」をクリックして、削除を確定します。

ベースラインが削除されました。