Application
Server 10g インスタンスの管理
| このチュートリアルでは、Oracle
Enterprise Manager 10g Application Server Controlを使用してOracle
Application Server 10g インスタンスを管理する方法について説明します。 Oracle Enterprise
Manager製品セットの一部であるApplication Server Control
Consoleは、アプリケーション・サーバーとそのコンポーネントを管理するためのWebベースのインタフェースです。 Application
Server Controlは、Oracle Application Server 10g
と一緒に自動的にインストールされます。 このレッスンでは、Oracle Application Server 10g
インスタンスの管理操作、構成変更および監視を行うために使用する機能を紹介します。 特に、Oracle HTTP ServerおよびOracle
Application Server Containers for J2EE(OC4J)の管理に関係する一般的タスクを中心に説明します。 |
約30分
このチュートリアルの内容は次のとおりです。
この
アイコンの上にカーソルを置くと、このチュートリアルのすべてのスクリーンショットが表示されます。 (注意:
この操作によりすべてのスクリーンショットが同時に読み込まれるため、使用しているインターネット接続の種類によっては応答が遅い場合があります。)
注意: 各
手順に関連するスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順のアイコンの上にカーソルを置いてください。
| Oracle Application
Server 10g は、WebベースのOracle Enterprise Manager 10g
Application Server Control Consoleにより、設定不要で簡単に使用できる管理機能を提供します。
アプリケーション・サーバー管理者は、Application Server Control
Consoleを使用して、サービスの開始と停止、OC4Jインスタンスの追加、Oracle HTTP
Serverプロパティの構成、アプリケーション・サーバーの可用性とリアルタイム・パフォーマンスの監視などの管理操作を実行できます。 |
ト
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このチュートリアルを始める前に、次のことを実行しておく必要がありま
す。
| 1. |
Application Server
10gのJ2EEおよびWebキャッシュ中間層コンポーネントのインストール
|
| Oracle Enterprise Manager
10g Application Server Controlを使用して、OracleAS Portal、OracleAS
Reports Services、Oracle HTTP Server、OracleAS Web
Cacheなど、アプリケーション・サーバー・インスタンスとそのコンポーネントを集中管理できます。 Oracle Application
Server 10g インスタンスのステータスとパフォーマンスを調べるには、次を実行してください。 |
ト
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| 1. |
ブラウザを開き、次のURLを入力します。 Oracle
Enterprise Manager 10g Application Server Controlの「Application
Server Home」ページに移動します。 「Application Server
Home」ページには、ステータス、パフォーマンス、構成済コンポーネントなど、Oracle Application Server 10gイ
ンスタンスの概要が表示されます。
また、サービスの開始と停止、設定の変更、J2EEサービスおよびアプリケーションの管理などの一般的操作を行えます。
http://<hostname>.<domain>:1810/
注意: 1810は、Application Serverのインストール時に自動的に割り当てられるデフォルト・ポートです。 ただし、別のインスタンスがすでに1810上で稼働している場合、インストール時にその次のポートが割り当てられます。
ias_admin/<admin password you specified during install> としてログインし、「OK」をクリックします。
|
| 2. |
「Application Server
Home」ページが表示されます。このページには、ステータス、システム・リソース使用率、有効な構成済コンポーネントなど、Application
Serverの概要が示されます。

|
| 3. |
「Application Server
Home」ページから、インスタンスのシステム・コンポーネントのステータスをチェックします。

Oracle Application Server 10g
インストールでは、ユーザーのJ2EEアプリケーションをデプロイするために使用できるデフォルトOC4J「ホーム」となるJ2EEコンテナが提供されま
す。 このデフォルト・コンテナは、単一のJava仮想マシン(JVM)により管理されます。
必要に応じて、2通りの方法でさらにサーバー・リソースをアプリケーションに追加できます。
JVMリソースをコンテナに追加する方法と新しいOC4Jコンテナを作成する方法です。
|
| 4. |
新しいOC4Jをアプリケーション・サーバーに追加します。
「Create OC4J Instance」ボタンをクリックします。

|
| 5. |
新しいOC4Jインスタンスの名前を指定し、「Create」
ボタンをクリックします。 このOBE(Oracle by Example)では、obe_oc4jがOC4Jインスタンスの名前です。

|
| 6. |
OC4Jインスタンスが作成されます。

|
| 7. |
インスタンスの作成が終わると、確認メッセージが表示されま
す。 「OK」をクリックすると、「Application Server Home」ページに戻ります。

obe_oc4jが現在停止中であり、そのパフォーマンス測
定値を利用できないことがわかります。

コンポーネントを開始するには、「Select」
列で対応するチェック・ボックスを選択し、「Start」ボタンをクリックします。



|
| 8. |
コンポーネントを有効化または無効化することにより、アプリ
ケーション・サーバーの有効範囲も制御できます。 「Enable/Disable Components」ボタンをクリックしてくださ
い。
この操作により、アプリケーション・サーバー・インスタンス
内でどのコンポーネントを使用可能にするかを制御できます。 また、管理インタフェースからでもコンポーネントを追加または削除できます。
無効にしたコンポーネントを再度有効にすることもできます。
|
| 9. |
「Disable」をクリックして、今作成し
たOC4Jインスタンスを無効にします。 「Enabled Components」リストからobe_oc4jを選択し、「Move」
リンクをクリックします。 その結果、「Disabled Components」リストにobe_oc4jインスタンスが表示されます。

|
| 10. |
「OK」ボタンをクリックします。

警告メッセージ・ウィンドウで「Yes」をク
リックします。


無効になったコンポーネントは、「Application
Server Home」ページの「System Components」表には表示されなくなります。
また、無効になったコンポーネントは、アプリケーション・サーバーの起動時に開始されません。

|
| 11. |
「J2EE Applications」をク
リックします。


このページは、Oracle Application
ServerインスタンスのすべてのOC4JインスタンスにデプロイされているJ2EEアプリケーションのリストを表示します。
ここから、特定のアプリケーションにドリルダウンして、そのパフォーマンスや構成の詳細情報を取得できます。
|
| 12. |
「Ports」をクリックします。

|
| 13. |
「Ports」プロパティ・ページには、アプリケーション・
サーバーで使用するように構成されたポートのリストが表示されます。 ポートが定義されていない場合、またはコンポーネントが稼働していない場合、「Port
In Use」列は空です。 「Configure」列のアイコンを使用してポートを構成できますが、すべてのポートが
Application Server Controlからの変更をサポートしているとはかぎりません。 ポートの値を変更する前に、「About OracleAS Port Dependencies」
をクリックしてポート依存性情報を確認してください。

|
| 14. |
「Infrastructure」
をクリックします。 「Infrastructure」プロパティ・ページが表示されます。
このページを使用して、ID管理、グリッド制御(Oracleプラットフォームの集中管理のため)、およびこのJ2EEおよびWeb
Cache中間層と関連付けられるOracleAS Farm Repositoryの確認、構成および変更を行えます。


|
| 15. |
「Infrastructure」プロパティ・ページの
「Identity
Management」セクションは、現在のアプリケーション・サーバー・インスタンスがID管理を使用するように構成するために使用します。特に、
Oracle Internet Directoryやシングル・サインオン機能の識別や変更に使用します。

アプリケー
ション・サーバー中間層で使用されるID管理サービスの変更で重要な要件は、アプリケーションのテスト段階から本番までのライフサイクルをサポートするこ
とです。
ベスト・プラクティスのドキュメント・ガイドを備えた直観的に使えるウィザードによって、様々なフェーズにおけるアプリケーションの移行プロセスがユー
ザーに提示されます。
|
| 16. |
「OracleAS Farm Repository
Management」セクションは、OracleAS DatabaseベースのFarmまたはOracleAS
FileベースのFarmを使用するように、またはすでにいずれかを使用している場合、別のFarmを使用するように、インスタンスを構成するための使用
されます。 ファームを結合することにより、複数のアプリケーション・サーバー・インスタンスにわたってOracle HTTP
ServerとOC4Jを効率的に管理するためにOracle Application Server Clustersを活用できます。

|
| 17. |
「Infrastructure」プロパティ・ページの
「Grid Control Management」セクションは、Application
Serverが関係している管理サービスを構成または変更するために使用します。
Application
ServerインスタンスとそのコンポーネントをEnterprise Manager 10g Grid
Controlに追加するようにGrid Control Managementを構成します。
これにより、社内の他のインスタンスと一緒に、インスタンスを集中管理できます。
Application
Serverインスタンスとそのコンポーネントがすでに関連付けられているManagement Serviceを変更するには、Grid
Control Managementを変更します。 これにより、完全に独立したEnterprise Manager 10g
Grid Control管理ソリューション内でインスタンスを集中的に管理できます。

|
ト
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「Application Server Control
Console」の「Ports」プロパティ・ページは、Application Serverのコンポーネントにより使用されるポートを表示します。
このページから、各種ポート値を変更することもできます。 先に進み、このインスタンスで使用されるOracle HTTP Server
Listen(非SSL)ポートを変更します。
| 1. |
「Ports」プロパティ・ページを開きま
す。


|
| 2. |
Oracle HTTP
Server(非SSL)コンポーネントのポートを変更します。 Oracle HTTP
Serverが現在ポート7778で稼働していることを確認します。

|
| 3. |
ポートを変更する前に、依存性を確認する必要があります。
ポートを変更すると、変更しようとしているポート設定に依存している可能性のある他のApplication
Serverコンポーネントに悪影響を及ぼすことがあるためです。 たとえば、Web CacheはOracle HTTP
Serverのリスニング・ポートを使用します。 Oracle HTTP Serverリスニング・ポートを変更する場合、Web
Cache構成も適切に変更する必要があります。Web
Cache構成も変更されていないと、ユーザーがWebサイトにアクセスできなくなることがあります。
ポートを変更する前に、Oracle HTTP
Serverがポート7778で稼働していることを確認します。ブラウザを開き、次のURLを入力します。
http://<hostname>.<domain>:7778

|
| 4. |
「Application Server
Control」ウィンドウに戻ります。 「Oracle HTTP Server」の「Configure」列のアイコン
をクリックします。
注意: 「Configure」列にアイコンのないコンポーネントに
ついては、ポートを構成できません。

|
| 5. |
「Server Properties」ペー
ジが表示されます。 下にスクロールして、「Listening Addresses and Ports」セクションを確認します。

|
| 6. |
デフォルトの非SSLリスニング・ポート値は7778です。
この手順では、これを7779に変更します。「Listening Port」列に新しいポート番号を入力します。
複数のリスニング・ポートがリストされることがあります。 そのうち、古い非SSLリスニング・ポート値を持つポートを変更します。
下にスクロールして「Apply」をクリックします。

警告メッセージが表示されます。 「No」を
クリックして、後でOracle HTTP Serverを再起動できるようにします。

|
| 7. |
Application Server Control
Consoleのポート番号を更新します。 WordPadを使用して、<ORACLE_HOME>\sysman\emdフォ
ルダにあるtargets.xmlファイルを編集しま
す。 古いOracle HTTP Serverリスニング・ポート番号(7778)の各出現を新しいポート番号(7779)に更新します。
ファイルを保存して閉じます。
|
| 8. |
Application Server Control
Consoleをリロードします。 コマンド・プロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
emctl
reload


|
| 9. |
ブラウザ・ウィンドウに戻ります。 左上のOracle
Enterprise Manager 10g Application Server
Controlバナーのすぐ下に表示されるリンクを確認してください。 これらのリンクは、ブレッドクラムとも呼ばれ、現在のページに至る
までのナビゲーション・パスが表示されていて、クリックして簡単に前のページに戻ることができます。
ホーム・ページに戻るには、ブレッドクラムでApplication Serverインスタンスをクリックします。

|
| 10. |
Web CacheがOracle HTTP
Serverポートに対する依存性を持っていることはすでに説明しました。 したがって、Web Cache構成を編集して、必要な変更を加えます。
「System Components」の「Web Cache」をクリックして、「Web Cache
Home」ページにナビゲートします。

|
| 11. |
「Administration」リンクをク
リックして、「Administration」プロパティ・ページにナビゲートします。
|
| 12. |
「Properties」の下の「Origin
Servers」リンクをクリックします。

|
| 13. |
「Protocol」列がHTTPであるホス
トを選択し、「Edit」をクリックします。

|
| 14. |
「Port」フィールドに新しいポート番号を
入力し、「OK」をクリックします。


|
| 15. |
Application
Serverインスタンス・ホーム・ページに戻り、「Restart All」をクリックして、インスタンスを再起動します。

確認のため、「Yes」をクリッ
クします。



注意: これまで、Application Server Controlを使用してOracle HTTP
Serverのリスニング・ポートを変更する方法を学習してきましたが、コマンドラインを使用しても同様に構成を変更できます。
すなわち、Oracle HTTP
Serverリスニング・ポートを変更する1つのJavaコマンドにより、ポート依存性も正しく変更することができます。
前述の手順と同様の手順を実行するには、次のコマンドを使用します。
portconfig -oracle_home
$ORACLE_HOME -oldPort 7778 -newPort 7779 -webCache -restart
このJavaコマンドは、Oracleホーム内の必要な構成
ファイルを自動的に変更し、さらにオプションでOracleホーム内の必須コンポーネントを再起動します。
portconfigの使用の詳細は『Application Server Administration Guide』を参照してください。
|
| 16. |
ポート変更を確認します。 ブラウザを開き、http://<hostname>.<domain>:7778と
入力します。

このURLで、ポートを7779に変更しま
す。

|
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「Application Server
Home」ページは、全体として、および個々のコンポーネントについて、サーバーの可用性とシステム・リソース使用率の概要を表示します。
特定のコンポーネントに関するより粒度の細かいパフォーマンスの詳細は、そのホームページから取得できます。
Oracle Enterprise Manager 10g
Application Server
Controlに表示される測定値は、稼働中のサーバーから収集され、サーバーの現在のパフォーマンスおよび起動時からの累積パフォーマンスを表します。
| 1. |
「Application Server
Home」ページで、「HTTP_Server」リンクをクリックし、「Oracle HTTP Server Home」ページを表示します。

|
| 2. |
「Performance」セクションの「Status
Metrics」リンクをクリックします。

|
| 3. |
システム使用率の測定値が表示されます。

|
| 4. |
ブレッドクラムの「HTTP_Server」
をクリックして、「Oracle HTTP Server Home」ページに戻ります。

「Performance」セクションの「Module
Metrics」リンクをクリックします。

|
| 5. |
各HTTPモジュールについて、HTTPアクティビティおよ
びパフォーマンスの内訳が表示されます。

|
| 6. |
ブレッドクラムの「HTTP_Server」
をクリックして、「Oracle HTTP Server Home」ページに戻ります。

|
| 7. |
「Performance」セクションの「All
Metrics」リンクをクリックします。 「All Metrics」ページは、Application Server
ControlがOracle HTTP Serverについて監視しているパフォーマンス測定値のリストを表示します。

「Expand All」をクリックすると、
Oracle HTTP Serverについて監視されているすべての測定値を表示するように展開されます。
注意: Application Server
Controlが管理するApplication Serverコンポーネントにも、同様の機能を持つ「All Metrics」ページがあります。


|
| 8. |
下にスクロールし、「OHS Server
Metrics」の「Request Processing Time (seconds)」測定値を選択します。

「Real Time
Statistics」の値は0と表示されています。アクセスしているアプリケーションがないため値が0になっています。

|
| 9. |
Application
Serverにデプロイされたアプリケーションにアクセスし、グラフを確認します。 別のブラウザ・ウィンドウを開き、次のURLを使用
して、デフォルト・アプリケーションであるIsWebCacheWorkingにアクセスします。
http://<hostname>.<domain>:7779/IsWebCacheWorking.
|
| 10. |
「Request Processing
Time」ページを表示しているブラウザ・ウィンドウに戻り、リフレッシュ・アイコン をクリックします。 「Real Time
Statistics」の値が変更されたことを確認してください。

|
| 11. |
「View Data」ドロップダウン・メニューから「Real
Time: 30 Second Refresh」を選択することにより、リフレッシュ間隔が30秒になります。

ページがリフレッシュされることを確認してください。
Application Server Controlは、傾向を迅速かつ容易に把握できるように、時間に沿って測定値をグラフ化します。




|
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Oracle HTTP
Server構成の変更には、各種サーバー構成ファイルに入っているプロパティの変更や追加が必要です。 Application Server
Control
Consoleを通じて適切なプロパティ・ページを使用するか、またはインタフェースで直接構成ファイルを編集することにより、これらのファイルを変更で
きます。 そのようなプロパティ・ページから、一般に変更されるサーバー設定に容易にアクセスできます。 その他の変更は、「Advanced
Configuration」ページを使用して行えます。このページは、構成ファイルのリストと編集ウィンドウを提供します。 Oracle HTTP
Server構成を変更するには、次の手順を実行します。
| 1. |
ブレッドクラムの「HTTP_Server」をクリックし
て、「Oracle HTTP Server Home」ページに戻ります。

「Administration」リンクをク
リックして、「Administration」プロパティ・ページにナビゲートします。

|
| 2. |
「Server Properties」リン
クをクリックします。 Oracle HTTP Serverの「Server Properties」ページに移動します。

|
| 3. |
このページの「Logging」セクションまで下にスクロー
ルし、エラー・ロギング・レベルを「Warning」から「Error」に変更します。
この変更を構成ファイルに適用するには、ページの一番下までスクロールし、「Apply」ボタンをクリックします。

|
| 4. |
Application Server
Controlは、変更を有効にするためにOracle HTTP Serverを再起動するよう通知します。
サーバーの現在の使用状況に応じて、次回サーバーを再起動するまで変更を遅延するか、またはここでサーバーを再起動するかを選択できます。
状況が許すかぎり、「Yes」を選択してOracle HTTP Serverを再起動します。 再起動後、確認ページで「OK」
をクリックします。


|
| 5. |
ブレッドクラムで「HTTP_Server」
リンクを選択して、「Oracle HTTP Server Home」ページに戻ります。
|
| 6. |
「Administration」プロパティ・ページで「Advanced
Server Properties」リンクを選択します。
|
| 7. |
これにより、「Oracle HTTP
Server」構成ファイルのリストと、ファイルを直接表示および編集できるページへのリンクが提供されます。
可能なかぎり、構成設定の変更にはプロパティ・ページを使用してください。
ただし、ファイルを直接編集する必要がある場合、コマンド・ラインやOSユーティリティを使用してファイルを編集するのではなく、Application
Server ControlのAdvanced Server Propertiesインタフェースを使用することを推奨します。
Application Server Controlのインタフェースからファイルを編集すると、Distributed
Configuration Management(DCM)により、構成変更は自動的に更新され、同期化されます。
|
ト
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アプリケーション・サーバー・ログ・ファイルは、診断情報の重要なソース
です。 Oracle Application Server 10g
インストールの構成に応じて、各種コンポーネントに対して複数のログ・ファイルを使用できます。 これらのログ・ファイルは、Oracle
Enterprise Manager 10g Application Server Controlからアクセスして表示できます。
| 1. |
ページ上部の「Logs」リンクを選択しま
す。


|
| 2. |
検索結果が表示されます。 すでにOracle HTTP
Serverの領域内にいるため、ログ検索ではOracle HTTP Serverに関連付けられたログ・ファイルのみが表示されます。

|
| 3. |
上にスクロールし、「View Logs」
ページが表示されていることを確認してください。 すでにOracle HTTP Serverの領域内にいるため、「Selected
Components」にこのコンポーネントが表示されます。 このページを使用して、「Available Components」
に表示されている他のコンポーネントのログ・ファイルを検索できます。

|
| 4. |
下にスクロールし、ログ・ファイルのリストに戻ります。
検索によりログ・ファイルの長いリストが返された場合、列見出しをクリックして表をソートできます。 「Advanced Search」
ボタンをクリックすることにより、結果をフィルタすることもできます。 ログ・ファイルをクリックすると、詳細情報が表示されます。

|
| 5. |
選択したログ・ファイルの最後の2,000行まで見ることが
できます。

|
| 6. |
また、ログ・ファイルをプレーン・テキストとして表示するた
めのリンクもあります。

|
| 7. |
ページの自動リフレッシュを選択することができます。

|
ト
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Application
Server環境の視覚的表現は、コンポーネントの関係を理解するうえで管理者にとって重要です。 Enterprise
Managerは、Application Server Control Consoleから使用できるTopology
Viewerによりそれを可能にします。 Topology Viewerは、Oracle Process Manager and
Notification Server(OPMN)により管理されるApplication
Serverプロセスのリアルタイム・ビューをグラフィカルに表示します。 Topology
Viewerから、ユーザーはプロセスの開始や停止、パフォーマンスの監視などの一般的管理タスクを実行できます。
| 1. |
以前にOracle HTTP
Serverと関連付けられたログ・ファイルを表示しました。 ここでは、Oracle HTTP ServerがこのApplication
Server環境のトポロジにどのようにデプロイされているかを見ることができます。 ページ右上の「Topology」リンクをクリック
します。

|
| 2. |
Topology
Viewerは、OPMNにより管理されるアプリケーション・サーバー・プロセスのリアルタイム・ビューをグラフィカルに表示します。 ページの左側にナ
ビゲータが表示されます。 このナビゲータは、トポロジの中で現在表示されている領域を強調表示します。
ナビゲータを使用して、トポロジ内の何をページの右側に表示するかを操作できます。

|
| 3. |
トポロジの中心点を変更するには、ナビゲータ・ウィンドウの
左上の領域をクリックします。

対応するトポロジ領域が右に表示されます。
トポロジにOC4Jコンポーネントが表示されていることを確認してください。

|
| 4. |
「Hide Navigator」リンクをク
リックすると、ナビゲータが非表示になり、ページ全体をトポロジの表示に使用できます。


|
| 5. |
Topology
Viewerから各種の管理タスクを実行できます。 OC4Jコンポーネントの矢印アイコンをクリックします。

OC4Jインスタンスの開始、停止お
よび再起動を行えます。
|
| 6. |
トポロジ・ウィンドウの下矢印をクリックすると、トポロジは
下にスクロールします。

OC4Jインスタンスにより使用されているプロセスを見るこ
とができます。 この例では、OC4Jインスタンスはプロセス3178を使用しています。また、「CPU Time」や「Memory
Usage」などの一部のリアルタイム・パフォーマンス測定値も見ることができます。

|
| 7. |
プロセスに表示されているアイコンをクリックすることによ
り、「OC4J Home」ページに移動できます。

「OC4J Home」ページが表示されます。

|
| 8. |
「Back」をクリックして、
「Topology」ページに戻ります。

|
| 9. |
トポロジの右上すみにある各種オプションを確認してくださ
い。

View Data: 「View Data」ドロップダウン・メ
ニューから適切なオプションを選択することにより、トポロジのデータをリフレッシュする頻度を指定できます。
手動リフレッシュまたは各種自動リフレッシュ・オプションを選択できます。
Search: トポロジ内の各種コンポー
ネントを検索できます。 「Search」フィールドにコンポーネントの名前を入力し、「Go」をクリックすると、そのコンポーネントはナ
ビゲータやトポロジで強調表示され、迅速かつ簡単にアクセスできるようになります。
Zoom: Zoomのオプションを変更し
て、トポロジにさらに多くのコンポーネントを表示させることもできます。
|
ト
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このレッスンでは、次の
ことを学びました。
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Oracle Enterprise Manager 10g Application
Server Controlの詳細は、こ
こをクリックしてください。 |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーン
ショットが非表示になります。
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