ファイルベース・リ ポジトリを使用したJ2EEクラスタの作成

このチュートリアルでは、クラスタを作成する方法、クラスタを使用してアプリケーションのステートレスおよびステートフルなフェイルオーバーを構成し、有効化する方法を説明します。 さらに、Oracle Enterprise Manager Application Server Controlを使用してアプリケーション・サーバー・クラスタを管理する方法も説明します。 ここでは、クラスタの構成にファイルベース・リポジトリを使用します。

約40分

ト ピック

このチュートリアルの内容は次のとおりです。

概要
前提 条件
関連インスタンスの使用可能性確認

Application Server Controlを使用したファイルベース・リポジトリの作成

ファームに対する第2のインスタンスの対応付け
アプリケーション・サーバー・クラスタの作成
インスタンスのクラスタへの追加
クラスタ内でのアプリケーション・サー バー・インスタンスの管理
クラスタ内でのOC4Jコンポーネ ントの作成
アプリケーションのOC4Jコンポーネント へのデプロイ
プロセス管理機能のテスト
クラスタ内でのステートレス・フェイ ルオーバーのテスト
アプリケーションに対するステートフ ル・レプリケーションの有効化

この アイコンの上にカーソルを置くと、このチュートリアルのすべてのスクリーンショットが表示されます。 (注意: この操作によりすべてのスクリーンショットが同時に読み込まれるため、使用しているインターネット接続の種類によっては応答が遅い場合があります。)

注意:各手順に関連するスクリーンショットのみを表示する 場合は、それぞれの手順のアイコンの上にカーソルを置いてください。

概要

Oracle Application Serverクラスタは連携して動作を行うよう構成されたアプリケーション・サーバー・インスタンスのセットで、単一のインスタンスに比べ、優れたスケー ラビリティと可用性を提供します。 単一のアプリケーション・サーバー・インスタンスが処理リソースとして単一ホストのみを使用するのに対し、クラスタは複数のホストを使用できるため、アプ リケーションを多数のCPUに分散して実行できます。 また、単一のアプリケーション・サーバー・インスタンスはホストやオペレーティング・システムの障害に対して脆弱であるのに対し、クラスタはホストやオペ レーティング・システムで障害が発生した場合も機能し続け、クライアントが障害の影響を受けることはありません。 ファイルベース・リポジトリで管理されたOracle Application Serverクラスタでは、1つのアプリケーション・サーバー・インスタンスをリポジトリ・ホストに指定します。 リポジトリ・ホストは自らのファイル・システムを使用して、クラスタのメタデータおよび構成情報を含むメタデータ・リポジトリを格納します。

前 提条件

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このチュートリアルを始める前に、次のことを実行しておく必要がありま す。

1.
2.

リポジトリが別々のマシンにある場合、必ず2つのマシンがIPアドレスのみでなく名前で相互に認 識できるようにします。 この名前解決はDNSで適切に行うか、各マシン上でローカルに行います。 このOBEでは、2つの異なるマシン(edrsr1p1お よびedrsr23p1)を使用します。

3. こ こからzipファイルをダウンロードし、作業ディレクトリに解凍します。 hademo.earおよびKill.exeが 作業ディレクトリに解凍されます。 Kill.exeは、Windowsプラットフォームにおけるプロセス障害のシミュレートに使用しま す。

関連インスタンスの使用可能性確認

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1.

ブラウザを開いて、次のURLを入力します。

http://<hostname>.<domain>:port/

** No Translation **
<hostname>.<domain> - 第1のインスタンスが稼働しているマシンのホスト名とドメイン。
(例: edrsr1p1)
port - Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlが使用しているポート番号。
(例: 1810)

注意:
「1810」は、Application Serverインストール時に自動的に割り当てられるデフォルト・ポートです。
ただし、別のインスタンスがすでに1810を使用している場合は、
インストール時に次のポートが割り当てられる可能性があります。 Oracle Application Serverのインストールにおけるコンポーネントのポート割当ては、
<ORACLE_HOME>/installフォルダにあるsetupinfo.txt ファイルで確認できます。

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server
Controlの「Instance Home」ページが表示されます。

ias_admin/<admin password you specified during install>
としてログインし、「OK」をクリックします。

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2.

j2ee1インスタンスのページが表示されま す。 このページにはファームに関する記述はありません。

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3.

別のブラウザ・ウィンドウを開き、第2のインスタンスにログ インします。 このOBEでは、第2のインスタンスj2ee23は、サーバーedrsr23p1上で稼働しており、 Application Server Controlはポート1810を使用しています。

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4.

第2のインスタンスj2ee1のページが表示 されます。 このページにはファームに関する記述はありません。

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1.

インスタンスj2ee1の Application Server Controlを表示しているブラウザ・ウィンドウに切り替えます。 edrsr1p1上のアプ リケーション・サーバー・インスタンスj2ee1が、ファイルベース・リポジトリのホストとして選択されています。 「Infrastructure」 リンクをクリックして、インフラストラクチャのプロパティ・ページに移動します。

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ファーム・リポジトリは構成されていません。 「OracleAS Farm Repository Management」領域の「Configure」をクリックして、リポジトリの 作成を開始します。

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2.

リポジトリ作成ウィザードが表示されます。 適切なホスト名が「Configure Oracle Farm Repository: Source」の下に表示されます。 「New file-based repository」を選択して「Next」をクリックします。

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3.

ここでは新規のリポジトリを作成しているため、ウィザードは 最後の手順「Validation」にジャンプします。 「Finish」をクリックしてリポジトリを作成します。

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4.

「Infrastructure」ページに戻ります。 ページにはファイルベース・リポジトリの詳細が表示されます。 「File-based Repository ID」をメモします。 このIDは他のインスタンスをこのリポジトリまたはファームに追加する際に必要となります。

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5.

ファイルベース・リポジトリを分散構成マネージャと同期させ るには、Application Server Controlとアプリケーション・サーバー・インスタンスを停止させ、再起動します。 第1のインスタンスが稼働しているマシンにログインします。 コマンド・ウィンドウを開き、
emctl stop iasconsole
opmnctl stopall
opmnctl startall
emctl start iasconsole
コマンドを出します。

注意: emctlは< ORACLE_HOME>/bin下に、opmnctlは<ORACLE_HOME>/opmn/bin下にあります。

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6.

インスタンスj2ee1の Application Server Controlにログインして、ファームのページが含まれていることを確認します。

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1.

第2のインスタンスj2ee23の Application Server Controlを表示しているブラウザ・ウィンドウに切り替えます。 「Infrastructure」 リンクをクリックして、インフラストラクチャのプロパティ・ページに移動します。

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ファーム・リポジトリは、「Not Configured」となっています。 「OracleAS Farm Repository Management」領域の「Configure」 をクリックします。

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2.

ウィザードが表示されます。 ウィザードの「Source」のページで、「Existing file-based repository」を選択して「Next」 をクリックします。

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3.

ウィザードの「Location」のページが表示されます。 前の手順でメモしたリポジトリIDを入力し、「Next」をクリックします。 今回のように、リポジトリが異なるマシン上にある場合、2つのマシンをIPアドレスのみでなく名前で相互に認識できるようにします。 このため、DNSにおいて適切な名前解決を行うか、各マシン上でローカルにこれを行う必要があります。

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4.

「Validation」ページが表示されます。 「Finish」 をクリックしてインスタンスをファームに追加します。

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5.

ウィザードが完了すると、インフラストラクチャの プロパティ・ページに戻ります。 ファーム・リポジトリが構成されていることに注意してください。

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6.

第2のインスタンスが稼働しているマシンにログインします。 コマンド・プロンプトを開き、Application Server Controlおよびインスタンスを停止してから再起動し、分散構成管理(DCM)と同期させます。

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7.

第1のインスタンスが稼働しているマシンに切り 替えます。 インスタンスj2ee1のApplication Server Controlを表示しているブラウザを再ロードします。 ファームのページが表示されていること、両方のインスタンスが「Standalone Instances」表に表示されていることを確認します。. インスタンスj2ee23に関しても同 様に確認できます。

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ア プリケーション・サーバー・クラスタの作成

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1.

「Clusters」領域の「Create Cluster」をクリックします。

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2.

Create Cluster」ページが表 示されます。 クラスタの名前を入力し「Create」をクリックします。

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3.

確認ページが表示されます。 「OK」をク リックします。

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4.

「Farm」ページに戻ります。 新規作成されたクラスタがク ラスタ表に表示されます。

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インスタンスのクラスタへの追加

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インスタンスをクラスタに追加する場合、追加する順序が非 常に重要となります。 クラスタの構造(Oracle HTTP ServerおよびOC4Jコンポーネント、デプロイされたアプリケーションおよび構成)は、最初にクラスタに追加したインスタンスが指示します。 つまり、このクラスタに属するすべてのインスタンスがこの構造を継承します。 このため、クラスタに最初に追加したインスタンスが持たないアプリケーションを2番目以降に追加したインスタンスが持つ場合、このアプリケーションはクラ スタに含まれません。 この場合、次のいずれかのタスクを行う必要があります。
  1. クラスタにインスタンスを追加する前に、アプリケーションをクラス タにデプロイする
  2. アプリケーション をバックアップしておき、クラスタに追加後アプリケーションをデプロイする

このOBEでは、最初にインスタンスj2ee1を クラスタに追加します。

1.

「Standalone Instances」表でインスタンスj2ee1を選択し、「Join Cluster」をクリックします。

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2.

「Join Cluster」ページが表示されます。 追加するクラスタ(今回は、クラスタは1つしかありません)をクラスタ・リストから選択し、「Join」をクリックします。

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3.

インスタンスがクラスタに追加されたことを確認するページが 表示されます。
OK」をクリックします。

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同様に第2のインスタンスj2ee23をクラ スタに追加します。

 

4.

「Farm」ページにクラスタが表示され、 「Standalone Instances」表の2つのインスタンスは表示されなくなります。

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ク ラスタ内でのアプリケーション・サーバー・インスタンスの管理

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クラスタは、セキュリティとスケーラビリティを提供するばかりでなく、ア プリケーション・サーバー・インスタンスの管理を容易にする方法を提供します。

1.

クラスタを作成しただけではクラスタは開始されません。 同様に、インスタンスがクラスタに追加されてもインスタンスは停止したままです。 「cluster123」をクリックします。

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インスタンスが停止していることを確認します。

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2.

Start All」をクリックしてすべて のインスタンスを起動します。 ただし、クラスタのすべてのインスタンスを開始したくない場合は、インスタンスを別々に選択して開始することもできます。

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3.

クラスタ(またはインスタンス)が開始されると、確認のペー ジが表示されます。 「OK」をクリックします。

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4.

インスタンスがすべて開始していることを確認します。

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1.

OC4Jコンポーネントはクラスタの任意のインスタンスに追 加できます。追加を行うと他のすべてのインスタンスがこのコンポーネントを継承します。 第1のインスタンスをクリックします。

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第1のインスタンスのホーム・ページが表示されます。 「System Components」表の「Create OC4J Instance」をクリックします。

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2.

OC4J Instance Name」にdemo123と 入力し、「Create」をクリックします。

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3.

確認のページが表示されます。 「OK」をク リックします。

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4.

新しく作成されたコンポーネントdemo123が、 「System Components」表に表示されます。 新しく作成されたコンポーネントは停止した状態であることに注意してください。

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5.

このコンポーネントがクラスタの他のアプリケーション・サー バー・インスタンスに作成されているか検証します。 「Cluster: cluster123」階層リンクをクリックします。

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第2のインスタンスをクリックします。

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6.

クラスタの第1のインスタンス(j2ee1)に戻ります。 demo123 OC4Jコンポーネントを開始します。 コンポーネントを開始するには、「Select」列でチェック・ボックスを選択し、「Start」 をクリックします。 この操作により、開始操作を行ったアプリケーション・サーバー・インスタンスのdemo123コンポーネントが開始さ れます。

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確認のページが表示されます。

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demo123コンポーネントが開始されたこ とを確認します。 第2のインスタンス(j2ee23)のOC4Jコンポーネントdemo123は停止したままです。

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1.

アプリケーションをデプロイするには、OC4Jコンポーネン トのホーム・ページにアクセスします。 「demo123」をクリックします。

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demo123コンポー ネントのホーム・ページが表示されます。 「Applications」タブをクリックし、アプリケーションのページにアクセスします。

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2.

Deploy EAR file」 をクリックします。 「Deploy Application」ウィザードが表示されます。

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3.

Browse」をクリックして、作業ディレ クトリからhademo.earファイルを選択します。 「Application Name」にHA_Demoと入力しま す。 アプリケーションがクラスタ内のすべてのアプリケーション・サーバー・インスタンスにデプロイされていることを確認します。 「Continue」 をクリックします。

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4.

URLマッピングのページが表示されます。 アプリケーションへのURLアクセス・パスを入力します。 今回は、/hademowebをURLマッピングとして使用します。 したがって、アプリケーションへは、URL: http://<server:http-port>/hademowebからアクセスします。 今回は、アプリケーションのユーザー管理機能を使用しないため、「Finish」をクリックします。

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5.

「Review」ページが表示されます。 入力した内容を確認して「Deploy」をクリックします。

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アプリケーションがクラスタ内のすべてのインスタンスにデプ ロイされていることを示す確認ページが表示されます。 「OK」をクリックして操作を続けます。

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6.

このインスタンスのアプリケーションにアクセスします。 アプリケーションは自動的に第2のインスタンスにもデプロイされますが、別のインスタンスのOC4Jコンポーネントdemo123は まだ開始されていないことに注意してください。 ブラウザ・ウィンドウを開き、URL:
http://<hostname>.<domain>:http-port/hademoweb/index.jspか らアプリケーションにアクセスします。


<hostname>.<domain> - 第1のインスタンスが稼働しているマシンのホスト名およびドメイン。
(例: edrsr1p1)
http-port - Oracle HTTP Serverが使用しているポート。(例: 7777)

Here」をクリックして「Name」および「Last Name」に値を入力し、「Update」をクリックします。

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1.

レプリケーション・プロパティを有効化せずに、このアプリ ケーションのプロセス管理(障害検出および自動再起動)機能をテストします。 demo123コンポーネントのプロセスIDを取得しま す。 トポロジ・ビューアまたはコマンドライン・ユーティリティopmnctlのいずれかを使用できます。 今回は、トポロジ・ビューアを使用します。 Application Server Controlウィンドウに切り替えて、ページの右上にある「Topology」 リンクをクリックします。

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Hide Navigator」リンクをク リックします。 ファームとインスタンスが一緒に表示されます。

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2.

ボーダー付近の矢印を使用して移動し、j2ee1イ ンスタンスのdemo123コンポーネントのプロセスIDを表示します。

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3.

今回、demo123コンポーネントのプロセスIDは9793で す。 障害をシミュレートするため、このプロセスをOSレベルで停止します。 コマンド・ウィンドウを開き、Kill.exeを含む作業 ディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。

kill 9793

 

4.

アプリケーションにアクセスすると、内部サー バー・エラーとなります。.

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5.

しかし、OPMNは停止した(障害を起こした)プロセスを迅 速に検出し、OC4Jコンポーネントを新しいプロセスIDで再起動します。

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6.

アプリケーションに再度アクセスすることができます。 内部サーバー・エラーが表示されたブラウザ・ウィンドウで「Refresh」をクリックすると、アプリケーション・ページが表示されます。 ただし、表示されているとおり、アプリケーション状態は「停止」です。 新しいセッションが開始されます。 ただし、このリクエストを処理していたホストまたはマシンが停止した場合、OPMNも停止し、ホストまたはマシンが開始されるまでアプリケーションにアク セスできなくなる可能性があります。

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1.

アプリケーションの稼働中、アプリケーションに値を入力しま す。

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2.

トポロジ・ビューアを使用して、j2ee1イ ンスタンスのdemo123コンポーネントのプロセスIDをメモします。

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3.

Application Server Controlを使用して、第2のインスタンス(j2ee23)のdemo123コンポーネントを開始します。 「Return to OC4J: demo123」をクリックします。

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Cluster: cluster123」 階層リンクをクリックします。

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4.

「Instances」表で第2のインスタンスをクリックし ます。 「User Name」および「Password」を入力し、第2のインスタンス(j2ee23)のdemo123を開始します。

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5.

第2のdemo123コンポーネントを開始し た後、第1のインスタンス上でプロセス(手順2で取得したプロセスID)を停止して、第1のインスタンスの障害をシミュレートします。

kill <process id>

 

6.

すぐに、アプリケーションが稼働している他のブラウザ・ウィ ンドウに切り替え、値を入力して更新します。 内部サーバー・エラーは表示されず、新しい値が取得されます。 ただし、以前の値は消失します。 つまり、アプリケーションは使用できる(第2の)demo123 コンポーネントにフェイルオーバーしましたが、そ の状態は保持されていません。

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1.

Application Server Controlを使用し、demo123のホーム・ページにアクセスします。

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注意: レプリケーション・プロパティの セットアップを開始する前に、demo123コンポーネントが両方のインスタンスで稼働していることを確認します。

 

2.

Administration」タブをク リックして、コンポーネントの構成を変更します。

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3.

「Administration」のページで、「Replication Properties」リンクをクリックします。

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「Replication Properties」のページが表示されます。 「Web Applications」領域の「Replicate session state」を選択して、「Apply」をクリックします。 OC4Jコンポーネントにより、適切なIPおよびポートが割り当てられます。

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確認のページが表示されます。 「OK」をク リックします。

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4.

レプリケーションを有効化した後、Application Server Controlでコンポーネントを1つ停止し、demo123コンポーネントが1つだけ稼働している状態にします。 これにより、アプリケーションがルーティングされるdemo123コンポーネントが明確になります。 インスタンスj2ee23demo123コ ンポーネントを停止します。 このインスタンスの階層リンクをクリックします。

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demo123」を選択し「Stop」 をクリックします。

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5.

ブラウザ・ウィンドウからアプリケーションにアクセスし、値 を入力します。

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6.

トポロジ・ビューアを使用してdemo123コ ンポーネントのプロセスIDを取得します。

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7.

もう片方のインスタンス(j2ee23)のdemo123コ ンポーネントを開始します。

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8.

アプリケーションにアクセスしているブラウザ・ウィンドウを 使用して、値を追加します。

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9

コマンド・ウィンドウを使用して、アプリケーションを稼働し ているdemo123プロセス(手順6で取得したプロセスID)を停止します。

kill <process id>

 

10.

アプリケーションにアクセスしているブラウザ・ウィンドウに アクセスして、値を入力します。 新しい値が追加されます。 以前の値も使用可能で消失していません。 セッション状態は、障害を通して維持されます。

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このレッスンでは、次の ことを学びました。

クラスタの作成

ステートレスおよびステートフルなフェイルオーバーの構成および有効化


 

このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーン ショットが非表示になります。