http://localhost:7777/hrappにアクセスしてWebページを参照して ください。 hrappに対するユーザー名とパスワードはGuestとwelcomeです。

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control ConsoleからOracleAS Web Cache Homeページに進みます。 「Performance」 タブをクリックします。

「Popular Requests」をクリックします。

/localhost:7777/hrapp がキャッシュされていないことを確認します。 これについては、OBE「J2EEアプリケーションをキャッシュするためのOracleAS Web Cacheの構成」でも説明しました。 /localhost:7777/hrappにあるページはオリジン・サーバーからのリダイレク ト・ヘッダーです。 これはサイトのトップ・ページであるため、頻繁にアクセスされます。 このページをキャッシュする方法を説明します。

ブ レッドクラム（階層）内の「Web Cache」をクリックして、OracleAS Web Cache Homeページに戻ります。

「Administration」 タブをクリックしてから、「Properties」の下にある「Rules」 をクリックします。

「Create」をクリックして新しいルールを作成します。

次の項目を入力します。

Name: caching_hrapp（任意の名前）
escription: caching （任意の説明）
正規表現 ^/hrapp$ によるMatch URL （URLの先頭と末尾を示すため'^'と'$'がそれぞれ使用される）

「Show HTTP Methods and Parameters」を開きま す。

「GET」と「GET with query string」を 選択します。

このURLは不変で、圧縮するコンテンツがないため、次のようにセットします。

Expiration of Cached Response: Never
Compression: Do not compress

「Advanced Caching Instructions」タブをクリック します。 このページは、200 HTTPコードを派生しない応答など、特別な場合の扱い方をOracleAS Web Cacheに指示します。

下方へスクロールし、「Cache Error Responses」を探しま す。 「Additional Error Responses to Cache 」フィールドに301と入力します。 「OK」をクリックします。

301はオリジン・サーバーからのエラー・コードです。 OracleAS Web Cacheはオリジン・サーバーからのすべてのHTTPコードをアクセス・ログに記録します。 ログにアクセスするには、<oracle_home>/webcache/logsに進みます。

「Restart Web Cache」をクリックしてWeb Cacheを再起動します。

確認を要求されたら「Yes」をクリックします。

変更を行った場合は、構成を伝播してクラスタ・メ ンバーのキャッシュ・サーバー・プロセスを再起 動することはすでに説明しました。 変更を伝播します。 「Go to cluster operations page」リンクをクリッ クします。

「SecondWebCache」を選択し、「Propagate to」 をクリックします。

確認を要求されたら「Yes」をクリックします。

両方のWeb Cacheインスタンスを選択し、「Restart」をクリックし てインスタンスを再起動します。

http://localhost:7777/hrapp にアクセスすることで別のブラウザ・ウィンドウを開き、Webページを参照してください。

「Application Server Control」ブラウザ・ウィンドウに切り替えます。 ブレッドクラム（階層）内の「Web Cache」をクリックし て、「OracleAS Web Cache Home」ページに戻ります。

「Performance」 タブをクリックしてから「Popular Requests」をクリックします。

/localhost:7777/hrapp がキャッシュされていることを確認します。