このチュートリアルでは、カスタムADFスキンを使用してOracle Identity Managerのユーザー・インタフェース(UI)をカスタマイズする方法を説明します。
このチュートリアルでは、カスタムADFスキンを使用して、Oracle Identity Manager 11g Release1(11.1.1.3.0)のAdvanced Administration Consoleをカスタマイズする方法を説明します。 ブランド・ロゴやOracle Identity Manager UIのカラー・スキームの変更方法について説明しています。
約30分
このチュートリアルで説明されているカスタマイズ・タスクを実行するには、次の製品がインストールされている必要があります。
| 製品 | ダウンロード・リンク/インストール・ガイド |
| Oracle Database 11g Release 1 | http://www.oracle.com/technetwork/database/enterprise-edition/downloads/index.html |
| Oracle WebLogic Server 11g Release 1 | http://www.oracle.com/technetwork/middleware/downloads/index-087510.html |
| Oracle Identity Manager 11g Release 1 | http://download.oracle.com/docs/cd/E14571_01/im.htm#oim |
このチュートリアルでは、Oracle Identity ManagerがWindows OSにインストールされており、ホーム・パスがD:\app\oracle\product\middleware\iam_homeに設定されることを前提としています。
Oracle Identity Managerのカスタム・スキンを使用するには、次の手順を実行します。
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こちらをクリックして、このチュートリアルで説明されているカスタマイズを実行するのに必要なファイルをダウンロードします。 ローカル・マシンの一時フォルダにファイルを抽出します。 次のスクリーンショットは、抽出されるファイルを示しています。
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WebLogic ServerとOracle Identity Managerを起動する WebLogicサーバーおよびOracle Identity Managerサーバーが稼働していることを確認します。 A 「スタート」→「プログラム」→「Oracle WebLogic」→「User Projects」→「IdMDomain」→「Start Admin WebLogic Server Domain」をクリックして、WebLogic管理サーバーを起動します。 これはIdentity Managerドメインの管理サーバーです。
サーバーが起動しており、実行モードであることを確認します。
B Oracle Identity Managerサーバーを起動します。 コマンド・プロンプトから、D:\app\oracle\product\middleware\user_projects\domains\IDMDomain\binディレクトリに移動します。 oim_server1をパラメータとして、teh startManagedWebLogic.cmdコマンドを実行します。 プロンプトが表示されたら、管理サーバーで使用されるユーザー名とパスワードを入力します。 注: oim_server1は、このチュートリアルに使用されるOracle Identity Managerサーバーの名前です。 ディレクトリ・パスとサーバー名は、セットアップで使用される値に置き換えます。
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Oracle Identity Manager Advanced Administration Consoleを起動する Oracle Identity Manager Advanced Administration Consoleを起動して、デフォルトのユーザー・インタフェースを確認します。 このスクリーンをカスタマイズして、次の項でロゴ、タイトル、および色を変更します。 A ブラウザ・ウィンドウを開き、http://hostname:7007/admin/faces/pages/Admin.jspx?の形式のURLを使用します。 Oracle Identity Managerサーバーのユーザー名とパスワードを入力します。 このチュートリアルでは、ユーザー名としてxelsysadm、パスワードにwelcome1を使用します。 パスワード管理のための確認の質問が表示された場合は、適切な答えを入力してください。 コンソールが起動していることを確認します。
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Advanced Administration Consoleのカスタマイズ この項では、該当するファイルをカスタマイズして、コンソールのルック・アンド・フィールを変更します。 特に、以下のカスタマイズを実行します。
コンソールをカスタマイズするには、次の手順を実行します。 |
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この項では、デプロイされているWebアプリケーションのユーザー・インタフェースの外観を制御するフォルダとファイルについて説明します。 この情報は、適切なカスタマイズを実行するために、どのファイルを変更する必要があるかを理解するのに役立ちます。 フォルダとファイルは、IAM_HOMEの下にデプロイされているWebアプリケーションのロケーションで参照できます。 このチュートリアルでは、Webアプリケーションのロケーションは、D:\app\oracle\product\middleware\iam_home\server\apps\oim.ear\iam-consoles-faces.warというパスに設定されています。 フォルダ名/templates: テンプレートは、ページのレイアウト管理に使用されます。 デプロイされているWebアプリケーションの'templates'フォルダには、各コンソールおよびログイン・ページに対応するテンプレートがあります。 次の表では、デプロイされているWebアプリケーションiam_consoles-faces.warで使用できる各テンプレートの目的を説明しています。
フォルダ名/pages: ページには、UIで実際に表示される内容が収められています。 デプロイされているWebアプリケーションのこのフォルダには、各コンソールおよびログイン・ページに対応するページがあります。 次の表では、デプロイされているWebアプリケーションiam_consoles-faces.warで使用できる各ページの目的を説明しています。
このような一般的なコンソールのページとは別に、パスワード管理などの特別なページに使用されるものもあります。 フォルダ名/WEB-INF: 他の構成ファイルおよび記述子とは別に、このフォルダにはスキンの変更に役立つ次の2つのファイルが含まれています。
管理コンソールでカスタム・スキンを使用するには、trinidad-skins.xmlをadmin.war/WEB-INFのロケーションにコピーする必要があります。 注1: この例では、カスタム・スキンの利用について説明していますが、希望どおりの結果を得るには、ページおよびテンプレートで一部変更が必要です。 たとえば、一部のハードコードの背景色については、テンプレートやページを使用して削除または変更します。 注2: admin.warが管理コンソールとログイン・ページに使用するテンプレートは、デプロイされた共有ライブラリoracle.idm.uishellにあります。 これらのテンプレートに変更を加えるには、WebLogicコンソールを使用してoracle.idm.uishell.warのパスを取得します。 このwarファイルとWEB-INF/libのoracle-idm-uishell.jarを解凍し、変更を加え、再度パッケージ化してデプロイします。 Oracle Identity Managerアプリケーションが共有ライブラリを参照しているため、共有ライブラリを再デプロイする前に、Oracle Identity Managerアプリケーションを停止する必要があります。 ライブラリを再デプロイしてからアプリケーションを起動してください。 |
さまざまなファイルを更新してカスタマイズを実現する前に、カスタマイズ前のデフォルトのファイルをバックアップすることをお勧めします。 D:\app\oracle\product\middleware\iam_home\server\apps\oim.ear\admin.war\WEB-INF\libディレクトリの下に、ファイルを作成します。 ias-console-files.warフォルダの下のファイルをバックアップしてください。
d:\app\oracle\product\middleware\iam_home\server\apps\oim.ear\iam-consoles-faces.warディレクトリから、stopManagedWeblogic.cmdコマンドを実行して、WebLogicサーバーとOracle Identity Managerサーバーを停止します。 コンソールが開いているブラウザを閉じます。
さまざまなレベルでのカスタマイズを実行するために、次の表で説明されているとおりに、ターゲットの場所にダウンロードしたファイルをコピーします。
ソース・フォルダ ソース・ファイル ファイルの目的 カスタマイズ手順iam-consoles-faces.war and admin.war デプロイされたWebアプリケーション /images acme_03_02.bmp
button_bg.gif
ロゴの変更とコマンド・ボタンの背景 iam-consoles-faces.war/imagesフォルダにイメージをコピーします。 /pages admin.jspx Admin.jspxの変更は、次のUI変更を反映します。
他のコンソール(セルフサービス・コンソールおよび管理コンソール)へのナビゲーション・リンクが、themeプロパティの"dark"指定に基づいた薄い色になります。 このテーマを削除すると、これらのリンクはスタイルシートで設定された色になります。
iam-consoles-faces.war/pagesの既存のAdmin.jspxを新しいファイルで置き換えます。 /properties Admin_en.properties Admin_en.propertiesの変更には、タイトルおよびブランディング・テキストの変更が含まれます。 次のロケーションにあるAdmin_en.propertiesファイルを置き換えます。
iam-consoles-faces.war/WEB-INF/lib/iam-consoles-faces.jar/oracle/iam/consoles/faces/resources
iam-consoles-faces.jar内のファイルを変更するには、jarファイルを解凍し、変更して再パッケージ化する必要があります。
1 iam-consoles-faces.war/WEB-INF/lib/iam-consoles-faces.jarを解凍します(winzipか"jar -xvf"コマンドを使用)。
2 上記のロケーション(oracle/iam/consoles/faces/resources)にあるプロパティ・ファイルを置き換えます。
3 jarを再パッケージ化して(winzipか"jar -cvf"コマンドを使用)、iam-consoles-faces.war/WEB-INF/libフォルダの対応するファイルを置き換えます。/skins/myskin myskin.css 新しいスキンでは、多数のADFスタイルクラスが使用され、プロパティをオーバーライドします。 これによって、背景色や前景色などが変更されて、UIがカスタマイズされます。 iam-consoles-faces.war/skins/myskinというフォルダ構造を作成して、このフォルダにmyskin.cssを配置します。 ADFスタイルクラスの総合的なリストについては、Oracle Identity Manager 11gのドキュメントでカスタマイズについて参照してください。 /templates admin.jspx admin.jspテンプレートの変更は、次のUI変更を反映します。
1 トップのブランディング・ヘッダーから、インラインの白い背景を削除する。 これでスタイルシートの値が有効になります。
2 トップのブランディング・ヘッダーのスペーサ・イメージを削除して、背景色がグラデーションのイメージではなく均等に表示されるようにする。
iam-consoles-faces.war/templatesの既存のadmin.jspxを新しいファイルで置き換えます。 admin_original.jspxは比較のみを目的として提供されています。 /WEB-INF trinidad-config.xml
trinidad-skins.xml
trinidad xmlファイルの変更は以下のとおりです。
1 trinidad-skins.xml: 新しいスキンを定義して、対応するcssファイルを指定します。
2 trinidad-config.xml: Oracle Identity Managerアプリケーションの新しいカスタム・スキンを参照します。
iam-consoles-faces.war/WEB-INFの既存のtrinidad-skins.xmlとtrinidad-config.xmlを新しいファイルで置き換えます。
サーバーは一時ファイルを作成して、コンパイルされたバージョンのjspxファイルを格納します。 tmpフォルダをクリーンアップして既存のすべての一時ファイルを削除すれば、新しく変更されるファイルで再作成されます。 次のロケーションにあるすべてのファイルを削除します。
../middleware/user_projects/domains/base_domain/servers/oim_server1/tmp
これまでに説明した手順を実行して、サーバーを起動し、ブラウザのウィンドウからOracle Identity Manager Advanced Administration Consoleを開きます。 これで、ロゴとブランディングが変更されて、カスタマイズされたユーザー・インタフェースが表示されます。 次のスクリーンショットは、カスタマイズ後に表示されるUIのサンプルです。

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