Oracle WebLogic Server 12c:管理対象サーバーの構成

<このテキストを削除しないでください。これは、ブラウザ実行時に生成される"主要"なトピック一覧のプレースホルダです。>

目的

このチュートリアルでは、Oracle WebLogic Server 12cの管理対象サーバーを構成する方法について説明します。

所要時間

約30分

概要

Oracle WebLogic Serverのドメインには、常に1つの管理サーバーが含まれます。 この特別なWebLogic Serverインスタンスはドメイン全体を構成する役割を担っており、 ドメイン内の残りのサーバーは管理対象サーバーと呼ばれます。 管理対象サーバーは通常、アプリケーションが実行されるサーバーです。 1つのドメイン内に、管理対象サーバーをいくつでも定義できます。

このチュートリアルでは、WebLogic Serverの管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Server 12c(12.1.1)の管理対象サーバーを構成します。 また、管理コンソールを使用して新規の管理対象サーバーを作成します。

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件は、以下のとおりです。

前提条件

このチュートリアルを始める前に、Oracle by ExampleチュートリアルのOracle WebLogic Server 12c: Installing WebLogic Server and Creating a Domainを完了している必要があります。

管理対象サーバーの構成

ドメイン内の管理対象サーバーを構成するには、以下の手順を実行します。

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ドメインの管理サーバーがまだ実行されていない場合、これを起動する必要があります。 ドメイン・ディレクトリから次のコマンドを入力します。

$ ./startWebLogic.sh

 

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スクリプトが実行されると、ユーザー名パスワードの入力を求められます。 ドメインの作成時に入力した管理者のユーザー名とパスワードを使用します。

このチュートリアルで使用されたユーザー名はweblogicであり、パスワードはWelcome1です。

注:パスワードは表示されません。

 

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管理サーバーが実行中になったら、WebLogic Server管理コンソールにアクセスします。 Webブラウザを開いて次のURLを入力します。
http://hostname:port/console

このチュートリアルでは、http://host01.example.com:8001/consoleが使用されます。

注:使用するホスト名で置き換えてください。 また、管理サーバーに異なるポート番号を使用している場合、そのポートを使用してください。

Welcome画面で、管理サーバーの起動時に入力したユーザー名パスワードを使用してログインします。

 

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管理コンソールのホームページが表示されます。

 

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管理コンソールのDomain Structureで「Environment」を開き(横にある「+」をクリック)、 次に「Server」をクリックします。

 

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右側にSummary of Serversセクションが表示されます。 ここに、ドメイン内に定義されている管理サーバーと管理対象サーバーが表示されます。

サーバー「dizzy1」をクリックします。

 

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dizzy1の設定が表示されます。

 

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dizzy1の設定または何らかのドメイン構成を変更するには、はじめに構成をロックする必要があります。 管理コンソールの左上のChange Centerで「Lock & Edit」ボタンをクリックします。

 

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Settings for dizzy1セクションを下方向にスクロールし、「SSL Listen Port Enabled」チェック・ボックスを選択します。 SSL Listen Port8004と入力します。

 

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さらに下方向にスクロールして、「Save」ボタンをクリックします。

 

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Settings for dizzy1セクションの上に、"Settings updated successfully"というメッセージが表示されます。

 

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サーバーdizzy2のSSLポートも有効化します。 Domain Structureセクションで、再度「Servers」をクリックします。 今回はServers表からサーバー「dizzy2」をクリックします。 Settings for dizzy2セクションを下方向にスクロールし、「SSL Listen Port Enabled」チェック・ボックスを選択します。 SSL Listen Port8006と入力します。

 

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さらに下方向にスクロールして、再度「Save」ボタンをクリックします。

注:または、上方向にスクロールします。 SaveボタンはSettings領域の上下に表示されています。

 

再度、"Settings updated successfully"が表示されます。

 

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変更を完了するには、Change Centerに戻って「Activate Changes」ボタンをクリックします。

 

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"All changes have been activated. No restarts are necessary."というメッセージが表示されます。

 

新規の管理対象サーバーの追加

管理コンソールを使用して、新規の管理対象サーバーをドメインに追加するには、以下の手順を実行します。

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管理コンソールのDomain Structureで、「Servers」をクリックします。

 

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Change Centerで、「Lock & Edit」ボタンをクリックします。

 

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Servers表の上に表示されたNewボタンが有効化されています。 これをクリックします。

 

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Create a New Server画面で、Server Namedizzy3と入力します。 Server Listen Addressフィールドは空白のままにし、Server Listen Port8007と入力します。 「No, this is a stand-alone server.」を選択します。

次に、「Finish」をクリックします。

 

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"Server created successfully."というメッセージが表示されます。

Servers表からサーバー「dizzy3」をクリックします。

 

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サーバーdizzy3のSSLポートも有効化します。 Settings for dizzy3セクションを下方向にスクロールし、「SSL Listen Port Enabled」チェック・ボックスを選択します。 SSL Listen Port8008と入力します。

さらに下方向にスクロールして、「Save」ボタンをクリックします。

 

Settings領域の上に、"Settings updated successfully"というメッセージが表示されます。

 

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変更を有効にするには、Change Centerに戻って「Activate Changes」ボタンをクリックします。

注:Activate Changesボタンをクリックする前に保留されている変更を確認するには、上に表示された「View changes and restarts」リンクをクリックします。

 

再度、"All changes have been activated. No restarts are necessary."というメッセージが表示されます。

 

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Domain Structureセクションで、再度「Servers」をクリックします。 右側のServers表に、先ほど作成したdizzy3を含むすべてのドメイン内サーバーが表示されています。

 

まとめ

このチュートリアルで学習した内容は、次のとおりです。

次に推奨されるチュートリアルは、Oracle WebLogic Server 12c:アプリケーションのデプロイとアンデプロイです。

関連情報

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