Oracle by Exampleシリーズ：Oracle Coherence

Oracle by Example(OBE)シリーズは、Oracle Coherenceを利用して、さまざまな一般タスクを実行する方法を段階的に確認するチュートリアルを提供します。

Oracle Coherenceは、Oracle Fusion Middlewareのコンポーネントの1つです。頻繁に使用されるデータに対して、高速かつ信頼性の高いアクセスが可能なため、ミッションクリティカルなアプリケーションを計画的に拡張できます。Oracle Coherenceにより、複数のサーバーをまたがってメモリ内のデータを自動的かつ動的にパーティション化することで、サーバーの障害時にもデータの可用性とトランザクションの整合性を維持できます。共有インフラであるOracle Coherenceは、データのローカル性とローカル処理能力を組み合わせることにより、リアルタイムのデータ分析、インメモリ・グリッド計算、トランザクションおよびイベントの並列処理などを実行しますOracle Coherenceには、Java、C++ 、.NETの3つのエディションがあります。

Oracle Coherence*Webは、Oracle Coherenceの組込み拡張モジュールです。Oracle WebLogic Server、BM WebSphere、Tomcatなど、WebアプリケーションのHTTPセッション管理をおこないます。Oracle Coherence*Webは、何百という本番サーバーのクラスタで、HTTPセッション管理の直線的なスケーラビリティを提供します。この直線的なスケーラビリティが実現可能なのは、Oracle Coherenceが動的なパーティション化を実行できるからです。

このOBEシリーズによって、タスク実行に必要な手順を調べる時間を削減できます。ステップ・バイ・ステップのソリューションは実世界の状況にあわせ、実用的に組み立てられています。有益なハンズオン経験を通して得られる知識だけではなく、製品実装、デプロイメント時間の飛躍的な短縮のための基盤としても使用してください。

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